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介護のリスクマネジメントコミュの日本の地震

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4月に東日本大震災の被災地を訪問し、それ以降猛烈に仕事が忙しくなってmixの日記も書けませんでした。震災前からやっていた「介護施設の大規模災害対策」というセミナーを修正して新たにリリース、その作業で忙殺され7月にやっと完成、それ以降は実際のセミナーで忙殺されました。

8月も2週間休暇を取ったものの、半分は自宅で仕事で家族からヒンシュク。実は今日も日曜の晩なのに、福岡出張。

まあ、それはともかく、地震と豪雨災害のことは一通り調べました。確かに想定を超える津波は、日本の将来に大きな影響を与えました。(取り返しのつかない影響と言っても良い)しかし、色々調べてみるといかに私たち一般市民(国民)の認識が甘いか良く分かりました。

まず、今すぐに震度6強以上の地震が起こる可能性のある場所が日本にどれくらいあるか?正解は「日本の国土全て」なのです。誰でも、日本の震災ビッグ3を挙げろと言われたら、「関東大震災」「阪神大震災」「新潟中越地震」と答えるでしょうね。私の認識もそんなもんでした。

でも、この3つは被害が甚大だった地震のビッグ3であって、地震の規模や震度ではないのですね。例えば、人が住まない山岳地帯で震度7の地震が起きて山が一つくらい消えても、死者がゼロならこの地震は無かったと同じなんですよ。

今、各地で大規模災害(主に地震と水害の対策)のセミナーをやっていて、セミナー開催地別に災害リスクデータを作っています。発生の可能性のある地震とその確率、どの地域にどのくらいの被害が起こるか、地域別の水害の危険度など詳細なデータを作っています。(これが大変な作業)

でも、先日自分の地元の横浜でセミナーをやった時、まず真っ先に自分の家の所在地のリスクを調べました。所詮自分のことが一番気になるんです。横浜市で危険度の高い地震は、東海地震ではありませんでした。東海地震の横浜市の予想震度は5弱、東日本大震災と同じくらいです。

でも、東京湾北部地震と三浦半島断層地震は、そんなもんじゃないんですね。東京湾北部地震は横浜市中心部で震度6強以上(川崎は震度7)、三浦半島は震度6弱(横須賀は震度7)なんです。更に東京湾北部地震は発生確率が70%(30年以内)と、南海地震より高い。三浦半島断層は日本の活断層の中で発生確率がトップ。

おまけに神奈川県は地震の揺れ方地域別の差が激しい(地盤の質による)。最も揺れやすいのが、横浜駅を含むみなとみらいなど臨海部。葉山なんて一番揺れにくい(さすが高級住宅街)。

ま、これ以上書くと不安が膨らむばかり。実施先週水戸のホテルに泊まった時、エレベータ内で小さな地震が起きて揺れた。ちょっと覚悟しましたね。

みなさんも自分の住んでいるところが揺れやすいかどうかくらいは、確認しておいたほうがいいですよ。

内閣府のHPに都道府県別に載っています。
http://www.bousai.go.jp/oshirase/h17/yureyasusa/

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