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連句「虎の穴」コミュの歌仙「チョココロネ」の巻

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それでは、歌仙でよろしいでしょうか。
発句はどうしましょう?順番どうしましょう?

偶数人数ですので、長句短句の入れ替えができません。
つまり、何もせずに始めると、長句の人はずっと長句、短句の人は短句ばっかりになってしまいます。
前回、4人(な、の、ね、ず)で歌仙を行ったときは、名残の表から長短を入れ替えました。
そのやりかたでも良いし、以前ねこさんに教えてもらった、ペアにして順番を入れ替える方法もありますね。
これは、例えば「ねこ、ヒロ」「カメ、ずん」「キウイ、なん」というペアを作り、「ねこ(長)、ヒロ(短)、カメ(長)、ずん(短)、キウイ(長)、なん(短)」で一巡したら、今度は「ヒロ(長)ねこ(短)ずん(長)カメ(短)なん(長)キウイ(短)」というやりかた。
どちらが良いですかねえ・・・
ご提案、ありますか?


コメント(215)

ヒロさんのおっしゃる通りです。
ここでは文語口語という言い分け方はただしくありません。
そう思いながらも使ってしまいました。
ご指摘ありがとうございます。

現代語、古語という呼び方の方がまだいくらか正確でしょうかね。
ねこさま、下七、では変えます。

出刃を検め研ぎ屋鼻息

カレーはみ出し、の句は下七 3・4で大丈夫ですよね?

カレーはみ出し、の句は下七 3・4で大丈夫ですよね?

大丈夫です。間違えてごめんなさい。

発句   冬立つ日チョココロネの甘さかな  初冬 ねこ
脇    つとめて飾る外套の頃  三冬 ヒロ
第三   付けまつ毛ヒョウ柄纏い風斬って  カメ
四    ステラ知ってるポールって誰   ずん
五    スパゲティソース売り切れ月細し 三秋  なん 月
六    若き葡萄酒グラスに満たす  仲秋キウイ
ウ折立   窓越しに空を眺める秋の宿  三秋 ヒロ
ウ二   君のハミングぼくもハミング  雑 ね こ
ウ三   ペディキュアを朱墨と言った男だし   恋 ずん
ウ四    照れた笑顔の髭が痛いよ   恋カメ
ウ五   どうしても嫌いだったなあの先生  キウイ
ウ 六    薬臭くてやたら達筆   なん
ウ七    弘法も月の出を待つ簟  三夏 ねこ
ウ八    夏の縁側豆腐屋の笛  三夏 ヒロ
ウ九   路地裏にケンケンパッパ青い空   カメ
ウ十    手は忘れじの一人あやとり   ずん
ウ十一  丹の橋の花から花へかけてあり  花  なん
ウ12(折端)母と戯れよもぎ摘んだ日 三春 キウイ
ナオ(折立)かけめぐる夢見心地の春ごたつ 三春  ヒロ
ナオ二   二人で買おうイカロスの羽   ねこ
ナオ三   嵐来て蝋燭灯し誓ひ合う        恋 カメ
ナオ4  濡れた髪には夜物語         恋 キウイ
ナオ5  紙芝居次のページに雪女   冬  なん
ナオ6  声色ばかり上手くなりたる  ねこ
ナオ7  泡沫の候補なにゆえ笑ひしか     ずん
ナオ8  この手の中の虫の一生    カメ
ナオ9  化石掘り時給百円アルバイト   ねこ
ナオ10  草食系と肉食系と  雑  なん
ナオ11  黙々と歩けよ歩け月照らす   月  ヒロ
ナオ12(折端)  三歩後ろに団栗ころり  晩秋  キウイ

