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 妄想村コミュの妄想物語

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さぁ。
はじめましょう!!!
私たちの物語。


妄想の世界へようこそ手(パー)



お話しの続きはあなた次第指でOK

コメント(24)

第一章

『出会い』



キーンコーンカーンコーン!!

誰もいない学校にチャイムが鳴り響く。



私、工藤亜海 17歳。

最近、うまくいかないことばかり…

ただボーッと机に座っていた。


…ガタン!!!!



廊下の向こうで音がした。



これがアイツとの出会いだった。
  え…?

 
  何…?


気になって ドアを開け廊下を見ると 誰もいない…

『イッテェー…』


え?誰?


ちょっと怖いけど 声がするところに行ってみた

『ごめん。 驚かしちゃったよな?』

痛くした足をさすりながら恥ずかしそうに笑ってるあいつがいた…………



 その笑顔を見た瞬間
 心の奥が温かくなったような気がした…
正直、あんまりしゃべったことなくて…あたしは少し緊張していた。



『工藤さんに話しがあって探してたんだ…そしたらつまずいちゃった(笑)』

照れ臭さそうに笑った。


隣のクラスの男の子。
佐々木春人サッカー部のキャプテン。誰もが憧れる。



『ねぇ、佐々木君、あたしに用って?』
ちょぴりドキドキする。



『ぅん。工藤さんさ、1年の山口ちひろちゃんて知ってる?』



『ぅん。うちの部の子でしょ?』


『そぅ。実は…オレ。ちひろちゃんと付き合ってるんだよね』



胸が苦しくなった…

あたしのときめきは一気に落ちていった…
なんで 私にそんな事話すんだろう…


今 ここから逃げたい気持ちでいっぱいだよ



『あのさ 来月のホワイトデー。
ちひろちゃんに何をプレゼントしようか 考えていてさ

工藤さんとちひろちゃんよく一緒にいるの見かけるから
ちひろちゃんの好みとか知ってるかな?と思って
(笑)

もし 今時間大丈夫なら相談に乗ってくれるかな?』

佐々木君のキレイな瞳を見たら 『NO』って言えなかった…
第二章

  『ココロの中』



『ぁ、あハハ…。も、もちろん。』

へんな笑い方になった。


話しがあるって言われて 少しでも期待したあたしがばかみたい。



そして あたしは はじめて 彼に恋していた事に気がついた。



仕方なく2人で門を出た。



『オレさ、ちひろちゃんにバレンタインに告白されたんだ。どんなコかよくわからなかったけどちひろちゃんの情熱に負けた(笑)てか、笑顔がキラキラしててかわいい子だなって。』


なにこれ。
ノロケ?


『そーなんだ。ちひろちゃんかわいいもんね』


小柄でいつも笑ってて…


あたしたちは近くにあるファーストフードに入った。


『なんか 腹減っちゃったな(笑)』

佐々木君はハンバーガーセット
あたしは温かいコーヒーを頼んだ



『何かいろいろ考えて
いきなりアクセサリーは重いかな… とか 花っていう感じでもないし ちひろちゃん 今欲しいものってないのかな…
工藤さん知ってる?』


佐々木君は まるで小さな子どもみたいに 口のまわりにソースがついたまま 一生懸命ちひろちゃんのプレゼントを考えてる…


ちひろちゃん うらやましい……


こういう姿 これからずっと隣で見ることできるんだね


あたしが佐々木君の相手だったら…………

あたしに 聞かれても 困る…


『ぅーん…』考える用に口元に手を持っていく。


いい考えなんて浮かぶ訳ない。


すると

遠くから見覚えのある男の人がやってきた。



『ぁれ?佐々木!!』
近寄ってきたのは佐々木君の部活の先輩。元部長の片岡先輩だ。



佐々木君は焦って席を立つ。


『片岡さん。お疲れッス』

急に部活モードに入った(笑)



片岡先輩はなんかニャニヤしてあたしを見た。




『ぁれ?デート?お前ら』

なんだか楽しそうである。


『いや、ちが…』

ニヤついた片岡先輩にあたしは慌てて否定する。



否定する間もなく


先輩の思い込みは進んだ。


『よしよし。いいよ、いいよ。みんなに内緒にしておくから』


佐々木くんの肩をポンと叩いた。



『ぁ、そうだ。今度の日曜、ダブルデートしよーぜ。オレ、今狙ってる子いるんだよねハートオレらがうまく行くように気を効かせろよ!お前ら、来なかっかったら殺すからな!!!』


とマンガンのようにしゃべるだけしゃべって消えていった。



……

なんぢゃありゃ!!


