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トランジスタラジオコミュのICF-6800の修理

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6800の修理を頼まれたので引き受けることに。不良症状としてはSW受信できずという、6800の持病である。結局、hfeが劣化したトランジスタを4個交換し、受信できるようになった。調整はこれから。

コメント(42)

取り外したトランジスタのhfeを測定したところ、20台が2個、30台が2個でした。ちょっと低いですよね。hfeって劣化するものなんでしょうか?真空管はエミゲンしますが。。。
「プロが設計したとは思えない」という感想を漏らした、とある本人です。

試作機然としている、というのが正確な表現でしょうか。とにかく、メンテナンス性は全くと言ってよいほど考慮されていないため、本当に苦労します。

本機を修理完遂したアマチュアは、不肖私めも含めて、10名未満しか存じ上げません。2SC710 については、端子接合部のミグレーションにより不可避的に中身が腐るとのレポートを頂いております。

拙シャックでは現在、知人から預ったCRF-1のレストア中です。
のら猫さん、はじめまして。確かにこのラジオの修理には時間がかかります。さらに私の場合、年とともに老眼が進行し、眼鏡をかけたりはずしたりで、余計に時間を要します。最近は写真のように、回路図と、パターン図を拡大コピーし、修理時には壁に貼り付けて作業するようにしています。効率がアップしますよ。6800を一台修理すると、普通の6〜8石ラジオを数台修理するより技術力がアップすると思います。
先日、ソニーサービスに出したところ、スイッチ部品がないので修理できないと断られたので修理してほしい、と送り込まれたICF-6800を修理しました。裏蓋を開けたところ、シャーシーを取り出した形跡はまったくありませんでした。内部を見ずして、スイッチ部品が無いからと修理を断るのはどうかと思います。壊れていた(劣化していた)のはPLLループ内のトランジスタで、スイッチ部品ではありませんでした。
時間がとれたので、また、6800を修理しました。今回の症状は、
・電源投入直後はカウンターの表示が出ないし、SWが受信できない。MW、FMは受信可。
・少し通電しておくと、そのうち、周波数がでたらめではあるものの、カウンターの表示が出るようになる。
・その後、カウンターの数字が安定し、SWも受信できるようになる。
・この症状は冬、部屋の温度が低い時にのみ現れる。
というものです。したがって、修理は症状が出る冬が最適というわけです。
結局、カウンターユニット内部の部品劣化でした。添付の写真はカウンター内部の写真です。シールドケース(矢印で示す)を開けて、唖然。これじゃ製造ラインの人もさぞ大変だったろうと思われるぐらい部品が空中を飛びかっている変則マウントです。プリント基板なのにこのような部品のマウントの仕方はいかにも格好が悪いのでシールドケースをかぶせて隠蔽したといったところです。
