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“名古屋”異業種交流会 NB会コミュの在仏日本国大使館メールマガジン 

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2011年 8月 7日

○ 感染症広域情報 「動物検疫に関するご注意」
○ 感染症広域情報 「海外で注意すべき感染症について」
○ 18歳未満の方の出入国時のご注意
○ 在フランス日本国大使館からの安全情報等の提供について
○ 在留届の提出について

○ 感染症広域情報 「動物検疫に関するご注意」

海外へ渡航される皆様へ
 仕事や旅行などで海外へ渡航されることがあると思いますが、海外で
は、多くの国で家畜の悪性伝染病である口蹄疫や鳥インフルエンザが発
生・流行している場合があります。特に、口蹄疫については、現在、韓
国、中国、東南アジアなどの国々で発生しており、注意が必要です。
 これらの病原体を日本国内へ持ち込まないよう、注意すべき対策につい
て、以下のとおりお知らせします。

1 病原体を日本へ持ち込まないために、海外では、家畜を飼養している
農場などへの立ち入りは極力避けるようにしてください。やむを得ず海外
で農場などへ立ち寄ったり、家畜に接触した方や、ゴルフシューズなど土
等の付着した物をお持ちの方は、病原体が身体や持ち物に付着しているお
それがありますので、帰国時に動物検疫所のカウンターにお立ち寄りくだ
さい。

2 帰国時には、空海港において、すべての方を対象に靴底の消毒を実施
していますので、消毒マットの上を歩いていただくようご協力をお願いし
ます。

3 また、海外から肉、ハム、ソーセージ、ベーコンなどの肉製品を日本
へ持ち込むことはできませんのであらかじめご留意ください。

○参考情報:動物検疫所: http://www.maff.go.jp/aqs/index.html
 「海外へ旅行される方へのお願い」: http://www.maff.go.jp/aqs/topix/mizugiwa.html
 「畜産物の輸出入」: http://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/product/index.html

(問い合わせ先)
○外務省領事局政策課(医療情報)
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850

○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902

○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
           (携帯版)http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp

○ 感染症広域情報 「海外で注意すべき感染症について」

夏休みに海外に渡航する皆様へ

 夏休み期間中は,多くの方が海外へ渡航される時期ですが,海外滞在中に
感染症にかかることなく,安全で快適な旅行となるよう,海外で注意すべき
感染症及びその予防対策について,以下のとおりお知らせいたします。

・海外で感染症にかからないようにするためには,感染症に対する正しい
知識と予防方法を身につけることが重要です。

・渡航先や渡航先での行動によって異なりますが,最も感染する可能性が
高い感染症は,食べ物や水を介した消化器系の感染症です。

・また,日本での発生は少ないものの,動物や蚊・ダニなどが媒介する感
染症は,海外で流行している地域が多く注意が必要です。その他、世界

 保健機関(WHO)が根絶を目指している麻疹(はしか),ポリオは,日本での感染者が減少傾向又は発生が認められていませんが,諸
 外国では未だに流行しています。

・海外渡航を予定される方は,渡航先での感染症の発生状況に関する情報
を入手し,予防接種が受けられる感染症については,余裕をもって相談
しておくなど、適切な感染予防に心がけてください。

 なお,日本国内の空港や港の検疫所では渡航者の方を対象として健康相談
を行っています。帰国時に発熱や下痢等,具合が悪いなど,体調に不安があ
る場合は、検疫所係官に相談してください。
 感染症には潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)が長いものもあ
り(数日から1週間以上),帰国後しばらく経過してから具合が悪くなるこ
とがあります。その際は早急に医療機関を受診し,渡航先,滞在期間,飲食
状況、渡航先での行動、家畜や動物との接触の有無などについて必ず伝えて
ください。

1.蚊やダニなど節足動物が媒介する感染症
 渡航先(国・地域)や渡航先での活動によって,感染する可能性のある感
染症は大きく異なりますが,世界的に蚊を媒介した感染症が多く報告されて
います。特に熱帯・亜熱帯地域ではマラリア,デング熱,チクングニヤ熱な
どに注意が必要です。

(1)マラリア
 毎年世界中で約2億5000万人以上の患者が発生し,80万人以上の死亡者が
いると報告されています。我が国では,海外で感染して帰国される方(輸入
症例)が毎年50人以上報告されています。

○発生地域:アジア,中南米,アフリカなど熱帯・亜熱帯地域に広く分布。

○感染経路:マラリア原虫を保有した蚊に刺された際に感染する。媒介蚊
であるハマダラカは森林地帯を中心に夕方から夜間に出没する傾向があ
る。都市部での感染リスクは,アフリカやインドを除き減少している。