あたしも佐々木くんも時が止まっていた。



『工藤さん、ごめんね。日曜、付き合ってもらっていいかな?』

片岡先輩のいうことは絶対だ。

あたしだって部活に入ってる。
先輩の言うことは絶対だと わかってるつもり。


『うん。あたし達でサクッと片岡先輩のくっつけちゃお指でOK指でOK


あたしは乗り気だった。

ダブルとはいえデートだ。


ん? まてよ。 ちひろちゃんに悪い?


イヤイヤ。 これは義務だもん。 仕方ないよね。

良いように自分のココロに納めた。
『まぁ  ホワイトデーまでまだ時間があるから ゆっくり考えるよ
またいろいろと相談に乗ってほしいな(笑)
もしよかったら工藤さんのメアドと携帯の番号 教えてくれないかな(笑)?』

ドキン…………。


『え?………。
  いいよ。(恥)』

なんか携帯を持つ手が震えてる
佐々木君にバレないようにしないとあせあせ(飛び散る汗)

 
『じゃexclamation ×2また明日学校で…』

『………うん………
またね………。』



『あっexclamation ×2やっぱり
夜メールしていい?
赤外線で交換したけど 確認って事で(笑)』

また キレイな瞳であたしに微笑んでる


やっぱり あたし

 佐々木君の事が………


  スキ……………ハート





 家に帰り 早速カレンダーの今週の日曜日にハートマークを描いちゃったハート達(複数ハート)

いいよね。 だってあたしは佐々木君の相談相手…


佐々木君とちひろちゃんが仲良く付き合っていけるようバックアップする役。

一回ぐらい片思いが
うその両思いになるだけ……。


神様は許してくれる………





   よね……………。



携帯電話ムードムードー(長音記号2)

え?佐々木君……
早いよ揺れるハート

ドキドキしてきた……

あれ?メールじゃない…

『もしもし………。』



『もしもし。
  先輩?ちひろです
今大丈夫ですか?』

『う、うん大丈夫だよ。』



一気に現実に戻ってしまった↓↓
『突然、電話しちゃってすいません』



か細い声でちひろちゃんの声が響いた。



『ううん。どーしたの?』



『先輩、ちょっと相談にのってもらってイイですか?!』




!!!!!!!!!!!!えっ!!


相談!!



なんか… 嫌な 予感。




『実は…あたし。サッカー部のキャプテンの佐々木春人先輩と付き合ってるんです。』



『そ…そぅなんだ…』

まさか。知ってるとは言えない。


付き合ってうまくいってるんでしょ?

あたしに何の相談があるの?


『あたし、春人先輩がスキです。』


ぅうん。 わかってるよ
ちひろちゃん。かわぃぃな。

こんなにストレートに言われるとこっちが照る。


『それが…さっき…3年の片岡先輩からデートに誘われて…。あたし断りきれなくて』





!!!!!!!!!!!!!!!!


なに? なに!

どっかで聞いたことある設定!!!


『片岡先輩!!!!?』


思わず声が大きくなってしまった。




『先輩?』


『あ、ごめん。ごめん。』




もしかして… そのデート…

あたしと佐々木君が行くはずのデート…。



どーしよ。どーしよ。



パニックになりすぎて思わずクルクルまわってしまったあせあせ(飛び散る汗)


落ち着け!あたし。


『先輩、お願い!一緒に行ってください』



まさか !Σ( ̄□ ̄;