ナウ1 行く秋を小箱に詰めてラッピング 三秋  カメ
ナウ2  出刃を検め研ぎ屋鼻息  ずん


付け   運動員よくよく聞かば手弁当
     本当に居たぞ流しの板前が
     聖痕と云はれ拝まれ涙され      なん 


四 雑か春の句 短 ねこ
五 春の花の句 長 キウイ
挙句 春の句 短 ヒロ


発句   冬立つ日チョココロネの甘さかな  初冬 ねこ
脇    つとめて飾る外套の頃  三冬 ヒロ
第三   付けまつ毛ヒョウ柄纏い風斬って  カメ
四    ステラ知ってるポールって誰   ずん
五    スパゲティソース売り切れ月細し 三秋  なん 月
六    若き葡萄酒グラスに満たす  仲秋キウイ
ウ折立   窓越しに空を眺める秋の宿  三秋 ヒロ
ウ二   君のハミングぼくもハミング  雑 ね こ
ウ三   ペディキュアを朱墨と言った男だし   恋 ずん
ウ四    照れた笑顔の髭が痛いよ   恋カメ
ウ五   どうしても嫌いだったなあの先生  キウイ
ウ 六    薬臭くてやたら達筆   なん
ウ七    弘法も月の出を待つ簟  三夏 ねこ
ウ八    夏の縁側豆腐屋の笛  三夏 ヒロ
ウ九   路地裏にケンケンパッパ青い空   カメ
ウ十    手は忘れじの一人あやとり   ずん
ウ十一  丹の橋の花から花へかけてあり  花  なん
ウ12(折端)母と戯れよもぎ摘んだ日 三春 キウイ
ナオ(折立)かけめぐる夢見心地の春ごたつ 三春  ヒロ
ナオ二   二人で買おうイカロスの羽   ねこ
ナオ三   嵐来て蝋燭灯し誓ひ合う        恋 カメ
ナオ4  濡れた髪には夜物語         恋 キウイ
ナオ5  紙芝居次のページに雪女   冬  なん
ナオ6  声色ばかり上手くなりたる  ねこ
ナオ7  泡沫の候補なにゆえ笑ひしか     ずん
ナオ8  この手の中の虫の一生    カメ
ナオ9  化石掘り時給百円アルバイト   ねこ
ナオ10  草食系と肉食系と  雑  なん
ナオ11  黙々と歩けよ歩け月照らす   月  ヒロ
ナオ12(折端)  三歩後ろに団栗ころり  晩秋  キウイ

ナウ1 行く秋を小箱に詰めてラッピング 三秋  カメ
ナウ2  出刃を検め研ぎ屋鼻息  ずん
ナウ3 聖痕と云はれ拝まれ涙され      なん 

付け
遍路路にもゆるキャラが立つ   三春
残る寒さにタクシーを呼ぶ    初春
見上げる先は鳥雲に入る     仲春   ねこ


お待たせ致しました。ではキウイさん、お捌きと花の句をお願い致します。

ねこ


五 春の花の句 長 キウイ
挙句 春の句 短 ヒロ




いいんです、いんですが、「画布で巻き」がなくなったので「聖痕」の根拠が失われてしまいました。
出刃画布で巻き研ぎ屋持ち込む  ではどうでしょう?
なるほど、3・4でおさまりましたね。助詞を外すという考えがありませんでした。
さすがです。
では、それでお願いします。
発句   冬立つ日チョココロネの甘さかな  初冬 ねこ
脇    つとめて飾る外套の頃  三冬 ヒロ
第三   付けまつ毛ヒョウ柄纏い風斬って  カメ
四    ステラ知ってるポールって誰   ずん
五    スパゲティソース売り切れ月細し 三秋  なん 月
六    若き葡萄酒グラスに満たす  仲秋キウイ
ウ折立   窓越しに空を眺める秋の宿  三秋 ヒロ
ウ二   君のハミングぼくもハミング  雑 ね こ
ウ三   ペディキュアを朱墨と言った男だし   恋 ずん
ウ四    照れた笑顔の髭が痛いよ   恋カメ
ウ五   どうしても嫌いだったなあの先生  キウイ
ウ 六    薬臭くてやたら達筆   なん
ウ七    弘法も月の出を待つ簟  三夏 ねこ
ウ八    夏の縁側豆腐屋の笛  三夏 ヒロ
ウ九   路地裏にケンケンパッパ青い空   カメ
ウ十    手は忘れじの一人あやとり   ずん
ウ十一  丹の橋の花から花へかけてあり  花  なん
ウ12(折端)母と戯れよもぎ摘んだ日 三春 キウイ
ナオ(折立)かけめぐる夢見心地の春ごたつ 三春  ヒロ
ナオ二   二人で買おうイカロスの羽   ねこ
ナオ三   嵐来て蝋燭灯し誓ひ合う        恋 カメ
ナオ4  濡れた髪には夜物語         恋 キウイ
ナオ5  紙芝居次のページに雪女   冬  なん
ナオ6  声色ばかり上手くなりたる  ねこ
ナオ7  泡沫の候補なにゆえ笑ひしか     ずん
ナオ8  この手の中の虫の一生    カメ
ナオ9  化石掘り時給百円アルバイト   ねこ
ナオ10  草食系と肉食系と  雑  なん
ナオ11  黙々と歩けよ歩け月照らす   月  ヒロ
ナオ12(折端)  三歩後ろに団栗ころり  晩秋  キウイ

