史跡コミュの八幡山古墳

　群馬県前橋市朝倉町四丁目９-３他

　1949年07月13日指定

　https://www.google.com/maps/@36.3672017,139.1006738,17z
　朝倉・広瀬古墳群の一角を成す前方後方墳で、墳丘全長130m・後方部幅72m・後方部高さ12m・前方部幅59m・前方部高さ８mの規模を持ち、前方後方墳としては全国第四位・東日本最大のスケールです。
　広瀬川(旧利根川)右岸の河岸線にほぼ平行して、前方部を東南に向けて位置し、墳丘盛土下に浅間山の噴火に伴うC軽石層がみられる事から、古墳の築造は４世紀中葉から後半と推定されています。前方後方墳は前方後円墳に先駆けて、大和朝廷に服属した東国に広まった古墳形式で、大和朝廷の勢威が既に４世紀段階で当地へ及んでいた事を示しています。
　葺石(ﾌｷｲｼ)は河原石で、墳丘斜面全体に敷設されていたと推定されますが、特に墳丘裾部の根石は直径30cmを超える様な大型石材を石垣状に配列しています。段築は確認されておらず、周堀は浅い空堀です。主体部は不明ですが、後方部に礫床が存在するという伝えもあり、竪穴系主体部が存在した事は確実です。

・不二山古墳
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＊天川二子山古墳
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＋前橋天神山古墳
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