This piano <will have been being played> by him for ten hours, if he keeps on playing it another ten minutes.
「もし彼があと10分演奏し続けたら、このピアノは彼によって10時間演奏され続けたことになる」
いかにも人工的な臭いのする文章ではありますが、完全に正しい英文です。
この文の「P(述語)」は、<will have been being played>であり、これらすべて「動詞」です。
>>[6] 便宜上であって、他の専門家も賛成していますが、自然消滅する場合も多いですね。例えば「分離他動詞」なんて言葉が使われていた時代がありましたが、私自身、このtermが英語学の辞典にのってるかどうか知りません。検索してみてください。分離他動詞というのは、例えばput onが put it onとなったりする現象です。
ただし、新しい言葉を使うのは、その道の権威だから許されるということもあるのではないでしょうか。
小さな子供がはじめて言葉を覚える段階では「意味もわからず口真似をする」ことから確かに始まることもあると言えますが、それ以上の段階に入ると、先に来るのは「耳で聞いて意味を理解する」ことです。
自分がその言葉を理解し、どのような文脈でどういう意味合いに用いるのが適切であるかをつかみきった時点で「自分の口からもその言葉が自らの語彙として出る」ことになります。これは Norman Lewis が etymology を踏まえて成人英語ネイティブに新たな語彙を習得させる中でも述べています。