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ミセス・シンデレラ研究会コミュの全ストーリー「2nd Step」 2009.6.8

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 部屋を埋め尽くした薔薇に驚いて立ち尽くすみずほは、封筒に入ったカードに気がつき、開封した。カードには「 空飛ぶ絨毯でいつか迎えに行きます。 光 」と書かれていた。読み終えて、呆然としながら部屋の中の薔薇を見つめるみずほ。はっとして振り返ると、後ろに恐い顔をした亮子が立っていた。「 ・・・みずほさん 」亮子が口を開いた時、電話のベルが鳴った。光かも知れない、そう思ったみずほが電話に出るのをためらっていると、亮子がいぶかしんで「 どうして出ないの!」とみずほを押しのけ、電話に出ようとする。とっさに電話を取ったみずほが受話器を耳に当てると、泰之の声が響いた。課長昇進の内示をもらったという喜びの報告だったのだ。みずほが電話を切ると、恐い顔をして立っていた亮子は、笑顔でみずほに礼を言った。「 ありがとう、みずほさん!」 彼女はワインのお返しにみずほが自分に薔薇をプレゼントしてくれたと勘違いしたのだ。亮子は喜んで、鉢をひとつ選ぶと、自室に持ち帰った。みずほは、拍子抜けしながらもカードを胸に抱き寄せ、再び、部屋を埋め尽くす薔薇の花に目をやった。

 その晩、帰宅した泰之は部屋を埋め尽くす薔薇を見て、自分の昇進祝いのためのものだと思い込む。亮子は、みずほに「 泰之の昇進祝いだと思わせておけば良いのよ 」とそっと忠告した。

 翌朝、みずほが亮子の指示に従って掃除機をかけていると、電話が鳴った。せたがや図書館にいるので出てこられないか、という光からの電話だった。いったんは断ったみずほだったが、「 じゃあ、ぼくが君の家のそばまで行こうか 」という光の言葉に負けて、花屋さんに代金を支払ってくると亮子に告げ、家を出た。

 図書館の書棚の前で光は子供の頃によく読んだ絵本『 セロひきのゴーシュ 』を見つけて、「 懐かしくて、読みふけってしまった 」とみずほに話した。「 どうして、うちの電話がわかったんですか?」とみずほが聞くと、光はいたずらっぽい表情を浮かべ、ポケットからみずほが描いた「鳥を探しています」の貼り紙を出して見せた。貼り紙には香山家の電話番号が書かれていた。花屋のふりをして家に電話をしてきたのは、光だった。「 困ります。私、結婚しているし、夫も姑もいるんですから。電話とか、お花とか、そういうことをされると本当に・・・」 困惑するみずほ。二人で書棚の前で小声で話すうち、光は「 ちょっと外に出ようか 」とみずほの手を引いて、図書館の外に出ると、ベンチに座って話しはじめた。それは、結婚しているみずほと「 普通の男の友達になりたい 」という提案だった。「 花なんて送って驚かせて悪かったんだけど、ただ、君と友達になりたいと思ったんだよ。君だって結婚する前には、ボーイフレンドでも恋人でもない普通の男の友達がいただろう? 結婚していたって、友達を作るくらいの自由があって良いんじゃないかな 」と光。「 でも、どうして私と? 私なんて音楽のこと知らないし。。。」 コンサートの後で寄ったレストランで、光はみずほが「 真っ直ぐで豊かなものを持った人だなぁと思ったんだ 」と明かす。仕事や立ち場を超えて自由に語り合える友達がいるのは、素晴らしいことじゃないか。近所のホールでオケと練習しているので、みずほの都合さえ合えば、いつでも会える。そう言って、光は去った。

 その晩、泰之は部下の由佳と寿司屋で食事をした。彼女は先日来、積極的に泰之に接近して来ており、泰之はためらいつつも彼女の言うなりに応じていたのだった。「 課長が美味しそうに食べている顔を見るのが、一番のご馳走なんだから 」 笑顔でそう言う由佳の意味深な言葉に泰之はぎくりとして、立ち止まってしまった。
 
 就寝前、みずほは泰之に「 女の友達っている?」と尋ねる。普通に話ができる女性の存在がいるのかどうかを聞くことで、光の提案について考えたかったのだが、泰之は由佳のことが後ろめたかったので、ぎょっとしてみずほの顔を見た。「 学生時代ならともかく、そんなチャラチャラした相手なんていないよ。明日早いから、もう寝るぞ 」と布団をかぶって反対を向いてしまった。日常の何気ない夫婦の会話さえ、満足に続けることができない。みずほの寂しさを反映するかのように、ベッドサイドの薔薇の花びらが静かに落ちた。

 翌日、駅前商店街での買い物の帰り、洋品店のショーウィンドーに素敵な春物のワンピースがセール価格で半額になって出ているのをみずほは見かける。いったんは通り過ぎようとした彼女だったが、思い直して、そのワンピースを購入することにした。近所のホールでオーケストラと音合わせをしている光から「 いつでも時間がある時に会いに来てほしい 」と言われていたので、その時に着て行きたかったのだった。ホールを訪れたみずほの姿に光は感激し、練習終わりのオーケストラの楽団員達に「 最後に一曲通してみましょう 」とみずほに演奏をプレゼントする計らいを見せた。光が指揮したのは、「Flying(フライング) 」。みずほが「 空飛ぶ絨毯のよう 」と呼んだ曲だった。コンサートでの感動が蘇り、幸福感に溢れるみずほ。やはり、光の音楽は素晴らしいと心から思うのだった。しかし、幸せな時間は短い。夕食の支度に差し支えるので早く帰らないと、というみずほに光は「 次はもっと時間がある時に会おうよ、いつが良い?」と問いかける。みずほは嬉しそうに笑いながらも、どこか悲しげな表情を浮かべるのだった。

 その夜、みずほはうきうきした気持ちで家事をしていた。姑・涼子は息子夫婦のベッドにいる愛猫を迎えに入るが、ベッドの上の紙袋からみずほが買ったワンピースの値札を発見する。入浴中の泰之を呼び出した涼子は寝室でみずほが買った洋服のタグや口紅を見せ、「 新しい洋服や口紅を黙って買い込んで。イタリア語教室なんて行ってはやけに遅く帰って来るし、最近、みずほさんはうわっついているのじゃないの? イタリア語教室って男の人もいるのかしら?」と泰之に危惧を訴える。あの人はね、子どもがいないから退屈しているのよ。昔から小人閑居して不全を為すって言うでしょ、と泰之に警告する。二人が小声で話しているところにみずほが現れたため、涼子はさっさと退散。泰之はみずほに「 お袋がさ、お前がうわっついているんじゃないかって言っているんだよ。イタリア語教室でお前が良い男にでも逢っているんじゃないかってさ 」と呆れたように告げる。一瞬、ドキッとするみずほ。「 お袋はお前が出かけると自分が面倒くさいから、そんなことを言うんだよ。あんまり、気にするなよ 」と泰之。光のことがあり、涼子の鋭い指摘に少し落ち込みながら、みずほがゴミを袋に入れていると、薔薇のトゲで指を刺してしまう。指先から出る赤い血を見つめ、みずほは何かを考えている。

 光はせたがや図書館でみずほを待っているが、約束の時間になってもみずほは姿を見せない。そこへ、親子連れがやってきて、傍らのホワイトボードの伝言板にメッセージを書き始めた。光が伝言板をのぞき込むと、そこにみずほの伝言が残されていた。「 光さんへ ごめんなさい もう会えません 」

