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日経産業新聞を読む★コミュのiPod時代 終わりの始まり

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「iPod時代 終わりの始まり」を読んで。

日本の携帯音楽プレーヤー市場で、ソニーと米アップルが主導権争いを続けている。
両社とも新製品発表会に最高経営責任者(CEO)を登場させる力の入れようだが、成熟するプレーヤー市場、ひいては音楽産業全体の活性化については、明確な方向性を示せたとはいえない。という。

音楽業界の人たちは、気を揉んでいることであろう。
次世代携帯音楽プレーヤーはアップルか、ソニーのどちらへ傾倒したらよいかわからないのである。

ソニーの新機種は、楽曲を聴きながら画面で歌詞を確認できる機能が売り物である。
カラオケマスターとしてはウレシイ商品であるが、ターゲットは目下のところ、中高生といったところであろうか。
音楽を聴く目的はカラオケで歌うためだからである。

初めてウォークマンを購入したのは、今から20年近く前の事である。
学校の通学途中で音楽を聴くために購入した。
さらに遡ること3年前には、ウォークマンを聞きながら学校の校門で踊りまくる「ウォークマン」とあだ名が付く変人がいた事を思い出す。

いよいよ2009年は初代ウォークマン発売から30年の節目の年なのである。
しかし、日本市場では歌詞表示カラオケ対応モデルが受け入れられるだろうが、グローバル戦略としてはどうだろうか。

さて、本土アメリカで圧倒的なシェアを持ち、日本でも5割前後のシェア(ソニーは2,3割)のアップルはどんな新機種を用意しているのであろう。
主力の小型モデル、iPodナノにはビデオ撮影やFMラジオ、歩数計の機能まで盛り込んだ。イマイチ、ぱっとしない。
ちなみに発表会当日のアップル株の終値は前日比1%下落している。

また、タッチパネル操作を採用したiPodタッチは、いわば「電話機能のないiPhone(アイフォーン)」だ。
iPhoneと同様、手軽にゲームソフトをダウンロードできる事から、ソニーや任天堂の携帯ゲーム機をライバルと位置づけている。
携帯音楽プレーヤーとしての機能は脇役だが、2万2千台の実績は侮れない。

目新しさには乏しく、過去の新製品が登場した時のような熱狂はない。
発表会当日のアップル株の終値は前日比1%下落した。

日本市場での商品力競争は今のところ、ソニーに軍配または、引き分けといったところである。
しかし、発表イベントの盛り上がりで比べると、ややアップルに軍配が上がる。
スティーブ・ジョブズCEOは、肝臓移植のため、1ヶ月の静養後の発表会で、注目を集めることに成功した。

その上、アップルは現在23カ国でアイチューンズ・ストアを運営し、CDを含む音楽ソフトの小売業者としては世界最大規模である。
クレジットカード番号を登録した利用者は1億人に上るというから、商品+システムでいうと、やはりアップルがやや優勢だろうか。

音楽ソフト業界にとってアップルはCD市場に“打撃”を与えた存在である。
しかし、今や、ソフト流通の観点から無視できない存在でもあることは認めざるをえない。
長期低迷する音楽ソフト市場の復活は、アップルまたはソニーの携帯音楽プレーヤーという年末商戦起爆剤に依存せざるをえない。

iPodによって、音楽の楽しみ方が変貌を遂げた。
しかし、そのアップルもまた、ソニーの存在感に怯える今、どちらに軍配が上がるのであろうか。
ソニーは、グローバル規模のソフト配信システムを構築したアップルには勝てないのであろうか。年末商戦の動向から目を離せない。

たま★

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