○主な症状:マラリア原虫の種類により7日以上の潜伏期の後,悪寒,発熱,
顔面紅潮,呼吸切迫,結膜充血,嘔吐,頭痛,筋肉痛など。迅速かつ適切
に対処しなければ重症化し死亡する危険がある。

○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。
虫除け剤や蚊帳等を使用して,蚊に刺されないよう注意する。夜間の屋外
での飲食時や外出時に,蚊に刺されないよう注意する。2週間以上流行地
に滞在し野外作業等に従事する場合には,抗マラリア薬の予防内服を行う
ことが望ましい。

○参考情報:
FORTH/厚生労働省検疫所「マラリア」
http://www.forth.go.jp/useful/malaria.html

国立感染症研究所感染症情報センター「疾患別情報:マラリア」
http://idsc.nih.go.jp/disease/malaria/index.html

(2)デング熱,デング出血熱 

 世界中で25億人が感染するリスクがあり,毎年約5,000万人の患者が発生
していると考えられています。
 我が国では,海外で感染して帰国される方(輸入症例)が毎年約100人報
告されています。2010年は245人の患者が報告されており,インド,フィリ
ピン,インドネシアでの感染事例が増加しているので注意が必要です。2011
年もすでにインドネシア・バリ島からの輸入症例が確認されています。

○発生地域:アジア,中南米,アフリカなど,熱帯・亜熱帯地域に広く分布。
○感染経路:ウイルスを保有したヤブカ類に刺された際に感染する。なお,
媒介虫であるヤブカ類は日中に活動し,都市部では屋内での繁殖も確認さ
れている。

○主な症状:突然の発熱,激しい頭痛,関節痛,筋肉痛,発疹。デング熱患
者の一部は重症化し,出血傾向がみられるデング出血熱となることがある。

○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。
虫除け剤や蚊帳等の使用により,特に日中蚊に刺されないように注意する。
また、室内の蚊の駆除を心がける。

○参考情報:
FORTH/厚生労働省検疫所「デング熱」
http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name33.html

国立感染症研究所感染症情報センター「疾患別情報:デング熱」
http://idsc.nih.go.jp/disease/dengue/index.html

国立感染症研究所「デングウイルス感染症情報」
http://www0.nih.go.jp/vir1/NVL/dengue.htm

(3)チクングニヤ熱
 アフリカ,東南アジア,南アジアの国々で流行しており,2006年にはイン
ドで約140万人の感染者が報告されています。
 我が国では,2010年に海外で感染して帰国後にチクングニヤ熱と診断され
た事例(輸入症例)が,インドネシアから3例確認されています。また,2011
年もすでにインドネシアからの輸入症例が確認されています。

○発生地域:東南アジア(マレーシア,タイ,インドネシア,シンガポール
など),インド,パキスタン,スリランカやモルディブなどのインド洋島
嶼国,マダガスカル、及びアフリカ。2007年にはイタリア,2010年には
フランスでも流行。

○感染経路:ウイルスを保有したヤブカ類に刺された際に感染する。

○主な症状:2〜12日(通常4日〜8日)の潜伏期ののち,突然の発熱,激し
 い頭痛,関節痛,筋肉痛,発疹。関節痛は急性症状消失後も数か月続く
 ことが多い。

○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。
虫除け剤や蚊帳等の使用により,蚊に刺されないように注意する。また、
室内の蚊の駆除を心がける。

○参考情報

FORTH/厚生労働省検疫所「チクングニア熱」
http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name32.html

国立感染症研究所感染症情報センター「チクングニア熱」
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k07/k07_19/k07_19.html

国立感染症研究所 ウイルス第一部第2室「チクングニア熱」
http://www.nih.go.jp/vir1/NVL/Aiphavirus/Chikungunyahtml.htm

(4)ウエストナイル熱・脳炎

 ウエストナイルウイルスが原因の熱性感染症です。このウイルスは,鳥と
蚊の間で維持されている感染症です。北米地域で毎年数千人の感染者が報告
されています。
 米国での流行は,例年蚊の活動が活発になる7月頃から始まり,年末まで
報告が続くのが特徴です。

○発生地域:アフリカ,欧州南部,中央アジア,西アジア,近年では北米
地域,中南米にも拡大している。

○感染経路:ウイルスを保有した蚊(主にイエカ類)に刺された際に感染
する。媒介する蚊は多種類に及ぶ。

○主な症状:2〜14日(通常1日〜6日)の潜伏期のち,発熱,激しい頭痛,
関節痛,筋肉痛,背部痛,皮疹など。

○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。
虫除け剤や蚊帳等の使用により,日没後,特に屋外で蚊に刺されないよ
うに注意する。