 その頃、みずほは友人と別の場所にいた。自宅に戻ると、玄関に父・健次郎からのゆうパックが届いていた。健次郎のなつかしい筆跡の伝票を見て、微笑むみずほ。父・健次郎がお祝いに送ってくれたものだった。涼子と義妹・千恵の前で嬉しそうに箱を開けると、涼子が「 あらまぁ、山芋ばっかり 」と呆れたように土がついた山芋を手にとる。「 裏山で作っているので新鮮なんですよ。千恵さんもよろしかったら持って帰りませんか?」と勧めるみずほに、千恵は手が痒くなっちゃうからいいわ、と断る。「 何かしら、これは?」と箱の中から紙包みを取り出して、開く涼子。会津のにごり酒です、美味しいんですよ、とみずほが教えると、涼子は言う。「 なんだか田舎臭いわね。あなたの田舎ではこういうのが普通のお祝いなのかも知れないけど、泰之はこういうものは呑まないんじゃないかしら。ヒロシさんはお酒好きだったわよね?」と娘・千恵の亭主に勧めるが、千恵は「 うちの人は最近、お酒を控えているから 」と素っ気ない。「 しょうがないわね、にごり酒じゃお料理にも使えないし・・・」と迷惑そうな顔をする涼子に、みずほは「 それじゃ、お客様用にとっておきましょう 」と精一杯の笑顔を浮かべ箱に戻すと、台所に運ぶ。父・健次郎の心のこもった贈り物を香山家の人々は少しも理解しない。みずほは、父が送ってくれた「 にごり酒 」の瓶を取り出すと、父のことを思いながらいつくしむように瓶をなでるのだった。

 夜、家族が寝静まった頃、みずほは実家の父・健次郎に電話をした。どうだ、荷物は着いたのかと心配する健次郎に、みずほは「 にごり酒、みんな喜んでいた 」と嘘をつく。そうだろう、味が良いから、どこへ送っても喜ばれるんだ、と嬉しそうに答える健次郎。山芋も炊きたての御飯にかけて食べると粘り気があって美味いぞ、と子どものように話す健次郎だったが電話口でせき込んでしまう。「 お父さん、山芋なんて掘って、無理したんじゃないの? 独りなんだから無理しないで 」と心配するみずほに、「 泰之君がしっかりしているから、お父さんも安心だよ。良かったじゃないか、好い家に嫁げて 」と健次郎は心の底からみずほの結婚生活を祝福した。実際は香山家で孤立し、寂しい思いをしているみずほは思わず、胸が詰まってしまうが、優しい父を心配させないよう、目を潤ませながら「 うん 」と答えた。体調の優れない父のことを思うと、ベッドに入っても、なかなか寝つけないみずほだった。

 翌朝、泰之は接待ゴルフの準備に忙しい。みずほは泰之にまとわりつくようにして、今度、郡山に温泉旅行にでも出かけないかと誘う。郡山に旅行すれば父・健次郎の様子も見て来られるし、子どものことや将来についても夫婦でゆっくり話し合えると思ったからだ。しかし、泰之は「 昇進したばかりで忙しいし、第一、お袋が良い顔をしないよ 」ととりつくシマもない。「 そんなことより、明日、課の連中がうちに遊びに来る。部長も一緒だ、頼んだぞ 」とそそくさとゴルフに出かけてしまった。

 みずほは買い物の帰り道、せたがや図書館に出かけ、書棚の前に光の姿を求めるが、こんな時間に光がいるはずもない。がっかりして、「 セロひきのゴーシュ 」の絵本を手に取ってページをめくるが、ふと我に返り、「 何やっているんだろう、私 」と独り言をもらす。買い物袋を提げ、いつもの公園を歩いていると、あのベンチに光が座っていた。驚いて、今、来た道を走って引き返すみずほだったが、階段でつまづいて、転倒してしまった。「 なにも、走って逃げなくたって良いのに 」、光が助け起こしてくれた。池のほとりのベンチで二人は会話をし、「 ど根性ガエル 」を歌って、笑った。寂しくなったら、ここへ来て独りで歌って元気を出すの、みずほは光に話した。「 結婚したら独りじゃなくなるって思っていたけど、そうとは限らないのよね。やっぱり、独りなんだなぁって。私なんか本当にこの世にいる意味があるのかなって思っちゃって、眠れなくなる日もあるの 」 光は池を見つめながら、みずほの言葉に耳を傾けている。「 君のいる意味はあるよ。ぼくにはね 」 そして、みずほが図書館から借りて来た「 セロひきのゴーシュ 」の話をして、むずほを励ました。演奏旅行で日本を発つ前、最後のリハーサルが近くであり、夕方ならここへ来られるよ、と光は誘うが、みずほは「 明日は来客があってこられない。演奏旅行頑張って 」と握手をして、別れた。

 翌日の晩、泰之が会社の人達と帰宅し、涼子とみずほは接待におおわらわ。みずほも甲斐甲斐しく動いてはいるが、相変わらずの失敗続きで涼子から小言を何度も投げつけられる。若くして昇進した泰之を部長がほめ、「 あとは子どもだけだな。男は子どもをもって一人前なんだ。結婚して何年も経つのに何やってんだ 」という激励の言葉にみずほは動揺し、お酌していた赤ワインを部長の白いワイシャツにこぼしてしまう。あわてて謝罪するみずほに、涼子があきれ顔で「 早くエプロンを換えて来なさい!」とその場から立ち去らせる。新しいエプロンを取りに戻った自室でふと「 セロひきのゴーシュ 」の絵本を目にし、「 明日、公園で待っているよ。君が来ても来なくても 」という光の言葉を思い出して、深いため息をつくみずほ。その頃、冷え込んできた公園のベンチで光は夜空の星を見上げながら、曲を作っていた。

 泰之が宴席を離れてトイレに立つと、女子社員の由佳が泰之とみずほの寝室を覗いていた。「 何をやっているんだ」と寝室のドアを閉めようとする泰之に、「 こういうところで奥さんとHしているのかなと思って」と由佳は言うなり、泰之に抱きつくとキスをした。酔っぱらっているんじゃないか、と動揺して立ち去ろうとする泰之に由佳は「 口紅ついていますよ 」と注意する。

 台所ではみずほが父・健次郎からもらった「 にごり酒 」をお客さんに出す準備をしていた。泰之はそれを見て、恥ずかしいから出すのはよせと止めるが、みずほは「 恥ずかしい 」と言われたことに反発する。酒を切らしているんだったら、駅前の酒屋でウィスキーを買って来いよ、と泰之に提案されて、みずほは財布を持って出かける。公園にさしかかり、いつものテーブルに光の姿がないか目を向けるが、誰もいない。あきらめて「ど根性カエル」を歌いながら歩きだすと、「 にくいよ、コノォ!」と誰かが歌詞を叫んだ。光が木陰から現れると、君を待っている間に曲が降りて来た。「 今から聴かせるよ 」と自分が出た幼稚園の園舎に二人で忍び込むと、古いオルガンで作曲したばかりの曲を弾いた。「 星を見ていたら音が降りて来たんだ。寂しくて眠れない夜も星を見ていたら歌が聴こえてきて、独りじゃないって感じられる曲を作ろうと思った 」。光の弾くオルガンの素朴な音色にみずほは聴き入り、いつしか涙を流していた。そのメロディーはみずほの孤独な心に沁み込み、彼女を内側から癒してくれるようだった。弾き終わって満足そうな笑顔を浮かべ、みずほの方に目を向けた光。みずほの涙に驚いて立ち上がると、みずほの頬を流れる涙に指先でそっと触れた。そして、みずほがどれほど孤独な境遇にあるのかを彼はその時、初めて理解した。「 こら、何やっているんだ!」 警備員の声に驚いて、あわてて逃げ出す二人。

 二人は陸橋の上の街灯の下まで走って来た。「 楽譜、持ってきてくれたんだ。ありがとう 」、光はみずほに感謝した。「 元気がなくなったら、また歌をうたうわ。あなたが作ってくれた曲を思い出して。天国から聴こえてくるようだった 」そう言って、光に微笑み、去っていくみずほ。その後姿を光は愛おしくてたまらなくなり、腕をとって引き留めるとみずほの顔を見つめた、みずほも光の顔を静かに見つめている。光はみずほの頬に手をやり、そっと顔を近づけていく。目をつぶるみずほ。その時、車のクラクションが鳴り、みずほは我にかえると、光の腕から抜け出した。そして、「 さようなら 」と別れを告げると家に向かって歩き出した。