ナウ1 行く秋を小箱に詰めてラッピング 三秋  カメ
ナウ2  出刃画布で巻き研ぎ屋持ち込む  ずん
ナウ3 聖痕と云はれ拝まれ涙され      なん 

付け
遍路路にもゆるキャラが立つ   三春
残る寒さにタクシーを呼ぶ    初春
見上げる先は鳥雲に入る     仲春   ねこ


お待たせ致しました。ではキウイさん、お捌きと花の句をお願い致します。

ねこ


五 春の花の句 長 キウイ
挙句 春の句 短 ヒロ






どうぞ、どんどん進めて頂いて結構なんですが、

出刃の句

研ぎ屋へ持ち込む  ないしは  研ぎ屋に持ち込む

という意味ならば

助詞を省略するのは 無理があると、
わたしは、思いますけれどもねぇ。

もしも、「持ち込む」を活かすのであれば

研ぎ屋に研ぎに持ち込む  という意味と考えて
「研ぎ屋」の方を省略して

研ぎに持ち込む   とか  

勿論「持ち込む」を活かさない道もあると思いますが。

まあ、どうぞお進めください。
失礼しました。
元滋賀県民の私としては、ゆるキャラと聞けば=「ひこにゃん」。桜の名所彦根城の風景とともにイメージがふくらんでしまいました。
彦根城はお濠の内側に中学校や高校もあって…高校は友人の母校ですが、卒業アルバムの写真のロケーションがとても素敵でした。


発句   冬立つ日チョココロネの甘さかな  初冬 ねこ
脇    つとめて飾る外套の頃  三冬 ヒロ
第三   付けまつ毛ヒョウ柄纏い風斬って  カメ
四    ステラ知ってるポールって誰   ずん
五    スパゲティソース売り切れ月細し 三秋  なん 月
六    若き葡萄酒グラスに満たす  仲秋キウイ
ウ折立   窓越しに空を眺める秋の宿  三秋 ヒロ
ウ二   君のハミングぼくもハミング  雑 ね こ
ウ三   ペディキュアを朱墨と言った男だし   恋 ずん
ウ四    照れた笑顔の髭が痛いよ   恋カメ
ウ五   どうしても嫌いだったなあの先生  キウイ
ウ 六    薬臭くてやたら達筆   なん
ウ七    弘法も月の出を待つ簟  三夏 ねこ
ウ八    夏の縁側豆腐屋の笛  三夏 ヒロ
ウ九   路地裏にケンケンパッパ青い空   カメ
ウ十    手は忘れじの一人あやとり   ずん
ウ十一  丹の橋の花から花へかけてあり  花  なん
ウ12(折端)母と戯れよもぎ摘んだ日 三春 キウイ
ナオ(折立)かけめぐる夢見心地の春ごたつ 三春  ヒロ
ナオ二   二人で買おうイカロスの羽   ねこ
ナオ三   嵐来て蝋燭灯し誓ひ合う        恋 カメ
ナオ4  濡れた髪には夜物語         恋 キウイ
ナオ5  紙芝居次のページに雪女   冬  なん
ナオ6  声色ばかり上手くなりたる  ねこ
ナオ7  泡沫の候補なにゆえ笑ひしか     ずん
ナオ8  この手の中の虫の一生    カメ
ナオ9  化石掘り時給百円アルバイト   ねこ
ナオ10  草食系と肉食系と  雑  なん
ナオ11  黙々と歩けよ歩け月照らす   月  ヒロ
ナオ12(折端)  三歩後ろに団栗ころり  晩秋  キウイ

