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連句「虎の穴」コミュの歌仙「汗の子や」の巻

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はじめましょう。

歌仙いきますか?

発句は、ではなんだろうにお願いしても良いでしょうか?

三句のうちから選句、はもう少し後にして一句出していきましょう。

皆さま、いかがでしょうか。ご意見お待ちしております。

古い方も新しい方も、ばばーんと意見出してくださいね。

コメント(272)

『小学生で六法全書」をどうするのか? が、描かれていない、のが、面白いです。
>>[233]
こういうのというのは、手品と同じで解説という手が入るとすっかり面白みがなくなるのが分かりました。結論ありきでドラマや推理小説を読むというような。まあ、趣向によってはそれもかなり面白くなるんですが。カットバックなんかもそんな感じですよね。

さて、六法全書の件は実話です。あるきっかけで、小学五年生だったか六年生だったかで法学部を強く志望し、子供ながらに法律勉強するならば六法全書だろうと、小六はしょうもない内容でも公民を勉強するしさいわいなぜか教室にそれがあったので、出かけ帰りに母親に思い切りごねてごねてたまたま通り掛かった小さな本屋で買ってもらったという経緯をなんとなく詠みました。むろん、母親は呆れ顔、店員はめったに売れないその書籍がジャリンコの手に渡るその光景に滑稽ともいかんともし難い反応を見せていました。
余談ですが、全書とはいってもこの国の法律を全部収録していないんですよ、六法全書とは名ばかりに。兌換紙幣かのような毎年膨大な法律が内閣法制局という子宮から生まれてますから。種付は役人と一部のセンセー方。知らぬはややこばかりなり。
ヒロさんの話、ほのぼのとして(おっと失礼!)面白い。
知らぬはややこばかりなり、なるほど。


発句  汗の子や唇厚く飲み干せり    三夏    なんだろう
 脇   盥に落つる若竹の影        仲夏    ずんとこ
 第三  壁紙の淡き緑に癒されて     雑    ねこひめ
 四    未知の記号にふたたび魅入る   雑    ヒロ
 五   地上絵と月のうさぎが向かひ合ひ  秋月   のりかめ
 六   地下の呑み屋にしめじ焼けたる  晩秋    なんだろう
 ウ1  山々を眺めて癒やす秋郊で    三秋    ヒロ
 ウ2  言葉少なく時が過ぎゆく     雑     ねこ
 ウ3  四十路にて恋する友の髪の艶   雑恋    ずん
 ウ4  美魔女の部屋はため息の壷    雑恋    の
 ウ5 三婆の予言の通りマクベス王   雑    なん  
 ウ6 台本を読みイライラとする    雑  ヒロ
 ウ7 冬帽子かぶりしままに拝む月  三冬 月 ねこ
 ウ8  ポインセチアの独り言きく  仲冬   ずん
 ウ9  キャンドルに浮かぶ少年合唱団  雑 の
 ウ10 下高井戸にタクシーを呼ぶ 雑  なん
 ウ11 都会では花も雑多に入り乱れ    ヒロ
 ウ12 捨てる猫の子拾う猫の子    晩春   ねこ 
ナオ1    無力なる吾のもどかしさ蚕の眠り  晩春 
ナオ2    羽毛に沈む夢の残像     雑   の
ナオ3     布団屋の息子ロックで身を立つる なん 
ナオ4    腹減りすぎて飯はどんぶり   ヒロ
ナオ5    蚕豆は黒糸太くかがられて  初夏  ね
ナオ6   グリム童話は民族自決   雑   ずん
ナオ7   本棚にこわいこわいが住んでいる の
ナオ8    二人を隔つ液晶画面  な
ナオ9    タバコ取り何も言えずにそこにいる  ヒロ
ナオ10   聞けぬ言葉が胸にあふれて   ねこ
ナオ11    月光のひとひらパンの生地に入る   秋月 ずん
ナオ12   柿を味方にまんまる戦士  晩秋     の
ナウ折立   今もなほ三秒ルール文化の日     晩秋 な
ナウ2    小学生で六法全書       ヒロ