ICF-6800Aの修理をしました。6800Aは6800にあるようなカウンターの暴走によるSWの受信不能といった症状はあまり聞きません。今回の6800AもSWにしたときのカウンター表示は正常です。ただ、まったく放送が受信できない状態です。MWの受信は正常、カウンター表示も正常です。いろいろ調べた結果18.6MHzのクリスタルの不良でした。両端をテスターで測定したところ数Kオームありました。これを交換して修理完了。感度はなかなかいいですね。写真は取り外したクリスタルです。NDKと書かれているので日本電波工業のものでしょう。
昨日6800を修理しました。久しぶりの修理だったのと、状態がよくなかったのでかなりてこずりました。
症状は大半の6800がそうであるように、SWの受信不能です。リアカバーを開けたとたんにいやな予感。背面のロッドアンテナ/外部アンテナ切り替えスイッチ周辺が油のようなものでべたべたです。接点復活剤かもしれません。シャーシを固定しているネジをはずしにかかりましたが、ネジが純正ではありません。本来なら銀色(ニッケルめっきか)のネジで固定されているはずのところが一般的な鉄ビスで止められていました。これらをはずし、フロントパネルをとろうとすると、スピーカーやライトの線材処理が適当です。これらをはずし、内部を取り出したところ、コネクタやバリコン、その他一面に油のようなものが付いています。ティッシュペーパーや紙切れを使い、吸い取れるところの油を吸い取り、バリコンのところはエアーを噴きかけ油を飛ばしました。トランジスタを4個交換後、バリコンも取り付け、さあ、調整という段になって、シールドケースの蓋を取り付けるのを忘れたことに気づき、再度ばらし、蓋を半田付け、さあ、調整。ところが、こんどはFMのダイアル糸が外れてしまいました。これをかけ直すのに一苦労。再度ばらすはめになりました。調整自体はわりとまともに行きました。前のユーザーがコイルやトリマーをいじっていなかったのがよかったようです。油にはまいりましたが。。。。性能もまあまあ、1uVの信号を何とか受信できるようです。いたるところにかけられた油(接点復活剤?)が悪さをするのではないかと危惧しましたが、特にそのようなことはなかったです。
今回はいつになく疲れました。
議長さん、こんばんは。
確かに6700のほうが広範囲のサーチには適していますね。フライホイールも付いているし、快適です。ディジタルカウンターの応答性がちょっと遅いのが難といえば難でしょうか。6700はバンド切り替え時にスライドスイッチの接点をいくつも切り替えるので経年変化とともに接触不良がおきやすいです。また、スライドスイッチのポジションを微調するために厚手の紙(?)がはさんであったりします。分解すると組み立て後うまくバンドが切り替わるように調整するのに手間取った記憶があります。
私も6800を修理するときには拡大コピーした回路図、パタン図を広げながら悪戦苦闘しております。年とともに視力が落ちてきたので細かい修理は難儀します。
オークションで落札したがSWが受信できないというICF-6800の修理依頼がきた。この機種は使われているトランジスタ2SC930が劣化し、動作しなくなるというパターンが多い。本機も素人がどこからかトランジスタを調達して交換したものの動作しなかったため、手放したものと思われます。内部を点検したところ、変った形のトランジスタが使用されており、明らかにあとから交換されたものだとわかった。930と刻印されている。取りはずしhFEを測定したところ20前後しかなかった。せっかく交換してもこれじゃ動作しないだろう。このトランジスタを全て交換、その他少しいじったあと、調整し、修理完了となった。
>14

