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“名古屋”異業種交流会 NB会コミュの満 蒙 開 拓 平 和 記 念 館 NB 巻頭言7月号

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 旧満州(中国東北部)に、多数の移民や満州開拓青少年義勇軍が渡った史実を記録する全国初の平和記念館が、来春開館をめざして長野県阿智村で、この7月に建設着工される。

 1932年の旧満州建国から終戦間際まで約27万人が移住した開拓者達。長野県は全国最多の3.3万人を送り出す。ソ連は終戦の6日前に日ソ中立条約を破って侵攻を始め、9月の停戦までに関東軍を武装解除し、市民を蹂躙、捕虜として貨物列車でシベリアへ、「抑留」と称して厳しい労働を課した。その人数は65万人ともそれ以上とも言われ、約8万人の犠牲者があったほか、多くの残留邦人が生じた。

 その後、残留孤児らの帰国に尽力し、長岳寺の住職を務めた故山本慈昭さんが、阿智村の出身で、建設予定地を阿智村が無償貸与したことで、一般からの寄付金を含めて、長野県と飯田広域連合からの補助金に加え、林野庁から交付金を受けることが決まり、総事業費が確保できたことから着工に至った。

 私の亡親父もこの抑留者の一人で6年間の捕虜収容所での暮らしから復員し、翌年に小生が生まれた訳ですが、シベリアの冬はマイナス60度から夏は38度までなる寒暖の差が厳しい気候と、過酷な労働に加え、劣悪な食事環境のなか、多くの戦友を現地に埋葬せねばならなかった無念さと、生き延びるための方策をライブのようにリアルな話を聞かされ、擬似体験しながら育ったようなものです。

 「戦争の悲惨さ平和の尊さを全国・世界に発信する拠点としたい」とした目的の一つにも共鳴し、ここ数年来応援をしています。設立準備会では来年4月オープンに向けて戦後シベリアなどの抑留地から届いた手紙、現地で発行された文書や地図、衣類、紙幣、貨幣など生活感のある資料を集めています。皆さんと周りの方々にこのような情報がありましたらお知らせ下さい。

(設立準備会事務局:電話 0265 – 43 – 5580)
 来年4月満蒙開拓平和記念館オープンの頃には南信州ではソメイヨシノ、花桃の里ミソマツツジと百花繚乱の季節です。地元の昼神温泉に浸かりながら一度平和記念館を覗いて見て下さい。

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