○参考情報:

厚生労働省「ウエストナイル熱について」
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/west_nile_fever.html

FORTH/厚生労働省検疫所「ウエストナイル熱」
http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name29.html

国立感染症研究所「ウエストナイルウイルス」
http://www.nih.go.jp/vir1/NVL/WNVhomepage/WN.html

(5)クリミア・コンゴ出血熱
 クリミア・コンゴ出血熱ウイルスが原因の,発熱性出血熱を特徴とする感
染症です。このウイルスは,ヒツジなどの家畜とダニの間で維持されていま
す。死亡率の高い感染症で,北半球では4月から6月に流行します。特に,最
近トルコでクリミア・コンゴ出血熱の報告が増加しています。また,インド
の北西部でも患者が報告されています。

○発生地域:中国西部,東南アジア,中央アジア,中東,東ヨーロッパ,
 アフリカ。

○感染経路:ダニに咬まれたり,感染動物(特にヒツジなどの家畜)と接
 触して感染する。

○主な症状:発熱,関節痛,発疹,紫斑(出血),意識障害など。

○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。
 また,家畜などにむやみに触れない。

○参考情報

FORTH/厚生労働省検疫所「クリミア・コンゴ出血熱」
http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name38.html

国立感染症研究所感染症情報センター「疾患別情報:クリミア・コンゴ出血熱」
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k02_g2/k02_31/k02_31.html

2.動物由来感染症
「動物由来感染症」とは動物から人に感染する病気の総称です。日本では
動物由来感染症の発生はありませんが,海外では,人に重篤な症状を起こす
感染症が存在しています。むやみに野生動物や飼い主がわからない動物に触
れることは避けてください。

(1)鳥インフルエンザ(H5N1)
 H5N1亜型インフルエンザウイルスを病原体とする鳥インフルエンザ(H5N1)
は,東南アジアを中心に家きん(ニワトリ,アヒルなど)の間で発生してい
ます。人が感染した場合には,重篤な症状となることが多く,WHOによると,
2003年11月から2011年6月22日までに世界15か国で562人の発症者(うち死亡者
329人)が報告されています。
 2011年も、新たな患者がバングラディシュ,カンボジア,エジプト,インド
ネシアで確認されています。

○発生地域:東南アジアを中心に,中東・ヨーロッパ・アフリカの一部地域など

○感染要因:感染した家きんやその臓器,体液,糞などとの濃厚な接触

○主な症状:1〜10日(多くは2〜5日)の潜伏期間ののち,発熱,呼吸器症状,
 下痢,多臓器不全など。

○感染予防:家きんやその臓器等との接触を避け,むやみに触らない。生きた
 鳥が売られている市場や養鶏場に不必要に近寄らない。手洗いやうがいの励
 行(特に発生国・地域では徹底してください)。

○参考情報:
厚生労働省「鳥インフルエンザに関する情報」
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou02/index.html

FORTH/厚生労働省検疫所「鳥インフルエンザ(H5N1)」
http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name54.html

国立感染症研究所感染症情報センター「疾患別情報:鳥インフルエンザ」
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html

(2)狂犬病
 狂犬病は,狂犬病ウイルスによる感染症です。人は感染動物(アジアでは
主として犬)に咬まれることよってその唾液からウイルスに感染し,長い潜
伏期の後に発症します。発症すると有効な治療法は無く,ほぼ100%死亡しま
す。世界における死者数は毎年5万5千人といわれています。狂犬病ワクチン
接種による発症予防が可能です。感染動物に咬まれたら,直ちに狂犬病ワク
チンを接種することにより発症を防げます。
 我が国では,2006年にフィリピンで犬に咬まれ帰国後に発症し,死亡した
事例が2例報告されています。

○2008年11月には,それまで狂犬病の発生がないとされていたインドネシアの
 バリ島で犬の狂犬病感染例が確認され,発病した犬に噛まれた住民が死亡し
 ています。バリ島での狂犬病流行は継続しており,現在も死亡者が確認され
 ています。

○2010年2月,米国ニューヨーク市セントラルパーク内でアライグマの狂犬病
 感染が確認されました。現在,同市保健衛生局はアライグマに狂犬病ワクチ
 ンを接種し,本病が犬,猫など他の動物に広がって人が感染するリスクを減
 らそうとしています。2010年3月には猫の感染事例が1例報告されています。

 狂犬病流行地で犬などの動物に咬まれたら,すぐに傷口を石けんと水でよく
洗い,できるだけ早く現地の医療機関を受診し,傷口の消毒や狂犬病ワクチン
の接種を受けてください。また,感染の恐れがある場合には,帰国時に検疫所
にご相談ください。

