乳児湿疹、赤ちゃんの皮膚炎コミュのコラム③アトピーはつくられるもの

赤ちゃんに皮膚炎がわ～と出て病院にいくと、お医者さんによっては簡単に「アトピーだね」なんて診断で病名を言うので、「うちの子はアトピーなの」とお母さん方はショックを受けられることが多々あります。

アトピーっていう名前がもう難病にかかってしまい、お先が真っ暗のような気にさせるキーワードになってしまうようですね。

私はいきなりアトピーと診断されるような子はいないと思っています。

もともと赤ちゃんは肌が薄くて乾燥肌ですから、少しのことで肌が荒れます。少しこすっても赤くなるし、皮膚が薄いから血管も見えるので赤みも増します

食物アレルギーがあって発疹が出たからといってアトピーではありません。
それは食物アレルギーが皮膚炎に出ているだけのこと

アトピーとは通常の人より皮膚のバリアが弱くなり、外的な影響も受けやすくて慢性的に皮膚炎をおこしてこじれている状態です

赤ちゃんは肌がまだこれからしっかり形成されてくる発展途上の段階なので、これからの皮膚の形成がしっかりしていけば、大概の子はよくなっていきます。

ただし、アトピーは作られるもの・・・・といったのは皮膚の形成をたすけていくべきときにこじらせてしまうことをすると形成を阻害して強くなっていくべき皮膚が弱くなりアトピーと言われる状態になっていきます

食物アレルギーがあっておきている皮膚炎ならそれに対しての対処をしないで、薬を塗って治すことに終始していたり、薬にかぶれてこじれている場合もありますし、洗い過ぎることで皮膚が過敏になって薬にもよりかぶれやすくなることもあります。

このコミュにいろいろ書いていることは、赤ちゃんを本物のアトピーにさせないように知っておいてもらいたいことでもあります