ナウ1 行く秋を小箱に詰めてラッピング 三秋  カメ
ナウ2  出刃を検め研ぎ屋鼻息  ずん
ナウ3 聖痕と云はれ拝まれ涙され      なん 

ナウ4 遍路路にもゆるキャラが立つ   三春

付け
五  
  寄り添ひし友の背景花の庭
  城の跡古人も見上ぐ花明り
  日本中春色染むる花の咲く 
                    春の花の句 長 キウイ

挙句 春の句 短 ヒロ
またなんかありそうなのでちょっと待ちます。
L'Arc-en-Cielのギタリストと朝まで生テレビのMCは高校の母校が彦根で同じくするという合縁奇縁。
元滋賀県民の私としては、ゆるキャラと聞けば=「ひこにゃん」。桜の名所彦根城の風景とともにイメージがふくらんでしまいました。
彦根城はお濠の内側に中学校や高校もあって…高校は友人の母校ですが、卒業アルバムの写真のロケーションがとても素敵でした。


発句   冬立つ日チョココロネの甘さかな  初冬 ねこ
脇    つとめて飾る外套の頃  三冬 ヒロ
第三   付けまつ毛ヒョウ柄纏い風斬って  カメ
四    ステラ知ってるポールって誰   ずん
五    スパゲティソース売り切れ月細し 三秋  なん 月
六    若き葡萄酒グラスに満たす  仲秋キウイ
ウ折立   窓越しに空を眺める秋の宿  三秋 ヒロ
ウ二   君のハミングぼくもハミング  雑 ね こ
ウ三   ペディキュアを朱墨と言った男だし   恋 ずん
ウ四    照れた笑顔の髭が痛いよ   恋カメ
ウ五   どうしても嫌いだったなあの先生  キウイ
ウ 六    薬臭くてやたら達筆   なん
ウ七    弘法も月の出を待つ簟  三夏 ねこ
ウ八    夏の縁側豆腐屋の笛  三夏 ヒロ
ウ九   路地裏にケンケンパッパ青い空   カメ
ウ十    手は忘れじの一人あやとり   ずん
ウ十一  丹の橋の花から花へかけてあり  花  なん
ウ12(折端)母と戯れよもぎ摘んだ日 三春 キウイ
ナオ(折立)かけめぐる夢見心地の春ごたつ 三春  ヒロ
ナオ二   二人で買おうイカロスの羽   ねこ
ナオ三   嵐来て蝋燭灯し誓ひ合う        恋 カメ
ナオ4  濡れた髪には夜物語         恋 キウイ
ナオ5  紙芝居次のページに雪女   冬  なん
ナオ6  声色ばかり上手くなりたる  ねこ
ナオ7  泡沫の候補なにゆえ笑ひしか     ずん
ナオ8  この手の中の虫の一生    カメ
ナオ9  化石掘り時給百円アルバイト   ねこ
ナオ10  草食系と肉食系と  雑  なん
ナオ11  黙々と歩けよ歩け月照らす   月  ヒロ
ナオ12(折端)  三歩後ろに団栗ころり  晩秋  キウイ

ナウ1 行く秋を小箱に詰めてラッピング 三秋  カメ
ナウ2  出刃を検め研ぎ屋鼻息  ずん
ナウ3 聖痕と云はれ拝まれ涙され      なん 

ナウ4 遍路路にもゆるキャラが立つ   三春

選句
五
  城の跡古人も見上ぐ花明り  春の花の句 キウイ

付け
挙句 耳を澄ませば亀の看経 三春
残雪踏んで足跡付けて 仲春
われは横目に草餅食らい 晩春
挙句ですね。

句の姿、形態としては
耳を澄ませば の句がいいですね。一番挙句らしい。

足跡付けて  は 付ける ならば

草餅食らい  は 食らう とすれば、

フィニッシュ感があると思います。


花がありますので、 もう、残雪もないかと思いますが、そういう地方もあるのでしょうか。

横目に草餅 のとぼけた味わいも面白いですが、
亀の看経 視覚に対して 聴覚が効いていいんじゃないでしょうか。
私も
耳を澄ませば亀の看経

がいいと思います。静かな春のひととき。
>>[193]
滋賀県は雪国ですよ。長浜や高島などとなれば、まあ雪だらけです。
むかしむかし、全国児童演劇協議会全国大会とやらに酒をたかりに一泊したことがありましたが、まあとにかく雪でびっくりしました。酔って夜中に新雪の山をザクザク踏みつぶし、大の字に飛び込んだりしました。九州や東京の劇団の方々は雪景色に大喜びしていたのを覚えています。
ヒロさん