 (「2nd Step」終わり)

コメント(37)

こんばんはわーい(嬉しい顔)
みずほは、コンサートの夜が明け夢から覚めたと思いきや薔薇の贈り物にラブレターいつか空飛ぶ絨毯に乗って君を迎えに行くのメッセージに戸惑いを隠せない、光に対して何を考えているのか分からない(既婚者と分かっていながら)と同時に家族に何て説明していいのか、困惑したと思う冷や汗
そんな矢先、姑はワインのお返しととってくれたのは、一時凌ぎとしていいが、夫には、ほんとのことを言うほかないと考えたのではないかなあせあせ
そんな折り、夫の昇進祝いに便乗するはめになって言いそびれてしまい、思いもよらぬ秘め事になってしまったのではないかと思ったがく〜(落胆した顔)
続く
桜レストランでの会話で光は、みずほが虚栄世界にない、後に真っすぐでいいものを持ってると伝える存在に映り、光にとっては未踏の世界に入ったのでしょうね揺れるハート光は、みずほがてっきり独身と思ったのが、既婚者と分かり、それでも、現実との折り合いを考えた末、迎えに行けないが、やはり、薔薇の贈り物はミセスに対しても変わりはなかったのですねウインク
この時は、まだ、光が現実の既婚者の事情は皆無だったのが、後々分かるあせあせ
ただ、相手のことを考えず、驚かせたことだけは分かっているので、救われたあせあせ
一途というか、子供っぽいというか、お茶目というか(花屋の扮装)、ただ君と話したいと言う気持ちは大切にしたいなと思ったウインク
そんな光の既婚者みずほに対する精一杯の気持ちは、友達という形の関係性を提案するに到ったのでしょうクローバー
普通、既婚者ならそこまでして関係性を築こうと思わないが、光にとっては、得難い存在と観れば、お互いの世界観を超えたところの出会いと言えるのでしょうね揺れるハート
この時点で光の気持ちの方が積極的になってるのに対し、みずほは、開口一番=自分の立場を訴え、図書館でも公園のベンチでも正論を言ってますねほっとした顔人として当たり前の事だと思うほっとした顔光が友達を提案するまではウインク
続く
光によりかわいいみずほは、名もないただの主婦でなく、君みたいな普通の女の子になったことは、下世話な関係に見えず、透明感さえ漂ってますよねさくらんぼ光がみずほ自身が気づいてない真っすぐで豊かなものを照らし、語り合える相手として存在価値を話す辺りが、二人の魂の品性が、出会うべくして出会ったと決定づけているように思うほっとした顔
普通、年下の男性から、このような事態になれば、ストーカーexclamation & questionと思っちゃいますが、光の立場がそうさせないだけでなく、みずほは、自分を卑下しながらも、光の真意が伝わったからでしょうねうれしい顔
みずほは、六年間積み重なった孤独の部分を思い返し、揺れていたというより、揺さぶられたのでしょうね涙
続く
<コスモスさん>

>薔薇の贈り物に いつか空飛ぶ絨毯に乗って君を迎えに行くのメッセージに戸
>惑いを隠せない、光に対して何を考えているのか分からない(既婚者と分かって
>いながら)と同時に家族に何て説明していいのか、困惑したと思う

 光の薔薇の贈り物。非常識な「量」ばかり注目していましたが、光にしてみた
ら、レストランでの会話があまりに鮮烈で、みずほが「とても得難い友人」に映っ
たから、その気持ちをストレートに表現したということなのでしょうね。だいたい、
あれだけの薔薇を買ったら、いくらになるのかな? たぶん、10万、20万では
納まらないですよね。普通の人から贈られたら、とんでもなく張り込んだことに
なりますが、光の場合、高級ホテルのスイートに住んでいるくらいですので、彼
にとっては大した金額ではないはずです。
 そして、「空飛ぶ絨毯でいつか乗って迎えに行きます」というメッセージ。これ
が姑・亮子に発見されなかったのは奇跡ですが、よく読むと、このメッセージの
意味は「謎」です。自分の音楽を「空飛ぶ絨毯に乗っているみたい・・・」と表現し
たみずほの言葉を使っていることはわかりますが、「・・・乗って、迎えに行く」目
的が明確ではありません。単なる冗談なのか、それとも大切な友人としてお付
き合いをしていきたいという気持ちを現しているのか。手がかりとなるのは、レス
トランでダンスをしている時に、光がみずほのお父さんに電話をかける真似をし
た彼の言葉だと思います。彼はお父さんに「・・・明日にでも赤い薔薇を持って、
お嬢さんをお迎えにあがりたいのですが・・・」と言ってます。薔薇の花は贈りま
したから(亮子の話では、「薔薇をお願いした」と彼女の希望になってます)、
次は「お迎えにあがります」となります。あのダンスの時点では、みずほが独身
だと勘違いしていた光は、みずほに対して特別な思いを寄せていたのは間違い
なく、電話の真似をして本心を明かしたのだと思われます。メッセージの意味は、
光がせたがや図書館にみずほを呼び出した後、ベンチで語った言葉で解明され
ます。ここで「普通の男の友達」として、交流していきたいと提案する。

>夫の昇進祝いに便乗するはめになって言いそびれてしまい、思いもよらぬ秘め
>事になってしまったのではないかと思った

 みずほは薔薇のことも、最初は正直に亮子に話しかけてますよね。帰宅した
泰之にも説明しかけて、亮子の「昇進祝いだと思わせておきましょう」で言うタイ
ミングを逃してしまった。「普通の男の友達」についても、泰之が「普通の女の友
達」がいるのかどうか尋ねています。彼女が積極的に嘘をつき、隠したのではな
いということは大切ですね。薔薇の件で、亮子の勘違いを訂正できなかったこと
で、「花屋です」と電話をかけて来た光のことを隠す状況が生まれました。
>光は、みずほがてっきり独身と思ったのが、既婚者と分かり、それでも、現実
>との折り合いを考えた末、迎えに行けないが、やはり、薔薇の贈り物はミセス
>に対しても変わりはなかったのですね

 おっしゃる通り、「大切な友人」でありたいという光の気持ちに変わりはあり
ませんでしたね。

>一途というか、子供っぽいというか、お茶目というか(花屋の扮装)、ただ君と話
>したいと言う気持ちは大切にしたいなと思った
>そんな光の既婚者みずほに対する精一杯の気持ちは、友達という形の関係性
>を提案するに到ったのでしょう

 最初に出会った時から、光は子供っぽいお茶目な面が目立ってましたね。
有名音楽家なのにお茶目、それが、彼の人間性を非常に魅力的なものにし
ています。

>普通、既婚者ならそこまでして関係性を築こうと思わないが、光にとっては、得
>難い存在と観れば、お互いの世界観を超えたところの出会いと言えるのでしょうね

 恋愛とか結婚という「普通の男女の関係」ではなく、光にとってはみずほが
たまたま女性だったというだけで、彼の音楽を深いところで理解し、刺激を与
え、なんでも話し合える「貴重な友人」が欲しかったのだと思います。

>この時点で光の気持ちの方が積極的になってるのに対し、みずほは、開口一番
>=自分の立場を訴え、図書館でも公園のベンチでも正論を言ってますね
>人として当たり前の事だと思う 光が友達を提案するまでは

 みずほはあくまで「男女間の友情が成立するかどうか」を言ってるのに対し、
光は中学や高校時代のように、彼氏でもボーイフレンドでもない、クラスメート
みたいな「普通の男の友達」で捉えていますよね。私は光の主張は正しい、と
思います。恋愛や結婚という次元に縛られない、普通にコミュニケーションでき
る異性との交友は心地よいものでしょう。光がめざしたのは、ゴーシュとカッコ
ウやタヌキの関係のはずです。みずほが「あなたがタヌキだったら良かったの
にね・・・」というのは、実に彼女らしい表現だと思いました。
>名もないただの主婦でなく、君みたいな普通の女の子になったことは、下世話
>な関係に見えず、透明感さえ漂ってますよね

