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 妄想村コミュの真面目ぢゃいけませんか?!

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『妄想物語』
お疲れ様でした。
素敵な物語でしたねハート



さぁ、次のmissionです。


レベルアップです!


題名 : 真面目ぢゃいけませんか?!

第一章 ライオン丸

第二章 ファーストKiss

第三章 合コン

第四章 あたしぢゃない

第五章 ココアよりミルクティー

第六章 最初で最後

第七章 モテる私に意義あり

第八章 ひとりにしないで

第九章 打ち上げ花火

最終章 君のやさしさ




これらの事からストーリーを生み出せ!!


あと先を考えないで作ると 大変な事になりますよ。

悪魔でもハートラブストーリーハート です。



さぁ。
素敵な恋の物語りの始まりです!


※更新は暇な時でかまいません。まあ、あたしはおもしろくてどんどん進めちゃうけど(笑)

忙しいだろうから疲れない程度にハート*^ー^*


コメント(40)


『真面目ぢゃいけませんか?!』


第一章

ライオン丸


『三咲ー!待ってよ。待ってったらー。帰らなくてもいいぢゃん。』



今、あたしの手を引っ張ってるのが親友の理香。


『いますぐこの手を離して!』


あたしは怒ってる。
ものすごく。


『だから。ごめん。謝ってるぢゃん。それにもう言っちゃったんだもん。』


その甘えた様な声。
無性に腹が立つ。



今。
あたしが怒ってる理由。




彼女の男癖。嘘をついて自分を美化する。
またくだらない嘘をついた。


彼女の悪い癖。

これがはじめてぢゃない。

前回は モデルをやってるとウソをついた。

おかげで 私は 雑誌編集社の役をやらされた。

その前は 料理が得意だとウソをついた。

おかげで 私は 彼女が作ったかのように料理をし、スーパー忙しかった。


それだけぢゃない。数えたらキリがない。


『あんたさ、いい加減にしなよ。嘘ついてまで男を落としたい?好きでもないんでしょ?またすぐにポイぢゃない。あんたの頼みは聞かない!!!!!そんなくだらないのに付き合えない!!』


今日こそガツンと言ってやった。
興奮して頭から湯気が出そうだ。



『…グスン。…グスン。ひどい。三咲。遊びなんかぢゃない。あたしは本気だょ。すごくすごく好きで切なくて三咲にしか相談出来なくて…。グスン。』


理香がポロリと綺麗な涙を流した。



ぁれ? いつもと違う。
本気なの?


『わかった。わかったって。本気なの?絶対ね?』



あたしは涙に弱い。

『理香が本気なら。協力するよ。で、今回の頼みは?』



涙を拭いた理香がキラリと笑った。



『うちの弟、今日から三咲のうちに住むませて』




…ん?

今?! なんて行った?!



『あたし、今日からダーリンと同棲するの。今、弟と2人暮らしでしょ?3人で住む訳にはねぇ…。ダーリンにはひとりで住んでてストーカーに追われて怖いって言っちゃったし…』

ストーカー?また、くだらないウソ…

『だからってなんであたしんちなの?!』

ますます頭から湯気が出そう。

『だって、三咲ひとり暮らしでしょ?あいつ、あーみえて頼りになるし。用心棒になるよ
家賃だって半分払わすしさ。』


んー!!!!もぅ!!!
勝手すぎる!!!
つくずく理香には飽きれる。


結局また、騙された。

『あ、弟。大我(たいが)には了承済みだから安心して。ぢゃ。ヨロシク。』


おーぃ!!!
なんで弟も勝手に承諾してんのさ。


それに弟って高校3年でしょ?
なんであたしが高校生と同居しないといけないの!!!!

考えらるない。

受け止めきらない現実を胸に抱えながら帰宅した。


イライラしながら服を着替える。


服を投げ捨てる。


ピンポーン。

チャイムがなった。
脱いだ服を洗濯機に入れながら玄関のドアを開けた。


立っていたのは
緩い感じの服装をしたライオンみたいに髪を逆立ててる男のコ。


『どちら?』

思わず口を開けた。

『山村大我。今日から住むから。ヨロシク』
大きな鞄を玄関に置いた。


大我…!!!!
理香の弟。
来るの早ッ!!!!

高校生ってもっとかわいい感じの想像してたのに…

なんか…違う!



『ねぇ。いいの?あんたそれでいいの?男と住むために追い出されたんだよ。』

思わず彼の服を掴んだ。

よし、コイツも巻き込んで理香を攻めに行こう!!

ナイスアイデア指でOKあたしハート



『ぇ?男?いんぢゃん?姉ちゃん楽しそうだし』
と言うと鞄から荷物を出す。


『ぁ、そうだ。三咲。なんか飲みもんねぇかなぁー。のど渇いちった。』
口を開けてあたしを見上げる。


キーッ!!!!!!!

三咲…?

いきなり呼び捨て!!!
なんなのよ。図々しい。

ちょっとは遠慮しろょ。

小さな声で言いながらあたしは冷蔵庫から飲み物をだした。



そぅ。この時から

このライオン丸みたいな頭したヤツとの妙な同棲生活が始まった。
るんるんジューーー

いいにおーいハート達(複数ハート)

んっexclamation & question バサッ

あっそうだ。理香の弟が家にいるんだ…

っていうことは……………。


『三咲ハート達(複数ハート) おはよー
仕事間に合わないよ
朝ご飯作ったから 早く支度しろよ』


『はい…。』
ヤダ!!思わず返事しちゃったたらーっ(汗)

でも 美味しそうハート達(複数ハート)
トースト・ハムエッグ・サラダにスープ

『 俺 こうみえて家事全般得意なんだ
もちろん洗濯も(笑)』

ゴホッ!!


『ちょっと止めてよexclamation ×2
『冗談exclamation ×2冗談exclamation ×2(笑)』


『……ごちそうさま
……………………………… ありがとう………美味しかった』



ライオン丸はなんか喜んでる 案外いい奴だったりして………

『いってらっしゃいムード
仕事がんばれよ!』

『大我は 勉強頑張りなさいexclamation ×2

バタンッ。


なにこれー。
あの女の考えにドップリハマってる…………たらーっ(汗)




(夜になり………)

はぁー 今日も疲れた

家に帰る途中にある公園から 何か音が聞こえる

なんだろう………

ムードー(長音記号2)ムードー(長音記号2)ムードー(長音記号2)ムードー(長音記号2)……


誰かが曲に合わせて踊ってる
近づいて見ると……


あの ライオン丸exclamation ×2exclamation ×2


なんか ちょっとカッコいいよ…………。
第ニ章

『ファーストKiss』



ダメダメ。


あたしは同居を認めたわけぢゃない。


早く彼に出て行ってもらわないと!!!



見ないふりをして足早に通りすぎる。




『あれ?三咲?おーぃ。三咲!!』


やばい。
見つかった!!!!


『なんだよ。一緒に帰ろうぜ。』



『ちょっと…勘違いされるぢゃない。あたしは仕方ないからあんたと住んでるの。

この際、ハッキリ言うけど。

あたしとあんたは同居。
あたしはあたしのペースでくらしたい。

理香の弟だし。あたしも引き受けたわけだし今は同居で仕方ないと思ってる…。


ただ。
あたしとあんたが一緒に住んでる事は絶対、内緒。』



ぁ?あれ?

振り返ると大我はいない。



『おーぃ。三咲。何やってんの?帰んぞ。』



数メートル先からあたしに向かって叫んだ。



キーッ!!!!!


ライオン丸のヤツ!!!!!!!!


アイツどこまであたしの話し聞いてたんだろ。


仕方なく大我のあとに続いて歩く。



なんだか変な感じ。

あたしのうちなのに…
なんでコイツが先頭きって歩くのょ!!!!!!





!!!!!!!!

アッ!!!!



近所のおしゃべり主婦。


木下さんだ。



『大我!待って。』

あたしは服を引っ張って車の影にしゃがんだ。


『ぉい。イテェーよ。』
あたしに頭をおさえつけられた大我がもがく。


『シーッ。静かに』
大我の口に手をあてる。


山下さん。
おしゃべりなおばさん。



こんな人に見つかったら大変だ。

あっという間に
高校生の男の子を部屋に連れ込んでいるふしだらな女だと噂は広がる。


息をこらした。




…ハァ。



なんとか 危機から逃れた。



あたしは 力が抜けたように座りこんだ。

『お前さ、なんで世間の目とか気にするゎけ?』

大我があたしに接近し、おでこをツツいた。


距離が近い。


『う、うるさいな。あたしはあんたと違うの』



高校生の癖に生意気だ。


接近された事に微妙に動揺して立ち上がった。
『あれーっ
三咲照れてるexclamation & question


『何言ってんのたらーっ(汗)

夜だからよかった
きっと 顔が赤くなってたかも…………


『ねぇ 三咲
今さっき俺のダンス見たよね?』


『え? 見てないよたらーっ(汗)


『つぅか みえみえのウソつくなよ』

…………………。



『あっ あのさ 土曜にダンスの試験があるんだ』


『試験exclamation & question


『その試験に受かったらアメリカへダンスの留学に行けるんだ…』


『へぇ……』


『三回パスしないとダメなんだけどねたらーっ(汗)

ライオン丸には 夢があるんだね……
なんかキラキラしてる………。


『ちょっとカッコいいって思っちゃった系exclamation & question


『はぁ?全然思ってない系exclamation ×2



『 応援してくれたらうれしいな』


 
『一回目合格したらね』
『よぉーし 三咲の為に頑張るぞexclamation ×2exclamation ×2



おぃおぃ……………。
自分の為でしょうがたらーっ(汗)



あんな事言っちゃったけど まぁ応援してあげようかな……………。




夢を追ってる男の人は嫌いじゃない。



確かに…



ダンスに夢中になってる
大我は少しかっこよかった…



−-−-−-−-−-−-−-−-−-−

あたしたちの 部屋割。

玄関を開けると廊下が続く。

お風呂場とトイレを過ぎてリビングへと続く。


リビング右奥がたあしの寝室。

で、その横の 四畳半の和室が同居人、ライオン丸の部屋。



仮にも男と、女。
へんな事あったら困る。


寝室の部屋をロックして寝るのが習慣になった。





『ぢゃ、おやすみ』



一応、挨拶だけはしておく。




『三咲…。来週、土曜ダンスのテスト合格したら…ご褒美に俺とさ…』




!!



俺と…

何…!!!!!


大我が壁に手をついて急接近した。


目が真剣だよ…
なんか
獣のような目…


あたしは思わず顔をそらした。


『俺と…


部屋変わってくんね?』





『はぁ?(・・?)』
目をパチパチさせた。




『だってさ…俺、布団で寝るの…慣れないんだよー。だから、部屋、変わってよ!』






『バカッむかっ(怒り)むかっ(怒り)むかっ(怒り)むかっ(怒り)むかっ(怒り)早く寝ろ!』







パチンと頭をはたいてあたしは急いで部屋に入った。



『チェッ!!!』
大我はライオン丸みたいな頭を撫でながらシブシブ和室の襖を閉めた。




あたし…
何を期待したんだろう…

三咲。
ご褒美にキスして

とでも言われると思った??

なんであたしがドキドキしなきゃなんないのよ!!!!