ナウ3    ユーモアに批判くるんで諭されて      ねこ

付
ナウ4  嵌め込む石は大きければよい
      古書店街に映画観に行く
      女闘士は川に捨てられ  雑   ず


五 春の花   の
挙句 春   な
「諭されて」と結んでいるから、「捨てられ」と受け身、受け身では同じ味になってしまって、もったいない。
その通りです。粗忽なことでした。
付の三句目は、  

   女闘士は細き道往く

にします。
すみません。迷ってます。

  嵌め込む石は大きければよい

は、嵌らなくてもいいから、大きい方がいい、という意味なのでしょうか?
嵌め込むというからには、はめ込むスペースが決まっているということですよね。
つまり、嵌らない物を嵌めようと言っていることなのですよね。
ユーモアに・・・の句からの繋がりも私にはピンと来ません。
すみません。想像力欠如かもしれません。

  古書店街に映画観に行く
は、小学生で六法全書  に戻るような気がします。

  女闘士・・・
は まんまる戦士 とちょっとかぶりませんか?
さわりがなければ、これをいただきたいのですが、どうでしょうか?
のりかめ姉さん、ご指摘ありがとうございます。

石の句は、前句の「くるんで」から「嵌め込む」連想しました。
その昔、コルビジェ老師が上野の西洋美術館をデザインした際に、壁面に嵌め込まれた石を「もっと大きい方が良かった」とぼやいたそうです。
嵌め込むことは、台座の素材が柔らかなものであれば、嵌め込む石のサイズも多少は自由であるかと思います。ただ仰るとおりの「無理感」があるのかな。

古書店街が六法全書の句に戻るというのは…うーん、どうでしょうか…
六法全書は古書店でも売っていますが、新刊書店にもありますよね。苦しい言い訳かしら。

戦士と闘士、確かにそうかもしれませんね。間も近いですしね。
付け直すべきかどうか思案中です。他の方のご意見も頂ければ参考にさせていただきます。
石の句、面白いと思いました。

指輪の台座にカラットの大きい奴をご所望なさるのは、道理とおもいました。

また、決まった枠の中に、入らないようなサイズのものを希望するというのも、
人の性を皮肉るようなユーモアがあるようにも、思いますけれどね。

「諭されて」「映画観に行く」というのも、なかなか面白い、因果と思いましたよ。

石の句、「よい」と強く断定する言い方、この句姿もいままであまりなくて、りりしくていいんじゃないでしょうか。
なるほど〜。そう言われるとおもしろく感じてきました。
私は擁壁みたいなものを連想したので、どうやってはめ込むんだろう?って思ったの。
この前の台風で擁壁が崩れた画像を見て頭にこびりついていたので。
ではこのままで、
もう少しお待ちください。
最初は少し違和感を感じた巨石、はめ込んでみました!
うまく嵌ったかな?!