 私がミセ・シンの序盤から前半を繰り返し観ているのも、そういう初々しさ
が気に入っているからです。香山家の人々に傷つけられながらも、運命の
出会いから、普通の友達として交流していこうと二人が模索しているところ
は、何度観ても切ない。みずほが目を潤ませて、哀しみに耐えているシー
ンが実に大きな説得力を持っていますね。

>普通、年下の男性から、このような事態になれば、ストーカーと思っちゃいますが

 すいません。私はここを見落としているようなのですが、光がみずほより年
下という情報はどこで明かされていましたでしょうか?
こんばんはわーい(嬉しい顔)
年齢差は、はっきりと明かされていませんがあせあせ
ドラマでは登場人物の関係性のみで直接年齢のことは触れていませんねほっとした顔姑がみずほに家を出るように促したときに女一人で生きてく厳しさを言う台詞の中で、霧30女が〜と言っていたので、私自身が、もしかして年上exclamation & questionと思ってしまったのですあせあせ
光が30才に見えなかったものであせあせ(飛び散る汗)すみませんあせあせ
続きひよこ
私の中では、光を年下にしたことでドラマの展開がすんなりといってるのですがあせあせ
同い年や年上とした場合とでは、捉え方が違ってきますよねあせあせ
だから、私には、失意の光や背伸びしている光や愁いの光を年下としてほりざげて観ていたのですほっとした顔
お邪魔しますわーい(嬉しい顔)
ドラマを観て、それぞれがどう感じたかが、結果として年上とか年下かも含めて違いが出てくるのですねわーい(嬉しい顔)
私は、ドラマの始まりから最終回の愁いのある表情まで光の言動が年下の青年として感じていたので、そのままステップ2の続きを書いていきますねウインク

みずほは、光から語り合える友達の真意に応えてみよと思い始めたラブレター
みずほの都合のいいときに光のオーケストラとの稽古場へ来てくれれば、いつでも会えると言われ、時間に拘束のあるみずほとしては、気が楽になったのではないかと思うほっとした顔
買物途中、みずほは、ふと、ウィンドウのワンピースを見て光の稽古場に出掛けてみようと思って迷った結果、買ってしまう女心が垣間見えました揺れるハート友達とはいえ、やはり、特別な相手でなければ、わざわざ、洋服は買わないと思いますほっとした顔
みずほが現れたときの光の嬉しそうな表情は、周りにオーケストラがいようとも、まるで少年のように屈託ない態度は、光のみずほへの開放感に繋がるラブレター
みずほは、ほんのひと時でも、心が満ち足りるものを感じたのでしょうねわーい(嬉しい顔)光はみずほとの時間が取れない既婚者の現実を実感したのでしょう冷や汗分かっていながらも寂しそうもうやだ〜(悲しい顔)やはり、話す時間を取って貰うために今度はいつexclamation & questionとみずほに急かす光がいじらしいわーい(嬉しい顔)子供のように見えたウインク
その夜、またまた猫猫ちゃん登場exclamation & question不可抗力なのか、みずほのベッドがお気に入りなのか、鳥が気になるのか、亮子がうっとうしいのか、亮子にみずほの浮ついている証拠を気がつかせる発端をつくってしまいましたねあせあせ
みずほは、見透かされたような罪悪感を感じたのですねもうやだ〜(悲しい顔)
その答を伝言板にメッセージを書く結果になりましたねふらふら
続く
<コスモスさん>

>年齢差は、はっきりと明かされていませんが

 光が年下かどうか、についてネット上ではミセ・シンのドラマ紹介記事の中で
はっきり「普通の主婦が、年下の世界的音楽家と知り合い・・・」などと書かれて
いるものもあり、不思議に思っておりました。ドラマ上で登場人物の年齢が明示
されていないとすれば、これはシナリオのキャラ設定資料に書かれていた可能
性がありますね。

>私の中では、光を年下にしたことでドラマの展開がすんなりといってるのですが
>同い年や年上とした場合とでは、捉え方が違ってきますよね
>だから、私には、失意の光や背伸びしている光や愁いの光を年下としてほりざげて観ていたのです

 実に、興味深いコメントです。私は物語の最初から最後まで、光の方が「当然」
年長だと思っていました。出会った瞬間から、自然にみずほをリードしていく余裕
の態度。時折、見せるお茶目っぷりと、聴力を失った後の自暴自棄などは年齢的
な若さではなく、彼の精神的な幼さだと解釈しました。

>買物途中、みずほは、ふと、ウィンドウのワンピースを見て光の稽古場に出掛け
>てみようと思って迷った結果、買ってしまう女心が垣間見えました友達とはいえ、
>やはり、特別な相手でなければ、わざわざ、洋服は買わないと思います

 ご指摘を受け、大いに納得しました。尾山台駅前商店街だと思われますが、洋品
店のショーウィンドでセール品を見つけて、買うみずほは「もう一度、光に
会える」ことにときめいていたように見えました。練習で、自分一人のために演奏さ
れた『Flying』を聴く彼女のうっとりする表情は実に幸福感に溢れていましたね。で
も、「次はいつ会える?」と尋ねる光の積極さに戸惑いを覚えたのかも知れません。
セール品とはいえ、洋服を買ってまで会いに出かけたいという自分の気持ちのどこ
かに、罪悪感もあったのでしょう。自分の行動を心配する亮子や泰之の言動で、迷
いが生じます。そして、ゴミを袋に入れている時に、薔薇のトゲに指を刺し、血がに
じむ指先を見て、後悔したはずです。

>みずほは、見透かされたような罪悪感を感じたのですね
>その答を伝言板にメッセージを書く結果になりましたね

 なんでも語り合える「普通の男の友人」でさえ、家族の気持ちを優先し、自由に作
ることができないみずほが哀れでした。もう会わない、と決めながらも、実家の父が
心をこめて送った品物は馬鹿にし、父の身を案じて郡山に遊びに行こうと泰之に相
談しても彼は耳を貸さない。みずほが可哀相です。
こんばんはわーい(嬉しい顔)
前置きが長くなりますあせあせ光は、両親代わりに志織の父親に育てられ、卑屈になることなく人を疑うこともなく素直に育ったと思うほっとした顔いわゆる育ちの良さを感じるほっとした顔
光のそれは、音楽の才能に活かされて来たるんるんが、利害関係の中では、相手に合わすほかなく、自分らしさを出せなかったのではないかと思う冷や汗
そんな時、チロを通して本来の光の自然体で接している場面に繋がるのですが、利害関係のない空間に居心地の良さを感じていたと思うほっとした顔
ここまでが前置きでウインク私の光への年下感は、光の人柄が影響されている部分を言いたかったのですあせあせコンサート後にみずほを追い掛ける場面は、その素顔に加え、利害関係のない人と関わるチャンスを必死に行動するところに屈託のない少年らしさが年下に感じられましたわーい(嬉しい顔)
レストランでのエスコートは、普段からのマナーでスマートですが、みずほとのダンスで光は、正攻法で誘ってはいますが、それが、反って背伸びに見えて年下に見えましたほっとした顔
そして即日、花屋のふりして茶目っ気がありますが、後先考えない大胆な行為は、若くなければ出来ないかなと思ってましたほっとした顔
オケとの稽古場では、周囲を気にせず、既婚者の拘束の厳しさを知るや否や一途に次へと進み、光の純情さが年下に見えたハートみずほが幼稚園で流した孤独の涙を光が拭う仕草は、初めて感じる女性の涙に戸惑いながらも深いところでみずほを守りたい(年上の包容力ではなく)と伝わった涙
以後、各ステップのトピで私が感じた光の年下感も交えながら述べていこうと思います揺れるハート
後日あせあせステップ2の続きを書きます。
<コスモスさん>

