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歯ごたえのない感想などいらん!コミュのスーパーマン・リターンズ

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監督:ブライアン・シンガー
出演:ブランドン・ラウス ケイト・ボスワース ケビン・スペイシー

ある日突然、姿を消したスーパーマン(ブランドン・ラウス)が帰ってきた。
彼が姿を消してから月日は、5年の歳月が過ぎていた。(実際は18年ぶり?)

オープニングは、第一作目とまったく同じ宇宙のルートをたどり、地球に向かってくる。
宇宙船が着陸した場所も、あの懐かしい車も納屋もまったく同じデザインを施されている。まるで、これから、一作目が始まるように。しかし、彼を待っていたのは、年老いた母の姿だけだった。

本当の自分の居場所を求めて宇宙に旅立ったスーパーマンは、故郷を探せず、傷心の思いで地球に戻った。そして彼の立場も一変していた。
世界は『スーパーマンは必要ない』との作品に、「ピュリツアー賞」をかつての彼の恋人ロイス・レイン(ケイト・ボスワース)に与えた。さらに彼女には、子供と新しい恋人がいた。

作品は、世界中が知っている、ヒーローアクション物では無い。第二作目の続きのようなバリバリのラブストーリーの作りなのである。

恋人にワケも告げず、5年間も音信不通であれば、普通の女性は別の相手を探す。相手がスーパーマンでも同様なのである。子供がいればなおさらの事である。

しかし、クラーク(スーパーマン)は、彼女のことが忘れられない。でも世界を救う仕事で大忙し。オチオチ恋愛事なんか語っていられない。世界中の困った人の声が聞こえる聴覚を持っているからだ。

スーパーヒーローが恋愛の不器用さを全面に背負って、日常の細かい事件や、人助けにおおわらわの様子に、笑ってしまう。

彼は、恋愛においての駆け引きを実物大で見せてくれる。スーパーがゆえに背負った孤独と疎外感とのハザマで、人間らしい心情が上手く擦り寄って、今回のキャストに親しみを感じてしまう。
後半部で、スーパーマンはERへ移送される。脱がされた彼の全身タイツ。ココにさらに、等身大の青年の姿がさらされるのである。
まさかスーパーマンを緊急医療処置するなんて。
このシーンだけでも、人間くさい親近感で彼が身近になってくる。

そして、根本には、スーパーマンが与えられた、父からのメッセージをさらに伝える。親子の継承の複線も張られている。
今回の作品は、SFアクションの形をとってはいるが、優しい家族の真情と豊かな、人々とのふれあいの作品になっている。

精悍を一身に着たクリストファー・リーブに対し、さわやかな笑顔がまぶしい、ブランドン・ラウス。

この二人、まったくキャラが違うが、スーパーマンとしては、共存している。

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