発句  汗の子や唇厚く飲み干せり    三夏    なんだろう
 脇   盥に落つる若竹の影        仲夏    ずんとこ
 第三  壁紙の淡き緑に癒されて     雑    ねこひめ
 四    未知の記号にふたたび魅入る   雑    ヒロ
 五   地上絵と月のうさぎが向かひ合ひ  秋月   のりかめ
 六   地下の呑み屋にしめじ焼けたる  晩秋    なんだろう
 ウ1  山々を眺めて癒やす秋郊で    三秋    ヒロ
 ウ2  言葉少なく時が過ぎゆく     雑     ねこ
 ウ3  四十路にて恋する友の髪の艶   雑恋    ずん
 ウ4  美魔女の部屋はため息の壷    雑恋    の
 ウ5 三婆の予言の通りマクベス王   雑    なん  
 ウ6 台本を読みイライラとする    雑  ヒロ
 ウ7 冬帽子かぶりしままに拝む月  三冬 月 ねこ
 ウ8  ポインセチアの独り言きく  仲冬   ずん
 ウ9  キャンドルに浮かぶ少年合唱団  雑 の
 ウ10 下高井戸にタクシーを呼ぶ 雑  なん
 ウ11 都会では花も雑多に入り乱れ    ヒロ
 ウ12 捨てる猫の子拾う猫の子    晩春   ねこ 
ナオ1    無力なる吾のもどかしさ蚕の眠り  晩春 
ナオ2    羽毛に沈む夢の残像     雑   の
ナオ3     布団屋の息子ロックで身を立つる なん 
ナオ4    腹減りすぎて飯はどんぶり   ヒロ
ナオ5    蚕豆は黒糸太くかがられて  初夏  ね
ナオ6   グリム童話は民族自決   雑   ずん
ナオ7   本棚にこわいこわいが住んでいる の
ナオ8    二人を隔つ液晶画面  な
ナオ9    タバコ取り何も言えずにそこにいる  ヒロ
ナオ10   聞けぬ言葉が胸にあふれて   ねこ
ナオ11    月光のひとひらパンの生地に入る   秋月 ずん
ナオ12   柿を味方にまんまる戦士  晩秋     の
ナウ折立   今もなほ三秒ルール文化の日     晩秋 な
ナウ2    小学生で六法全書       ヒロ
ナウ3    ユーモアに批判くるんで諭されて      ねこ
ナウ4    嵌め込む石は大きければよい     雑   ず

付
ナウ5   老木は腕一杯に花抱え     
      
      花の宴ブルーシートの波の音

      花明かり巨木の下は舞踏会       春の花   の


挙句 春   な

「老木」の句は「は」が気になるのと、「抱え」に思いが現れすぎているような。

 「花の宴」の句は「花筵」という季語を詠んでいるような。でも面白い句ですよね。
まだまだ、もっと良い句になるような予感があります。

完成度では「花明り」の句でしょう。やはり「は」が少し気にならなくはないけれど。
動詞なしの句です。

例外も、たっくさん沢山ありますが、動詞がないことで、読者に与えられる想像の余地が、広くなりますよね。

で、これをいただきます。


   ナウ5  花明り巨木の下は舞踏会

付け

   挙句   まはれまはれよ春ぞ短き   な
なんだろうさん、ありがとうございます。
おっしゃりたいこと、よくわかります。
花明かり・・・の「は」は、最初は「で」だったのですが、あえて「は」にしたのです。
踊ってる側の視線では無いのです。第三者、もしくは「桜の木の目」です。

今更ですが、巨木を「古木」にしても良いですか?

