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史跡コミュの穴太廃寺跡

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 滋賀県大津市穴太・唐崎

 1997年09月11日指定
 
 https://www.google.co.jp/maps/@35.0531976,135.8673709,18z
 穴太は大津京に近く、古くから古代の瓦が出土する事が知られていましたが、昭和48(1973)年に寺院遺構の一部が見つかったのを契機として注目され、昭和59(1984)年に大規模調査が実施されました。その結果、建立時期と伽藍配置がやや異なる新旧二つの伽藍跡が重なって検出されたのです。
 第一次伽藍は詳細は不明ながら、西に金堂・東に塔を配しこれを回廊で囲んだ川原寺式または法起寺式伽藍配置と推定されます。
 第二次伽藍は西に金堂・東に塔・北に講堂を配した法起寺式伽藍配置です。第一次伽藍が中軸線がやや北東に振れるのに対して、第二次伽藍はほぼ南北方向の中軸線に沿って配置されています。
 両方の伽藍遺構の状況から、創建伽藍が火災等で失われて再建されたのではなく、何らかの事情で移築・改装された物と推定されます。出土した瓦に刻まれた干支「庚寅」「壬辰」をそれぞれ630年・632年と解して、人皇第34代舒明天皇〔位;629〜641〕の御代に建立され、大津京造営に伴って新都の地割に一致させるために改築されたという説が唱えられています。また、遺構の状況から平安時代までは存続していたと考えられています。

コメント(2)

 2020年10月11日日曜日に訪れました。

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