花は晩春なので、付けられるのは三春、あるいは晩春の季語になります。
挙句、センスにおいては亀の看経がぶっちぎりですが、少々無骨でも草餅の句が好きです。
とぼけた感じがなんか春っぽい。

ということで、キウイさんとねこさんの投票もお待ちしたいと思いますが、いまのところ三春、晩春の句が残りますね。いえ、今まで挙句に単記非移譲式投票を持ち込んだ前例はないのですが、これも楽しいなあと思います。

ねこさんがお年賀に送ってくれた「連句の栞」によれば
【挙句】花の句が出たら間を置かず心持ち目出度く仕上げる。発句との同字を避け、発句の作者は詠まない、とのこと。

亀の看経という言葉をはじめて知り、調べました。素敵な言葉ですね。
私もこちらがいいかと思います。

草餅の句もほほえましくて好きですが、(本来こんなことは気にしなくていいのかもしれませんが)チョココロネで始まったのが草餅で終わって、なんだかお腹一杯、の感じも。逆にかえっていいオチがついた、という見方もあるでしょうか?
そうでしたか、教えて下さってありがとうございました。

たとえ雪国でも雪の時期が終わって、暖かくなって、それから桜が咲くのが普通と思っていました。

咲く桜に、小雪が降りかかるという、「珍しいことが起きた」というニュースを去年聞いたような気がしましたもので。
春雪踏んで足跡付ける 三春

残雪踏んで足跡付けて 仲春 では付けられないとのことで変えます。

ねこさまの一票、お待ちしております。
そうしたら、満尾となりますね。
ねこさまに連絡取れました。
なんだか人生の大きな転換期に入っておられるようで、かなり忙しそうです。
ところで、みなさまはもう確定申告はお済ですか?私まだです(泣)
ほんの少々、お待ちください。
お待たせして済みませんでした。

城の跡古人も見上ぐ花明り  花 キウイ

付け
耳を澄ませば亀の看経    三春
春雪踏んで足跡付ける   三春
われは横目に草餅食らい    晩春


耳を澄ませば亀の看経   
「亀鳴く」は三春の季語ですが「亀」だけでは季語にならないと思いますが・・

春雪踏んで足跡付ける
足跡付ける は4・3なので、 付ける足跡の方良いと思います。
ただ前句の見上げるに対して、目線が下になる足跡を付けるというのは、少々人物の動きが忙しない気がします。

われは横目に草餅食らい 
これも4・3なので「食らう草餅」でしょうね。ただ食らうのはもう自分だと解るので「われは」に工夫が欲しいです。

3句のなかでは、「看経」が穏やかで良いように思いますので、それを生かしてはどうでしょうか?    
「亀の看経」は、「亀鳴く」と同様、三春の季語のようですよ。
http://kigosai.sub.jp/kigo500a/160.html
のりかめさん ご指摘ありがとうございました。 ヒロさん失礼いたしました。