ナウ5   花明り古木の下は舞踏会    の

挙句      まはれまはれよ春ぞ短き   な

発句の「子」に対して「古木」としてみたくなりました。
巨木=老木 とも言えるので「巨木」でも良いのですが。前句とも近すぎる表現かな?とも思いました。
いかがでしょうか? ご意見を。
発句  汗の子や唇厚く飲み干せり    三夏    なんだろう
 脇   盥に落つる若竹の影        仲夏    ずんとこ
 第三  壁紙の淡き緑に癒されて     雑    ねこひめ
 四    未知の記号にふたたび魅入る   雑    ヒロ
 五   地上絵と月のうさぎが向かひ合ひ  秋月   のりかめ
 六   地下の呑み屋にしめじ焼けたる  晩秋    なんだろう
 ウ1  山々を眺めて癒やす秋郊で    三秋    ヒロ
 ウ2  言葉少なく時が過ぎゆく     雑     ねこ
 ウ3  四十路にて恋する友の髪の艶   雑恋    ずん
 ウ4  美魔女の部屋はため息の壷    雑恋    の
 ウ5 三婆の予言の通りマクベス王   雑    なん  
 ウ6 台本を読みイライラとする    雑  ヒロ
 ウ7 冬帽子かぶりしままに拝む月  三冬 月 ねこ
 ウ8  ポインセチアの独り言きく  仲冬   ずん
 ウ9  キャンドルに浮かぶ少年合唱団  雑 の
 ウ10 下高井戸にタクシーを呼ぶ 雑  なん
 ウ11 都会では花も雑多に入り乱れ    ヒロ
 ウ12 捨てる猫の子拾う猫の子    晩春   ねこ 
ナオ1    無力なる吾のもどかしさ蚕の眠り  晩春 
ナオ2    羽毛に沈む夢の残像     雑   の
ナオ3     布団屋の息子ロックで身を立つる なん 
ナオ4    腹減りすぎて飯はどんぶり   ヒロ
ナオ5    蚕豆は黒糸太くかがられて  初夏  ね
ナオ6   グリム童話は民族自決   雑   ずん
ナオ7   本棚にこわいこわいが住んでいる の
ナオ8    二人を隔つ液晶画面  な
ナオ9    タバコ取り何も言えずにそこにいる  ヒロ
ナオ10   聞けぬ言葉が胸にあふれて   ねこ
ナオ11    月光のひとひらパンの生地に入る   秋月 ずん
ナオ12   柿を味方にまんまる戦士  晩秋     の
ナウ折立   今もなほ三秒ルール文化の日     晩秋 な
ナウ2    小学生で六法全書       ヒロ
ナウ3    ユーモアに批判くるんで諭されて      ねこ
ナウ4    嵌め込む石は大きければよい     雑   ず
ナウ5  花明り巨木の下は舞踏会 花  の
挙句   まはれまはれよ春ぞ短き   な


皆さま、満尾おめでとうございます。

不手際が災いして、序盤は幾度も詠み直しをするうちにホントに季節が夏から晩秋へと季移りしてしまいました。
お手数おかけしました。
皆様  一巻に対するご感想をお寄せ下さい。

ねこひめは全体に題材として飲食物が多いように思いました。
それから途中でも書きましたが、3句がらみの所も気になりました。
恋の句は2箇所ありますが、出来れば違うニュアンスで作ると良いと言われています。
例えば淡いのと濃いのとか。
前句についているかいないかは、解釈の仕方、あるいは個々のイメージでとらえ方が随分違います。
一同が同じ座にいれば共通認識になれるのですが、このようにネットで巻いているとなかなかその辺も難しいところです。
付かず離れずそして、前へ前へと進んでいくのが理想です。
なるべく多くの題材を駆使して変化を付けられるといいと思います。前句、あるいは前々句のイメージに引きづられないようにしましょう。

花明り巨木の下は舞踏会 の は の使い方ですが、は はどうしても説明調になるので安易に使わないようにと言われています。
花明り巨木の下の舞踏会 例えば の に変えるとその場面がくっきり見えてきませんか。

だれが読んでも、説明を受けなくてもすーと解る句が出来ると良いですね。
一巻全体に対しての感想の前に。

「巨木の下は舞踏会」
「は」が説明的になるとはどういうことか。
補足説明になりますが

 「巨木の下は」どうだ、と言えば、
自ずと、じゃあ「巨木の下」以外ではどうか、という並列した比較が思い浮かぶのです。
 それが、作句意図であればいいのですが、「巨木の下」だけに焦点を当てるならば「は」でない方が、

 大抵は「の」を使います。
「に」を使うというのもひとつの手ですが「の」よりも、この句の場合、説明的になるでしょう。「で」程ではありませんけれど。
繰り返しますが、作者がそこを狙っているのなら、横から口を出すことでもありません。
もちろん、間違いとか、正しいとかっていう話ではありません。

「花明り」の下、でもあるのでしょうから、春の闇の中で、そこだけほんのりと明るくて、幻想的な舞踏が行われているというのですから、妖精やら幻獣やら、この世の者ならぬ人物たちの恍惚とした表情を思いますので。

