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宮谷一彦コミュの宮谷作品で好きなものは?

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僕は世紀末伏魔考のなかの、「穴好人の子息」が大好きです。他にもしびれる作品いろいろありますよね。

コメント(32)

「真実です
 この作品群は 全部僕の真実です
            真実 僕のウンコなのです」
でノッケからヤラレタ「性蝕記」。「輪舞」「黄金死編」なども、今更読むと冷めるモンもありますが、あのモヤモヤがイイですよね。
アナーキストっ読ませる、あの無理矢理な話、自分も大好きです。
それでも。
最終的には「肉弾時代」とか「人魚伝説」なんかの劇画に、一番興味が惹かれます。三島由紀夫世界を美化するための異常なほどの描き込みに、宮谷の肉汁みたいなモンを感じる自分です。
最初に読んだのは「ライク ア ローリングストーン」で(確か文春文庫の『マンガ黄金時代』とかいうアンソロジー)で、そのあまりの極太変態香醇劇(激)画に打ちのめされました。
その後、モダーンミュージックという奇妙なレコ屋でなぜか売り物でもなく棚に置いてあった「性蝕記」「とうきょう屠民エレジー」など、貪るように立ち読みしました。
「孔雀風琴」も好きです。
「美しい男は 乳児期より あらゆるものに飽食して 
 秩序の破壊者として成熟する……
 かつて 男の美しさを 頂点とした帝国はない」
シビレます。
「孔雀風琴」あの絵本クラスのデカいヤツですよね。
確かに痺れます。
何年か前に、自然保護系の動物モノ(鳥?)の漫画読んだんですけど、あれ以後、新作って書いてるんですかね?
確か、釣りマガジン(?)か何かだった気が・・・。
そんな事言ってたらトップ画像が「孔雀風琴」に!
 やっと手に入れました。痺れる・・・。
手に入れましたか!すごい!

http://www.h4.dion.ne.jp/~hide6/miyayamail2.htm

宮谷一彦からの長い長い手紙をアップしてるサイトをみつけたのですが、そこに「孔雀風琴」へ込められた心情が書かれています。


あと、作家の島田荘司(御手洗清シリーズで有名な!)が、宮谷一彦について思い出を語っているのもいま見つけたのですが、、、
これが痛い・・・・・

表現することって、
生きていくことって、
生き続けていくことって・・・

こわい。いろいろ考えちゃいます。

http://www.harashobo.co.jp/online-shimada/shukan/backnumber/index78.html

http://www.harashobo.co.jp/online-shimada/shukan/backnumber/index79.html

よど号と三島的な美、のあたりの考察は大変興味深いです。。
>むしゃり様

情報アリガトウございました。

読後、凄まじいほどの脱力感を覚えましたよ。何事にも煮え切らない若者で溢れていた60年代70年代の息吹が、この2004年の現代にもまだ生きてるような感覚を、島田荘司の文体から感じました。

宮谷の話から逸れるしまうのですが、僕が想像するに、当時の島田荘司は、赤軍派などの風潮に乗り切れない人種だったのではないかと。あの時代を生きた人間より、そうでなかった人間の方が、あの時代に執着している。そんな事を、初老の男性から聞いた事を思い出しました。
宮谷は、その時代を生き、よど号と三島の死を期に燃え尽き、島田はその力を失った過去(の宮谷)に固執する。
固執という言い回しは適切では無いですが、こういった関係を想像すると「宮谷と島田」という個人の関係を超え、もっと大きな「作る事と時代」について考えさせられますね。

それにしても「孔雀風琴」発刊までのエピソード、かなり興味深かったです。手紙にあったフランスの作家を自分は知りませんが、大友克洋なんかにも影響を与えたメビウスなんかもフランス政府から援助を受けてると聞いた事があるので、宮谷は、まさにその状況を目指していたワケですね。

そんな信条をどう反映してたらこうなるのか
「…いつかヨーロッパの片田舎で
農家の納屋を改造し、個人漫画美術館をひらく。
前庭では、アヒルやヤギが遊び、屋根の上にはコウノトリが巣をかける…
そんなことを夢見て今夜も眠ります…。」
と文末にくるあたり、何とも気弱な隠居生活を夢見てるようで、島田荘司ではないですが、拍子抜けしてしまいました。

あと、水木茂の言葉も、色んな意味で身に沁みました。
「人の行かぬ道を進め そこに必ず花がある…見つけた花をビタ銭にかえてしまうのも、大きな宝とするのも君次第なのだ」。
こんな水木さんの言葉、宮谷のフィルターを通してしか聞けないですよ。
この言葉は、今の自分にも響いてくるようで勇気付けられますね。