ベットにもぐり混んでギュッと目を閉じた…。
ドンドンドン…ドア
『三咲 起きろよexclamation ×2exclamation ×2


う………ん?
今日は休みの日なのに
ゆっくり休ませてよ………



『三咲の下着 洗濯しといたから(笑)』

え? ウソ!ガッビーンexclamation ×2exclamation ×2

『大我〜〜〜〜〜exclamation ×2exclamation ×2exclamation ×2



『嘘だよ(笑) 朝から怒ってると肌に悪いよ(笑)』

ムカつくぅ〜〜〜〜exclamation ×2exclamation ×2




『何?あたしを無理に起こして 』


『今日はダンスの試験だから 笑顔で見送ってくれないかなって』

はぁ? あたしはライオン丸の彼女か?




『ハイハイ頑張って』


『まぁいいか(笑)
そこが三咲らしいからな じゃあいってきます
ご褒美忘れんなよexclamation ×2exclamation ×2



何こいつ………
とことんウザイたらーっ(汗)




試験 何時からだろう…………


なんか時間ばかり気にしちゃうよ時計
ょし、天気も良いし…
アイツのせいで目が覚めちゃったし… 洗濯でもするかな!!!


暖かい日の洗濯って気持ちィイ。

お日様の匂いが幸せな気分にしてくれる。


ぅ〜〜ン!!!!!!
ベランダに出て伸びをする。

『三咲ちゃーん。』

ん?


下を覗くと 中学の時の同級生、かなっぺがいた。


『かなっぺ!!!!久しぶりぃーハートハート

ホントは上がってとか言いたかったけど…


うちには厄介な同居人の厄介な荷物があった。


近くのカフェでお茶をすることにした。


『元気?』
何年ぶりだろぅ…

『うん。三咲ちゃん変わってないからすぐわかったーハートハート
かなっぺはあの頃と変わらない笑顔で笑った。


『へー。かなっぺ大学生なんだー』

あたしは高校卒業してすぐ就職しちゃったけど…学生の彼女はなんだかあたしの知らない世界が広がってて羨ましかった。


『ねぇ、三咲ちゃん。明日、合コンあるんだけど来ない?人数足りないんだ』

合コン?!
あんまり得意分野ぢゃない。
そりゃ、あたしだって合コンくらい行ったことあるけどなんとなく乗り切れなかった。


『実はね…、あたしの友達の友達の男子なんだけど、女性恐怖症みたいな子がいるらしいの。で、その子の為に合コンが開かれる事になったわけ。

だからただの出会い目的だけぢゃなく…

人助けだと思って…』
と言ってかなっぺは私の手をとった。




『人…助け…』


あたしはこの言葉に弱い。



結局、引き受けてしまった…右斜め下右斜め下


4vs4の合コン。

あたしの他に一人誘ってと言われた…

そんな事言われても急な話しだし、22歳の花ざかりの年代、みんな彼氏とラブラブハート彼氏いないのは私だけ…


はぁダッシュ(走り出す様)


家に戻ると大我が靴があった…。

『ん?大我〜?』

リビングまで来ても大我の姿は見当たらない。


あれ?

とりあえず、脱いだ上着を部屋に置こうとドアを開けた。


そこに見えたのは
あたしのベットに丸まって眠る大我だった!!!!!



チョチョチョ…


『大我、起きて!!なんであたしのベットで寝てるのよ』

寝ている大我の布団を取りゆすった。

『三咲?おかえり…』
片目を開けたままあたしを見た。


『おかえりぢゃない。起きろ!バカ。』
大きな体を引っ張った。


ガバッ。

起き上がった。

『俺、寝てないの!ご褒美!だよご褒美』
寝ぼけた顔で言った

『ご褒美?んぢゃぁ?テスト…うまくいったの?』

私は思わずベットに座った。


ニコッ。
と笑うと ブイサインをした。


『やったー!!やったやった』
思わずうれしくて大我の手を握ってしまった。


『喜んでくれるんだ』
大我が落ち着いた表情で笑った。


『いや。その。あたしはただ…早くテストに受かって出て行って貰おうかなぁ…と』
慌てて握った手を離した。

『とにかく、あたしのベットで寝ないで!あたしの部屋に入らないで』
大我な背中を押した。

『はいはい。』
重い腰を上げたと思ったら…

あたしの唇に柔らかいものが触れた。








Kiss…





大我の顔が今までで一番近くに接近していた。



『きゃっ!!!』
大きな大我を突き放した。


『何するのよ!!!!』

『ん?、ベット貸してくんないからー。ご褒美もらったから』

サラッと笑うと部屋を出て言った。


息が出来なかった。
息なりキスするなんて!!!

あたしのファーストKiss…
唇をさわったまま時が止まり涙がこぼれた。

次第に…
怒りとかわり…



ライオン丸のヤツむかっ(怒り)むかっ(怒り)むかっ(怒り)むかっ(怒り)むかっ(怒り)

なんか仕返ししないと!!!!


チャペルチャペルチャペル

ひらめいた。


アイツ意外とかわいい顔してるし… 合コン…クククッ。 (笑)

クローゼットから大きなワンピースを引っ張り出した



−-−-−-−-−-−-−-−-−-−

第三章

合コン
『ねぇ 大我わーい(嬉しい顔)
私に借りがあるよね?』

『はぁ? 何言っちゃってんの?三咲さん』

『じゃあ 今ここにいられるのは誰のおかげ?』

『…………わかったよ。』
『じゃ何でも聞いてくれるね?』

『一回だけだよ』

よぉし ライオン丸くんよく言った(^∨^)v



『じゃあこれ着て(>v<)』
『え?なんだよこれexclamation ×2
『何でも聞くって言ったよね………大我くんexclamation ×2


嫌々 ライオン丸は私のワンピースを着た


『三咲 これでいい?』
大きいワンピースでも かなり短めで肩幅があるけどたらーっ(汗)まあいいか……

『もう脱ぐよexclamation ×2


『ダメexclamation ×2これから出かけるんだからexclamation ×2

『はぁ?何言っちゃってんの!出かけるなら着替えて行くよexclamation ×2

『じゃあこの家から出ていく?』


『………わかったよたらーっ(汗)

それからメイクもして…


……………… まぁなんとか顔がかわいいから見られるようになったかなたらーっ(汗)

『ねぇ 大我
このワンピースを脱ぐまで約束してほしいことがあるの
1ちゃんと女の子を演じる
2言葉使い・低い声に気を付ける
3股を広げない
4キレない
約束守ることexclamation ×2いいね。』
『もうどうでもいい。』

じゃああたしも着替えよ。



『三咲……………。』

『なによexclamation ×2

『なんか いつもと違う…かわいいハート達(複数ハート)

『はぁ?年上をからかうなexclamation ×2


超恥ずかしい……………


『大我のお姉ちゃんは理香だから 今から大我は……………理沙ねムード

『ふざけんなよexclamation ×2

『約束は? ほら行くよ』

って出発したが
男ってバレるか不安だよ…………たらーっ(汗)
結局、時間ギリギリまで大我ともめて…


『大我!早く!!!!おっと!違った!理沙!早くして』
待ち合わせ場所までスカートをなびかせ走るはめに…

待ち合わせの場所に見えたのはかなっぺとその友達。

『三咲ちゃん手(パー)』かなっぺが気がつきあたしに手を振った。


『ごめんね。遅くなっちゃった。』


にっこり微笑んだかなっぺが私の連れに目を向けた…


やばぃ。やっぱりバレたかな…

『あ、このこあたしと同じ会社の山村理沙ちゃん。』
慌てて大我を紹介する。

『はじめまして手(パー)ヨロシク』
意外にもすんなりかなっぺは理沙を受け入れた。

かなっぺの連れは立川泉ちゃんギャルっぽい今どきな感じ。


私たちは待ち合わせの居酒屋へと向かった。


居酒屋に入ると男性陣は気合いの入った格好で待ち構えていた。



一番手前に座ってるオシャレな男の子。
相沢光輝(あいざわこうき)22歳。かなっぺの友達。主催者だ。

その隣 背が高くて爽やかな感じの男の子。
松宮優太(まつみやゆうた)25歳。

その隣 みるからにテンションの高いお調子者。
藤森拓郎(ふじもりたくろう)25歳。

そして一番はじに座ってるのが女性恐怖症と言われる
七瀬雅樹(ななせまさき)23歳。
そんなふうには見えないけど…




『ぢゃ、オレたちの出会いに乾杯しよーぜ』

さっそくお調子者の藤森拓郎が立ち上がった。



あたし達もそれぞれグラスを持つ。



『ちょっとまった!!!!!!!』


隣に座ってる大我をひっぱり小声でつぶやいた。


『コラ。あんた未成年でしょ!!!!!』

『いいぢゃねーかよ。ちょっとぐらい』

『ダメ!高校生、飲ませるわけにいかない!!』

『お前、真面目だな。だから男にモテねぇーんだよ』

なんだと!!!大我の首を絞める。



『三咲ちゃん、理沙ちゃんどーした?』一番はじの席から相沢光輝が叫んだ。



!Σ( ̄□ ̄;

慌てる

『いや、あの。理沙…お酒飲めないんです』

といって持っていたグラスをウーロン茶に変えた。



そんな訳で人助けの合コンとやらが始まった。

大我は意外と口数少なく…いい感じに理沙に化け…

あたしもそれなりに盛り上がり
いい感じにお酒も飲み…





気がついたら…朝だった。


あ…痛ッたた…

二日酔いで頭が痛い…

目が覚めるといつもと違う景色が広がっていた。


どこ!!!!!


布団。和室。畳み。


!!!大我の布団ぢゃん。

焦って襖を開けた。

大我が玄関で靴を履こうとしていた。

『待って…なんであたし?』
言いかけたら大我が尽かさずはなし始めた。

『なんでぢゃねーよ。お前、酒癖悪すぎ。酔い潰れて大変だったんだからな。お前の部屋に寝かせたらゲロ吐いちゃうし、仕方ないから俺の部屋に寝かせて…俺、もう学校だからいくけど、帰って来たら説教な』

バタンとドアがしまった。

頭に響く。


やってしまった…


そして… 気持ち悪い…
結局一日、トイレから出て来れなかった。
まだ 少し頭痛いけど
なんとか 動けるかな…たらーっ(汗)

大我に迷惑かけちゃったから 今日は腕を振るいますか電球


大我の好きなメニューってなんだろう…………?

まぁ男の人が好きそうな物を作ればいいかな………

なんかあたし気持ち悪exclamation ×2

彼氏でもない追い出したい奴の為に料理作ってるよたらーっ(汗)





『ただいま…
超いいにおいしてるんだけど』

『あのー。この前はごめんなさい 反省してます』

『まぁまずは 冷めないうちに食おうぜ カレーライスハート達(複数ハート)
俺 超大好物なんだぴかぴか(新しい)



たくさん食べてくれたライオン丸 ちょっとうれしかった……




『じゃあ 俺ダンスの練習に行ってくる
また来週ダンスの試験だからさ。 』

『ねぇ 説教は……?』


『夕飯作ってくれたからいいよ
おいしかったexclamation ×2ありがとう三咲わーい(嬉しい顔)

バタンッドア

(*/ω\*)………揺れるハート
恥ずかしい……
一瞬 時間が止まったみたい




携帯電話ムードムードー(長音記号2)携帯電話ムードムードー(長音記号2)

あっ電話だ電球

でも知らない番号……
無視しよう…………


携帯電話ムードムードー(長音記号2)携帯電話ムードムードー(長音記号2)


また鳴ってる………


怖いけど……………

『もしもし…………。』

『もしもし 三咲ちゃん
この前はどうも。
おれ 松宮優太だけど
分かるかなexclamation & question


え?誰だっけ……………? あっexclamation ×2exclamation ×2

合コンでの人だexclamation ×2exclamation ×2


何で番号を知ってるのexclamation & question

あの日はかなり酔っていて覚えてないよたらーっ(汗)
『う、うん…どうも』
ここは合わせるしかない。

『あのさ、今度2人でご飯食べ行かないかなぁ。』
これってデートの誘い?