○発生地域:世界のほとんどの地域。特にアジア,アフリカ(発生がない地域
 は,英国,北欧の一部,豪州,台湾,ハワイ,グアムなど)。

○感染要因:動物(アジアでは特に犬。ネコ,アライグマ,キツネ,スカンク,
 コウモリ等)からの咬傷など。

○主な症状:1〜3か月の潜伏期間の後,発熱,咬まれた場所の知覚異常,恐水・
 恐風症状等の神経症状,嚥下困難,けいれん)など。

○感染予防:犬等(猫,野生動物等,特に飼い主のわからない動物)との接触
 を避ける。もしも犬等に咬まれた場合は,速やかに医療機関を受診し,消毒,
 暴露後予防ワクチンの接種を受ける。渡航地で動物と頻繁に接触する場合に
 は,渡航前に狂犬病ワクチン接種を受けておく。

○参考情報:
厚生労働省「狂犬病について」
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/index.html

(3)エボラ出血熱
 主にサハラ砂漠以南のアフリカ熱帯雨林地域で流行している,ウイルスによる
発熱性出血熱を特徴とする感染症であり,現在まで,アフリカ西部のコートジボ
ワールとアフリカの中央部で発生しています。2000年から2001年にはウガンダで
の,2001年から2002年にはガボンとコンゴ民主共和国の国境地帯での流行が報告
されています。これらの地域では毎年のように流行が発生しており,さらに,ス
ーダンでも流行が発生しています。

○発生地域:アフリカ(中央部〜西部)

○感染要因:ウイルスの自然宿主はコウモリとされている。感染したサルなどの
 血液,分泌物,排泄物,唾液などとの接触でも感染する可能性がある。また,
 エボラ出血熱患者に接触して感染する場合が最も多い(院内感染など)。流行
 地域の洞窟に入ることは感染リスクの一つ。

○主な症状:2〜21日の潜伏期ののち,発熱,頭痛,下痢,筋肉痛,吐血,下血
 など。インフルエンザ,チフス,赤痢等と似た症状を示す。

○感染予防:流行地への旅行を避ける。野生動物との接触に注意する。洞窟への
 侵入は避ける。

○参考情報:
FORTH/厚生労働省検疫所「エボラ出血熱」
http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name48.html

(4)マールブルグ病
 マールブルグ病はエボラ出血熱とともに,ウイルスによる発熱性出血熱を特徴と
する感染症であり,アフリカのケニア,ジンバブエ,コンゴ民主共和国,アンゴラ
などで発生しています。2008年にはオランダ,米国の旅行者が,ウガンダの洞窟に
入り,帰国後にマールブルグ病を発症・死亡した事例が報告されています。流行国
の特定地域では、ときに大きな流行になる場合があります。

○発生地域:サハラ以南のアフリカ

○感染経路:ウイルスの自然宿主はコウモリとされている。洞窟内ではコウモリ
 から排泄されたウイルスが原因となり,経気道感染することがある。感染した
 サルなどの動物の血液,分泌物,排泄物,唾液などとの接触でも感染する可能
 性がある。マールブルグ病患者に接触して感染する場合が最も多い(院内感染
 など)。

○主な症状:3〜10日の潜伏期ののち,初期には発熱,頭痛,悪寒,下痢,筋肉
 痛など。その後体表に斑状発疹,嘔吐,腹痛,下痢,出血傾向。

○感染予防:流行地への旅行を避ける。野生動物との接触に注意する。洞窟への
 侵入は避ける。

○参考情報:
厚生労働省「マールブルグ病に関する海外渡航者への注意喚起について」
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou25/index.html

コメント(64)

在仏日本国大使館メールマガジン ■2013年 2月21日

在留邦人の皆様へ、

今般外務省は2月20日付で、「カメルーン:北部における誘拐事件の発生に伴う注意喚起(スポット情報)」を発出しましたので下記の通りお知らせします。

※ 本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。

※ 本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。

※ 海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください

1 報道によると、2月19日(現地時間)、ナイジェリア国境付近の極北州ダバンガ(Dabanga)で、仏人家族7人がオートバイに乗った武装集団に誘拐されました。この家族は、ワザ国立公園を出発した後被害に遭った模様です。本件に関し、オランド仏大統領は、誘拐を行ったのはナイジェリアのテロリストグループであり、7人はナイジェリアに連れ去られたと想定される旨述べています。今回の事件を受けて、仏外務省は、カメルーン極北州への渡航を自粛するよう仏国民に対し勧告しました。