老木は腕一杯に花抱え  

この「老木は」の「は」についてもおなじ思いで拝見しました。


さて、「巨木」か「古木」か、ですが、

「巨木」を推します。

ただのダンスなら「古木」で構わないかも知れませんが、それでは大勢の歓楽が見えて来ません。「舞踏会」のある程度のサイズを読者に喚起せしめる為には「巨木」でなければ叶わないと思います。「古木」では大きさが見えないのです。二、三組のペアのダンスでは面白くないと思いませんか。

また「古木」では「舞踏会」の盛会さが表せません。盛大な、絢爛な、うっとりするような、そんな「舞踏会」ならいいのに、と思いませんか。
そうならば「巨木」でしょう。「巨木」というのであれば当然ある程度の「老木」でもありましょうが、それでも尚、生命力盛んな、魔力を帯びたような、そんな樹が思い浮かびますよね。
「古木」という字面や「音」の中に「枯」を連想させるものが含まれていると言ったら言い過ぎでしょうか。

作者の意図が「枯れた」イメージだったというのであれば、いたし方ありませんが、挙句の前の句ですから、ここは「大きくて」「盛ん」でいいと思いますよ。
なるほど、ねこひめさま、なんだろうさん、ありがとうございます。
お2人のおっしゃること、解りました。
「古木」とした場合、おっしゃる通り、句意としては老木が自分の下で楽しく人が踊っている様子をを静かに見下ろしているという、ちょっと枯れた感じにしようとしたのですが、それじゃあせっかくなんだろうさんが付けてくださった句にふさわしくなくなりますね。後から変えようと迷ったのは間違いでした。すみません。

全体の流れ、最後のしめくくりとしては
「巨木」がふさわしいですね。なんだろうさんの挙げ句にもふさわしい。

  花明り巨木の下の舞踏会

といたします。
発句  汗の子や唇厚く飲み干せり    三夏    なんだろう
 脇   盥に落つる若竹の影        仲夏    ずんとこ
 第三  壁紙の淡き緑に癒されて     雑    ねこひめ
 四    未知の記号にふたたび魅入る   雑    ヒロ
 五   地上絵と月のうさぎが向かひ合ひ  秋月   のりかめ
 六   地下の呑み屋にしめじ焼けたる  晩秋    なんだろう
 ウ1  山々を眺めて癒やす秋郊で    三秋    ヒロ
 ウ2  言葉少なく時が過ぎゆく     雑     ねこ
 ウ3  四十路にて恋する友の髪の艶   雑恋    ずん
 ウ4  美魔女の部屋はため息の壷    雑恋    の
 ウ5 三婆の予言の通りマクベス王   雑    なん  
 ウ6 台本を読みイライラとする    雑  ヒロ
 ウ7 冬帽子かぶりしままに拝む月  三冬 月 ねこ
 ウ8  ポインセチアの独り言きく  仲冬   ずん
 ウ9  キャンドルに浮かぶ少年合唱団  雑 の
 ウ10 下高井戸にタクシーを呼ぶ 雑  なん
 ウ11 都会では花も雑多に入り乱れ    ヒロ
 ウ12 捨てる猫の子拾う猫の子    晩春   ねこ 
ナオ1    無力なる吾のもどかしさ蚕の眠り  晩春 
ナオ2    羽毛に沈む夢の残像     雑   の
ナオ3     布団屋の息子ロックで身を立つる なん 
ナオ4    腹減りすぎて飯はどんぶり   ヒロ
ナオ5    蚕豆は黒糸太くかがられて  初夏  ね
ナオ6   グリム童話は民族自決   雑   ずん
ナオ7   本棚にこわいこわいが住んでいる の
ナオ8    二人を隔つ液晶画面  な
ナオ9    タバコ取り何も言えずにそこにいる  ヒロ
ナオ10   聞けぬ言葉が胸にあふれて   ねこ
ナオ11    月光のひとひらパンの生地に入る   秋月 ずん
ナオ12   柿を味方にまんまる戦士  晩秋     の
ナウ折立   今もなほ三秒ルール文化の日     晩秋 な
ナウ2    小学生で六法全書       ヒロ
ナウ3    ユーモアに批判くるんで諭されて      ねこ
ナウ4    嵌め込む石は大きければよい     雑   ず
ナウ5   花明り巨木の下の舞踏会    花  の
挙句    まはれまはれよ春ぞ短き   な
恋の句は、練習したのにも関わらず、やっぱり控えめ路線になりがちですね。
でもそれはそれで、皆さんそれぞれの「らしさ」が出ていると思いました。
いちばん自分らしさが出ちゃうから、恋句は苦手になるのかな?
例えば小説に嘘を描けても、詩というものには嘘は書けません。特に恋に関しては。恋人に嘘はつけても、詩に嘘は書けません。私はね。
もちろん、もっとバラエティーがあった方が良いと思います。
想像力を働かせる努力は必要だとは思います。
次回は心がけたいですね。
今度は女優になった気分で詠んでみるかな。
三十六句は、やはり長い旅でした。
旅が長ければ、到着した喜びも大きいものです。
詠み手で分けてみました。

