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快適な排泄ケアを考える会コミュの尿漏れ…成人女性 25%以上が経験

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排尿のトラブルは、構造が違うだけに、男女では悩みが異なる。男性は前立腺肥大などで尿が出にくくなることが多いが、女性は尿道が短いため、成人女性の3〜4人に1人が尿漏れを経験するといわれる。

 女性専用外来がある東京都済生会中央病院泌尿器科の部長、中村聡さんによると、女性の尿漏れの約半数は、せきやくしゃみなどで腹に力が入ると漏れる「腹圧性尿失禁」。尿道やぼうこうを支える機能が、出産や加齢、肥満などで衰えるのが原因だ。

 軽症なら尿道やこう門、ちつを引き締める「骨盤底筋」を鍛える体操で改善が期待できる。3か月で効果は最大になるため、その時点で患者が満足できなければ、手術が有力な選択肢になる。

 手術では、両足の付け根から挿し入れた専用メッシュテープで尿道を補強する。傷跡は残らない。20〜30分で終わり、同病院の入院期間は2泊3日だが、海外では日帰りで行われることもある。

 腹圧性と並んで多いのが「切迫性尿失禁」。ぼうこうが過敏で、尿を出そうと思う前に勝手に収縮してもれる。主な治療法は、ぼうこうの過敏性を抑える薬物の服用だ。尿意を催した時に、できるだけ長く我慢する訓練も効果がある。

 大阪市の辻村節子さん(73)は、洋品店経営をやめた65歳頃から、我慢が利かなくなってきた。駅から自宅まで徒歩10分余りの距離がもたず、自転車で帰るようにした。うすいズボンをはいて家電店に行った時、トイレに行こうと体の向きを変えた拍子に我慢できなくなり、あわてて帰宅した日もあった。

 当時、開業医や個人病院を受診しても、「お気の毒。仕方ないですね」と相手にされなかったという。悩み始めて5年ほどたったある日。手術による治療法が新聞に紹介されているのを見たのがきっかけとなり、地元の大阪中央病院で手術を受けた。

 辻村さんの場合、切迫性と肥満による腹圧性の両方がある「混合型尿失禁」と診断された。今も念のために薬は服用中だが、手術で外出時の不安は消えた。

 辻村さんは現在、元患者らで作る「ひまわり会」会長。ホームページでの情報提供や、折々の電話相談や講演会などを通じた尿漏れ治療の啓発活動を行っている。「人に言えず、自分だけと思い込み、長年悩み続けている人もいる。治療で生活が変わることを経験者として伝えたい」と話している。

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