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新宿反省会コミュの「反省文」トロイ

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いま現在、新宿コマ劇場前には映画「トロイ」で実際に使用されたトロイの木馬がディスプレイされている。
実は土曜日の夕方4時半から行った反省会は終わるのが早すぎ、飲み会も8時過ぎには店から追い出された。
そこで、オールナイトで反省することにした一部の面子は、トロイを見ることにしたわけだ。上映時間は23時半から翌日3時ごろまで。超なげーよ!

さて、トロイのバカ息子・オーランド・ブルーム王子(役目忘れたよ)がスパルタの王妃(劇中の台詞でも同じような台詞が出てきたけど、いかにもバカそうな顔をした女)を寝取ってカッ攫って行ったことが原因で侵略され、トロイの木馬によりトロイが滅ぶだけの内容。

ブラッド・ピットがアキレス役をやっているが、いつものモンキーボーイ的ボンクラ演技が見られず、いたって普通の人でがっかり。
ブラッド・ピットはバカかサディストか基地外でなきゃダメだと思い込み、それを期待してしまっている新宿反省会の参加諸氏にはつらいかもしれないなぁ。
逆に、ブラッド・ピットにはアメリカのDQNならではの逞しい背中と恒例の半ケツを期待しているホモの方や女性にはオススメだ。

ボンクラ弟オーランド・ブルームの兄貴としてすべての尻拭いを押し付けられる第一王子ヘクトル(心労百連発。ちょっと目を離した隙にまた苦しみ抜いてしまいました)が死ぬところは、絶対モンティ・パイソンのパロディに違いない。

兄貴がブラッド・ピットに殺された、そして自分も恥をかかされた! ゆるせねー! と自分が元凶にも関わらず逆ギレしたオーランド・ブルーム王子(いま思い出したけど、パリス王子だ)は、指輪物語(のレゴラス役)で鳴らした弓を手に取り、手下がやられている隙を狙って撃ちまくる!
パリスが弓を使うのは、観客は本当に「レゴラスが弓を握った! 髪の毛が金色になればスーパートロイ人に変身だ!」と思うって。この映画では、レゴラスというよりもフロドに見えたけどな。

この物語は、パリス王子の成長物語だ。スケコマシからボンクラになりヘタレに転進後、最後には卑怯者へと成長するパリス王子の震えるほどかっこ悪い成長を描いているんだ! そしてパリス王子が通りがかりの若造に、スパルタの王家の剣を渡してしまうところでヘタレ度がピークに達する。おめえすげーよ!
アイドル映画スターとして、この役なら出演拒否してても誰も文句いわねーよ! にもかかわらず出演したオーランド・ブルームはタダのハンサムじゃない。
こんな成長物語は今まで見たことがない。スタッフロールの最中に、マジでコケたよ。

これは愛のために戦うというテーマのデート映画のフリをしているけど、恋愛にウツツを抜かす男は腰抜けだというメッセージにしか見えないのは、俺が男だからだろうか?

結果的には反省のしがいがあった、凄い映画だった。特にオーランド・ブルームのヘタレ演技とエリック・バナのヘクトル王子の苦労人ぶりは光っていた。
もし興味がわいたら、見に行ってみてください。

コメント(1)

 『トロイ』反省文………いや、反省というか、そういう言葉があるとしたら使いたいのが「疲労文」というか。

 特に盛り上がりなく終わる、というのは事前情報として知っていたんですが。始終おんなじペースで進む映画、しかも長い。歴史物ニガテな人はホント帰りたくなるんじゃあないでしょうか。
 冒頭の古地図つき解説(いまどき『インディ・ジョーンズ』でもやらんでしょ)を観た時から悪い予感はしていたんですが、全編わかりにくい所がない親切ストーリー設計。いやもちろん、"個"については解らないところと意味不明だらけなんですが、それは普遍的なテーマというコトで。

 ただ、観終わってしばらくしてから、昔の歴史モノ、たとえば『ベン・ハー』とか、戦車シーンを除けばこういうテンポだったよなと思い出したり。

 この映画の見所は、淡々と進む中でふと訪れる笑っていいんだかどうなんだか解らないシーン………ディカプリオのアングルとかオーランド・ブルームの本人もわかっていないヘタレぶりあたりでしょう。間違いない。オールナイトにはうってつけの一本。

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