風邪っぴきで気の利いたことがいえそうにありませんので、勝手乍らこの中からずんとこ一推しを記しておきます。

今もなほ三秒ルール文化の日    晩秋 な
都会では花も雑多に入り乱れ    ヒロ 
冬帽子かぶりしままに拝む月    三冬 月 ねこ
嵌め込む石は大きければよい    雑   ず
地上絵と月のうさぎが向かひ合ひ  秋月   のりかめ



発句  汗の子や唇厚く飲み干せり    三夏    なんだろう 
六    地下の呑み屋にしめじ焼けたる  晩秋    なんだろう 
ウ5   三婆の予言の通りマクベス王   雑    なん   
ウ10  下高井戸にタクシーを呼ぶ 雑  なん 
ナオ3  布団屋の息子ロックで身を立つる なん  
ナオ8  二人を隔つ液晶画面  な 
ナウ折立   今もなほ三秒ルール文化の日     晩秋 な 
挙句   まはれまはれよ春ぞ短き   な 

 四    未知の記号にふたたび魅入る   雑    ヒロ 
 ウ1  山々を眺めて癒やす秋郊で    三秋    ヒロ 
 ウ6  台本を読みイライラとする    雑  ヒロ 
 ウ11  都会では花も雑多に入り乱れ    ヒロ 
ナオ4   腹減りすぎて飯はどんぶり   ヒロ 
ナオ9  タバコ取り何も言えずにそこにいる  ヒロ 
ナウ2  小学生で六法全書       ヒロ 

 第三  壁紙の淡き緑に癒されて     雑    ねこひめ 
 ウ2   言葉少なく時が過ぎゆく     雑     ねこ 
 ウ7   冬帽子かぶりしままに拝む月  三冬 月 ねこ 
 ウ12  捨てる猫の子拾う猫の子    晩春   ねこ  
ナオ5   蚕豆は黒糸太くかがられて  初夏  ね 
ナオ10  聞けぬ言葉が胸にあふれて   ねこ 
ナウ3   ユーモアに批判くるんで諭されて      ねこ 

 脇   盥に落つる若竹の影        仲夏    ずんとこ 
 ウ3   四十路にて恋する友の髪の艶   雑恋    ずん 
 ウ8  ポインセチアの独り言きく  仲冬   ずん 
ナオ1   無力なる吾のもどかしさ蚕の眠り  晩春  
ナオ6  グリム童話は民族自決   雑   ずん 
ナオ11 月光のひとひらパンの生地に入る   秋月 ずん 
ナウ4  嵌め込む石は大きければよい     雑   ず 

 五   地上絵と月のうさぎが向かひ合ひ  秋月   のりかめ 
 ウ4   美魔女の部屋はため息の壷    雑恋    の 
 ウ9   キャンドルに浮かぶ少年合唱団  雑 の 
ナオ2  羽毛に沈む夢の残像     雑   の 
ナオ7  本棚にこわいこわいが住んでいる の 
ナオ12  柿を味方にまんまる戦士  晩秋     の 
ナウ5  花明り巨木の下の舞踏会    花  の 
ずんさんがまとめてくれたものを見ると、いろいろよく見えて来ますね。