『どーしても2人は気が進みませんあせあせ(飛び散る汗)彼にも悪いし…だから春人先輩も誘ってダブルデートみたいな。

あ、でも。片岡先輩にはあたしたちの事言ってないからグループデートかな。

あたしと春人先輩がなるべく一緒にいれるように協力してください。それとなく片岡先輩にも私たちの事気づいてもらえたら…』






なに、この勝手な計画。



ん? つまり…


★片岡先輩はあたしと佐々木君が付き合ってると思ってる…

★片岡先輩はちひろちゃんのことがスキであたしたちに協力を求めてる

★ちひろちゃんは佐々木君と2人になる事を狙ってる
そしてあたしに協力を求めてる



て、事は あたしの役目は


★片岡先輩とちひろちゃんをくっつける

★ちひろちゃんを想う片岡先輩から離して佐々木君とくっつける




なにこの矛盾だらけの役目。




思わず頭をくしゃくしゃにしてしまう。



『わ、わかった。協力するよ』



それでもやっぱり
『NO』とは 言えなかった。


佐々木君との一瞬だけでも恋人気分でいれると舞い上がったのがウソみたいだった。




神様のバカー!!!!!!!!!
ついに あの 日曜がやってきた………


今日は天国と地獄の日たらーっ(汗)


待ち合わせはYランド。

全然気合い入ってないのに 何故か待ち合わせ時間より早く着きすぎてしまったたらーっ(汗)
一番かなって思ったら
佐々木君がもう待っていた


『おはよ。
   今日は宜しく。』

『うんたらーっ(汗)……。』

『片岡先輩の気になる人って 誰だろう?
きっと可愛い人なんだろうな……』


アンタの彼女だよexclamation ×2exclamation ×2って言いたいよたらーっ(汗)


はぁ…
今日は長くなりそう↓↓


『おはよー。
お二人さんexclamation ×2

向こうから大きな声で 叫んでいる男の人がいる…



片岡先輩だ。

後ろに歩いているのは
ちひろちゃん。


『遅れてごめんexclamation ×2
えっと こちらが山口ちひろちゃん。』

『ちひろです。宜しくお願いします あっexclamation ×2
 
『あっexclamation ×2exclamation ×2
佐々木君が驚いてる

『なんだ 佐々木とちひろちゃん 知り合いなのか 』

『まぁ……………。』


この仲にいるあたし辛い ………



『じゃあ!ちひろちゃん行こう(笑)』


片岡先輩はちひろちゃんの手を引っ張り

『先輩!』 小さい声で私を呼んでる

どうしよう?
どうなっちゃうの?


佐々木君の顔を見たら
かなり落ち込んだ表情してるたらーっ(汗)


 さ、ささきくん……

『 まぁとりあえず 
ちひろちゃんたちのところに行かない?』

『ぉぅ………』

はぁ……… もう嫌だよ

息苦しくて
帰りたいよ…
第三章

『ダブルデートの悲劇』


佐々木木くんのこんな辛そうな顔 みてられなぃ。


『さ、佐々木君。なんかね、ほら。ちひろちゃん…片岡先輩に誘われて断りきれなかったんぢゃないかな。』



慌ててホローした。



『そーかもな』


低い声で答えた。




はぁ。
ダメだ。
苦しい。


天気はこんなにいいのに
あたしの心はドンヨリだ…



『おーーぃ!!!おまえら。遅いぞ。早く来いよ。』


ひとりテンションの高い男が呼ぶ。



仕方ない。

あたしもこのテンションに乗ろう!!




『ぅわぁーハートすごぃ。遊園地って久しぶりー!!!!!』

あたしは子供のようにはしゃいでみせた。



『あたしも久しぶりです。先輩』


ちひろちゃんもあたしに駆け寄った。



そーだょね。
せっかく来たんだもん。
楽しまなきゃ。



『よし、あれ。乗ろうぜ』

早速、ノリノリの男がジェットコースターに向かった。



『ぢゃ、グーパーしましょ?』


『ぉい、なんで。グーパーなんだよ!!!』


あたしだってこのまま佐々木君と2人で全ての乗り物を満喫したい。


でも あまりにも 佐々木君の切なそう顔を見るのが辛かったから…


あたしは片岡先輩にこっそり耳打ちした。



『先輩、ちがぃますよ。
作戦ですよ。

ここでシャッフルする事でお互いに嫉妬したりで色んな事に気づくんです。

ずっと同じ相手と居たらうまくいくもんもうまくいきませんよ!』


『なるほど…。お前、いいこというな指でOK

先輩があたしの頭をくしゃくしゃと触った。




ちょっと!!!!