では、耳を澄ませば亀の看経    三春  に一票です。
発句 初冬        冬立つ日チョココロネの甘さかな   ねこ
脇 三冬          つとめて飾る外套の頃   ヒロ
3             付けまつ毛ヒョウ柄纏い風斬って  カメ
4              ステラ知ってるポールって誰   ずん
5三秋          スパゲティソース売り切れ月細し   なん 月
6仲秋          若き葡萄酒グラスに満たす  キウイ
ウ折立三秋        窓越しに空を眺める秋の宿   ヒロ
ウ2雑(恋呼び)      君のハミングぼくもハミング   ねこ
ウ3恋          ペディキュアを朱墨と言った男だし   ずん
ウ4恋          照れた笑顔の髭が痛いよ   カメ
ウ5雑          どうしても嫌いだったなあの先生  キウイ
ウ6雑          薬臭くてやたら達筆   なん
ウ7三夏          弘法も月の出を待つ簟   ねこ
ウ8三夏          夏の縁側豆腐屋の笛   ヒロ
ウ9雑           路地裏にケンケンパッパ青い空   カメ
ウ10 雑          手は忘れじの一人あやとり   ずん
ウ11花          丹の橋の花から花へかけてあり   なん
ウ12(折端)三春      母と戯れよもぎ摘んだ日 キウイ
ナオ(折立)三春      かけめぐる夢見心地の春ごたつ   ヒロ
ナオ2雑(恋呼び)      二人で買おうイカロスの羽   ねこ
ナオ3恋          嵐来て蝋燭灯し誓ひ合う  カメ
ナオ4恋          濡れた髪には夜物語    キウイ
ナオ5冬          紙芝居次のページに雪女    なん
ナオ6雑          声色ばかり上手くなりたる  ねこ
ナオ7雑          泡沫の候補なにゆえ笑ひしか     ずん
ナオ8雑          この手の中の虫の一生    カメ
ナオ9雑          化石掘り時給百円アルバイト   ねこ
ナオ10雑          草食系と肉食系と   なん
ナオ11月           黙々と歩けよ歩け月照らす   ヒロ
ナオ12(折端)晩秋   三歩後ろに団栗ころり  キウイ
ナウ1三秋        行く秋を小箱に詰めてラッピング   カメ
ナウ2雑          出刃を検め研ぎ屋鼻息  ずん
ナウ3雑          聖痕と云はれ拝まれ涙され   なん 
ナウ4三春          遍路路にもゆるキャラが立つ   ねこ
ナウ5花            城の跡古人も見上ぐ花明り   キウイ
挙句 三春          耳を澄ませば亀の看経  ヒロ


満尾です。皆さま、お疲れさまでした。
感想など話し合いましょう。
キウイさんのご参加で、賑やかな巻になりました。

表の四句で、痛恨のミス。早くも。
表には、神祇・釈教・人名・地名・恋・無常・述懐・妖怪・病体を出さない。ああ、痛たたた・・・

あとは私的雑感。
ふと今思ったのが、「嫌いだった先生」から「薬臭くて達筆」への転換は、まあなんさんなので特段驚きもしませんが鮮やかだなあというのと、それに続く「弘法の簟」から「縁側で聞く豆腐の笛」への移りかたも、なかなか良いと思いました。ここら辺の変化のしかたは好ましいです。

句としての等級は別として、三歩後ろの団栗も、すごくすごく好きです。こんな風景まるで知らないうえに、イメージも明確ではないのに、なぜか、そうそう、そうだよと思ってしまいました。

小出しですみませんが、後ほどまた。



反省点はいろいろありますが、おもしろかったですね。
これからもっと、おもしろくなりそうな予感・・・楽しみです!
お仲間に入れていただき、ありがとうございました。
まったく初めての体験で、不勉強ですので、

「指を繋いで闇の隅っこ」と「濡れた髪には」を選んでいただいた時の「句の完成度によって」という表現や、
「三歩後ろに」についての「句としての等級は別として」というような表現の背景になる尺度、というものがまったくわかりません。

その時にすぐに聞けばよかったのだと思いますが、「指を繋いで…」の完成度が低いとは何事だ!というような文句を言いたいわけではなく、そう誤解されるのを怖れたので、放置していました。

言葉で説明するのは難しいのかもしれませんが、こういう句を秀句として認めているよ、というような皆様の見解のようなものがありましたら、教えていただけると幸いです。

私は、ぱっと鮮やかに情景が浮かぶものが好きです。が、どうしても「自分がつなげやすいもの」を選んでしまう、という邪心が働いてしまったところもありました。

感想を一言でまとめると、とても楽しかったです。
どれを選んでいただけるのか、どんなふうに続いていくのか、ワクワクしました♪
コメント、ご感想ありがとうございます。

またご質問もありがとうございます。
もっともなご質問と思います。

改めて問われると、何という根拠のないことを口走っているものだと、反省しております。

完成度、と言って、その時その時で様々で、統一したような考えはありませんが、

「指を繋いで」の句と「濡れた髪には」の二つについて思い出してみますと


「指を繋いで」の句は、まだまだ、もっといい句になる余地が、可能性があるのじゃないかと思えたのでした。
例えば表記はどうか。「繋いで」は「つないで」とひらいた方が、その「恋」が若くなるのじゃないか、とか。若くなればその方が「痛々しく」なるのじゃないか、とか。
「痛々しく」なればその方が、「切なく」なるのじゃないか、とか。
「隅っこ」という口振りにも適うんじゃないかって。
あるいは「指を絡めて」だったらどうだろうかとか。

