① マルコによる福音書13章33−36節 警戒せよ、目を覚ましておれ。その定めの時がいつであるか、あなたたちは知らないからだ。それはちょうど、旅立つ一人の人が自分の家を去ろうとし、自分の僕たちのおのおのにその仕事を与えて権限を持たせる時、門番にも目覚めているようにと指示するようなものだ。だから目を覚ましておれ。家の主人がいつ来るか、夕方か、真夜中か、鶏の啼く頃か、早朝か、あなたたちは知らないからだ。彼が突然やって来て、あなたたちの眠っているところを見つけたりしないためだ。あなたたちに言うことは、すべての者に言うのだ。目を覚ましておれ」。
② ルカによる福音書12章35−40 あなたたちの腰に帯を締めておれ。またともし火を燃やしておれ。またあなたたちは、自らの主人がいつ婚礼から帰るかと、彼を待っている人々と同じようになれ。彼がやって来て、戸口を叩く時、すぐさま彼のために開けることがためだ。幸いだ、主人がやって来た時に目を覚ましているのを見つけられる僕たちは。アーメン、私はあなたたちに言う、彼は腰に帯を締め、彼らを食事の席に横たわらせ、やって来て彼らに給仕するだろう。第二項頃(深夜頃)であれ、第三項頃(明け方近く)であれ、彼がやって来てそのように見つけるなら、幸いだ、かの者たちは。 以下のことを知っておくがよい。つまり、家の主人は、何刻頃に泥棒がやって来るのかわかっていたら、自分の家に穴を開けられるのを許しはしなかっただろう。あなたたちもまた備えておれ。というのは、あなたたちがまさかと思う時刻に、人の子は来るからだ。 新約聖書翻訳委員会訳