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日経産業新聞を読む★コミュの家庭の省エネ、ファンケルの教訓

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「家庭の省エネ、ファンケルの教訓」を読んで。

ファンケル社内では、「エコチャレンジ」と呼ばれる、家庭で電気やガスの使用量を大幅に削減した社員に報奨金を出す制度を導入している。
その「エコチャレンジ」(実施期間、昨年7?11月)の最終集計がまとまり、2月23日に削減目標の達成者へ対し、表彰式が開かれた。という。

参加人数は、社員2000人(派遣なども含めた従業員数約3600人)で、
・電気で削減目標を達成したのは33人
・ガスは34人
達成者数はいずれも全参加者の1.7%にとどまった。

昨年6月の使用料金を同月の全国平均(家計調査の数値)で割った値が基準として、基準値が1以下なら、7?11月の5カ月平均で10%以上の削減が目標。基準値が1を上回っていたら20%以上というのが、ルールである。

例えば、基準値が1.13の人は、5カ月の使用料金の合計を同期間の全国平均の合計で割った値が0.90(1.13×0.8=0.904)以下になれば目標達成ということになる。

一見、簡単そうな目標設定であるが、家庭で身の回りを振り返ってほしい。(薄型)テレビ、冷蔵庫、冷暖房、ウォシュレットに至るまで、エネルギーを使わないものはない。いくら電化製品を省エネを売りに販売したところで、絶対量が増えているから、家庭での省エネは困難なのである。
実際に、日本全体の家庭からの二酸化炭素(CO2)排出量は2007年度に1990年度より41%も増えている。

今回の「エコチャレンジ」第1弾で、合格者がわずか1.7%だったことを受けて、「エコチャレンジ第2弾(3月まで4カ月間)」では基準を見直すらしい。
参加者全員の削減目標を「わずかでも基準値を下回ればいい」という平均点を下回れば、合格ラインへ軌道修正して、社員へ再びエコを喚起するという。

そんな超難関をクリアした事例をピックアップするとこうである。
・シャワー後の浴室乾燥機の利用をやめて、水滴を拭いて自然換気。
・エアコンの室内全暖房をやめて、遠赤外線暖房器で自分がいる所だけ暖房。
・温水洗浄便座など冷蔵庫以外のコンセントはまめに抜く。
・朝晩浴びていたシャワーを晩だけにして、使う時間も5分間と限定。
・シャワーを浴びたお湯をペットボトルに受けて、湯たんぽ化。
・ボトルの中身を凍った自動車のフロントガラスにかけて溶かすのに再利用。

実に涙ぐましい努力だが、ここまでしないと合格できない基準なのである。

とは言え、私にも、エアコンの事例くらいは挑戦できるだろうか。
要するに、西欧の「セントラルヒーティング型」から、必要な時に必要なところに必要なだけという「コタツ型」への転換をすることが大事だということだから、コタツは持っていないので、机の下に引いている「電気カーペット」を家の中で持ち歩いて、「床暖房」は一切使わないことにしようと思う。(もともとエアコンはほとんど使っていない)

よく、このコミュニティーのトピックでも、企業の環境への取り組みを紹介しているが、こうした個人の活動努力を社員1人ひとりの活動の集合体としてとらえた事例は少ないのでは。
このファンケルによる「エコチャレンジ」は、企業が工場やオフィスを越えた広い範囲においても、温暖化防止を働き掛けられるということを示唆している。

たま★

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