この手のトランジスタ30年ほど前に詳細一切不明と称して
似たような物を入手した覚えがあります

一個10円位だったのか、貧乏工校生だったので
大量に買い込みました
皆様こんばんは。今回修理した部分に使用されているオリジナルのトランジスタのランクはDだと思います。全てのトランジスタを確認したわけではないですが、手元に残っている、取り外したトランジスタを見たところ圧倒的にDが多かったです、Cがたまにあるのですが、これは別の部分から取り外したものかもしれません。で、今回の置き換えられていた丸い頭のトランジスタのランクはすべてDでした。したがってやはりhFEが低下しているのではと思います。
じんけいさん 今晩は、ヤット本業の納品を今日済ませ1月ぶりにノンビリしております(もっともシステムの取り扱い説明を10機種分作らねばならずソフトの方は未だ終わた訳ではありませんが)。 相変わらずICF-6800の修理で活躍されていらっしゃる様ですが、先日のマイクロニック・ルビーの修理は如何でしたか?
ノリヨシさん、こんばんは。のんびりできてなによりです。
マイクロニックルビーはいただいた回路図をもとに、プリント基板のパターン図を起こしつつあります(パターン図がないとなかなか信号が追えないことがわかったので)。何台かは動作チェックしてみたのですが、ドライブトランスの2次側の片側が断線しているものが2台、スピーカーが断線しているものが1台ありました。他に動作しないものが数台あるのですが原因はまだわかっていません。今月末までは出展料が無料なので何台かはヤフオクに出そうと思っております。
じんけいさん 昨夜1通お送りしたのですが何故かアップされてないので再度認めます。 ドライズトランスは外側の断線が多いので少し解いてみると断線個所が見付かることが有ります(昔この方法で数個を活き返らせました)試してみて下さい。 V/C、特にセラミック・バリコンにクラックが入っている物も可也多いのですがバリコンの問題は有りませんでしたか? それでは頑張って下さい。
お盆休みにICF-6800の修理をしました。トランジスタのhFE低下によるSW帯の受信不能は良くある原因ですが、本機はそれ以外にも不良の原因がありました。前の持ち主がSWバンドセレクタの4連バリコンに油のようなものをかけたようで、これがバリコンのQを低くし、バリコンの容量が大きくなるにつれ(つまり、バリコンの羽根が入ってゆくにつれ)発振の振幅が落ち、受信不能になるという症状でした。
バリコンをクリーニングし、油を除去し、無事受信できるようになりました。
じんけいさん ご苦労様でした。 不用意に接点復活剤や潤滑剤が掛けられたバリコンは始末が悪いですね! こちらは昭和33年頃の東芝の14インチ白黒テレビ、ビクターの9インチ球形テレビ、八重洲のFRG-7の3台を並行して修理しております。 暑いとツイツイ昼間を避け夕方からのスタートとなり日数が掛かっております!
ノリヨシさん、パラで修理ができる環境がうらやましいです。私の場合、セットを筐体から取り出したら、その筐体をどこに置こうかと迷う始末です。机が狭くていけません。もう少し整理整頓すれば少しは良くなるかも、ですが。
修理依頼が来たので、また引き受けることにしました。今回の不良は1箇所ではありませんでした。大抵の6800はトランジスタのhFE劣化によるものが多いが、今回のものは、それに加え、プリセレクタの不良、VFOの不良と、色々重なりました。
◆プリセレクターに関してはポリバリコンが動かなくなったのが原因でした。どうも、いたるところにグリスが塗布されており、そのグリスが徐々にバリコンの軸からバリコン内に進入し、固まったのではないかと思われます。
◆VFOの不良というのは570kHz前後のごく狭い部分で受信不能になるというもの。原因はバリコンのショートでした。

今回の不良修理には丸一日を要しました。つかれた。。。
今回修理依頼の6800は面白い修理の仕方(?)だったのでここに載せることにしました。見習いたくない修理方法ですね。
半田クラックにより接触不良が生じ、動作したりしなかったりする不良を、割り箸を使い、基板をたわませることにより、うまく接触するところで固定し、症状が出ないようにしたものです。その後使用している間に、徐々にクラック部分の接触の度合いが変化し、動作しなくなってきた模様です。写真の赤い矢印が追加されていた割り箸です。通常のICF-6800にはもちろんこのような割り箸は着いていません。
>26

ご無沙汰です
熟練した職人が一台一台の特性に合わせて丸太から削りだした木製ブッシングで調整し固定とかだと笑ってしまいますが・・・

しかし良く考え付いたものだ(^^;
KAZ2号さん、こんばんは。
修理の依頼人いわく、ヤフオクで購入後、しばらくは問題なかったが、徐々に受信不具合が発生するようになり、最近は受信できないことのほうが多くなったとのこと。なかなか度胸のある出品者ですね。
不良の原因は半田クラックでした。
なるほどね・・・ クラックとかだと分かりにくいですから仕方なかったのでしょう
バラすにしてもこの中身ですから・・・
グリスならまだ良いのですが、古道具屋さんの大好きな 5-56 を吹かれると、埃を寄せ集めて固めるだけでなく、基板に浸透して絶縁不良を起こしたり、膨潤させてパターンを剥離させたり、カシメを浮かせたりして、完全に破壊してしまうことになりますね。
あくべん ☮さん、こんばんは。
確かに、古道具屋さんは5-56が好きのようですね。私の知人の古道具屋も5-56を使っているようです。
電気製品には使ってはいけないのだと忠告はしていますが。。。
電気製品に吹きかけられるのはほんとうに困りますね。
5-56も時代とともに成分が変化してきたのか、用途や使用法の文章が変わってきていますね。たぶん20年ほど前に購入したと思う5-56には「使用法」として「電気系統にはあっさり、潤滑、防錆にはたっぷりと吹きつけてください。さびとりの場合は・・・・」と書かれています。昔から5-56を愛用している人はこれを見て、電気製品内部いちめんに吹きかけているのかも、ですね。最近購入した5-56からはこのような表現はなくなっていますね。
5-56 の主成分は10年程前に、以前のシリコンオイルから、製造原価の安いポリマーに変更されています。