あたしの髪型が…。


そりゃさ、ちひろちゃんみたく可愛くマフラーしてるわけぢゃないしスカートだって履いてないけど。

偽装デートとはいえ
それなりに整えてきたのに!!!


口を尖らせて手で乱れた髪をとかした。



遠くで佐々木君がクスッと笑った。

この笑顔を見ただけで 今日という日がそんなに悪いぢゃない気がしたりして…




グーパーしたところ

片岡先輩とあたし

佐々木君とちひろちゃんになった


『じゃあ先輩exclamation ×2
行きましょ〜』

『ぉいexclamation ×2佐々木exclamation ×2exclamation ×2あまりちひろちゃんに近づくなよexclamation ×2

『分かりました』

後ろを振り向いたら
二人ともなんか嬉しそうだった


二人の幸せな顔を見ているのは嬉しいはずなのに


『あれ?工藤さん泣いてる?』

『え?』

あれ?自然と涙がでてくる………………

『あ!俺と一緒に乗るのがものすごくうれしいとかexclamation & question


『………………………。』
あの人どんだけ めでたい人なんだたらーっ(汗)


『あのさ ちひろちゃん朝からあまり元気がないんだよね
今日の事あまり乗る気がなかったのかな
もしかして 好きな人がいるのかな…』

exclamation ×2exclamation ×2exclamation ×2exclamation ×2exclamation ×2exclamation ×2exclamation ×2
まるで女みたいな鋭い勘

『でも俺 ちひろちゃんに好きな人がいてもあきらめない ちゃんと気持ちを伝えるまでは…………
ちょっとクサイ事言っちゃったな(笑)』

ちひろちゃん いいなぁ… 幸せ者だよ




ジェットコースターを乗り 次はお化け屋敷………

『なぁ 相手交換しないか?』
誰からも返事がない……

『あ、あのー。 片岡先輩 私 実は………。』


え? ちひろちゃん………
まさか。
今?!
言っちゃうの?!
だったらはじめから…。


こんなデートしなきゃいいのに。


キラキラした目で片岡先輩を見つめた。

『実は…お化け屋敷苦手なんです。』



(._・)ノ☆コケ


まさかの発言(笑)


その言葉がそーとー可愛かったのか片岡先輩が

『ちひろちゃん。オレ、守るから』

と言って手を引っ張ってお化け屋敷の中に消えて行った。


一瞬、片岡先輩がかっこよく見えた。


消えていった2人を見ていた佐々木君。


ぁれ?
さっきと表情が違う…



『オレらも行く?』
あたしの顔を覗き込んだ。

なんかふっ切れたのだろぅか…



あれ?あれ?


『ウッ!!!!』



しまった。さっきのジェットコースターで酔った。



気持ちわるい…。


『ぉい、工藤さん。大丈夫?』


佐々木君の筋肉質な腕があたしを支えた。

『ご、ごめん。あたし、実は…ジェットコースター苦手で…ウッ』



あたし最低。

『無理したのか?ちょ、ちょっと待ってて』


佐々木君は走って飲み物を買いくと私をベンチに座らせた。


佐々木君の買ってきたウーロン茶を口にしてなんとか落ち着いた。


『さっきは、サンキューな』


『ぇ?』


『オレたちが2人になるチャンス作ってくれて』


『いや…。あんまり役に立たなかったけど』


『朝はほんとびっくりしたけどなんか2人になってみて話しして…ちひろちゃんの思いわかったし。だから俺、大丈夫だから。』



ちひろちゃんの思い…?

どんな?

