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日経産業新聞を読む★コミュの「黒霧島」の次は抗加齢の赤

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「「黒霧島」の次は抗加齢の赤」を読んで。

本格芋焼酎「黒霧島」の霧島酒造(宮崎県都城市)が通信販売で売り出したスピリッツ「Ax霧島」は鮮やかな赤い色に特徴がある。原料の黒霧島と組み合わせたのは酒類では異色の活性酸素と戦う「赤」。老化や生活習慣病の予防につながる高い抗酸化作用を持つ健康素材のアスタキサンチンだ。健康食品や化粧品に加え身近な食にも溶け込む動きが見えてきた。という。


霧島酒造で「赤」といえば、希少なイモを発酵させたの「赤霧島」を思い出すが、アスタキサンチンを含む新製品「Ax霧島」は美しい赤色でどちらかというと女性向きだ。


商品コンセプトとしては、嗜好酒で健康を意識した焼酎であった。
「焼酎のブーム」という状況を支える市場要望として「健康志向」に着目したのである。つまり、「薬用酒ではなく嗜好(しこう)品としてもっと健康を意識した酒を造れないか」という企画だ。
その開発目的に合致する素材探しの網にかかったのがアスタキサンチンだった。900ミリリットルのAx霧島1本に約15ミリグラムを含有している。

この物質はニンジンのベータカロテンやトマトのリコピンなどと同じ天然色素のカロテノイドの一種だ。甲殻類やサケなどに多く含まれている。

細胞を傷つける活性酸素を消去する力が強く、紫外線に当たった肌で発生する酸素の酸化反応にはビタミンEの550倍と格段に高い抗酸化力を発揮。皮膚の老化や生活習慣病の予防に働く。眼精疲労の改善傾向のほか、血糖値にも良い影響を与えるとする報告がある。という。

 
これほどまでに優れた生理作用をもつ健康素材を商品化する動きはわずか10年前から始まった。第一人者は医薬品原料の製造・販売を手掛ける富士化学工業(富山県上市町)だ。


抗加齢素材なのだから、商品化は焼酎にはとどまらない。
野菜系の健康飲料や、ヨーグルトだ。

アスタキサンチンは光と酸素に弱い特徴がある為、密閉した容器で賞味期限が短い乳製品とは相性が良い。
油脂成分が含まれているチョコレートやパン、クッキーも劣化しづらく安定性が高い。

実際、アメリカではアスタキサンチン入りのチョコレートが売られている。

健康志向はとどまるところを知らない。高齢者だけでなく中高年もまた健康志向であれば今後30年は続くブームである。むしろ30年も続けば文化とも言える。

今後30年で、大半の商品がアスタキサンチン入りで赤い飲食品となるのだろうか。いずれにせよこうしたブームという機を衒った商品を市場に投入できる企業は勝ち進む。

たま★

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