『あは…。最近忙しくて…』
あんまり乗り気ぢゃない右斜め下あんまり軽く見られるのもイヤだった。

『そっか(笑)ぢゃあ、暇になったら連絡ちょうだい。いつでもいいから』
デートに誘ってるのに松宮優太は妙に爽やかだった。

電話を切ってカレーのついたお皿を水につけた。


なんで…番号…

大我にでも聞いてみるか…。



練習から帰って来た大我はシャワーを浴びにお風呂場に向かった。


あとを追いながら話しかけた。

『ねぇ?大我。あんた昨日あたしの番号教えたでしょ?』
パタパタと足音を立てて付きまとう。

『はぁ?しらねーょ。自分で教えたんぢゃねーの?』
面倒臭そうに答える。

『ぢゃーなんで電話がかかって来るのよ!』

『俺ぢゃねーよ。お前酔っ払って教えたんぢゃねーの。…つかさ、俺…脱ぎたいんだけど』

『ぁ、あ…ごめん…』

『なんなら一緒に入る?』
Tシャツを脱ぎ捨て筋肉質の体が目の前に現れた。


慌ててドアを閉めた。



はぁダッシュ(走り出す様)


びっくり。
高校生のガキだと思ってるはずなのに時々、急に大人に見える。


私の電話が続けて鳴った。

『はぃ。』
出ると会社の上司だった。

『森田さん、急な話で悪いんだけど…明日から5日間。福島まで出張行ってくれないかな。』

え!!!!ほんとに急なはなし
でも仕事だしほぼ強制だよね右斜め下
『ゎ、わかりました』

こうしちゃいられない。
準備しなきゃ。



シャワーから出てきた大我が冷蔵庫からビールを取り出した。


『まったー!!!お酒はだめー。未成年でしょ。』
ビールを取り上げた。

『またかよ。これくらいいいぢゃん。三咲は真面目すぎるよ。むしろお酒禁止にしたいのは三咲の方だよ』

それを言わないでー右斜め下右斜め下右斜め下

『あ、さっきの話しだけど…だれかから電話きたの?』
ビールから牛乳に変えたグラスに手をかけた。

『ぇ?いや。べつに』
何故か、大我に言いたくなかった。


『まぁ、いいけどさ。あ、俺は…あの女恐怖症だっけ?あいつからメールで告られた』


『は?ぇ?今、なんつった?』

『だから、なんだっけ?七瀬雅樹?アイツに…』


『ェエエ工ーexclamationexclamationexclamationぢゃあ、女恐怖症って…あのひと…こっちだったの?』
ホモ?オカマ?なに?なに?

『ぶぁか!お前、アフォかあパンチパンチ俺ぢゃなくてアイツが好きなのは理沙!ばれないように演じたよ。なんか…お前の介抱してる俺を見てこんな友達思いの子がいるのか…的な。なんか前の女が友より男。みたいな…すごいヤツだったらしいぜ』


まぁ。まるであんたの姉。理香みたいなヤツ。

『で?答えは?』

『ばか。俺が付き合うゎけねーだろ。断ったに決まってる。でも長年、閉じこもってた殻から抜け出せそーだって喜んでたぜ。』

『キャハハ。付き合ってみれば良かったのに』
笑うと私の腕に軽くパンチをした。


最近はこんな絡みが増えていた。

そして私はほんの少しだけ…
ほんの少しだけ ここちいい気がしてた。



『あたし、明日から急に出張になったから』
そう伝えるといつもより早めに部屋に入った。





−-−-−-−-−-−-−-−-−-−
第四章

あたしぢゃない
 今日から5日間の出張。

  久々に朝早く家を出る。 あたし朝すごく苦手...........。

 『いってきます。』ってらいおん丸に言おうと そっと部屋をのぞいたら
 まだ寝ていた眠い(睡眠) らいおん丸の寝顔 超かわいいexclamation ×2

いつもだと らいおん丸に起こされているんだよねあせあせ
  いつもありがとうね。大我...........。


 たぶん気づくと思うけどらいおん丸に『いってきます。』の手紙書いて
  テーブルに置き 出発.......。


 仕事うまくいくか分からないけど 大我だってダンス頑張ってる。
  あたしも仕事頑張らないとexclamation ×2


 福島につき 仕事も順調に進んでる。

 でもなんか 淋しい..........。

  

  
 大我の声が聞きたい..........。






あわてて大我に電話しようと思ったら
『あっ
exclamationあいつのアドレス知らなかったんだたらーっ(汗)


それに気づいた時涙がこぼれた・・・・・。
涙はみるみるうちに溢れだした。


それでもこの時、私はまだ 自分の思いに気が付いていなかった。


携帯電話ムード携帯電話ムード

突然、静かな部屋に電話が鳴り響いた。


慌てて涙を拭き電話を耳にあてた。

『もっしぃ〜右斜め上右斜め上』 聞き慣れた声が耳に飛び込んできた。


理香だexclamationexclamationexclamation


『三咲〜。どぉ?調子は』テンションの高い声。ニヤニヤと笑っている理香が目に浮かぶ。

『調子って?』

『またぁ〜ハートあたし知ってるからいいょ。あいつイイヤツでしょ?三咲も真面目だと思ってたけど…やるなー。あたし、三咲ならィィよ右斜め上かわぃい弟をヨロシク』


…ちょちょ
『ちょっと待って?なんの事行ってるの?』

『まだ隠す気?だって…昨日、玄関の前で抱き合ってたぢゃん。』


…どーゆーこと?あたしぢゃない…あたしぢゃないよ

『ぇ?ちがうの?!昨日…めちゃくちゃ寒かったぢゃない?
出かけてたら雪まじりの雨降ってきたから三咲んとこで傘借りて帰ろうと思って寄ったら…玄関の前で大我が女の子抱きしめてたからあたしてっきり相手は…三咲かと。ま、アイツモテるし彼女の一人や二人いてもおかしくないか(笑)』

『モテるの?』

『うん。昔から段ボール一箱くらいチョコもらったりしてるよ。なーんだ。三咲ぢゃないんだつまんないのexclamationexclamationぢゃね手(パー)

話すだけ話して理香は電話切った。


ツーツーツーツー …


なのにあたしはなかなか電話が切れなかった。

そっか。大我…彼女いるんだ。
今までそんな話ししなかっただけで、ギュッて抱きしめたくなるよーなそんな子が…。

頭に思い浮かべただけで胸が苦しくて何故かイライラしたダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)



翌日、最後の仕事が終わり…

帰宅した。 足が重かった。
ドアに手をかけた。

ガチャダッシュ(走り出す様)

同時にドアが開き笑顔で大我が立っていた。

『お帰り三咲。寒かったっしょ。あったかいミルクティー入れといたよ』
いつも以上に大我が優しい。
その優しさが無性にイヤで

『いらない。あたし出かけてくるから彼女にでもあげて』
そう言うと帰ってきたばかりなのに再びドアを閉めた。


ダメだ。
だって 息が出来ないだ。
大我の顔みたくない気分。


行くあてもなく歩き始めた
ふと、松宮優太を思い出した。 携帯の番号をだして発信させた。

『いきなりごめんね』
松宮は10分もたたないうちにやってきた。
笑顔が爽やかで、優しくて大人の雰囲気をもった人だ。
すごく落ち着く…ライオン丸みたいに子供ぢゃないし、ライオン丸みたいにガサツぢゃない。

そんな松宮に酔いしれるのも悪くないっ思った。


深夜1時。
家の前まで松宮が送ってくれた。
大きな影があたしの前まで来てギュッと抱きしめた。
『三咲ちゃん。ホントは君の事帰したくないけど、今日はこのまま帰す。なんかあった?少しさみしそうだったから』
松宮は優しく頭を撫でた。
あたしも抵抗するわけでもなくただただ抱きしめられた。

すごくあったかかった。

なのに、涙がこぼれた。




家のドアをそっと開け、そっと廊下を歩く。


!!!!!!大我

黙ってソファーに座っていた


『た…ただいま』

『ばか。心配しただろ。なんだよ急に出て行くとか』
低く静かな声が胸に響く。

『ごめん』

『姉ちゃんから電話あったけど…お前、なんか誤解してるみたいだな』

『ぇ?なに?あはは…あたしには関係ないから』
その話しはしたくない。

ぎこちなく部屋に向かう。

『お前に関係なくても、俺にはあんだよ』
強く手を引っ張られた

大我が静かに話し始めた。
『あの話だけど 俺と一緒にいた相手は・・・・・・・。』


  ダメ!!聞きたくない(>_<)”。 あたしは思わず目をつぶった。



 
『あいつはダンス仲間の1人で彼女には彼氏がいる。
 っで 彼女 今妊娠してて・・・』

 『大我! あんたって人は!!』

 『はぁ?俺じゃないよ!! 相手はその彼氏! ちゃんと最後まで話を聞けよ。』

  『・・・・・・・っで?』

 『ダンスの試験受けるの断念するのと
  彼氏に妊娠の話をする決心ができないみたいでさ 
   めちゃめちゃ不安で元気がなかったから話を聞いてたんだ。』

 『・・・・・ふぅーーーん・・・・。それで彼氏のいる子をギュって抱きしめたの?』

『まぁ 抱きしめたっていうか ハグだよ! ハ・グ!!頑張れっていう意味だよ。』

 『もしかして三咲。妬いた?』

 『え・え?何言ってんの?妬いてなんかいませんよ。一応友達の弟だから
責任ていうか・・・・・。 』

 『いや 三咲には何でも話せるし 信頼してるし。』


 『うん・・・・揺れるハートありがとう。 』

『あのさ。俺 三咲に聞きたい事があるんだ。 今誰と会ってた?』
  
  『・・・・・松宮さん。』

『あっそうなんだ・・・・。』
 
といって部屋に入って行った。
  
  

 なんか 辛い気持ちいっぱいになった右斜め下
第五章

ココアよりミルクティー



…。

なんだか複雑。
ひとり考えていた。


別に 大我が誰を抱きしめようとあたしには関係ない。

あたしが誰と会おうと大我には関係ない。

だってあたしたちは単なる同居人だから。


その日から あたしと大我の間には気まずく重い空気が流れていた。



大我は毎日ダンスに没頭し


あたしは……… ……

松宮優太と会う事が増えていた。

きっとこの時、「彼を好きになる」と自分で暗示をかけていたのかも知れない。


『三咲ちゃんハート
温かいココアをいつも注文する。松宮優太は相変わらず優しかった。彼はとても誠実だ。無理な付き合いは嫌いといつも私をきちんと送ってくれた。


ぁれ…?
玄関のドアが開いている。

『大我…?』


リビングに入ると…
大我がソファーに横になっていた。


何故か…見覚えのある女の人が横にいた。

『み…三咲…行くなよ…』
目をつぶったまま大我が横にいた女の手を掴んだ。


へ?
三咲?
あたしはここだよ。
大我…

『み…さき…』大我はその後もそうつぶやいたまま手をギュッと握りしめていた。


あたしの存在に気付く事なく
女はそのまま大我にキスをした…

あたしは呆然と立ち尽くした。


!!!!!!!!!!なにこれ…

こんなのイヤ!!