2 ついては、カメルーンに渡航・滞在を予定されている方は、上記事案に留意し、最新の治安関連情報の収集に努めつつ、以下の誘拐防止対策を心掛けてください。

(1)「用心を怠らない」
  単独行動を避けるとともに、常に周囲の状況に注意しながら行動してください。無警戒に行動すると誘拐犯にねらわれるおそれがあります。

(2)「行動を察知されない」
  毎日同じ行動(経路や時間帯)をとると、相手側に犯行に及びやすい場所で待ち伏せ等されますので、パターンを変えた行動をとることが大切です。

(3)「目立たない」
  派手な衣装や高価な装飾品、バッグ等を持ち歩くのは危険です。腕時計等も、日本人は高価な腕時計をしているという観念を持たれているので、身につけるのは危険です。

3 なお、外務省はカメルーンについては別途「危険情報」
( http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=98 )
も発出しておりますので、併せてご参照ください。

4 また、外務省海外安全ホームページでは、誘拐対策に関連して、
パンフレット「海外における誘拐対策Q&A」
( http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html )
も掲載していますので、併せご参照ください。

(問い合わせ窓口)

○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2−2−1
 電話:(外務省代表)03−3580−3311(内線)2902

(外務省関係課室連絡先)

○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(外務省代表)03−3580−3311(内線)3680

○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
 電話:(外務省代表)03−3580−3311(内線)2306

○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
             http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(現地大使館連絡先)

○在カメルーン日本国大使館
 住所:1513, Rue1828, Bastos-Ekoudou, Yaounde, Cameroun
 電話:(市外局番なし)2220-6202、2220-6585
 国外からは(国番号237)2220-6202,2220-6585
 FAX:(市外局番なし)2220-6203
 国外からは(国番号237) 2220-6203
 ホームページ:http://www.cmr.emb-japan.go.jp/jp/index-jp.html

■ 在仏日本国大使館メールマガジン ■2013年 3月 7日

○ 2013年2月の邦人犯罪被害事例について(在フランス日本国大使館領事部)

2月中に大使館領事部に届けられた邦人の犯罪被害件数は51件で、今年に入ってからの合計は、2月28日現在、107件となりました。

今月のコメント

・先月同様、犯罪の手口は、多い順にスリ、ひったくり、置き引きでした(通常、置き引きの件数がひったくりより多い)。また、被害者の8割近くが女性でした。
・ひったくりの報告件数は先月と同じ8件と目立ちました。夜間に、地下鉄駅からホテルへ戻る道路上での被害が複数件報告されています。
・季節柄、学生の被害が目立ちます。

【2月の被害例】

(1)地下鉄オペラ駅で電車に乗り込む際、3人組の少女に押し込まれ、時計を見せてと言われたので時計を見せている隙に、かばんの中から旅券等を盗まれた(女性旅行者)

(2)空港からパリ市内へ向かう高速郊外鉄道B線の車内で、座っていた席の後方で小銭を落とした音がしたので振り返ると、男性が自分の背中と背もたれの間に手を伸ばして小銭を拾っていたが、そのスキに、前の座席に置いていたリュックサックを別の男に持ち去られた(男性出張者)

(3)ルーブル美術館を見学中、背負っていたリュックサックのファスナーがいつの間にか開いており、中から貴重品入れを盗まれた(女性旅行者)

(4)地下鉄4号線シャトレ駅で電車に乗り込もうとした際、前を歩いていた女の子が突然立ち止まり自分にぶつかりながらドアが閉まる直前に降車したが、電車が動き出してから確認すると、バッグの中から財布を抜き取られていた(女性旅行者)

(5)地下鉄6号線ビラケム駅で電車に乗車直後、5〜6人の男に囲まれ密着された際、別の男に声をかけられたが、あとで確認すると、かばんのファスナーがいつの間にか開いており、財布と旅券を抜き取られていた(男性旅行者)

(6)銀行のATMを操作中に、突然、操作画面の上に紙を置いて画面を見えなくされ、混乱した隙に、ATMを勝手に操作し、現金を持ち逃げされた(男性旅行者)

(7)地下鉄2号線バルベス・ロシュシュアール駅構内のエスカレーターに乗車中、前にいた男がものを落として立ち止まり、エスカレーターが詰まったところで後ろの男から挟まれるかたちになり、その際に、バッグの中から旅券等の所持品を盗まれた(男性旅行者)

(8)凱旋門の屋上で夜景を眺めていた際、肩から提げていたショルダーバッグの中からいつの間にか財布を盗まれた(女性旅行者)

(9)オペラ通りを歩行中、見ず知らずの人物にぶつかられたが、あとで確認すると、かばんの中から旅券等の貴重品を盗まれていた(女性旅行者)

