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アンチ・ファンタシーコミュの2013 英語b

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ファンタシー作品Peter and Wendy(1911)を読みます。英語のテキストとインターネット上に公開した参考資料を連動させて情報収集を行い、読解と文化研究を平行して進めていきます。
ピーター・パンに関連する映画『ピーター・パン』を観て原作の記述との相違を確認していきます。読解上の要点を示した注釈テキストを軸としてネット上に公開してある参考資料と比較することにより、テキストの内容に対する立体的な理解を図ります。英文の記述の具体的な把握を心掛け、ただ訳すだけでは分からなかった英語表現の実際の内容を読み取る感覚を身に着けます。
機械的な翻訳に終わらない英語の文章から具体的な内容を読み取る実質的な内容把握のあり方を身に付けます。異言語における表現と記述の相違を認識し、翻訳可能な意味の内実を理解することが大事です。

【授業計画】
1回 原作『ピーターとウェンディ』の最初の部分
「子供達は全て、たった一人を除いてみな大きくなるものです。」
2回 映画Peter Panの「ダーリング夫人の口許のキス」
映画と原作の描写との違いを読み取る
3回 ダーリング氏は銀行員で、何の値段でも知ってました。
Mr Darling was a banker who knew the cost of everything, ...
4回 ダーリング氏はウェンディが生まれてから出費の計算をする
it was doubtful whether they would be able to keep her
5回 やっかいなイギリス通貨の計算、繰り上がりが面倒
I have one pound seventeen here, and two and six at the ...
6回 ウェンディとピーターはキスの交換をする
She also said she would give him a kiss if he liked,
7回 置き忘れたピーターの影はどうなっていた?
映画では噛み切られたピーターの影は自分でタンスの引き出しに
8回 「死ぬことは途轍もない冒険だ。」
映画では、原作とは異なった場面でこの台詞が語られていた
9回 原作のキャプテン・フックの登場シーン
His eyes were of the blue of the forget-me-not...
10回 キャプテン・フックの正体とその姿、装着した鉤爪は右手に
the only thing he shied at was the sight of his own blood
11回 「お前はタラだ!」とフックの「当てっこ遊び」
フックの声を真似するピーターとその声の正体を見破るフック
12回 ピーターは死んでしまったティンクを生き返らせる
If you believe, clap your hands; don't let Tink die.
13回 ピーターは意図的に大人達を殺す
every time you breathe, a grown-up dies
14回 子供達にお話をするウェンディ
“Let us now," said Wendy,“take a peep into the future"
15回 質疑応答と試験の実施
manaba folio への答案送信と送信結果保存データの確認
テキスト: 黒田誠註釈『Annotated Peter and Wendy』(近代文藝社)
参考図書: 黒田誠『アンチファンタシーというファンタシー』(近代文藝社)
  ブログ「Fantasy as Antifantasy Daily Lecture」に公開されてある解説と訳を参照し、授業内容の補完を行います。

コメント(5)

インターネット上の参考資料を見つける

文字列「antifantasy」で検索をかける
「fantasy as antifantasy」
「Fantasy as Antifantasy Daily Lecture」
「ReaD Researchmap antifantasy」
などを利用していきます。
「ピーター・パン」いろいろ

ディズニーアニメの「ピーター・パン」と原作の Peter and Wendy は全くの別物です。また、この講義で紹介する映画「Peter Pan」も、原作の中身をよく理解した上で、別な角度からこの作品世界を語ることになっています。題名とは裏腹に、この映画の主人公はウェンディだからです。本講義では映画と原作の様々な場面での具体的な相違をチェックしながら、原作の英語記述の内容を確認していくことになります。
原作Peter and Wendyの冒頭

原作はこんな風に始まっています

All children, except one, grow up. They soon know that they will grow up, and the way Wendy knew was this. One day when she was two years old she was playing in a garden, and she plucked another flower and ran with it to her mother. I suppose she must have looked rather delightful, for Mrs. Darling put her hand to her heart and cried, "Oh, why can't you remain like this for ever!" This was all that passed between them on the subject, but henceforth Wendy knew that she must grow up. You always know after you are two. Two is the beginning of the end.

解説は、ブログ Fantasy as Antifantasy Daily Lecture の2005年11月17日にあります。
お母さんの口許のキス

原作ではこのように語られています。

Of course they lived at 14, and until Wendy came her mother was the chief one. She was a lovely lady, with a romantic mind and such a sweet mocking mouth. Her romantic mind was like the tiny boxes, one within the other, that come from the puzzling East, however many you discover there is always one more; and her sweet mocking mouth had one kiss on it that Wendy could never get, though there it was, perfectly conspicuous in the right-hand corner.

テキスト Annotated Peter and Wendy ではp. 7の2番目のパラグラフです。テキストの註を確認しておいて下さい。

Fantasy as Antifantasy Daily Lecture の該当箇所は
「読解メモ2」、2005年11月18日付けの記載です。
訳と解説を確認しておいて下さい。

これに対応する映画の映像と字幕を確認しておいて下さい。
お母さんのキス

「右側にあるのがはっきり分かります」と言ってますが

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