わかったって…

どんな話しをしたんだろ…


『だからさ、工藤さん。もう無理しないで』


佐々木君がいつものように微笑んだ。


あたしの飲みかけのウーロン茶をサラッと飲み干すと あたしたちもお化け屋敷へと向かった。
『うわぁー
なんだよ〜〜〜たらーっ(汗)

あれ?もしかして佐々木君 お化け屋敷苦手?

あたしの理想は 俺についてこいexclamation ×2ってかんじなのに……
立場が逆転だよたらーっ(汗)



まぁ いいか揺れるハートそういう佐々木君もかわいいハート達(複数ハート)ハート達(複数ハート)

『ねぇ 工藤さん大丈夫なの? お化け……。』

『まぁ 大丈夫かな……たらーっ(汗)

『あのさ 来週ちひろちゃんとデートする約束したんだよ ひょぇーーたらーっ(汗)うわぁー怖っexclamation ×2


ふぅーん……………
そうなんだ あの時間 そんな約束したんだ。

『そう 良かったね
楽しんできてね』

『うんexclamation ×2


お化け屋敷も終わり
次に何をしようか考えてるとき





『春人?』
え?誰?
このキレイな人……



『雪乃…………?』



雪乃って …………?
『久しぶり』

雪乃と名乗る綺麗な女性が近付いてきた。



となりにものすごく動揺してる 佐々木君がいる。




『春人。あの約束、忘れないでね』



その一言だけ言うと立ち去った。




約束?



『なぁ。誰?』
片岡先輩がキョロキョロと見る。



『ぇえ。まぁ。その…』


答えにくそうにハニカム。



実に不自然だ。






突然現れた 綺麗な女性。


『約束を忘れないで』

と言い残して消えた 雪乃 と名乗る女性。



謎が深まる。


ちひろちゃんも不安そうだ。


どうしよう………


なんか嫌な雰囲気…………


『なんか 食べません?』と聞いたら


グスン………(泣)。

『私…私帰ります。
さようなら……』

『ちひろちゃん……。』

ダッダッダッダッ……

『待てよ…ちひろちゃん…』

ちひろちゃんを追いかけていく 佐々木君。



『なんで あいつが追いかけるんだよ 俺が行きたかったのに……。』

『あのー。片岡先輩
実はあの二人 つい最近なんですが 付き合ってるんです。』

『ま・マジでexclamation ×2exclamation ×2
工藤さんじゃなかったの?』

『はい ………
あの日 相談に乗ってたんです ちひろちゃんにホワイトデーのプレゼント何にしようかって』


でも 佐々木君の彼女って間違えられたこと
嬉しかった………………


『まあ かなりへこむけど 仕方ないな。
二人とも大事な人だし』

『なぁ 工藤さん
何か食べにいこうか 今日の続きしよう(笑)』


複雑な気持ちなのに
二人の事を応援しようとする片岡先輩 素敵だよexclamation ×2

『いいですよexclamation ×2
今日はとことん先輩に付き合います。』




でもあの雪乃って言う人の約束が気になる………


ねぇ何? 神様教えて下さい。
あたしは その後 何故か片岡先輩とのデート?!をほどよく楽しみ駅で分かれた。



なんか…変な一日。
ため息しか出てこなかった。



家の前に人影が見えた。


『さ、佐々木君…』
驚いた。
ひとりのようだ。


『ヨォ。』

気まずそうに私を見つめた。


『ちひろちゃん…は?』
近くには見当たらない。

『…怒らしちゃった』
『さっきの。彼女のせい?』

コクリと頷いた。


『聞いてぃい?彼女は誰?約束って?』


ドキドキしていた。また新たな展開が怖かった。

『ぁあ。工藤さんには話しておこうと思って』

とりあえず近くの公園に移動した。

ブランコに座ると話し始めた。


『ぉれさ、一昨年の夏ホームステイでアメリカに行ったんだ。そん時知り合ったのがさっきの彼女。雪乃』

ホームステイ?