なんだろうの句は動詞留めが8分の4句。
これは多いか少ないか。 ちょっと多いかな。

ヒロさんの句には、きっと、ご自身が如実に表れているんじゃないでしょうか。

ねこひめさん、「て」留め、なんと7分の4句。じぇじぇ。

ずんさんの句は、「分かったもらおう」という気合が感じられるのが多かったように思いました。ナオ6やナウ4のようにあっさりと、言い切ってしまった句のほうが読みに広がりが出来ていいのかなって思いました。
例えばウ3の「友」とか無くてもいいんじゃないかなあって。
ナオ1の「もどかしさ」も「無力」があるからいらないんじゃないかなあって。


のりかめさん。名詞留め、7分の5句。ムードを表そうとする句が多かったように思います。ムードと意味とのバランスが、少しムードに傾き過ぎかも、と思いました。

それから「癒やす」「癒されて」がありましたね。お二人、お疲れ様です。
選者によっても傾向が出て来る気がします。
今回の順番だと、はじめの方を除いて一人の人に対して選者が一人。順番を多少シャッフルした方が良いかもしれませんね。
留め方は、一人の人の傾向というよりは一巻全体の中のバランスが大事だと思います。前の句との関係で留め方も変わってきますから。
その点でいくと
 ウ3  ・・・髪の艶   ず
 ウ4  ・・・ため息の壷  の

ウ4の留め方は良くなかったですね。
発句、一体何を飲み干したのか、思い浮かびませんね。

キャンドルに浮かぶ少年合唱団  この句が好きですが
キャンドルの灯に、明かりに浮かぶ、のでしょう。そう言えたらいいのに、と思いました。言えると思いました。

私の一番は

本棚にこわいこわいが住んでいる  でしょうか。
「棲んでいる」でも良かったかなあと思いましたが。
私のベスト1

発句  汗の子や唇厚く飲み干せり

あの暑さです!
唇厚く飲み干せりは、まず水でしょう?!三ツ矢サイダーはなかなか一気には飲めません。牛乳やジュースでもありませんね。水しか無いでしょう。

キャンドル、なるほどです。灯る火に・・とかですね。ポインセチアに対して「キャンドル」にしてみたかっただけなのでした。

 月光のひとひらパンの生地に入る

絵本の1ページみたいですね。絵が思い浮かびます。
 
 本棚にこわいこわいが棲んでいる

にすると、潜んでいる感じがしてもっと こわいこわい 感が出ていいですね。

子供のころ、こわい本があるところへは近寄れなかった、という実体験。ありませんか?
本棚には色んなもんが棲んでいるのですよ。
夜中に出て来て、踊っているのですよお〜〜〜
ヒロさんのちょっと斜に構えた感じ、いいですね。
都会的な孤独感みたいなものが感じられます。
淡々として感情を抑えているようで、だけど、いい味がにじみ出てますね。


冬帽子かぶりしままに拝む月

なんか、ねこさまにしてはちょっと意外な句です。好きです。
それでは、そろそろ次を始めましょうか。
次は何が良いでしょう?
何が提案があればお願い致します。
また歌仙だと、初めての方にはちょっときついかも知れませんね。
大変ですが、達成感があったんで歌仙が良いかと。
ヒロさま、すばらしい!
その勢いでは、こちらの方がどんどん置いて行かれそうですね。
では、他の人の意見は無視して(!!)歌仙の部屋を起ち上げます。
意義のあるものは速やかに申し出よ。
あっ、間違えてたっ!
意義×
異議だっ!カメ姉さん、さんきゅ♪
いやいあや私もつられて間違えてた。
早く、キウイさんを交えて巻きたいです。
新トピを起ち上げています。ご意見をどうぞ!

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