また、前の句からのつながりで「闇の隅っこ」と言われれば、まあ、見えてくるようにも思うんですけど、でも「闇の隅っこで」なのか「闇の隅っこへ」なのか「闇の隅っこに」なのか「闇の隅っこを」なのか。
 省略はとてもいいことですし、そのことで沢山の想像が働くことも持ってこいなのですが、
それで、省略されている助詞は、「じゃあこれだろう」とひとつを選べればいいのですが、わたしは結局ひとつに絞り切れずに迷ってしまいました。
どれも決定打に欠けていたというところでしょうか。

 そして私の結論は「指を繋いで」の句は、きっとまだ、もっとよくなる句だ、
というものだったのです。

では「濡れた髪には夜物語」はどうでしょう。
この句も省略がなされていて
「夜物語が」なのか、「夜物語を」なのか、まあその他なんでも助詞が考えられますが、わたしには「夜物語」がよく似合う、と取ってもいいし、「夜物語」が染み込んでゆく、と思っても面白いし、「夜物語」が宿っている、というのもいいし、
とにかく楽しい想像がどれを取っても良し、と思えたのです。

こう書いてきて、考えてきて、
上の2句を明確に区分することは、論理に欠けるような気が、自分でもしない訳ではないのですが、まあこれが正直なところです。

なにしろ「濡れた髪には」の句はもうこれ以上何かを加えたり、引いたり、変えたりする必要も余地もないように思いました。これでいい、と思いました。変えたら悪くなると思いました。

この論は自分でも言い切れているとは思いません。
自分でも、無責任な、と思います。

そもそも「夜物語」ってなんでしょうか。
よく考えると、よく分かりません。
分からないけれど何故か、説得力があるように思います。

ごめんなさい。ご意見待ってます。
なんだろうさん

夜物語というミュージカルがあります。僕はミュージカルは大キライですが、賞を取るほどの力作です。
あと、大阪は新大阪の近く、夜物語というまさに"夜の店"があります。スーツ姿がよく似合う男と女なら濡れた髪も良い演出だったりします、古いベタなもんですが。

あと、夜物語で思い出すのは千夜一夜物語でしょうか。

…って、どれもこれも関係ないでしょうけどね。
完成度ってなんでしょうね。むづかしいですね。
自分が思う完成度と、人から見た完成度も違うと思うし
国や民族や文化によっても違うんじゃないかと
それらを越えた普遍的な完成度をめざすのか?
言い切れているのがよいのか、それとも読む側の想像の余地を残すのが良いのか。

絵画や彫刻にも、未完の美、未完の完 というのも有ります。
例えばミロのヴィーナスやサモトラケのニケ像
これらは未完成ではなく、完成形が壊れて欠落してしまったもの。
多くの人々を魅了し、多くの芸術家に影響を与えました。

俳句はまさに省略の美を表現できるものですね。
その完成度は、おそらく永遠のテーマですね。

また、連句においては「俳句」の完成度とはまた違い、前後とのつながり、バランス、一巻においての完成度というものが求められますね。
バランス、というのもなかなか奥深いものだと思います。
ただ空気を読む、的なバランスもつまらない。時にはスパイスもきかせ、期待を裏切るような表現も楽しい。連句における式目やルールというのも、それをうまく進めるために考えられたものですね。
そう、千夜一夜物語はちょっと、連想しました。
ミュージカルは知りませんでした。

関係ないけど、ミュージカルが生理的に無理、というひとがいますよね。
わたしの身近にもひとり。
質問に丁寧に対応していただきありがとうございます。
「夜物語」は、千夜一夜物語も、後になって連想しましたが、ここでは「物語」という言葉の最も単純な意味、「話し、語ること」を意味したつもりです。語る内容は何でもいいのです。濡れた髪を撫でながら、ぽつぽつと、夜に似合う睦言など…

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