>チロを通して本来の光の自然体で接している場面に繋がるのですが、利害関係
>のない空間に居心地の良さを感じていたと思う

 光の「自然体」というのはわかりますね。私が一番気になっているのは、彼と
詩織の関係がどうであったか、なんです。みずほの前ではあれだけ自由奔放
な光が、詩織の前でどう振舞っていたのか。これはドラマの中では、極めて情
報が少ないと言わざるを得ません。初登場(4th Step)の詩織が、光のホテル
で悪戯をしたことと、新宿でのチャリティーの舞台裏でキスをしたくらいでしょう
か。後はシリアスな会話シーンばかりで、光と詩織の関係が彼がいう「家族」の
範疇に納まっているように見えます。
 そして、詩織の勘の鋭さ。彼女は光の心の変化を完全に把握していますね。
光は彼女の父親に恩義を感じ、幼馴染の詩織と「結婚するのが当然の状況に
なっていた」と語っています。みずほと知り合う前には、詩織と婚約していまし
たが、「優しい言葉で光を束縛する詩織」との結婚は気が進まなかった可能性
が高いのではないかと思います。チロと遊ぶシーンでは、光のもつ本来の自由
奔放さ、無邪気さが出ていると同時に、詩織のいない世界は彼にとって心地良
かったのかも知れません。
>私の光への年下感は、光の人柄が影響されている部分を言いたかったのです

 非常にわかるような気がしますね。コスモスさんも私も「同じ光の言動」を
観ていますが、コスモスさんは「年下感」、私は彼の「人間性=性格」だと解
釈しています。厳密にいえば二つの見解は違うのでしょうが、このあたりは
視聴者個々の印象に任せた方が無難かも知れません。きっと、光は年齢を
重ねて行っても、あの茶目っ気や純真さを失わないままでしょう。それは間
違いないことと思います。

 光は最初から最後までみずほを「君」と呼び、みずほは「光さん」から後半
「あなた」に変わります。男の場合、普通は年上を「君」とは呼びませんので、
光はみずほを年下か同世代と見ていたのでしょうね。学生証で生年月日が
判明した後も変わりませんから、ずっとその意識は変わらなかったように感
じました。あっかんべー
こんにちはわーい(嬉しい顔)
志織と光の間柄で感じたことを一言で表すと光がお兄さんになっていたような気がしましたあせあせ
家族のような感じに取れるあせあせ
例えば我が儘一つとってみても、みずほには、自由奔放に見え、志織には、我を通すように見えましたあせあせ
ホテルでの悪ふざけやコンサート会場でも日常生活の延長に見えましたねほっとした顔
また後でわーい(嬉しい顔)
<コスモスさん>

>志織と光の間柄で感じたことを一言で表すと光がお兄さんになっていたような気がしました

 2nd Stepには、まだ詩織が登場しないのに話題に出してしまって、すいません。

 確かに、詩織は光よりかなり年下だと思われますね。彼女が「自転車の乗り方
を教えてくれた」と語っていますし、兄と妹のような関係だったと私も思います。そ
れだけに、詩織との関係の中で何か充たされないものは、あったのでしょう。少な
くとも、みずほのように自分の音楽を的確に評価し、豊かな表現力で刺激を与え
てくれる存在ではなかったはずです。

>ホテルでの悪ふざけやコンサート会場でも日常生活の延長に見えましたね

 おっしゃる通り。ああいうフランクな関係のまま、二人で成長して来たのでしょう
ね。詩織は、詩織で「光に対して真剣だった」のだと思います。あっかんべー
>みずほと光の年齢差

 コスモスさん情報で『泣けるドラマ』サイトのミセ・シンデータを確認しまし
たが、面白いことがわかりました。わーい(嬉しい顔)

 このサイトではみずほ32歳、光28歳となっていますが、これは放映当時の
薬師丸ひろ子(みずほ)と内野聖陽(光)の「実年齢」ですね。しかし、泰之は
35歳(杉本哲太は31歳)、亮子が60歳(江波杏子は55歳)は実年齢ではあ
りませんでした。半分は謎が解けたように思ったのですが・・・。
光は、きっと、志→詩織の家族の中では、感謝と素直で真っすぐな気持ちでいたと思うほっとした顔ただ、取り巻きに音楽界の虚構の人間達がうっとうしいこともあったと思う冷や汗だから、日本に帰ってからは、開放感に溢れてていたのと、光が、昔を懐かしんで、公園や図書館、幼稚園を唯一の場にしているのだと思うほっとした顔みずほも公園には、唯一の心のよりどころにしていたところが二人の出会う場として相応しいかったほっとした顔
真っすぐで素直な光とみずほの人柄は、その背景となる境涯からもお互い共有できる土壌があったのだと思うほっとした顔
光は、みずほと関わるごとに感性も孤独も淋しさも自分の世界観に同化し、ささやかなひと時に関わらず光にとっては、何にも得難い魂の共鳴になっていた涙
このステップ2は、このドラマでの二人の在り方や結び付きを解く上で重要なメッセージをつくっていると思うほっとした顔
公園、図書館、幼稚園、童話を背景に二人の結び付きの本質を映していたと思うほっとした顔
マディソン郡の橋のように光は、みずほに出会うために生きてきたと思うし、生涯ただ一つの愛だったと思う涙
後に詩織が、光にみずほをこれほどまでに思っていたことを言及するに到ったのには、好きとか惹かれる以上に魂の結び付きをさしていたと思うほっとした顔
詩織が、家族と山の神との間を葛藤し苦悩する始まりになったのでしょうねがく〜(落胆した顔)
光は、みずほが既婚者故に二人は友達として全うしたかったが、お互いに男女の気持ちが芽生えはじめた以上、報いや障害は必然であり、純愛不倫ということばを借りればそうであるが、二人が別の人生を選択した二人の心底を推し量ることで二人の結び付きの本質が、このステップ2に起因していると思うのです涙
おはようございますわーい(嬉しい顔)
すみませんあせあせFORRESTさんの書き込みの前に保存してあったコメントを載せたので話題が前後してしまいましたねあせあせ
実年齢に関して言えば、杉本哲太さんも年下になってしまいますよねわーい(嬉しい顔)
光の人柄や素顔を語るには、詩織やみずほを対比する方が分かりやすいですよねほっとした顔
チャリティコンサートでの光と詩織のキスは、イタリアでの家族としてのあいさつだったと観てますわーい(嬉しい顔)
こうゆう日常の中で光と詩織の婚約というものがついてきたのだと思うほっとした顔
例えが悪いのですが、家に家具があるみたいにですあせあせ
光の素顔は真っすぐで素直で無邪気でお茶目なところは、年齢を重ねても変わらないでしょうねほっとした顔
そんな光が、詩織のホテルで悪ふざけをした場面では落ち着き払って詩織を諭すようなものいいは大人びて二人の関係を表す唯一の場面だと思うほっとした顔
みずほとのやり取りでは、心が解放されている光が見て取れるので大きな違いですよねほっとした顔
私が、光の素顔と年下感のすみわけを慎重にならざる訳は、光の言動は普通だったら、引いてしまうことが、光の人柄が魅力となって嫌味にならないばかりでなく爽やかになってしまいますよねわーい(嬉しい顔)
光は、みずほに甘え(我が儘)ますが、甘え上手なのか、無邪気なのか、真っすぐなのか、強引なのか、年下だからなのか分からなくなっちゃいますわーい(嬉しい顔)
それが魅力なのかもしれませんほっとした顔
光にとっては、みずほは、自分を新鮮にしてくれるばかりでなく、光の素顔を引き出す存在になっていますよねうれしい顔
このステップ2では、二人が共有できる空間がちりばめられているぴかぴか(新しい)
公園は二人の空間が、たくさん広がる入口になっているぴかぴか(新しい)光は子供の頃の思い出の地芽みずほは、自分を励ます場所クローバー公園近くの稽古場=空とぶ絨毯に乗って(みずほにとっての光の世界)、いつか迎えに行く(光の会いたい気持ちが表れている)の一つとしてほっとした顔オーケストラとの稽古場でみずほにいろいろな曲を聴かせてあげたかったにちがいないムード音楽を通してみずほと話しをしたかったほっとした顔光にとっては、ほかの誰よりも自分の感性と向き合える唯一の人となったみずほと友達になりたいと心底思った現れだからだ揺れるハート
図書館は、光の子供の頃の思い出の本本を見つけ、みずほを呼んだ場所であり、待ち合わせ場所にしたり、みずほが、光の温もりを求めて、セロ弾きのゴーシュを借りるきっかけにもなった場所であるほっとした顔
この公園は、いずれ出会うであろう二人の背景があるが、この二人が運命的な出会いとなるには、チロ探しや光の自然体を通し、みずほに動機(背景)をつくり、一夜のシンデレラとなり、忘れかけた本来のみずほの自然体が光の心を射止めた伏線がなくては、光が友達としての提案をする意味をなさなくなるとステップ2は私に深く映りましたねハート達(複数ハート)
続くウインク
この公園は二人を友達として模索する場所でもある芽
みずほは自分が置かれている立場を訴えるのに対し、光が誠実に友達を説くクローバーみずほは、忘れ掛けた自分を一人の人として接してくれる光にましてや出会うことのない世界の人からの申し出に卑下しながらも嬉しく戸惑いながらも応えてみる気持ちになった揺れるハート
みずほは友達付き合いを夫にも認めて貰いたい気持ちは、タイミング(夫の後ろめたい気持ちで)悪く素気なくされてしまいましたよね冷や汗
秘めたまま会ったことが、亮子の鋭い観察眼に見透かされ、夫は母親の愚痴だと云われながらも、みずほは内緒の行為に限界と罪悪感を抱いたに違いないふらふらそれを突かれたように薔薇のとげが刺さったもうやだ〜(悲しい顔)
光との約束だけでなく図書館の伝言板で友達をも返上するがまん顔
が、香山家の田舎の父親の感謝の気持ちが伝わらないことに深く傷つつき、追い打ちをかけるようにみずほの帰省の話しに耳を傾けない夫の態度に、一人ぼっちのみずほは、光の温もりを求め図書館へ、光の思い出の童話を手にしてしまうぴかぴか(新しい)
みずほの一人ぼっちの気持ちが、友達になりたいと言ってくれた光の何かに触れたくなったみずほの切なさが、そうさせたと思うがく〜(落胆した顔)
そんなとき、二人が交差するであろう公園に光はいたラブレター
すまなさとばつが悪いみずほに光はさりげなく優しく翼を広げてくれたように感じたハート
光は、みずほの伝言板のことを言及することもせず、みずほの心情をただただ聞いてゴーシュの話しで励ますぴかぴか(新しい)
この時、光はみずほの思い掛けぬ心の陰りとど根性カエルが応援歌と知る遊園地
ここでの二人の会話から、お互いの存在感が引き出れたと感じた涙
光にとって変わらぬみずほがいる意味や童話を通してみずほにとっての光がタヌキだったらとかぴかぴか(新しい)
二人の友達関係は、一旦別々の世界に戻り、この先、時が、二人をどんな形で交差させていくのか終わろうとしていた砂時計
旅立つ前夜夜光のスタンスはどこまでも変わらないことが公園でみずほを待つことで、つくづく感じるほっとした顔
待つことさえ、みずほの応援歌づくりにしているムード
みずほは、行きたい気持ちをゴーシュのタヌキで元気を貰っていた本
そんなとき、皮肉にも、夫はみずほを傷つけ外に行く機会を与えた結果にした家
居るはずもない光は、寒さも時間も忘れ、嬉しさで、お茶目にかくれてど根性カエルで声を掛けて来たのだうれしい顔ふらふら
旅立つ前に聴かせたい光は、思い出の幼稚園へ夜星空から降臨した揺れるハートみずほを思い、日本に残るみずほを応援するムードメロディーは、みずほの心に響き涙涙となって、光にみずほの陰りが淋しさや孤独感であることが、指先から伝わった涙
続くウインク
<コスモスさん>