最近の水木茂のコメントで「漫画なんて、ホントは大嫌いなんだよ」と言ってい言葉を思い出したのですが、(手紙の文面にある)宮谷の言葉としても通じるのではと思いました。

宮谷一彦漫画の描き方
http://bb.10daysbook.com/shop/miyaya/
宮谷一彦のページ
http://homepage1.nifty.com/DORA/miyayaf.html
Q-&-Lさま

島田荘司についてはあまり詳しくないんですが、たぶん笠井潔と近しいはずだから、そこで左翼的なものの薫陶を受けたのかもしれないなあと思ったりしました。

そして、
「宮谷一彦のページ」の直筆ファックス、すごいですね。
読後、私も凄まじく脱力感を覚えました。制作と理想と経済の(矛盾の)問題はきっと誰もが抱える難問なわけですが、宮谷のこれは・・・。

でもこういう甘さと弱さっていうのは、理念とか夢とかの反転なのだろうと思います。それを臆面もなく表に出せる人だから、ああいう作品を描くことができたのだろうか、とも。Qさんの言うように、「時代」っていうのがやっぱりすごく大きくのしかかっていると私も思います。

そして同時に、こういう甘さと弱さって――これはすごい独断と偏見になってしまうのかもしれないけど――、非常に全共闘的な、ある種の世代の人たちによく見られるような感じがどうもしてしまいます。ロマンティシズムとも言い換えられるかもしれない。
Qさんがまさに指摘しているように、島田荘司は「その力を失った過去に固執」しているわけですが、宮谷は、燃え尽きていながらも、でもかつて自分が燃え尽きた過去への愛着からずっと逃れられていないような、そんな痛々しい感じがしてしまったんですよ。
自分の理念や夢が、「時代」と擦れ違うもしくは齟齬が生じたときに、何ができるのか、そういうことを本当に考えさせらました。もちろん「時代」と一致する必要はまったくないわけですが、宮谷のように、ある特定の層にでも一度は熱狂をもって受け入れられたことがある場合は特に難しい。そういうことを考えると映画監督の長谷川和彦の姿とダブったりして。。
あーなんかこう書くと否定的な感じに聞えてしまうかも知れませんが、ぜんぜんそういうことではなくて、すごく興味ぶかかったんです。
教えていただいたサイトの「王子と希望号艦長」にも、相変わらず奇妙に心惹かれるものがたくさんありました。唯一無二のものがここにはある、と再確認できました。
ありがとうございます!
はじめまして。
宮谷一彦のコミュニティがあるとは!
ぐーぐーさん教えてくれてありがとう!

僕は初期の青春ものが一番好きです。
HPで宮谷氏の了解のもと、作品をアップしていますのでよかったら見て下さいね!
http://www2s.biglobe.ne.jp/~FREE-MY/
はじめまして。単行本『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』に入っているようなのが好きです。デビュー作の「ねむりにつくとき」なんて、いいですねえ。いつか復刻しないかな。
はじめまして、最初から質問ですみません。

主人公の青年が国境を越えるときに、監視の兵士に手を見せると
「ピアニストか、いい指をしているな。」と云われて、そこを通過した場面があった作品は「青いとかげの街」でしたっけ?

数十年前のウロ覚えの記憶で、混乱しているかもしれませんが、
ご存知の方いらしたら教えて下さい。
サザエまんさん、そのとおりです。僕のHPに全ページアップしてありますので見てね!
masaさん、ありがとうございました。

 かすかな記憶をたよりに、きまぐれに書き込みをした結果が何と云う僥倖!
 おかげさまで、時代に風化してしまったと思われた作品に、約三十年振りに巡り会わせて貰えました。
 この作品を保存していただいていたmasaさんと、ここの主催者に感謝します。
 遥か遠い昔に置いてきてしまった,我が身のスピリットをノスタルジーではなく今沸々と甦らせています。
宮谷作品には忘れられないセリフがありますね。
最近思いだすのが

「ま 愚痴は言うまいよ 結構いいメは見たんだ」

という「俺とお前 重い夏の陽」の主人公の弟が殺されるときのものです。
僕が死ぬときに思いだすような気がする(笑)
宮谷さんが数々の珠玉の青春漫画を生み出した、
三鷹下連雀3-8 高砂荘8号室があった近辺です。
遅ればせながら始めまして、1960年生まれの者です。
宮谷作品に初めて触れたのは少年チャンピオンの「キャメル」…
あるいは友達にに見せてもらった「COM」の読み切りでしょうか。
異様にに描き込まれた画面と独特の語り口が頭から離れなくなりました。