(10)タクシー代金を支払いタクシーを降りようとした時、運転手にかばんを引っ張られ強奪され、タクシーはそのまま走り去った(在留邦人男性)

○ 平成25年度後期用教科書配布(小学生のみ)の申込みについて

現在、当館ホームページ上で平成25年度後期用教科書配布(小学生のみ)の申込みを受け付けています。
・配布対象:当館に在留届を提出されている方で、日本国籍を持ち、「長期滞在中の子女」あるいは「永住者で将来日本に帰国又は進学する意思を有する子女」が無償配布の対象となります。
・配布教科書:該当学年1セットのみ(例えば、日本の義務教育学齢が小学3年生の方に、小学2年生や小学4年生の教科書を配布することはできません。)
・申込方法:当館ホームページに掲載されている「教科書配布新規申込書」に必要事項を記入の上、当館領事部窓口に提出していただくか、当館領事部教科書担当宛に郵送又はメール(添付)にて送付してください。
・申込期間:2013年4月30日(火)まで
・配布時期:2013年9月頃
・配布方法:教科書は、事前に申込みがあった冊数のみ日本から送られてきます。配布時期が近付きましたら、当館ホームページで郵送配布の申込方法(希望者のみ)、当館窓口での配布期間をお知らせします。

注1:日本人学校、補習授業校、その他の私立学校等に在籍されている方で、学校側が在校生分を一括して申し込んでいる場合は、個人での申込みは必要ありません。

注2:平成25年度前期小学生用教科書を当館から受け取られる方については、平成25年度後期用教科書の配布先に継続して登録されますので、新規の申込みは必要ありません。

注3:詳細については、当館ホームページ http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/kyoiku/kokiyo_kyokasho_haifu.html をご覧ください。
在仏日本国大使館メールマガジン ■2013年 3月 8日

在留邦人の皆様へ

9日(土)に、反原発デモ(人間の鎖)が呼びかけられているため、注意喚起を送信いたします。

1.フランスの反原発団体RESEAU SORTIR DU NUCLEAIREは、9日に、ラ・デファンス地区からベルシー地区までの総延長20数キロに渡り、参加者が手を繋ぎ反原発の意志を示す「人間の鎖」デモを呼びかけています。

詳細は下記ウェブサイトをご覧ください。
http://chainehumaine.org/Trajet-de-la-chaine

2.また,仏電力公社(EDF)や仏原子力大手のアレバ社などのビルを取り囲むことも呼びかけられている他,オペラ・ガルニエにて反原発集会も呼びかけられていますので,上記ウェブサイトを参照しつつ、それらの建物周辺には、近づかないことをお勧めします。

3.本件デモは、暴力を伴うものではありませんが、不測の事態も排除されないため、以下の点に留意し、危険に巻き込まれないように注意してください。

●デモや集会が行われている等、大勢が騒いでいる場面に遭遇した場合は、速やかにその場から離れ,安全な場所に移動する。

●警備部隊はデモ参加者から攻撃される可能性も排除されないため,興味本位で近づいたりしない。

●車両は不用意に路上駐車しない。

●外出の際は,緊急連絡先を確認しておく。
在仏日本国大使館メールマガジン ■2013年 3月20日

○補欠選挙に伴う在外選挙の実施について(参議院議員補欠選挙:山口県)

 参議院山口県選出議員の補欠選挙に伴う在外選挙の概要は、以下のとおりです。

在外選挙登録の申請手続きについて知りたい方は下記ホームページをご参照ください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/flow.html

1.投票することができる方

●山口県内の市区町村の在外選挙人名簿に登録されている在外選挙人証をお持ちの方

2.在外選挙の日程

  ○ 告示日     :平成25年4月11日(木) (予定)
  ○ 在外公館投票日 :平成25年4月13日(土) (予定)
  ○ 日本国内の投票日:平成25年4月28日(日)

3.投票方法     

「在外公館投票」「郵便等投票」「日本国内における投票」のうちのいずれかを選択して投票することができます。あなたにあった投票方法を知るには、下記ホームページをご参照ください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/vote.html

【在外公館投票】

投票日時:4月13日(土)午前9時30分から午後5時まで(予定)
投票場所:在フランス日本国大使館
持参すべき書類:(1)在外選挙人証 (2)旅券等の身分証明書
当館以外で在外公館投票を実施する公館:下記ホームページに近日中に掲載予定です。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/hoketsu/130413.html

【郵便等投票】

(1)上記1.に記載されている市区町村のうち,ご自身が登録している市町村の選挙管理委員会の委員長に対して、直接、投票用紙等を請求してください。請求の際は在外選挙人証を必ず同封してください。請求用紙は、在外選挙人証とともにお配りした「在外投票の手引き」からコピーするか、下記ホームページからダウンロードしてください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/shinseisyo.html