>チャリティコンサートでの光と詩織のキスは、イタリアでの家族としてのあい
>さつだったと観てます

 これは重要な解釈だと思いますね。日本人は恋人同士か、恋人の感覚を
残した夫婦でもない限り、公衆の面前でキスをすることなどありえません。
でも、詩織と光がイタリア人の感覚で、家族間の挨拶程度のキスを交わして
いたなら、光の立場からすれば「当然」と解釈できます。残念ながら、ドラマ
の中ではそれを補足する情報が全くなかったばかりか、「・・・詩織とは婚約
している」という衝撃の告白に繋がってしまいます。私が冒頭3話までの光の
言動を「ほぼ完璧」と評価するのは、第4話(4th Step)で詩織の存在が明ら
かになった時点で、光の行動にちょっと疑問を抱いたからです。

>詩織のホテルで悪ふざけをした場面では落ち着き払って詩織を諭すような
>ものいいは大人びて二人の関係を表す唯一の場面だと思う

 私もこのシーンで、彼らは兄妹のような無邪気な関係なのかなぁと思いまし
た。ただ、詩織がベッドから出てきた時、彼女が下着姿なのか、ああいうワン
ピースなのか判然としなくて、どう解釈すべきか迷ってしまいました。あっかんべー
 ドラマの中では詩織と光の関係を描くシーンが少ないのはやや欠点ですが、
あの程度の描写で納めたからこそドロドロの三角関係にならず、反対に良か
ったのでしょう。詩織が案外、寡黙で冷静だったのも好感度でした。彼女のお
姫様チックで浮世離れしたキャラに救われていますね。

>光にとっては、みずほは、自分を新鮮にしてくれるばかりでなく、光の素顔
>を引き出す存在になっていますよね

 確かに、詩織の前とみずほの前では光の言動も輝き方も全く違っていまし
た。これは好きな人の前では、誰でも自然とそうなるのでしょう。婚約者であ
る詩織に対する感情より、みずほに対する感情が質も量も上回って、比較に
ならないほどみずほが大切だったことが見て取れます。みずほも泰之に対
する遠慮がちな言動とは違い、光とは本音で語り合うことができましたし、光
もみずほとの交流では素直に自分をさらけ出すことが出来たのだと思います。
>このステップ2は、このドラマでの二人の在り方や結び付きを解く上で重要な
>メッセージをつくっていると思う
>公園、図書館、幼稚園、童話を背景に二人の結び付きの本質を映していたと
>思う

 おっしゃる通りだと私も思います。みずほは家庭内で傷つき、公園に来て「ど
根性カエル」を歌って自分を励ます。光は少年時代を思い出し、感慨にふける
ためにたびたび公園を訪れる。

 『セロひきのゴーシュ』で少年時代の光は励まされ、「結婚しても一人なんだ
なぁ」と孤独感に苛まれるみずほには、カッコウやタヌキのような友達が必要だ
とみずほにアドバイスする。

 少年時代に家庭を失った光が「幸せな時代」を懐かしむのは、世界的な音楽
家に成長した現在も心の渇きを実感しているからでしょうね。普通の主婦である
みずほが、家庭の中で孤独を味わっているのと全く同じ。二人はそれを意識し
ていないのでしょうが、明かに共通点が多いです。1st Stepで運命の出会いを
果たしたみずほと光の、それぞれの境遇を描き、彼らが球速に「惹かれあって
いく必然」を描写するのに、2nd Stepは実にスムーズでしたね。