最近になってブロンズ社の「とうきょう屠民エレジー」を
初めて読みました。
「シリーズの中で、僕の意図が一番露骨に表われてしまいました。いけない。いけない。」
とコメントされた「サンディドライバー」にコロッっといってしまう読者です(^^;。
連投すみません、
好き…と言うより未見なので見てみたい作品ですが(^^;
「キャプテンスカーレット」の学習誌漫画版です。

ネットオークションで画像を見て「あ〜ホントに宮谷だ!」と…
高くて落札出来ませんでしたが、いつか読んでみたいものだと
画像だけ保存させて頂きました。
なかなか見る機会も無さそうな作品なので、参考にと添付してみました。
もし問題ありましたら、削除致しますm(__)m
「キャプテン・スカーレット」僕もぜひ見たいなあ!
落札した人、ネットで公開してくれないかなあ(笑)
原作ものはまずいのかな・・。
おじゃまします。
宮谷氏の作品は、それぞれの作品に、必ず「これは!」と印象に残るセリフ、そして映像が必ず一つは塗り込まれていて、実に満足させてくれました。期待が過剰であるにもかかわらず、それに応え続ける作風、力量に魅了されています。
セリフにしても絵にしても、それまで市場で形にされた膨大なマンガのシーンには、絶対なかったものばかり。
常に新しさ、それにかける冒険と、追いつめられ研ぎ澄まされている感性の初々しさを感じてました。
これを長く続けるのって、奇蹟に近い労苦。でもファンとしてはその綱渡りをしっかり見届けたいと思っていたのです。
私の中ではランキングは付けられなくて、全てが限りなく愛おしいのです。
キャプスカ、ほんとに欲しい!
お金持ちになったらきっときっと…
はじめまして。新参者ですが宜しくお願いします。
今ではネットで宮谷一彦氏の劇画が読めるので、リアルタイムを知らない世代の私には嬉しいですね。
好きな作品は「孔雀風琴」です!噎せ返るような熟しきった退廃的な雰囲気が好きです。
ところで、フランスでの出版の話はどうなったのでしょうか?
はじめまして。どうぞよろしく。
宮谷一彦の好きな作品は「不死鳥ジョー」・「夕凪船長」・「俺たちの季節」・「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」といった・・・わりと初期のものです。
でも、いつも気になって、「肉弾劇場」や「方舟物語」「右翼」などどこかに載っているとついつい・・・。
人気のある「孔雀風琴」も勿論好きだけど、「性蝕記」「俺たちの季節」「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」の三冊の単行本が一番好きです。
COMを読んでいた高校生の頃、宮谷一彦と妊娠してる奥さんのヌード写真が今でも良く覚えています。
「孔雀風琴」「肉弾人生」(単行本未収録部分)「生戀」が心に残りますね。先生の作品を出版することは、出版社の事情に加えて、先生自身が過去の作品でも大幅に手を加えたりするので、発売までに時間がかかることなど、いろいろと困難があるようです。今は先生の作風を受け継ぐマンガ家はいませんが、70年代初期は宮谷先生の影響力は絶大なものがありました。マンガというものが質的にまったく変わったのだなと思います。少なくとも私には、退化してしまったように思われます。
宮谷先生の全作品リストってどこかにありませんかね?。          単行本未収録の作品を探したいので。
宮谷一彦先生の作品リストは

http://homepage1.nifty.com/DORA/list.html

こちらにありました。

私の所有している作品は8割くらいなので、リストと照らし合わせて、何とか全てを読破したいのですが、それも叶わぬ願いです。

今となってはほとんどが幻のような作品群。
 「日本境界線」。
 わたしは、矢作俊彦の『あじゃぱん!』は、この作品へのオマージュではないかと思ってます。
 矢作俊彦=漫画家ダディ・グース。実際にも、宮谷さんとは近しい仲だったはず。

COMの投稿時代の作品と思うのですが、モンキーで勤務先の修理屋の親父を殺して
逃避行。
その前の作品かと思うのですがカーレースの最中に観客の少女の(盲目だったか)
ハンカチがレーサーのフロントガラスに張り付いてというストーリー、
これ、宮谷先生の作品でしたっけ?
知ってる方教えて下さい。この頃の作品から、ライクアローリングストーンが
好きというより私の思春期のバイブルでした。(それと岡田文子氏のマンガが)
はじめまして 宮谷一彦という懐かしい名前にジワンときました。タイトルも何もわせれてしまいましたが、宇宙とパチンコ台が2001年的回路で繋がりパチする者に『男の名を意志という』コメントが入るんだけど・・・老人力がついたお蔭で記憶がかなり霞んでいますが、ここにきて血圧が若干高くなったのは事実です
はじめまして。
切り抜きで大切なのは「墓碑はいらない」ですが、当時のロックやジャズの音風景を漫画で描いた希有な作家だったと思います。

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