(2)投票用紙が送られてきたら、補欠選挙の告示日の翌日(4月12日の予定)以降に、投票用紙に投票する候補者名を記入して、上記選挙管理委員会の委員長へ郵送(国際宅配便送付)してください。

(3)国内投票日の4月28日(日)の投票所が閉じられる時刻(原則午後8時)までに、投票所に到着するよう、登録先の市区町村選挙管理委員会に送付する必要がありますので、注意してください。

【日本国内における投票】

 在外選挙期間中に一時帰国する場合や、帰国後国内の選挙人名簿に登録されるまでの間(転入届提出後3か月間)は、登録先の市区町村選挙管理委員会が指定した投票所等で、在外選挙人証を提示して投票することができます。詳しくは、登録先の各市町村選挙管理委員会にお尋ねください。

 在仏日本国大使館メールマガジン ■2013年 4月 7日

○ 2013年3月の邦人犯罪被害事例について(在フランス日本国大使館領事部)
3月中に大使館領事部に届けられた邦人の犯罪被害件数は89件で、今年に入ってからの合計は、3月31日現在、196件となりました。

今月のコメント

◎置き引きの割合が、全被害件数の約26%を占め、大幅に増加しました。ホテルのロビー、朝食会場、市内のカフェ等では荷物を置いたまま席を離れたり、足下に置いたりせず、常に身につけておく等の注意が必要です。

◎季節柄、20歳代の方が被害者全体の約36%を占めました。また、ルーブル美術館で見学中にいつの間にかかばんの中からすられていたとの被害事例も目立ちました。

【3月の被害例】

(1)ルーブル美術館内のベンチに座ってうとうとしていたところ、横に置いたショルダーバッグの中から貴重品の入ったポーチを盗まれた(女性旅行者)

(2)ホテル・イビス・パリ・アレシア・モンパルナス14区の朝食会場で,椅子の背もたれに荷物を掛けて朝食を取りに行って戻ると、貴重品を入れたポーチを置き引きされていた(男性旅行者)

(3)サン・トゥアンに所在するホテル前路上で、後ろから静に近付いて来た黒人男性2人組にバッグを強奪された(女性旅行者)

(4)地下鉄ポルト・ド・イタリー駅から宿泊先ホテルへ向かう路上で、後ろから走り寄ってきた黒人少年2人組にかばんをひったくられた(女性旅行者)

(5)シタディーン・レ・アルの客室に設置されたセイフティボックスにいれた貴重品が、外出先から戻るとなくなっていた(男性出張者)

(6)パリ市内で路上駐車したところ、車を少し移動するように頼まれたので移動し30分後に戻ると、車内からかばんを盗まれていた。車を移動する際に、キーロックの周波数を盗み取られ、不在中に鍵を開けられたものと思われる(男性出張者)

(7)ルーブル美術館内にあるスターバックスで,ハンドバッグを席に置いたまま離れたところ,対面席に同行者が座っていたにもかかわず,いつの間にかハンドバッグを置き引きされた(男性旅行者)

(8)メルキュール・ガール・ド・リヨン・ホテルのロビーで、ソファの上に置いた荷物をいつの間にか置き引きされた(男性旅行者)

(9)地下鉄3号線テンプル駅からガリエーニ駅間で居眠りをしてしまい、その際に、所持品を置き引きされた(女性旅行者)

(10)23時頃、地下鉄7号線、コランタン・キャリウー駅からホテル・イビス・ラ・ビレット・シテ・デ・サイエンスに向かい路上で、後ろから近付いて来た2人組の若い男に道路に押し倒され、斜めがけにしていたバッグを強奪された(女性旅行者)


○ 平成25年度後期用教科書配布(小学生のみ)の申込みについて

現在、当館ホームページ上で平成25年度後期用教科書配布(小学生のみ)の申込みを受け付けています。

・配布対象:当館に在留届を提出されている方で、日本国籍を持ち、「長期滞在中の子女」あるいは「永住者で将来日本に帰国又は進学する意思を有する子女」が無償配布の対象となります。

・配布教科書:該当学年1セットのみ(例えば、日本の義務教育学齢が小学3年生の方に、小学2年生や小学4年生の教科書を配布することはできません。)

・申込方法:当館ホームページに掲載されている「教科書配布新規申込書」に必要事項を記入の上、当館領事部窓口に提出していただくか、当館領事部教科書担当宛に郵送又はメール(添付)にて送付してください。