>みずほを思い、日本に残るみずほを応援するメロディーは、みずほの心に響
>き涙となって、光にみずほの陰りが淋しさや孤独感であることが、指先から伝
>わった

 みずほが駅前まで買い物に行くきっかけを作ったのは泰之ですが、ここでも
父・健次郎の「にごり酒」が問題になりました。千恵や亮子に対しては黙っていた
みずほも、さすがに泰之の「恥ずかしい」発言には我慢ならず、反論する。でも、
すぐに駅前の酒屋に買いに行くことを了承するのが、みずほの人の好さなんで
すよね〜。
 光が、みずほの置かれた環境の深刻さに気づいたのは、あの時の涙に他なり
ませんね。そして、本当にみずほのことを愛しく思い始めた瞬間でもあると思い
ます。雨の中のファーストキス以上に、私には胸に迫るシーンでした。
こんばんはわーい(嬉しい顔)
そうですよねほっとした顔私も幼稚園でのシーンは、雨の中のキスシーンよりも衝撃的でした涙前日の公園のベンチでの会話が二人の関係の本質だと思っていますし、幼稚園でのシーンの伏線になっていると思っています揺れるハート二人でしか分からない輝きと陰りが重なり合い深く辿り着いた瞬間だと思います涙
みずほは、自分の存在を光の中で確かなものにしてくれた上にセロ弾きのゴーシュの話しで励まされ、いっしょにど根性カエルを歌ってくれただけでも、充分すぎる大きな支えになっていたと思う涙実際、エプロンを替えに行ったときにそれが見て取れた。
光は、それだけにとどまらず、光のみずほを支え励ます応援歌は、光でしか感じ得ないぴかぴか(新しい)空からメロディーが降りてきたぴかぴか(新しい)感性で作り上げたものだったに違いないムード
また光も、そんなみずほを自身に投影し、詩織とは違った身近な存在になったと思うほっとした顔
橋の上で光からの曲を空を見上げて天国からの歌みたいハートと感じたみずほに光は心を奪われた瞬間だったと思う涙
傍で、みずほを見守れない気持ちと愛しさが溢れ、抱きしめ思わず口づけるシーンは、単に男になった光でなく、二人の魂が重なり合ったあかしを体現したと私は、そう思いたいほっとした顔
みずほは、最後まで懸命だったと思う涙
二人の本質は、公園のベンチでの会話に私は尽きると思っているハート達(複数ハート)
<コスモスさん>

>幼稚園でのシーンは、雨の中のキスシーンよりも衝撃的でした前日の公園のベ
>ンチでの会話が二人の関係の本質だと思っていますし、幼稚園でのシーンの伏
>線になっていると思っています二人でしか分からない輝きと陰りが重なり合い深
>く辿り着いた瞬間だと思います

 コスモスさんも幼稚園のシーンが重要だと思われていたのですね〜。雨の中の
ファーストキスは画的に綺麗でしたし、みずほと光が「友達」の関係を超えていく劇
的なシーンでしたので、「このシーンが一番好き」と支持される女性ファンは多いの
ですが、物語の展開上、幼稚園のシーンの方が大きな意味がありました。ファース
トキスはその延長線上のことなのですよね。
 みずほと光が互いに惹かれ合い、急速に接近していく「必然」を描く上で、公園の
ベンチでの二人の会話は絶対必要な情報です。みずほは泰之にも何でも相談しよ
うとしていますが、肝心の泰之は真面目に聞かなかったり、全く耳を貸さなかったり、
会話の質そのものが低くなっています。みずほも、泰之に遠慮している様子が見え
ますね。でも、光に対しては素直に喋っていますし、光も真摯に聴き取ろうとしてい
ます。二人で過ごす時間は短くても、中身の濃い上質な会話がなされていると思い
ます。このレベルに泰之が到達出来るまでには、泰之は多くの体験を経なければな
りません。この泰之の成長過程が、みずほと泰之のドラマの裏側で同時進行してい
くのが、『ミセス・シンデレラ』なのですね。

>橋の上で光からの曲を空を見上げて天国からの歌みたいと感じたみずほに光は
>心を奪われた瞬間だったと思う

 私は、幼稚園でオルガンを弾き終わって、光が振り返り、涙を流しているみずほ
に気がついた瞬間だったと思います。レストランでみずほの感想に聴き入った時同
様、光の表情が徐々に消えていきます。みずほのあの涙を見て、心を強く揺り動か
されないはずがありません。光の心のタコメーターは一気にレッドゾーンを振り切っ
たでしょう。

>傍で、みずほを見守れない気持ちと愛しさが溢れ、抱きしめ思わず口づけるシー
>ンは、単に男になった光でなく、二人の魂が重なり合ったあかしを体現したと私は、
>そう思いたい

 結局、陸橋ではファーストキスのチャンスを逃してしまいましたが、二人の親密な
深まりがどんどん加速し始めたことは間違いないですね。
FORRESTさんへどうもですわーい(嬉しい顔)
同じ幼稚園や橋の上のシーンを重要に捉えていても、解釈や思い入れが違いますねあせあせ
前日の二人の会話があったからこそ、光はみずほへの思いを曲に出来たのですよね涙
幼稚園でのシーン=映画自分のメロディーが、みずほの孤独の深さを誘い、光はその深さに戸惑いながらも自分に投影することが出来たと私は思った涙そして光はみずほを守りたいと感じたハート達(複数ハート)
ここの点の思い入れが違いましたねわーい(嬉しい顔)
顔の表情の変化の捉え方なんでしょうねほっとした顔
橋の上のシーン=映画光がみずほに自身が気づいてない真っすぐで豊かなものが、光のメロディーを天国からの歌みたいと言った感性が、光の表情から魂に響いたと感じ、ことばを借りればレッドゾーンに達したと思いましたねハート
みずほが空飛ぶ絨毯と比喩した光の曲のタイトルはフライングであり、天国の歌みたいは、ヘブンズソングだったひよこ
私の解釈の根拠とするところですわーい(嬉しい顔)
実に楽しいですねほっとした顔同じシーンを捉えても、解釈が微妙に違うんですねわーい(嬉しい顔)
これから、佳境に入り、ますます、解釈の違いを堪能出来ますねウインク
<コスモスさん>

>同じ幼稚園や橋の上のシーンを重要に捉えていても、解釈や思い入れが違いますね

 本当ですね〜。極端な話、同じ『ミセス・シンデレラ』を観ていても、このド
ラマの結末をハッピーエンドと捉えている人もいれば、アンハッピーエンドと
解釈している人もいますから面白いです。大雑把に分類しても、

(1)泰之の元へ戻るなど論外。光を選ぶべきだったと思う人
(2)光は好きだが、泰之の元に戻ったみずほの判断は正しいと思う人
(3)光との結婚は論外。泰之を選んだみずほの判断こそ正しいと思う人
(4)みずほは生まれてくる子と二人で生きていくべきだったと思う人

 以上、4つの考え方があると思います。だからこそ、映画やドラマをテーマに
語り合うのは面白いのです。同じシーンでも、表情や喋り方、声のトーンなど
」で、視聴者(観客)個々の受け止め方は違って来ますね。

>みずほが空飛ぶ絨毯と比喩した光の曲のタイトルはフライングであり、天国の歌みたいは、
>ヘブンズソングだった 私の解釈の根拠とするところです

 『Flying』はコンサート曲ですので、みずほが「空飛ぶ絨毯」と評価した時点
では間違いなく曲名はついていたはずです。しかし、みずほが曲名を知った上
で「空飛ぶ絨毯」と称したとは思えません。もしかしたら、光がみずほの感想を
聴いた後で『Flaying』と改名した可能性もあるでしょう。『Heaven's Song』の
場合は、おそらく、彼女の「・・・天国から聴こえてきた歌みたい」がそのまま曲
名になったと思われます。少なくとも、幼稚園でオルガンを弾いた時点で楽譜
にタイトルがあったか否かの確認はできません。
 コスモスさんのご指摘では、私が考える以上に光とみずほはお互いを「より
完成に近づける力」があったことになりますね。曲を作った光以上に、適切な
タイトルをみずほは見つけることができる。もしくは、自分の曲に名前をつける
絶対の信頼をみずほに寄せていた、ということでしょう。

>同じシーンを捉えても、解釈が微妙に違うんですね
>これから、佳境に入り、ますます、解釈の違いを堪能出来ますね

 私も楽しみにしています!あっかんべー
こんばんはわーい(嬉しい顔)
走る人FORRESTさ〜んわーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗)
幼稚園のオルガンの楽譜にタイトルが付けられていたのをみずほは見てないと私は思っていますわーい(嬉しい顔)フライングもタイトルはすでに光が付けてたと考えていますあせあせ
だからなんですウインク光とみずほでしか分からない魂が繋がってると私は思ってますうれしい顔
公園での二人の会話、幼稚園が大切になりますぴかぴか(新しい)
<コスモスさん>