急に我に返った。

私は女を突き放した。

振り返ると… あの時の合コンのかなっぺの連れの泉だった。


『帰って!ここあたしんちむかっ(怒り)

あたしは理由も聞かず彼女を追い出した。


大我に近寄ると…

exclamationexclamation
何?すごい熱。

『み…さき…』
もうろうとした大我があたしの手を握った。

あたしはここにいるよ。

『冷やすもの持ってくる』
立ち上がろうと握られた手を離そうとするとグィッと引っ張られた。

『お願い。そばにいて。このまま…』大我がか弱い声で私に言う。

思わず座り込んで手を握り返した。

『大我。あたしはここだよ。ここにいるよ』
胸がキュンとした。

何故、泉がココにいて大我によりそっていたのか…そんなのモウどーでもよかった。

結局。
あたしは朝までリビングで大我と眠りについた。


泉はこの前の合コンで理沙が男だと気づいていたらしい。大我に興味をもった泉はストーカーのように跡をつけたが

家まで来てみると様子が変。
大我の異変に気づき近づくと…あたしと勘違いされて手を握られた。

と、言うのが真相らしい。


でも今の私にはそんな事どーでもよかった。

この前、私の知らないとこで誰かを抱きしめてたと知った時はモヤモヤしたのに…

泉の手を握った大我を見てもモヤモヤした気持ちはなかった。


だってもう…はっきりとわかってたから。


あたしはこのライオン丸の様な頭をした年下の男の子を完全に意識しはじめている。


はっきりとそう感じていたから…



目が覚めると大我の熱はすっかり下がっていた。


『おはよ。あれ?俺なんでここに…?!!!!!ぉまえ…俺を襲ったな!!!』
布団で体を隠した。


『はぁ?むかっ(怒り)むかっ(怒り)むかっ(怒り)あんたが熱だしたから…』

『あはは。嘘嘘。悪かったな』
そういうと大我はいつものように温かいミルクティーをあたしに入れてくれた。



あたしは気づいた。

甘くてとろけそうで、それでいて奥深いココアを松宮優太と飲むより


雑に牛乳で割ったミルクティーを少し眠い目を擦りながら大我と飲むほうが好きだと言うことに…


大我の体調は良くなり 今日から学校に行った


明日は 大我の「ダンス第2試験日exclamation ×2
力がつく料理でも作ろうかなうれしい顔って
仕事中にあたし考えてるハート達(複数ハート)

なんかあたし変わったな…………。





昼食中。 1つのメールがきた。

松宮さんからだ。
「今日 会いたい。話があるんだ。」


あたしも自分の気持ちにはっきりしたいから
「はい。分かりました
あたしも話があります」と返事をだした





『三咲ちゃん。』

『遅れてごめんなさい。』
『ううん。俺も今来たところだから』
と優しく微笑む松宮さん。

あたし その微笑む顔に甘えていたんだね




『三咲ちゃん。俺………』




沈黙が長く続いた………




『俺 三咲ちゃんが好きなんだ
悲しい時・淋しい時そばにいたい。もちろん楽しい時も……
だから付き合ってほしい!』



『松宮さん。ありがとう
あたし 松宮さんは優しくて
一緒にいるとすごく落ちついたの

それに
松宮さんと飲むココアも好き。
でも
(グスンたらーっ(汗)
あたし気付いたの。

雑でぬるいミルクティーから逃げたくて……
その人はワルでいつもイライラするけど
たまに優しくて気になって あたしの中でその人の存在が大きくなってた


あたし 松宮さんに甘えてた

だから ごめんなさい。
松宮さんと付き合うことができない(泣)』

『分かった。泣かないで三咲ちゃん。
ミルクティーとうまくいくよう頑張れよexclamation ×2

ほらexclamation ×2 早くそいつのところに行きな。』

松宮さんはそう言って
また微笑んでくれた
でも いつもの微笑む顔にちょっと悲しい顔が見えた気がした…………。
第六章

最初で最後


自分勝手なことくらいわかってる。松宮優太の優しすぎる言葉が痛かった。どーせならズタズタにして欲しかった。

そんな思いさえ 自分勝手だ。


『三咲ちゃん。三咲ー!!!!』


exclamationexclamation

振り返ると遠くから松宮優太が叫んでいた。

『オレ、やっぱり…。無理だ!そんなにイイ奴になりきれない。簡単に君を忘れる事なんてできないや。オレ、あきらめないから…君が俺に振り向いてくれるまで』

道行く人々が振り返る。
ドラマの様なシーンが今、ここでおこっている。

何も答えられなかった。

松宮優太はいつもの爽やかな笑顔で微笑んだ。




こんなに強く想いを伝えられたのははじめてだ。



いろんな事を思いながら歩く帰り道。

理香と出会った。
『三咲〜あせあせ(飛び散る汗)』理香は泣いていた。

『どした?どした?』
胸に泣きついてきた理香の頭を撫でた。


『達也が…出ていったの…』
ヒクヒクと肩を震わせながら言う。達也とは例の同棲中の彼氏らしい。

『あたし…もうダメだぁあせあせ(飛び散る汗)
いつも以上に泣きじゃくる。

しばらく話しを聞いてなでめて理香を家まで送った。


『とりあえず、ご飯。ちゃんと食べるんだょ!』
あたしはそう言い残して理香の家を出た。


また。いつものに決まってる。 正直、あまり心配はしていなかった。


家に帰って夕飯の支度をする。
誰かの為につくる夕飯は幸せの匂いがするハート

しばらくすると大我が帰宅した。

夕飯を食べながら会話をする。
ちょっと前までは邪魔くさかったこの時間。
今は不思議とホッとする時間にかわっていた。


『今日、理香に会ったよ』
大我に理香の様子を伝えた。

『また、いつものか(笑)』
やっぱり… 大我もそぅ思うよね(笑)


そんな会話をした翌朝だった。
目を覚ますと…

『ごめん。起こしちゃった?』
大我が学校に行こうと玄関をでるところだった。

ん?

『なに?その大きな荷物?』
大きなかばんを抱えていた。

『ぁあ。俺…帰ろうと思って』

『ぇ?』

『姉ちゃん、やっぱ心配だし。今回本気だって…言ってたしな。何するかわかんねーから俺が見張っとくゎ手(パー)三咲、今までありがとね手(パー)
そう言うと家を出ていった。


テーブルの上には書き置きがあった。

『俺、帰るゎ。今までサンキュー。』


…………。


何このあっさりした感じ…

和室の部屋を見ると大我の荷物は何一つ残っていなかった。



…。


腰が抜けたように床に座り込んだ。


こんなにあっさり消えてしまうものなの?

あたしが気づかなければ
『サンキュー』の紙切れひとつで済ませよとしていたの?


一緒にくらして3ヶ月がたとうとしている。あたしは…あたしは…。
大我にもほんの少しだけあたしと同じ思いが芽生えてきているのではないかとすら感じていたのに。

単なる自分の思い過ごしだったの?




涙が溢れて止まらない。


人生でこんなに泣いたことはなかったのではないだろうか…。
  次の朝・・・・・・。
 

 『大我 ミルクティー作って。』


・・・・・・あっ・・・・・・そうだ。・・・・・


 昨日 大我は理香の家に帰ったんだよね・・・・・右斜め下


 静かすぎて 淋しくて どうにかなりそうだよ。



 こういうとき 大掃除しようとexclamation ×2


 大我が使っていた部屋ドア 何故か胸がいたい。


 ドアを開けたとたん 大我のにおいがした・・・・

        

      (泣)

 そんなにいなかったのに・・・  



  


 





 掃除も終わり 気晴らしに買い物でも行こうと玄関をでた。


        『よぉ!』

 大我が玄関前に立っていた。

 
   ドキンッ・・・・・・・揺れるハート


  『ダンスの試験結果 気になってるかなと思って
    でも家の前まで来たら なんか緊張しちゃってさたらーっ(汗)
     昨日まで ここにいたのに バカみたいだな・・。』


   『試験 どうだった?』


  『ウインク手(チョキ)もち 合格!!』

 すごくうれしくて すんごくうれしくて・・・・
  大我の胸にとび込んだ。

      『三・三咲?』

  『おめでとう!ほんとおめでとう!
     あと1回だね。』

    『うん あと1回で俺の夢が叶うよ』

  『教えに来てくれて ありがとう。』


 
 『ねぇ三咲?今度 俺とデートしない? 家に置いてくれたお礼ということで。』

 『うんいいよ。』
 
 大我に泣いている顔を見られたくなくて ずっと大我の胸に顔を埋めていた。
  
大我とデートなんて なんか変。
でも何となく寂しかった心が少しだけ埋まった気がした。

急に大我にうずくまっている自分が恥ずかしくなった。


『ぢゃ、あたし。買い物行くから』
恥ずかしさを隠したくて大我から離れた。



そこに理香が現れた。

理香は大きな荷物を抱えてやってきた。

私たちの前にガサッと置くと話し始めた。


『三咲、悪い。コイツ、もうしばらくここに置いてやってexclamation


よく見ると荷物は大我の荷物だ。


『どーゆーこと?』

あたしと大我は顔を見合わせた。


『あたしは一人で大丈夫』

『だって、姉ちゃん…』

『大我、ごめんね。あたし…達也が戻ってくるの待ちたいんだ。ひとりで待ちたいんだ。』
彼が出ていった理由は聞かなかった。
理香の目は今までにないくらい真剣で…

『あたしね、はじめて人を好きになったの。達也は今までの人と違う。はじめて好きになってこの人で最後にしたい』

これまでの理香はどこにいったのだろうかと思わせるほど理香の想いはまっすぐで…それでいて前向きだった。

最初で最後の恋…
なんだか素敵に思えた。
理香の力になりたいと思った。

そんなわけで 大我の消えた家はまたもとの家に戻ったわけで


『なーんだ。せっかくガキが消えたと思ったのにぃー。仕方ないから面倒見てあげる』
強がりばかり言ってしまうけどあたしの想いは十分伝わってる気がした。


『姉ちゃん、なんかかわったな(笑)』

『うん。あたしもそぅ思った。理香の本気は嘘ぢゃなかったんだ。』

なんだか理香がものすごく成長した気がした。


『デート。どーしよっか?なんか一緒の家にいるのにデートも変だな。』
ライオン丸みたいな頭を振り乱して大我が言った。


『そうだねー。デートは中止。でも…あたしに一日付き合って!』

『ぉ、おぃ。それってデートぢゃ…』

『うるさい。あたしが高校生とデート出来るわけないでしょ』

『はぃはい。また世間の目が気になりますか…』


確かにそれもあるけどあたしは大我との距離を保ちたかった。

そりゃ… 大我を想う気持ちはあるけど

これ以上踏み込むのが怖かった。


だから デートなんて言い方されてそれを受け入れるのが苦しかった。

ま、あたしの意地っていうか…
なんていうか…


『わかったよ。そのデート三咲の付き合いってことでいいからどこ行くんだよ』



うん…

デートじゃないデートexclamation & question

 でもあたしの隣には大我がいる。

  





  
  
 『ここに入ろっexclamation
 
 かわいい雑貨がたくさんある店に入った。


 『ねぇ おそろいのマグカップ買わない?』
  
 ダメもとでドキドキ揺れるハートしながらあたし言っちゃった!