このため性能的にも改悪されましたし、防錆剤・接点復活剤的な応用もできなくなったのですが、消費者には周知されていないようです。
あくべん ☮ さん、なるほどです。
5-56の影響かどうか不明ですが、軸が圧入されたプラスチックのギアが割れてしまっているものがたまにあります。オイルがしみ込んでプラスチックがもろくなったためではないかと思っています。
じんけいさん仰る通り、5-56 は一部の可塑樹脂に対する攻撃性が強く、これへの使用は禁忌です。

一度浸透してしまうと、バインダと置換して素材ごと変質させてしまうため、洗浄したところで回復しません。
先日入手したICF-6800は珍しくSW帯を受信しているがカウンターの調子が悪い。まったく表示しないときもあれば、添付の写真のように一番上のセグメントが点灯しないときもある。SSBのLSB側も受信しない(無音になる)ことが多い。いったいどうなっているんだ。経年変化でおきる症状ではなさそう。そのうち時間が取れたら見てみよう。
ICF-6800を使用していると、突然周波数カウンターの表示が消えるという症状です。再現性が乏しく、なかなか原因がつかめませんでした。基板を取り出し、通電させた状態で各部をチェックしましたが、症状が出ていないときには各部の電圧や波形は全く正常です。基板にクラックが入っているとか、コネクターの接触不良が疑われたため、基板やコネクタ部分をコツコツとたたいているうちに症状が出る頻度が増してきました。カウンターブロック自体に振動を加えると症状が出やすいことが判明し、カウンターを分解してみることにしました。
シールドケースの天板を取り外してよくよく見るとVマウントしている抵抗のリードが天板に接触しそうです。空間距離的には当たっていてもおかしくないほど飛び出しています。この部分をシールドケースに接触させたところ、今回と同じ症状が現れました。天板の裏側に絶縁シートを貼付し、再度組み付けたところ症状は全く出なくなりました。やれやれ、でした。
症状が再現しづらいものの修理は大変ですね。ICF-6800のPLLロック外れによる短波受信不能の現象も初期段階では冬に電源を入れた直後に起きやすいが通電しておくと症状が直ります。つまり、セットが温まってくると症状が出なくなるのです。なので、直ったと思っても寒い部屋に放置後に電源を入れたらやはり直っていなかったということが何回かありました。
測定器の調整や校正は民生用機器よりはるかに大変だったでしょうね。
ICF-6800を修理したついでにFM補完放送が聞けるようにFMバンドの受信範囲を少しシフトしてみました。もともと6800の受信範囲は75MHzあたりから91MHzあたりまであるので、ダイアルスケールを少しずらして、上端で93MHz(ニッポン放送)が受信できるように調整しました。下端は76MHzを少し下回るところに設定しました。ダイアルスケールと指針がずれることがないので(もちろん93MHzまでダイアル目盛が切ってあるわけではありませんが)いままでのFM放送を聞く分にも不都合はありません。各放送を受信した時のダイアル指針の位置とメーターの振れ具合を写真に撮りました。
短波の感度が非常にわるい6800がやってきました。プリセレクタは一応機能しているようで、希望の周波数で感度がピークにはなるのですが、どうもいつもの6800とは様子が違う。プリセレクタを交換したら直ったので、原因はプリセレクタ不良。プリセレクタの不良は大きく分けると
1.ポリバリコンの不良(絶縁不良や羽根と絶縁フィルムがくっついて回転しなくなるなど)
2.FET(3SK37)の不良
が主なもののような気がします。今回の原因は2でした。3SK37がたまたま手元にあったので交換したところ、無事、感度が回復しました。写真はプリセレクターと取り外したFETです。

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