>幼稚園のオルガンの楽譜にタイトルが付けられていたのをみずほは見てないと
>私は思っています

 私も「みずほは曲名を知らなかった」と思います。彼女が曲名を確認できたと
すれば、警備員に見つかった後、オルガンの楽譜を取りに戻ったシーンしかな
いのですが、楽譜に曲名が書いてあったとしても判読する余裕はなかったでし
ょう。映像上では楽譜に曲名があったか否か、確認はできません。あの時点で
は、「光は曲名をつけていなかった」と私は想像します。

>フライングもタイトルはすでに光が付けてたと考えています
>だからなんです 光とみずほでしか分からない魂が繋がってると私は思ってます

 『Flying』は光がつけた曲名。みずほは曲名を知らなかった(パンフを読んでい
なかった)が曲想から「空飛ぶ絨毯」と評価したのはアリですね。
 『Heaven's Song』は、曲を聴かせる前に光が「空から曲が降りて来た」とみず
ほに説明しています。みずほは光のオルガンで心を打たれ、涙を流し、陸橋で
「天国から聴こえてきた歌のようだった」と評した。いずれも、二人の感性がきわ
めて近いことの証拠だと思いますね。ハート達(複数ハート)
こんばんはわーい(嬉しい顔)
中々、3rdステップに行けませんがあせあせ
この2ndステップには二人の本質が満載なのでこだわってしまいますウインク
とりわけ、二人にとって繋がりをもつ曲のタイトルについてですが、フライングは、最初に光がみずほに心を傾けたきっかけになった曲だったので、私に光がすでにタイトルをつけていたと思わせていたのかもしれませんあせあせ時系列でみるとオケとの稽古場で楽譜のタイトルがアップになる場面から、光がみずほに影響されている象徴だったのかもしれないと思いました揺れるハート
それでも、曲を通して二人の繋がりが裏付けされていると着目しています揺れるハート
決定的なのは、ヘブンズソングは、すでに光がタイトルを付けていたことが、オルガン上の楽譜で見て取れるので涙もちろん、みずほは知らないですよねハート達(複数ハート)
光が、空から曲が降りてきたと言ってはみたけれど、みずほの天国からの〜ことばは、光の心に響いた瞬間(レッドゾーン)だと私がよりどころにするところなのですハート達(複数ハート)
3rdステップに続くウインク
<コスモスさん>

>二人にとって繋がりをもつ曲のタイトルについてですが、フライングは、最初
>に光がみずほに心を傾けたきっかけになった曲だったので、私に光がすでに
>タイトルをつけていたと思わせていたのかもしれません

 コンサートでの第一曲目ですが、あのタイトルが何だったのかは不明です。
最初から『フライング』だったのか、それとも、レストランでみずほの感想(空飛
ぶ絨毯)を聴いてから『Flying』にしたのか、どちらとも言えません。ただ、私は
光とみずほの強い結び付きを考えると、後者であろうと思います。『Flying』の
タイトルが楽譜上で確認されるのは、ご指摘通り、光とオケの練習を見学に行
った時が最初になりますね。曲名が先か後かもありますが、やはり、作曲した
光自身がみずほの感想を非常に高く評価している点は動かないと思います。 

>決定的なのは、ヘブンズソングは、すでに光がタイトルを付けていたことが、
>オルガン上の楽譜で見て取れるのでもちろん、みずほは知らないですよね

 これは未確認ですが、幼稚園でオルガンを演奏する時に楽譜がクローズアッ
プになりましたか? あのシーンで楽譜のタイトルが確認できたとは思わなかっ
たのですが・・・。私の記憶では、『Heaven's Song』のタイトルが確認できたの
は、ラジオ放送の時だったはずですが、いかがでしょう。
こんにちはわーい(嬉しい顔)
ムードオルガン上のメモ楽譜にヘブンズソングのタイトル〜私の瞳に残像として記憶にあるのは、私は何を観ていたのでしょうか台風
その後、何度か楽譜がクローズアップされてる場面はありますよねあせあせ
この点は、不明なまま進みますが、自身でどうしてなのかは、考えてみたいと思いますm(__)m
<コスモスさん>

>オルガン上の楽譜にヘブンズソングのタイトル〜私の瞳に残像として記憶にあ
>るのは、私は何を観ていたのでしょうか

 録画を確認してみました。幼稚園の教室に入り込んだ時、光が「・・・星を見
ていたら、曲が降りて来たんだ」と言いながら、オルガンの譜面台に楽譜を置
きますが、タイトルが書いてあったかどうかは判然としませんでした。タイトル
が読み取れるとすれば、このシーン以外にはないはずです。(2nd Step)

>その後、何度か楽譜がクローズアップされてる場面はありますよね

 タイトルがはっきりと画面で確認できるのは、光がローマに旅立つ日のスタジ
オ収録した時だと思います。指揮者用の譜面台に楽譜を置いた時、タイトルが
「Haeven's Song 〜Full Version〜」と読み取れます。(5th Step)

>この点は、不明なまま進みますが、自身でどうしてなのかは、考えてみたいと思
>いますm(__)m

 私はこの時の印象が強烈なので、もしかしたら、私の勘違いかも知れません。
遅くにこんばんはわーい(嬉しい顔)
すみませんあせあせ神経を使わせてしまいましたねがく〜(落胆した顔)申し訳ないです。ごめんなさいm(__)m
確かに、譜面はスタジオとローマに立つ前のホテルで見れますねほっとした顔
もし、私の記憶が、思い込みだったら、自分がおそろしいふらふらげっそりあせあせです。しかし、何故、その場面を具体的(こちらに詳細を書けなくてごめんなさい)に記憶しているのか、自分なりに調べてみますあせあせそろそろあせあせ3rdステップへ行きますウインク
<コスモスさん>

>すみません神経を使わせてしまいましたね申し訳ないです。ごめんなさいm(__)m
>確かに、譜面はスタジオとローマに立つ前のホテルで見れますね

 全然、問題ありません。あっかんべー色々な視点でドラマを掘り下げていけるのは、
本当に面白いです。一人一人の見方、感じ方で同じ映像を観ても、違った
解釈が成り立ちますから、大いに参考になります。

>もし、私の記憶が、思い込みだったら、自分がおそろしいです。

 記憶は、見たり聴いたりしたものが精確に記憶されることもあれば、先入
観によって違った内容で記憶してしまう場合がありますね。私も、よくやりま
す。気になったので、別の録画映像で幼稚園のシーンを確認してみました
が、楽譜には判読できないものの、タイトルを書くスペースに何か文字があ
るようです。A4サイズの楽譜は、各ページごとにタイトルを書くものなので
しょうか? 光が譜面台に置いた2枚目(右側)の同じ場所にも文字が書か
れています。この時点で、『Heaven's Song』というタイトルだった可能性が
ありますね。私の方が間違っていたかも知れません。あせあせ(飛び散る汗)
こんばんは。
話が前後して、すみません。
やはり、今回のミセシンの感じ方の違いが、ストーリー通して随所にありますね。以前はみすぼの表情が印象的だったのが、今回は、どうしても、光の表情を重点的に観たくなってしまいました。
前回は、2話では、幼稚園での古いオルガンで、ヘヴンズソングを弾いてる場面での、光とみすぼのシーンが、衝撃的で感動していましたが、今回は、二人で陸橋の街灯下まで 走って来てからの光が、みずほの後ろ姿を愛おしくてたまらなくなり、みすぼの腕を取り引き留めるシーンが、何故か、胸が、熱くなってしまいました。
光が、普通の友達でいるためにストイックにしていただけに、みずほが、どれほど孤独な境遇にあるのかを知り、みずほは、元気が、なくなったら、光が作った曲を思い出して、天国から聴こえて来るようだったと微笑んで去っていく姿が、光のそれを超えてしまう、直向きな瞬間だったのかなと。光のこみ上げた気持ちが、表情に出ていましたね。

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