『アメリカに行ってすぐ、高熱が出て…病院で英語しゃべれないしかなり焦ってたら、彼女が来て助けてくれたんだ』

なるほど…。確かにあの人。英語話せそう。


『その日からなんとなく一緒にいるようになった…。

雪乃はアメリカに住んでいたけど俺には帰る日がやってきた。

そしたら彼女がこう言ったんだ。「春人。あたしも2年たったら日本に帰る。日本でもし、偶然会ったらあたしを彼女にしてね。約束よ」って。

一方的な約束だったけど俺も満更でもなかった。それに…。偶然会うなんて有り得ないって思ってたから』


ぇ!って事は…

なに?雪乃さんとは付き合う約束なの?

『ちひろちゃんには…?』



『話したよ。もう、逢いたくないってさ』



…うまく 言葉が出てこなかった
もう 何がなんだか分からなくなり 頭の中は真っ白……………

その後何もしゃべらず
ただ時間が過ぎていく……………。



『じゃあ あたし帰るね
……………。』


『分かった 今日は本当にたくさん工藤さんを困らせてしまって ごめん』

 …………………………。



まわりが何も見えず ただ歩いているあたし………


気付いたら家に着いていた。


ちひろちゃんが心配……………


電話しないと……………


携帯電話ムードムードー(長音記号2)

    携帯電話ムードムードー(長音記号2)

あれ? ちひろちゃんでない…………


大丈夫かな…………


メールに『これを読んだら連絡下さい……』を書いて送った


………一方そのころ……。



『せんぱい………(泣)』


『ちひろちゃん……?』

ダッダッダッダッダッ……

片岡先輩の胸にとびこむちひろちゃん………


『もう 辛いです
こんな私嫌いになりました……?』

『何言ってんだよ。 俺はちひろちゃんの味方だよ』





今にも壊れそうな小さい体を優しくギュッと
片岡先輩は抱きしめた………。
第四章
 『見透かされた心』


ちひろちゃんの 心は次第に片岡先輩に奪われて行った。

その後、ちひろちゃんからきたメールは思いもよらない文字が並んでいた。



『先輩。ごめんなさい。あたしやっぱり。春人先輩ともうダメみたいです。

ほんと言うと…
春人先輩のこと好きな自分が好きだったんです。

彼に憧れてて遠くで見てる自分が好きでした。

実際付き合ってみると…物足りないっていうか…。なんて言うか…。

春人先輩の前に女の人が現れた時はほんとに悲しくて、切なかったけど、自分の気持ちに気づくきっかけになりました。


あたし。
今。好きな人がいるんです。

片岡先輩です。

始めはこわかったけどほんとはすごく優しくて。

片岡先輩とはまだ付き合ったりはしてません。きちんと恋愛したいなって…。

だから。先輩。佐々木先輩の事、好きになってもいいですよハート

好きなんですょね?見てればわかります。応援してますハート



なんだか心を見透かされた感じがした。


ちひろちゃん…
気づいてたんだ。



それからは、2人でいるトコを見かける事が多くなった。




最終章

『あなたが好き』




『そっかぁ…ちひろちゃん、そう言ってたんだ。』

佐々木君は寂しそうな表情をすることもなく笑っていた。

『なんか、俺も先走ったなって思ったよ(笑)あんなかわいい子に告白されたら舞い上がっちゃった。恋愛かぁ…。俺もきちんとしないとな。』


佐々木君はいつも以上にさわやかだった。


『ねぇ、工藤さん。この前の遊園地行かない?』


『ぇ!』

なにこの展開?

『いや、あの…どうしても乗りたかったものがあって…。無理ならいいや。』



『いや、無理ぢゃない!無理ぢゃないよ!』

あたしは慌てて立ち上がった。


『ぢゃ!決まり!行こう』

佐々木君があたしの手を握り引っ張った!


『えッ?!今から!』
この人こんな行動的な人だった?


あたしたちはそのままYランドに向かった。


この前は。気まずくてたまらなかったこの場所に今日は2人きりでやって来た。不思議な気分…


『行こッ!』
佐々木君のこんな笑顔…
この前は見なかった。

私たちはとりあえずコーヒーカップに乗り込んだ。


キャーーッ!!!!!
こわぃ!!
早いよー!!!
アハハハハ〜!!!!
そんなに回さないでー!!!