  『うん いいよ。 どれにする?』

 あたしはピンク 大我は水色 おなじ模様のマグを買った。


 『 恥ずかしいな  なんか新婚みたいじゃねぇ?』


   えっ!いきなり なに大我言ってんの? (恥)
 
 それから いろいろ店に入った。 素直に楽しい右斜め上
  
 大我といるとあっという間に時間が過ぎていく・・。



 




  

 
 『あれ?三咲ちゃん・・?』

   (◦□◦)"!!

 『松宮さん・・・・。』

 
 『明日 会いたい。いいよね? いつものところで待ってるから・・・
   ずっと待ってる。』
 
  そういって すぐ行ってしまった・・・・。


 『お腹減ったし そろそろ 帰るか!』 

   『うん・・・・・。』

 それから 家に帰るまでお互いしゃべらなかった・・・・。
第七章

モテるあたしに意義有り





無言が続いた。

『あいつ、いつものトコで待ってるって言ってたな。』
大我が重い口を開いた。

『う…うん。』

『行くんだろ』

『いゃ、えっと。あたしは…』
どーしたらいいんだろ

『行けよ。お前、彼氏いないし調度いいぢゃん(笑)松宮優太。俺、よく知らないけどイイヤツそうぢゃん』
大我が笑った。

本気?
本気なの?

あたしは…あたしは…


『三咲。俺たちって別に付き合ってるわけぢゃねーし。ただの同居人ぢゃん?だからへんに俺に気を使ったりすんなよ』
大我はそういうと再び歩きだした。


『そ、そ、そうだよね…。も。もちろん。あたし、松宮さんに告られて明日返事しよーとしてたトコだったんだ…』


また。
意地を張った。


大我に単なる同居人と言われてしまった。

あたしが今までに主張してきた事だ。

部屋に帰ってお揃いのマグカップをお互いの部屋に置いた。


並べて置く気分ではなかった。

多分 大我も同じ。






結局、約束の場所に足を運ぶはめになってしまったあたし…右斜め下
約束の時間の
足どりは重くなかなか進めない。



いつもの場所に松宮優太が見えた。
いつものようにココアを注文する。

『三咲ちゃん。来てくれたんだハート強引な誘い方してホントにごめん。俺、振られたのにね(笑)』


『ぅ、うん。あたしがあの時言った気持ちは変わらないよ』

『昨日、一緒にいた人がミルクティーの彼?』


『ぅ…んまぁ。あたしの片思いみたいだけど』


『三咲ちゃんハート俺も三咲ちゃんへの気持ちかわらないよ。この前、かっこよく去ろうと思ったけど。出来なかった(笑)恋ってそんなに簡単に忘れられるもんぢゃないだろ?』
相変わらず熱く語る

『そうだね。でもこのまま松宮さんに甘える訳にいかない。

あたしは彼が好き。だけどどうなりたいとか…そんなんぢゃないんだ。ただ。今のまま…一緒にいれたら』

『三咲ちゃんはそれで満足?!いつまでも友達以上恋人未満で』

『仕方ないよ。あたしがアイツと恋人なんて変だもん』

『ダメだよ。三咲ちゃん。世間がどーとか誰がどーとかぢゃなくて…自分が誰を思ってるかが大事なんだよ。』

熱いexclamation熱すぎるexclamationexclamation

『三咲ちゃんがこのままでいいなら俺、本気で三咲ちゃんを奪いにいくよ?…でももし、三咲ちゃんが少しでもアイツとうまく行きたいなら…俺にまかせて』

ん?
どーゆー事?

『名付けて。モテモテ大作戦ハート

ダサッダッシュ(走り出す様)なんだそのネーミング。ツッコミたかったけど辞めておこう。

『ヤキモチ妬かせるんだょ。アイツに。三咲ちゃんがいろんな人からアプローチ受けるんだexclamation三咲ちゃんはしばらくモテる女を演じてね。そーだな。2、3日は険悪なムードになっても我慢だな。で、ヤキモチがピークに達した4日目…勝負。あとは三咲ちゃん次第だな』

ちょちょ…
肝心なとこはあたし次第って…あせあせ(飛び散る汗)

『でも…松宮さん。なんで…』

『そりゃ、三咲ちゃんの事好きだからさ。カッコイイ事言っちゃうと幸せになって欲しいから。本音を言うとそれでもダメだったら次こそ俺が君を奪いたいから(笑)』

コソっと笑った。正直な人だ。
あたしも笑った。

確かに…
松宮優太のいうとおり…

このまま友達以上恋人未満はおかしいかも知れない。


この日から ダサいネーミングの『モテモテ大作戦』が始まった
 「モテモテ大作戦1日目。」

今日は松宮さんと会う日。

 食事をしながら 次からの作戦を立てた。

『明日は拓郎にお願いしたから。』
 

『拓郎君?』


 『あれ覚えてない?』

 『・・・・・あぁ・・・・・たらーっ(汗)

『覚えてないかたらーっ(汗)

 一番テンションが高かったやつだよ。』

 『あっ!分かった電球

 『たぶん三咲ちゃんが家に着いた頃にphone to来ると思うよ。

   だからミルクティー?の近くにできるだけいてほしいんだ。
 
 近くじゃなくても気付く範囲でいいよ。』

 『う・うん……』

 なんか これでいいのか 不安でいっぱい・・・・・・。

 
 『あのさ。ミルクティーって何ていう名前?』


 あっそうか。教えてなかったのか・・・・。

 
  
 『大我っていうの。 親友の弟なの。』

 『え?弟かぁ・・・・・。』

 『まぁ うまくいくよう頑張ろうな! 返事は・・・。』

 『はい。』





  

   

  『じゃあ 家の前まで送るよ。』

   『いいよ。 1人で帰るよ。』

     『三咲ちゃん?』

     『あっ 作戦ね。』
 
 『いや そこは作戦じゃないんだけど・・・・あせあせ。男として当たり前じゃない?好きな人を1人で帰すことなんてできないよ。』

      『・・・・・。』


 






   
   松宮さんに送ってもらい 家につき

   『ただいま・・・・。』

 『おかえり!っていうか「遅っ!」』

 『ごめん 松宮さんと会ってて 気づいたらこんな時間になっちゃったたらーっ(汗)

 『12時過ぎてんぞ! 明日も仕事だろ!』

 『はい・・・すみませんでした。』

 と言ってテーブルに携帯電話を置き
  
 着替えに部屋に入った。 

 

 



  

  電話くるかな・・・・・。と思ったとき


  携帯電話ムード携帯電話ムード

 『ねぇ電話鳴ってる。』
 
 『ごめん!大我 悪いんだけど でてくれない?』

 『しょうがねぇなぁーーーー。』

 『あっもしもし・・。』

  
 『あっもしもし・・・これって三咲ちゃんの携帯電話ですよね?」

 『そうだけど おたく 誰?』

 『藤森拓郎といいます。』

 『ちょっと待ってください。』

 『三咲! 藤森ナントカっていうひとから・・・・。
  っつうか 今日会った人じゃないよな・・。』

 『うん? ありがとう』

 ドアバタンッ!

 




  『なんだよ あいつ・・・・!』

 
 



ほんと これでいいの? 嫌な女になってないかな・・・・。
松宮優太の変な作戦にのってしまったあたし。

ちと……不安。

『三咲ちゃん。俺おれー右斜め上右斜め上元気?明日デートねハートぁ。これ作戦つか、本気デート右斜め上右斜め上やるからには本気でいこうぜ指でOK

………。 なにこの妙に気合い入った感じ…


やっぱ不安…。


次の日の夜私は拓郎とのデートを実行にうつした。

映画を見に行って食事して帰宅。


…普通にデートぢゃんあせあせ(飛び散る汗)



あたし…何やってんだろ…


玄関の前でため息をつく。

『ただい…ま…』

『…。デート?』風呂あがりの大我がボソッと聞いた。

『ぅん。』

『よく、毎日違うヤツと会えるな(笑)』
嫌味をいいながら冷蔵庫に手をかける。

『大我が俺に遠慮するなって言ったんぢゃない』
思わず怒鳴ってしまった。


『あー。そーだよ。俺にはかんけーねぇからなexclamationexclamationexclamationexclamation
大我も負けずとムキになる。


あたしたちはお互いの部屋にこもった。


大我の馬鹿!!心で叫んだけどでもほんとはあたしの馬鹿!!って叫びたかった。


問題が起きたのは 作戦2日目だった…。


今日も朝から松宮優太からの電話が鳴っていた。

『三咲ちゃん?今日の夜は俺の友達が君に近づくから…で…予定は………』

あれ?途中で電池れちゃった。
わたしの携帯? こんな時に故障。

仕方なく修理に出すことに。



ついてない。




会社を出ると男の人が待っていた。

ん? 確か…松宮優太がさって電話で言ってた気がする…あ!友達か。ょし。これで最後にしよう!この作戦実行し終わったらあたしは素直になるexclamationexclamation

そう心に決めて 男に微笑みかけた。


『初めまして。三咲ですハート
ペコリと挨拶をする。


『…はぁ。荻窪です』少し驚いた表情をした彼はスーツの似合う優しそうな雰囲気の男性だった。

そうして2日目の作戦が実行された。

2人で軽く飲みに行く事になり。滅多に行かないbarに足を運んだ。荻窪さんは話し上手で聞き上手。あたしはあっという間にいい気分にされていた。


『そろそろ出ようか…』
barを出ると荻窪さんがこう言った。

『三咲ちゃん、どーしても渡しておかなきゃ行けないのがあるんだけどうちによって』リズミカルな口調で話すとタクシーをマンションの前で止めた。

渡すもの? 次の日の作戦か…?!

なんのためらいもなく彼の家に上がり込んだ。


彼は上着を脱ぐとベッドに腰をかけた。
『おいでよハート』ベッドをポンポンと叩いた。

一気に目が覚めた!!!!

『ちょっと待ってexclamationなんでここまでするの?冗談でしょ?私帰る…』
すくんだ足で後退りする

『ぉい!何だよ!!おまえから声かけて来たんだろ。』

あたしから?まさか…

ハッとした。

この人……松宮優太の友達ぢゃない!!!!!!!

強引に腕をひっぱられた。
どーしよう……足がすくんで動かない…


大我!!!!!助けて!

携帯もなければあたしの心の叫びさえ伝わらない。

罰があたったんだ…へんなカケなんてするからだ。
自業自得!!!!

でも。でも。こんなのイャー!!!!!!!!!
必死で抵抗する。そんなのお構いなしにあたしの服に手をかける…


…や…めて…



その時!!!!!!!!!

