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歪な漫研部室棟コミュの諸星大二郎

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隠れた巨人。
最新作は「闇の鶯」。
買ってすぐ読了。稗田シリーズのスピンアウトである海岸物語の人魚編(かなり高橋留美子の人魚譚に似てます)などに、さまざまな短編を編集したもの。しかし読み応えは十分。「闇の鶯」だけがあや古いが、味わいは稗田シリーズ「魔障ケ岳」に近いかも。
とはいえ軽く読めます。

コメント(8)

雑誌ユリイカ、特集 諸星大二郎
いったい今、何千部が配本されているんしょうか、私自身多分20年ぶりくらいに買いました。なんたって雑誌タイトルのサブキャッチが「詩と批評」ですからね。ほぼ死語の世界です。30年前ならたまに親父の詩が載ることも有ったように思いますが、それでも当時からブッキッシュというか、ペダンチックな編集でしたね。
何で久々に買ったかというと、大好きな漫画家の諸星大二郎特集で、諸星さんへのインタビューが掲載されていたからです。実は長野は生まれただけでほとんど荒川沿い育ちだとか、初期短編(正直言ってつまらないですけど)もあり楽しめました。
 反面、巌谷国士の「批評」にしても、夏目房之介他の対談にしても、はっきり言ってぬるい。記事(対談)を依頼されたから、こなしてます、というレベル。MBA系のビジネス文書などの訓練など私もちゃんと受けている訳ではないですし、普段の文章もかなりトートロジーやらループっぽくなりますが、それでも巌谷さんのピントがぼけた焦点が合わない「文芸批評に典型な書き方」には辟易してしまいました。若い頃は経験値が無いからこっちのリテラシーが低いのだろうと思って無理して読んでいたのですが、50歳にもなると、文芸批評という作文の60年代的(70年代的?)作法というのもののレベルが実は大変低かっただけなのだということが分かってしまった。批評家の勝手な空想や独白で延々升目を埋められても、読むほうは苦痛なんですよね。それにSNS(ソーシャル・ネットワーキング。サービス、MIXIやGREEです)やCGM(コンシューマー・ジェネレーテッド・メディア、まあブログなんかですね)で、そのての独白は溢れ返っているので、お金を出して紙媒体で、つぶやきなんか読みたくないですよ。
 逆にロック雑誌ストレンジ・デイズもけっこう昔風の編集スタイルだけど、ロック音楽批評は、本人取材(英国人であれ米国人であれメールでも出来ます)による一次資料(ま、証言ですな)などもふんだんに採用され、それを元に解析が加えられているので、昔とはまったく違う次元に達しています。70年代の水上はる子=ミュージック・ライフ式みーちゃんはーちゃん記事か渋谷陽一 式素人くさい文芸批評真似たロック批評的マスターベーションしか選択肢が無かったんですけどね。ユリイカはそれら70年代のロック雑誌よりは何倍も高尚でしたが、進化しないまま30年経ったら、化石になってしまったようです。

 さてユリイカそのものですが、なんといっても対談が素晴らしい。以外に8失礼)お金持ちそうな自宅の写真とか、最初の勤め先(都庁そのものではない)とか。年譜もしっかりしてますし、星野之宣さんがVS諸星さんの軸として「既知の学説の編集で話を作る」ことにした、などという話も面白かったです。
スノウホワイト グリムのような物語

コミックの世界の奇才・諸星大二郎の童話集。前作「トゥルーデおばさんの進化形といえる、グリム童話の諸星版変節。前作ではそこらへんが消化不良気味だったものが、今作では謎は謎のまま放り出したり、白雪姫は大胆な新解釈(諸星さんが初めてかは知らないが)で思わずやられた!といった具合に、ずいぶん柔軟かつ流麗な解釈になっています。おすすめの本ですね。
 あとこのひと、ユーモア感覚とすべってしまう感じが微妙であって、ギャグが面白いかといえばそうでもない。そこらへん、やはり奇才テリー・ギリアムの「ブラザーズ・グリム」が大成功作かというと、ちょっとそうでもないところが似ています。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4488023916/sr=1-1/qid=1165167917/ref=sr_1_1/503-0456491-8929509?ie=UTF8&s=books

「生物都市」を久々に読んだ、62式様が…1974年週刊ジャンプの生物都市掲載の単行本を捜してくれたと言う事、印象と言い記憶にグサッと来た(どろどろ溶ける漫画)を奥歯咀嚼でじっくり消化
キャラメルを口で溶かすとか、プラモデルにラッカーを過失で溶かすとか、こんな溶け方は…1974年には前衛的で見た事ないかも知れないですね
「なんか最近ゲームで見た」…えっと、固まって…ゴロゴロするゲーム…

塊だましい?
今更ながらH・P・ラブクラフトを読んでいるですが、「ぱらいそへ行くだ」とか稗田ハンターシリーズはほとんど原型が「ダン・ウィッチの怪」ですね。
> がらんどうさん

http://m.mixi.jp/view_diary.pl?guid=ON&id=1262354872&owner_id=12736573

ぱらいそさいぐだ!

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