韓日交流センターコミュの韓国時節06

　これまた韓国でよく見かける不思議（？）な人たちの話ですが。
大邱にいたころ、覚えたての韓国語で、人に会うたびに韓国語（わかる範囲）の韓国語で話しかけていました。
　あるとき、飲みに行った席で、となりのグループと話すことになり、大学生ぐらいだったでしょうか？　ひとりの男の子が英語で対応してくれたのですが、こちらが韓国語で質問を投げかけても、見事に英語のみで答えるのです。ただし見事なのは、英語自体のことではなく、いっさい韓国語を使わない姿勢に驚いて、見事だというだけで、その英語もけっこうひどくて、お互いさまかもしれませんが、聞けば言わんとしていることはすぐに理解できました。でも、最後まで気になったのが、なぜ韓国語で聞いてるのに、かたくに英語で答えてくるのかというところでした。
　後にわかったことは、ソウルで韓国語を勉強しているときにも、またまた飲んでいる席で、そうした人たちに出くわしたのですが、こちらは韓国語で、相手が英語という展開は比較的多いということです。そういうタイプが多いのか、よっていたからそうなのかはわかりませんが。実際、しらふに近い人でもそういう人がいるので……。で、最終的な決断としては、向こうにきちんと意思は通じていても、まだまだ外国人の下手な韓国語ってことなのかな、ということです。
　そこで最近では、下手だろうがなんだろうが、強引に相手に韓国語を引き出させるまで、韓国語で粘るようにしています。