玄関のドアが開き足音が近づく。



!!!!!!!!大我!!!!!!!!

追い被さっていた男を私から引き離すと腕を掴んでだ。

男を一発殴るとあたし抱き上げ外に連れだした。


痛かった。
大我にひっぱられた腕も、振るえた足も。

でも一番痛かったのは胸の奥だった。


公園のベンチに座る。
無言だった大我がやっと口を開いた。

『おまえ…何やってんだよ』
涙まじりの目で怒鳴った。

『あたし…あた…し』ただただ…涙が止まらなくて言葉にならなかった。

『松宮から全部聞いた。アイツが考えた馬鹿な作戦も。携帯が壊れて連絡取れなくなったことも。アイツが慌てて知らせてきたんだ…』

『あともう少しで、おまえ、どこの誰かしらねわヤツと…』
握り拳に力が入る…

泣きすぎてヒクヒクして言葉になったかならなかったかわからない声で『ご…め…ん』とつぶやくと

大我が大きな腕で抱きしめた。
『心配でおかしくなりそうだよ。お前、何やってんだよ。俺…今は気持ち言わないけど…もう二度とこんな事するな!』

大我ってこんなに暖かくて大きかったのかと思うほど…あたしは忘れてた何かを取り戻した気がした…。

『うん。』
小さくうなづいた。


『三咲、おんぶしてヤルよ』と言うと大我は恥ずかしがるあたしを無理矢理おんぶした。

『ねぇ。大我。あたしがデートした時…妬いた?』

『ばぁーか。妬くわけねーよ』
大我の声が背中から響いた。

『だいたいさ、おまえがいきなりこんなに急にモテるはずねーよ。』

『うるさいむかっ(怒り)』うしろから頭を叩いた。


確かに…急にこんなにモテるのは不自然でこんなあたしに自分が自分で意義有りな感じだった。


松宮優太の作戦は失敗とも成功とも言えず終わったけど


この作戦によってあたしたちは確実に近づいた事には違いない。
 第八章

  ひとりにしないで



 仕事が終わり 会社を出た時 松宮さんが会社前に立っていた。


 『こんばんわ。三咲ちゃん。』

 『こんばんわ・・・・・。』

松宮さん ものすごく心配な顔をして あたしを見ていた。

 『三咲ちゃん。ほんとごめんあせあせ(飛び散る汗)

 許してくれないと思うけど めちゃめちゃ心配してた。

あんな事しなかったらよかったよね。ほんと 大失敗だった。
怖い思いをさせてしまって・・・。ほんと 反省してる。

 ほんとごめんなさい。』

 自分に苛立っているのか 握りこぶしをし少し涙ぐんでいる松宮さんが
  深く頭をさげた・・・。


『松宮さん 頭を上げてください。もう大丈夫ですexclamation

 怖い思いをしましたが
   そのおかげで大我との距離がまた近くなった気がします。
 
 あの作戦は失敗で成功です。
  いろいろ考えてくれてありがとうございました。』


  『じゃあ俺の事許してくれるの?嫌いになってない?』

 『まぁ あの時は「許さない!」って思いました。
   
   でも松宮さんが大我に話をしてくれたおかげで 怖い思いから逃れたし
   
     あたしのミスなんですから。
     あのあと 大我に怒られましたけどあせあせ
     
      
         嫌いになったりしませんよ。
          
          大切な「友達」として好きです。』


『大切な友達か・・・。うんわかった。 許してくれてほんとありがとう。
 これからも友達として よろしく。』

  『こちらこそ よろしくね。』
  
 そういって 握手をした。 ちょっと照れ臭かったけど・・。

 松宮さんが いつものあの爽やかな笑顔に戻った。



 『あっ 大我にお礼しようハート達(複数ハート)

  最終のダンステストの日がもう少しだから なにか作ろうかな?

 身につけるものを作りたいけど 時間がないな・・・・右斜め下

 あ!あった。これを作ろう!!

   時代遅れかもしれないけど 「ミサンガ」を。
  
        決〜めた電球。』

 



     
        さっそく 作り始めたけど 

この時のあたし 最終のダンステストで大我が合格したら・・・
 
  そんな事 すっかり忘れていた・・・・。 
『大我…あしたのテスト緊張してる?』
ミルクティーを飲みながら聞いた。


『う〜ん…ちょっとな(笑)まぁ、今までこの日の為に練習して来たし、俺は自分を信じるけどね指でOK
自信にみちた表情をする大我は最高にかっこよかった。


『大我、目つぶって。』

『ぇ?』

『いいから。早く』

そっと目をつぶった大我の手をとり作ったミサンガをつけた。

『開けていいよ』

『ぇ。俺、まだキスされてないけど…』
片目を開けて笑った。

『うそうそ』
両目を開けて腕につけたミサンガを確認すると…

『三咲…おまえ作ったの?』

『うん。あんまりうまく出来なかったけど…』

『ほんとだぁ…ここ斜めになってる(笑)』
ゲ。正直に突っ込むのね…

『ごめん。いいよ。やっぱ返してよ(怒)』
口を尖らせて言うと

『いや。これが三咲だろ。お前の一生懸命が伝わっててめちゃめちゃうれしい指でOKありがとな。お守りにするよ』
大我はあたしの頭を撫でると立ち上がった。


作ってよかった。
なんか照れ臭かったけど
大我の為に何かしたかった。


大我…
夢、叶うといいね!
あたし。絶対。応援してるから。
テスト当日・・・・・・。
 
 めちゃめちゃ緊張しているあたしに 大我が気づいてしまった・・。


 『なに三咲が緊張しているんだよ!三咲が受けるんじゃないのに・・あせあせ
  緊張が移るだろう!!』

  『・・・・そ・そうだよね。
   ハハハハハ・・・・・ ごめんねあせあせ(飛び散る汗)

  そういって 大我が入れてくれたミルクティーに砂糖を入れようとした時


 『 あっ!
     三咲「砂糖」じゃなくて「塩」だよあせあせ

 『えっ? うっふらふら しょっぱい・・・・・』

 『(笑)まじで笑える。三咲のドジな姿を見たら元気でた。
   なんかやれそうな気がする。』
  
  
  『・・・・・・・・・。』
  
  
   
   
   『じゃあ いってくる。』
 

『うん。 頑張ってきてねexclamation ×2 大我ならやれる。』
 
  『おぅ ありがとっ』

  そういって あたしの頬にキスをした。

 『・・・・・・・ハート達(複数ハート)・・・。』

 『じゃあ 留守番たのむよ。掃除もきちんとやれよ!』

 『うん  わかった』





 大我は試験会場に向かった。
  
 
 今出て行ったばかりなのに 時間ばかり気になる・・・・・・時計


 掃除をゆっくりやっても まだ帰ってこない・・・

 夕飯の支度ができても帰ってこない・・


 
   遅いな・・・なんかあったのかな・・・・。

 そのとき 『ただいま・・・・』
 
  すごく疲れている大我が帰ってきた・・・。

   『腹へった。留守番サンキューな。』といって倒れこんだ。

  
  「大我?」  急いであたしは大我の体を抱え寝かせた。

 
    
  
    
    試験 お疲れ様。 よく頑張ったね・・・・・・・。




  


     次の朝・・・・・。

 
   
   『おはよう・・・。』

  『昨日はごめん。夕飯作ってくれたのに寝ちゃって・・・』

 『うん 大丈夫。昨日はお疲れ様。っで聞きにくいんだけど
   テスト受かったの?』

 『まだ分からない。たぶん 今日か明日 通知が来ると思うんだ。』


 このとき あたしはとても複雑な気持ちになった。

  
大我の夢…

世界に通用するダンサーになること。

あたしは夢を追い掛けてる大我がスキ。

最初は、ただの趣味だと思った。高校生が、遊び感覚でヒップホップをチャラチャラやってるのだと…


でも。 大我の真剣さに心打たれた。


だから大我には夢を追い掛けて欲しい。

テストに受かって外国に行くのは大我にとって、第一歩だから



ただ…

ひとつだけ問題が…


大我が夢を叶える=離れ離れになる


こんな時、『いゃ。行かないで』なんて目を潤ませて泣きついてみるのも良いかも知れないけど…


今の私には…


出来なかった。



結果が届いたらあたしはどんな顔をしたらいいんだろぅ。

落ちても受かっても…
辛さはかわらない


いや。
受かった方がいいに決まってる。


考えれば考えるほどわからなくなってゆく



『ピンポーン』

玄関のチャイムがなった。
大我がドアを開けた。

立っていたのは 男女の若いカップルだった。


『大我手(パー)久しぶり』
仲良さそうな2人は奥にいるあたしに目をやると軽く会釈をした。


『ぉおexclamationexclamationお前ら』
親しげに男の肩を叩くと

『ぁがれよ』と声をかけた

『おじゃまします』
見た目とは違って礼儀正しい2人。
嫌な気はしなかった。


『三咲、ほら。コイツこの前話した』
とお腹を手でさすってジェスチャーして説明した。



ん?
あぁぁあぁ〜!!!!!
ハグの彼女?


exclamationどぅも。こんにちわ』
暖かいお茶を出しながら挨拶をする


『大我、この前ありがとねハート大我に力もらったから全て話せて…おかげであたしたちハートハートハート
彼女はうれしそうに彼氏を見つめた

彼女に代わって彼氏が話し始める
『お前に一言お礼がいいたくて。コイツお前に言われなかったらひとりで産んで育てる気だったらしいからさ。まぢ、ありがとう』
深く頭を下げた。

『やめてくれよ』
照れ臭さそうに笑った。

『三咲さん?でしたよね?誤解されるようなことしてしまってほんとごめんなさい』
彼女があたしに頭を下げた。

『いぇいえ。そんな…』


『で、急なんだけど…俺達、籍入れる事にしたから。再来週、友達だけでpartyするんだ。だから2人に来て欲しいな…って思って』

『ぁあ。喜んで手(パー)
大我はあたしの返事を聞かずに答えをだした。

『あたしも?いいんですか?』
初めてみた2人。あたしなんか行っていいのかな?