すごく楽しかった。
クルクル回る景色も。
佐々木君の笑顔も。
全てがキラキラして見えた。


『アハハハ。工藤さん、うるさいよー(笑)騒ぎ過ぎだよ。』コーヒーカップから降りた佐々木君があたしの頭を触った。


まるでデートみたい。
幸せ気分に浸っていたけどあっと言う間に壊れた。


『春人!』
声が響いた。

『あっ。…雪乃』

口から心臓が飛び出そうだった。
すっかり忘れていた。
ちひろちゃんの事で頭が一杯だったから…。

『雪乃。ここに来たらまた会えると思ってたよ。ここ。お前ん家が経営してるんだろ』

佐々木君が真剣な顔で言った。

ぇ?会いたかったって事。
なに?あたしはまた付き添い?

『ぁ、あたし。あっち見てこよーかなぁ…』

気まずさに耐えられなくなった。


『いや。いろ』
佐々木君が腕を引っ張った。


『は、はい。』

気まずい。
気まずすぎる。

『春人。約束。覚えているでしょ?今日まではとりあえず誰と恋愛してても構わない。でもこれからはあたしが彼女。』

勝ち誇ったようにあたしに微笑んだ。


『雪乃。ごめん。俺、やっぱ無理だよ。ちゃんと恋愛がしたいんだ。お前をその気にさせてしまったなら謝る。』

真剣な目をして 頭を深く下げた。


佐々木君…


『ァハハハ!!春人。頭をあげて。ウソよ、嘘。』


(・・?)ほぇ?


あたしたちは目を丸くした。

『ちょっとからかっただけ(笑)あたし彼氏いるもん。この前、たまたま会ったからついついからかってみたくなって(笑)安心して。あなた達の邪魔はしない』

彼女はあたしの肩をポンと触ると外人の彼氏らしき男と腕を組み、明るく手を振って去って行った。


… 嵐のようだった。


二人で顔を見合わせた。
思わず笑ってしまった。

その後、あたしたちは普通のカップルの様に楽しんだ。


すっかり夜だ。

もうこんな時間かぁ…。

『ねぇ?佐々木君。そーいえばどーしても乗りたかったものって?』


あたしが聞くと。


『うん。おいで』
また、あたしの手を握った。


顔が赤くなった。



『ここ。』


ここって…

それは遊園地の一番はじにある古ぼけた展望台だった。


『おいで』
先に上った佐々木があたしの手を引っ張りあげた。


てっぺんまで来ると…


そこには ライトアップしてキラキラとした夜の遊園地が広がっていた。


『すごい…何ここ。』

思わず佐々木君の服をグイグイ引っ張ってしまった。


と 同時に…


佐々木があたしの肩をグッとよせた。



ドキッ!!!

…えっ 。

『どーしたの?あたし、ちひろちゃんでもなければ雪乃さんでもないよ。』

動揺して出た言葉がこれだった。


『知ってる。2年C組の工藤亜海ちゃんでしょ?』


どうしよう。
目が見れない…


佐々木君の胸に引き寄せられた。

『俺さ、工藤さんと片岡先輩が仲良くしてるのみて無茶苦茶ヤキモチ妬いた。ちひろちゃんを見てるはずなのに工藤さんばかり見てた。』


神様。
なに? これ? どっきり?

『気づいたんだ。俺…お前が好きだ。きっとあの時、廊下であった日から…』


抱きしめた手がギュッと強くなった。

涙が出た。

『あたし…あたし…あたしも…。佐々木君が好き。』

生まれて始めて相手に気持ちを伝えた。



佐々木君はそっとキスをすると微笑んだ。




あたしの幸せな時間。
佐々木君の甘いかおりがほわっとした。








キーンコーンカーンコンるんるん


あたしは机に座ってボーッとしてる。


『亜海!!!なにボーッとしてるの?ぁー。また妄想?』

教室を入ってきた栞。

『まぁね。』
机からピョコンと飛び降りて鞄をもった。




よし。
帰るかぁ…


親友の栞と教室を出る。


素敵な恋愛。
いつかきっと現実になるまで

あたしの妄想物語はまだまだ続く。



−終−

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