『ぇえハートもちろん』
彼女はあたしの手をとって笑った。



初めてあった2人なのに何故か涙がでるほどうれしくて祝福をしたい気分だった。






再来週か…



その頃にはあたしと大我にも結果が出てるんだよね。


へんな考え方してしまったけど
大我のテストの結果であたしたちのこれからが決まるのは紛れも無い事実だった…
 第九章 打ち上げ花火

 大我の友達はHAPPY❤END・・・

 大我とあたしは・・・・・・。


 毎日 出勤と帰宅した時に必ず ポストの中を見るけど大我宛ての手紙がない

 今日も次の日もまたその次の日も・・・・

 大我からもテストの結果の話がでない右斜め下右斜め下

 気になって 気になって・・・・・・



 

  テストから5日目。

 大我に聞いてみることにした。

 『ねぇ大我。 テストの結果どうだったの?』

 『あー テストの結果ね。』

 なんか怖い すごくドキドキしてきた。

 『テストの結果 まだ来ないんだ 三咲こそ知らないの?』

 『え?』

 ふぅ〜〜〜ダッシュ(走り出す様) まだ来てなかったんだ・・・。

 『だって テストの結果 2日後位に来るって言ってたから・・・』

 『そういえば そうだな・・・』

  
 『気にならないの?』
  
 『あんまり 今回自信なかったし まぁここまで来れたのだけでも
  すげぇーって思ってるし・・・』

 『そうだけど・・・』

  

 『疲れたから もう寝る。おやすみ。』

 『・・・・おやすみ・・・・・。』


 




 次の日。 あたしは仕事休み 大我はバイト。

 溜まった洗濯をして 部屋の掃除クローバー

 大我の部屋を掃除しようと部屋に入った時
   テーブルの上に一通の手紙が・・・・

 『ま・さ・か・・・・・。』


 その封筒の中を見たら やっぱりダンスのテストの結果だった。


   結果は・・・・・・・。
























        『合格』・・・・・・。

 







うれしいはずなのに 辛くて淋しくて 今も大我に会いたくて涙が止まらない


  大我とあたしは違う意味でのHAPPYENDとなった。
あたしに何故見せないのだろぅ…。


来てないふりしたりして…

大我は帰宅後も何事もなかったように振る舞う。


体育座りをしたままボーッと考え事をしていると…

大我が私の目の前にしゃがみ覗き込んだ。

『三咲?どーした?』

そんな風に聞かれるといろんな思いが込み上げて来て涙でちゃう。

『大我…あたしに隠してる事ない?』
思いきって通知を見せた。

『ぁ…。バレタ?(笑)』
軽く笑い飛ばした。

『なんで…言ってくれなかったの?』

『ぃや。なんとなく…言いそびれた』

『言いそびれたって……なにそれ』
若干怒りさえ感じてくる。

『ごめん(笑)』

『で。いつなの?』

『ぅん…3日後』

『はっ?3日後??!!!』

『ごめん。なんか…暗くなんのとか俺苦手だからさ。ギリで言おうかと思って』

『お、おめでとぅ。よかったぢゃない。』
ロボットみたいな声が出た。

『ンフフ。サンキュ。なーんだ。三咲、もっと悲しんでくれるかと思った(笑)。ま、俺いなくてセーセーするか?(笑)』
明るく言うとあたしのおでこをツンとつついた。

前にもこんな事があった。
近所のおしゃべりおばさんに見られそうになって隠れた時。
確か…大我に『なんで世間きにすんの?』っておでこをツツかれた。

急によみがえってきた。


とっさに離れようとした大我の腕を掴んだ。
『待って!!………。あたしだって…。大我行かないで。ひとりにしないでッテほんとは叫びたいょ。あたしね…あたしね。大我の事応援してるはずなのに合格の通知見た時胸が苦しくて…切なくて…たまらなかった』

ついに胸の内を打ち明けてしまった。

涙で顔がぐしゃぐしゃになった。


大我が再びあたしの前にしゃがんだ。


『三咲?ほんとの気持ち打ち明けてくれてありがとう。俺も、三咲と離れるのさみしいよ。ほんとは少し迷ったんだ。でも大きなチャンスだし、やっぱり俺は夢にかけてみたいんだ。』

あたしの両手を握りまっすぐな瞳で私をみた。

『わかってる。わかってるょ。大我…あたしも大我に夢叶えて欲しい』

大我はそのままそっと私を抱きしめた。

大我の匂いがした。深呼吸を数回すると
『俺、お前が好きだ。笑った顔も怒った顔も、泣いた顔も…』

ほっぺに手をあてた。

『とりあえず一年、あっちで勉強してくるよ。一年たったらまた帰ってくる。もしその時、お前にイイヤツが居なかったら…俺、付き合ってやってもいいぜ(笑)』

『ぁは。ずいぶん上から目線なんだね(笑)もしも大我に誰か素敵な人が居たら…あたし…奪いとるカラ(笑)』

大我に好きだと言われた。
なんだか安心した。

やっと気持ちが通じたのに…
あさってには居なくなってしまうんだね。


大我は自分の首から下げていた麻のヒモで出来たネックレスを私にかけた

『ミサンガのお礼』
大我の匂いがした。

『ぁりがとぅ。』
大切にする


この夜、あたし達はリビングで座ったまま寄り添って眠った。


それから3日後…

大我は夢を追い掛けてアメリカへと旅だった。

見送りだけはされたくないと大我の願いでその日は普通に仕事に行き…普通に帰宅した。

誰も居なくなった部屋がイヤで理香のうちでご飯を食べたり…

外食が多くなったりした。



2週間がたった頃ようやく誰もいない部屋に慣れ初め…


『はぁダッシュ(走り出す様)明日は結婚partyかぁ。大我と2人で出席するはずだったのに…仕方ないかぁ右斜め下

着て行く服を選ぶ。
 明日着る洋服も決まり

 本当だったら楽しみなpartyだったのに 今は少し淋しい。

 
 『あっexclamation 大我が来れない代わりに あのネックレスを着けようっとうれしい顔










当日 大我がくれたネックレスをつけての参加。


 partyの中へ入っても 全然知り合いがいない。


 『あっ 三咲さん。来てくれたんですね。』

 
『本当におめでとうexclamation ×2お幸せにねハート達(複数ハート)

 
『ありがとうございます。 あの・・・・・・。

   こんなこと言ってはいけないと思うのですが
   
  大我 海外への出発 少し伸ばしてくれたらよかったのに・・。
   
   うちらのためにも・・  ねっexclamation三咲さん?』

  

  『う・うんそうだよね。
    でも やっと夢を掴んだから 仕方ないよ・・。』

 『(笑) ほんとっexclamation ×2三咲さん マジメですね。
   大我が言ってたとおりうれしい顔

 『・・・・・・・・・・。』

 『よく 三咲さんのこと話してましたよ。
   まじめでドジで 
  小動物みたいにコチョコチョしてて目が離せないって。』


 なんか 恥ずかしくなってきた・・・・・。

 『そろそろ行かなくっちゃウインク
   三咲さん また話しましょうねexclamation
   
  あと そのネックレス 大我のですよね?
  よくしているのを見たことあるので
   
  三咲さんとっても似合ってますよ右斜め上

 「・・・・・・・・・・・・・。」



  「たらーっ(汗)それじゃ少し何か食べて 帰ろっかなぁ・・・・。」

 


 

食器をもらいに並んでいた時・・・・・・・・




 


「CHUキスマークハート達(複数ハート)!!」

 




えっexclamation ×2 あたしの頬に誰かがキスした・・・・・ハート達(複数ハート)






     誰exclamation & question  後ろを振り返ると・・・・・・
















  『ごめん 遅くなった・・・・。』


  そこには いるはずがない「大我」があたしの隣に立っていた。
『大我…。』

一瞬時が止まった。

『来ないと思った?』
目を細めて笑う…。

こくりと頷く。

『だって、約束したぢゃん』

『帰ってきたの?』

『うん。あれ?来ないほーがよかった?』

『ばか。そーゆー意味ぢゃないでしょ』

『あはは。わかってるって手(パー)とりあえず一時帰国(笑)つうかさ、こっちでやらなきゃいけない用があったからさ。まぁ、一石二鳥っーか。』

かわらない大我に笑みがこぼれた。


私たちは数週間前と何も変わらず…。

世間からみたら数週間でかわるわけがないと思うかもしれない。

でもあたしにとっては長い長い時間で何かが変わってしまいそうなそんな数週間だった…


『大我!!!!来てくれたんだ!!!』
新郎新婦が駆け寄る。

アメリカでの話しに盛り上がる大我を見ていると

やっぱり時間は進んでいるのだと…感じさせられる。


『三咲、今から抜け出そぅ』
と大我がこっそり耳打ちした。

『ぇ?exclamationでも…』

『ぃいからー』
あたしの手を引っ張ると外に飛び出した。


お互い正装してるのにどこに行こうってんだろ…
 『ねぇ1言声掛けなくていいの?』
  『大丈夫。』といいながらあたしたちは早足で歩いている。

 『あたしヒールなんだよたらーっ(汗)足が痛い。
   そんなに早く歩かなくちゃいけないの?』

  久しぶりに会ったからゆっくりと歩きたかったのに・・・・

 「慣れない靴なんか履くからだよ」

  『え?今大我なんか言った?』

 『な・何も言ってねぇよ
     しょうがねぇな お嬢様おんぶして差し上げましょうか?』

 『い・いいよ・・あせあせ(飛び散る汗)ちゃんと歩くよexclamation ×2

 そういって あたしたちは歩いた。




 




『三咲。ここだよ』

 あれ?ここって 大我がよくダンスの練習をしてた公園。


 『なぁ三咲。少し目を閉じてくれない?』

 『なんで?あまりよく見えないからいいでしょ?』

 『いいから目を閉じろよ!』

 『わかったよexclamation ×2

 なにあいつ! 帰ってきて早々振り回して・・・・

 なにコソコソしてしてんだろう・・・・


 




 
『いいよ三咲 目を開けて』

 目を開けたら・・『キレイ・・・ぴかぴか(新しい)

 あたしの周りにたくさんの花火が上がっていた。

『三咲。1回しか言わないからよく聞けよ!』

 『アメリカに行って 夢が叶ってめちゃめちゃうれしいはずなのに
  ものすごく淋しくて ようやく気づいた。
  俺にとって三咲がどんなに大切で愛しい人なのかを・・・

  三咲。俺めちゃめちゃお前が好き。 だから俺と付き合ってほしいハート達(複数ハート)


 『あたしも大我が好き揺れるハート 大我が隣にいないと淋しくて辛かった。
  だから・・・よろしくお願いします・・・』

 『え?何』
  
 『だから・・ あたしも大我と付き合いたい。』

 『マジで?やったぁーーー』

 と大我が言ったと同時に

「ヒュ〜〜〜〜〜〜〜バンバンぴかぴか(新しい)」と打ち上げ花火が上がった右斜め上右斜め上


 




 『おめでとうお2人さんexclamation ×2

え?誰?・・・・・後ろを振り向いたら『うっそ!!』
 理香と松宮さん・・・・

 『大我が「手伝ってくれexclamation ×2」ってわがままを言ってくるから
  まぁ私が今まで迷惑かけたから かわいい弟のためにねわーい(嬉しい顔)

 『三咲ちゃんが幸せになるならって俺も手伝ったんだ。』

 『え?じゃあ全部見てた?』

 『うん。ぜ〜〜〜〜〜んぶ見させてもらったよウインク
  
  「・・・・・・・・・・・・あせあせ


 恥ずかしかったけど 大好きな人に告白されて・大好きな人たちに祝福されてものすごく幸せの時間ハート達(複数ハート) 

 ありがとう理香・松宮さん

 そして あたしを好きになってくれてありがとう 大我ハート達(複数ハート)・・・・









 



  
 でも 大我がやりたいことってこれかな・・・

 なんだろう・・・・気になる・・・。

 
『大我、やりたいことって…これだったの(笑)』

『ぅん。まぁこれもあるんだけど…三咲、こい』
あたしの手を引っ張った。


『ちょちょ…どこ行くのよ』
今度はどこ?

大我はバイクにまたがるとメットをあたしに向かって投げた。

メットをキャッチした。

『どこ行くのよexclamationさっきからちょっと勝手すぎるんぢゃない。結婚partyだって出て来ちゃったし…』

思わず怒鳴ってしまった…。
大我の考えてる事がイマイチわからないあせあせ(飛び散る汗)


『今日ぢゃなきゃいけないんだ…。わりぃ手(パー)ちょっと付き合え手(パー)
渋々バイクにまたがった。


久々の大我の背中は暖かった。

しばらく走るとある場所に着いた。



ん…?霊園?


『大我?ここって?』


『父ちゃんと母ちゃんの』



exclamationexclamationexclamationexclamationexclamation大我って両親いなかったの?



『小6の頃、事故で亡くなったんだ。で。今日が命日。お前をどぉしても連れて来たかったんだ。ここ、6時で閉まっちゃうから』

『そうだったんだ…そんならそうと…はっきり言ってよぉあせあせ(飛び散る汗)あたし…ひどいこと言っちゃって』


『あはは。振り回しちまって悪かったな。俺のかわぃぃ彼女を紹介しとかないとさ(笑)』
とお線香を添えた。

あたしもしゃがみ手を合わせた。

『初めまして。お父さん、お母さん。三咲と申します。大我君、夢に向かって頑張ってますよ。』
何だか暖かい気持ちになった。

『ありがとな』
大我が照れくさそうに笑った。
『こっちこそ。連れて来てくれてありがとう』
あたしも微笑んだ。



帰り道。
バイクで風を切りながら叫んだ。
『大我ー!海行きたい!!!』

『海?!よーし。行くか!!!』

スピードを上げて海まで向かった。


ヘルメットを取ると全力で砂浜を走った。


『三咲ー!!!!お前が珍しいな(笑)服が汚れちゃうとか。周りの人に変な風に見られるとか…言わないの?』

大我が走り出したあたしに向かって言った。


『あたしね。もう、まじめだけでいきるの辞めたの。大我に会って、大我を好きになって。よくわかった。世間体なんて関係ない。あたしは、あたし。人がどう思おうと構わない。大我がわかってくれてればそれで十分!!』

『よーし!!!!!うわぁーー!!!!!』
と大声で叫ぶと服のまま大我が海に入った。

あたしもpartyドレスも気にせず海に入った。

ドラマみたいなシーン。
やってみると意外と海は冷たい(笑)
でも、想像以上にテンションはあがた。


バイクに戻った大我が『さっきの残り』と打ち上げ花火を上げた。


ひゅ〜!!! ひゅ〜!!!!

と響き渡る。
一日でこんなに打ち上げ花火が見れる事なんて一生ないだろうな(笑)

打ち上げ花火は暗くなった海を明るく照らし、あたしたちの笑顔を温かく包んだ。

綺麗だった。


何も気にせずはしゃぎ、笑い
時間はあっと言う間に過ぎて行った。


翌日大我はアメリカへと再び戻り…


あたしにもいつもの毎日がやってきた。
以前と違って不思議と寂しくなかった。


その後、大我はダンスの大会で認められプロのダンサーとして活躍するようになり、それもあって1年で帰国するはずが…気づくと3年の時が過ぎていた。


 最終章 君のやさしさ



 大我がアメリカにいって3年。 なんの連絡が来ない・・・・

思い切ってイメチェンしたくて 理香を誘い 髪を切りに行こう

 『ねぇ 大我から何か連絡あった?』

 『家族の私にも連絡ないよ・・・ ほんと何やってんだか』

 そっか・・・・・ 連絡ないのか・・・・



 髪を切りに店に入って雑誌を見ていたら・・

 




   

  『ねぇ 三咲 これ大我じゃない?』

 『え?どれどれ うっそーーーー』

 「アメリカでダンス留学してるイケメン」だって?

 何読者モデルしてんの?
 

  しかも もう日本に帰ってきてんの?

  





  はぁ?もう絶対に許さない




 帰ってきて1番最初に会いたいのって恋人でしょ?


 

 ほんと信じらんないよ・・・・・
3年のうちにいろいろと変わった。

理香は去年、愛する人と結婚し、ただ今妊娠中。幸せ真っ只中。
相手はもちろんあの時の彼氏。
ほんとに本気だったんだねハート
すっかり落ち着いてしまった。


大我はダンサーとして活躍を見せ、いつの間にか雑誌に載ったりして… あたしの知らない彼が存在していた。


あたしは…と言うと…

まったく何も変わってなかった。
普通に仕事して人並みの暮らしをして毎日同じことの繰り返し。


なんだかすごく不安だった。


あたし、彼女だよね?

なんで彼が帰国したことすら知らないんだろぅ…


あたしたち、終わるの?



心の中の叫びは止まる事がなかった。



美容院を出ると暖かい風が吹いた。


切り立ての髪がサラリと揺れる。

『三咲。大人っぽくなったね』
理香が微笑んだ。

『理香こそ。パーマいい感じだょ』
妊婦の理香を優しい感じのふんわりパーマが包んでいた。


理香と別れた後、本屋に立ち寄った。

料理雑誌を手にしてペラペラとページをめくる。

夕飯、なにしよっかな…


すると…

春の風に乗って大我の香りがした。


exclamationexclamationexclamation

…大我?

後ろを振り返ったが誰もいなかった。



気のせいか…




携帯で連絡取り合えればいいんだけど、日本から出る前に大我は解約したんだ。ダンスに集中するために。

あたしたちの連絡は手紙でのやり取りとパソコンメールのみになっていた。


はぁ…。

日本に…帰って来てるはずなのに…


ため息しか出てこない。


本屋から出て、すっかり夜になってしまい…スーパーで買い物をして家に向かった。



途中、いつもの公園を通ると桜が咲き始めていた。


思わず近寄ってみる。

ライトに照らさて咲きはじめたばかりの桜は薄いピンク色でキラキラしていた。


大きな桜の木を見上げて目を閉じて深呼吸をした。






…三咲




ん?誰か呼んでる?


気のせいか…



『みーさーき』

やっぱり呼んでる。


そっと 目を開いた。




そこに立ってたのは紛れもなく大我だった。


『ぅ、う。うわぁあぁ』
思わずびっくりしてあとずさりをした。


『久しぶり』
いつもの笑顔で笑った。


『ほ、ほんもの?』
思わず三年振りの彼を見て言ってしまった。


大我はあの頃よりすこしたくましくなっていて 髪の毛はライオン丸ではなく短くなっていた。 そして何故かスーツを着ていた。


大人になった…


『(笑)ぉい。化け物みたいな言い方すんなよ。本物だよ』
大我が近寄ってきた。


『帰ってたんだね。』

『おぅ』

『三咲、元気だった?』

『うん。そっちは?』

『ぁあ。元気元気』


なんだか久しぶりの会話がぎこちなかった。

ほんとなら3年振りの再開。飛びついて『さみしかったよーお帰りハート』と言いたかったのに


帰国してすぐに連絡をくれなかった彼にどうやって話したらいいかわからなかった。



『いつ帰国したの?』
イヤミのひとつ言ってヤルつもりで尋ねた。

『実はさ、先週の月曜日に帰国したんだ』
もう明日で1週間たつ。
あたしがどんなに会いたかったか… 全然わかってない。

『先週か…そーなんだ。連絡くれないんだね』
悲しくなった。

『違うんだ。ごめん。帰国後…三咲に会いに来ようとしたら俺、熱で倒れて インフルエンザにかかったみたいでさ。病院に2、3日入院してたんだ』

『ぇexclamationexclamationexclamationexclamationexclamationインフルエンザ。なんで連絡しないのよ』

『携帯ないし…、番号わかんないし…姉ちゃんとこ電話しちゃうと妊婦なのに来られても悪いからさ。ま。2、3日だしいいかなと…(笑)で、病院出てきたらいきなりフッション雑誌に取られて…あせあせ(飛び散る汗)取材受けさせられて』

『はぁ…ばか。』
思わずため息。

『ぁたし。心配したんだから…。大我の帰国、今日雑誌見て知って、あたしの知らない大我を見て、帰国してるのに連絡くれなかったんだなぁ…とか。いろいろ考えて…大我はあたしの事なんか…わす…』


『忘れるわけないだろexclamation
必死に思いを伝えるあたしをギッュと抱きしめた。


3年振りの大我の優しい温もりに寂しかった心が溶けはじめた。


ギュッとしがみついた胸をそっと離して


大我を見つめた。


背伸びをして 大我の唇に自分の唇を重ねた。


自分からキスをした。
生まれて始めて。

自分からした。


『お帰り。大我。やっと言えた…長かったぁ』
頬を温かい涙がつたった。

『寂しい思いさせてごめんね。何も言わず…待っててくれてありがと。俺もずぅーーーーっと三咲に会いたかったよ。』

あたしは3年間、一度も寂しいとか会いたいとか口にしなかった。
言ってしまったら大我が戻って来てしまいそうだったから。


『三咲がずっと我慢してくれてるのわかってたよ。俺もそんな三咲の気持ちに応えたくて頑張れたし、三咲の優しさが伝わったから安心して夢に向かえあえた。三咲、ありがとね』


大我が日本を出る時、携帯解約するなんてひどいと初めは思った。

でもそんな大我の想いにすこしかけてみたかった。

ただでさえ遠距離になるのに、連絡がなかなか取れなくなる道を選んだ彼に夢に対してもあたしに対しても真っ正面から向き合うつもりだと…感じたから何も言えなかったんだ。


『ぁと、もうひとつお礼が言いたい。両親のお墓によく行ってくれてありがとな。さっき墓参りに行ったら住職さんにあって三咲の事、すごく褒めてた』

大我がアメリカに行ったあと…
あたしに出来る事はこれくらいしかないと思った。掃除をして花を添えて、大我の健康や夢をお祈りする。

『当たり前だよ。大切な人の両親のお墓だもん』


すると大我が抱きしめてた腕を離し急に眉間にシワを寄せキリリとした表情で私から離れた。


ぁれ?あたし なんかヤバイ事言った?




夜空を見上げると…
『ゥオォオオォーー!!!!』
と大声で叫んだ。


『ちょっと、大我。どーしたの?インフルエンザ再発したの?』
あたしも眉間にシワを寄せた。


大きく深呼吸すると 大股で3歩私に向かって進んだ。

空に向かって叫んだ声と同じくらい大きな声で叫びはじめた。


『三咲さん!!!!!あなたが好きです。君のやさしさが僕の全てを和らげます。僕は、君より年下でまだまだ頼りないけど、これからもずっと近くにいてください。僕と…僕と…結婚して下さい。』



耳がぼわぁ〜んとした。


それは 誠実で胸の深い部分に突き刺さる最高のプロポーズだった。


『は…はい。あた…あたしも。あなたが好きです。ずっとそばにいて下さい』

頭を下げた。


目が合った瞬間、思わずお互い吹き出してしまったダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)(笑)



走って近寄り大我をギュッと抱きしめた。

こんな時ドラマだったら久保田利伸の『らららラブソング』とかかかってしまうのだろうか。

だけどこれはドラマぢゃない。
BGMはないけど 大我の鼓動ははっきり聞こえていた。






その後のあたしたち…



またあの部屋であの時のように生活をしている。


あの時と変わらず 大我と笑ったり泣いたり、喧嘩したり叫んだりしながら過ごしてる


ただ前と違ったのは…


大我の部屋だった和室が 客間となり大我はあたしの部屋に引っ越しハート


しまってあったお揃いのマグカップにはミルクティーが注がれ


大我とあたしの左の薬指には指輪がひかっていた。




- HAPPY END -

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