・申込期間:2013年4月30日(火)まで

・配布時期:2013年9月頃

・配布方法:教科書は、事前に申込みがあった冊数のみ日本から送られてきます。配布時期が近付きましたら、当館ホームページで郵送配布の申込方法(希望者のみ)、当館窓口での配布期間をお知らせします。

注1:日本人学校、補習授業校、その他の私立学校等に在籍されている方で、学校側が在校生分を一括して申し込んでいる場合は、個人での申込みは必要ありません。

注2:平成25年度前期小学生用教科書を当館から受け取られる方については、平成25年度後期用教科書の配布先に継続して登録されますので、新規の申込みは必要ありません。

注3:詳細については、当館ホームページ http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/kyoiku/kokiyo_kyokasho_haifu.html をご覧ください。
 在仏日本国大使館メールマガジン ■2013年 4月29日

○ 感染症広域情報の発出(ゴールデンウィークに海外に渡航する皆様へ(海外で注意すべき感染症について))
 ゴールデンウィークには,多くの方が海外へ渡航される時期ですが,海外滞在中に感染症にかかることなく,安全で快適な旅行となるよう,海外で注意すべき感染症及びその予防対策について,以下のとおりお知らせいたします。

・海外で感染症にかからないようにするためには,感染症に対する正しい知識と予防方法を身につけることが重要です。

・渡航先や渡航先での行動によって異なりますが,最も感染の可能性が高いのは,食べ物や水を介した消化器系の感染症です。

(別表 海外で注意しなければならない感染症)

http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/travel/dl/2013gw_00.pdf

・日本で発生していないような,動物や蚊・ダニなどが媒介する感染症が海外で流行している地域も多く,注意が必要です。また,WHOが排除又は根絶を目指している麻疹(はしか)及びポリオは,日本での感染者が減少傾向又は発生が認められていませんが,諸外国では未だに流行しています。

・海外渡航を予定される方は,渡航先での感染症の発生状況に関する情報を入手し,予防接種が受けられる感染症については,余裕をもって相談しておくなど,適切な感染予防に心がけてください。

FORTH/厚生労働省検疫所「予防接種機関の探し方」

http://www.forth.go.jp/useful/vaccination02.html

・海外に渡航する機会に、これまで受けた予防接種について確認しましょう。
 昨年から、首都圏や都市部を中心に風しんの流行が続いています。国内の感染症を海外に持ち出さない、または海外の感染症を国内に持ち込まないために、国内に流行がある疾患に対するワクチンで未接種のものがあれば、予防接種を検討しましょう。

厚生労働省「風しんについて」

http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/

・日本国内の空港や港の検疫所では渡航者の方を対象に健康相談を行っています。帰国時に発熱や下痢,具合が悪いなど,体調に不安がある場合は,検疫所係官に相談してください。
 感染症には潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)が,数日から1週間以上と長いものもあり,帰国後しばらくしてから具合が悪くなることがあります。その際は,早急に医療機関を受診し,渡航先,滞在期間,現地での飲食状況,渡航先での行動,家畜や動物との接触の有無,ワクチン接種歴などについて必ず伝えてください。

1.蚊やマダニなどが媒介する感染症

 渡航先(国・地域)や渡航先での行動によって,感染する可能性のある感染症は大きく異なりますが,世界的に蚊を媒介した感染症が多く報告されています。特に熱帯・亜熱帯地域ではマラリア,デング熱,チクングニア熱などに注意が必要です。
 蚊に刺されたり,マダニに咬まれたりすることなどによる感染症を防止するには,

●野外活動の際には,長袖・長ズボンを着用する,素足でのサンダル履き等は避けるなど,肌の露出を避けた服装を心がける

●虫除け剤を使用する

 などの注意をしましょう。

(1)マラリア

 毎年世界中で約2億人の患者が発生し,65万人以上の死亡者がいると報告されています。2012年は,海外で感染して帰国された方(輸入症例)が73例報告されており,2013年は3月現在11例が報告されています。

○発生地域 アジア,中南米,アフリカなど熱帯・亜熱帯地域に広く分布。2011年,2012年にギリシャで発生が報告された。

○感染経路 マラリア原虫を保有した蚊(ハマダラカ)に吸血された際に感染する。ハマダラカは,夜間に出没する傾向がある。都市部での感染リスクは,アフリカやインド亜大陸を除き減少している。

○主な症状 マラリア原虫の種類により7日以上の潜伏期ののち,寒け,発熱,息苦しさ,結膜充血,嘔吐,頭痛,筋肉痛など。迅速かつ適切に対処しなければ重症化し,死亡する危険がある。

○感染予防 長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。虫除け剤や蚊帳等の使用により,蚊に刺されないよう注意する。特に,夜間の屋外での飲食や外出時に注意する。2週間以上流行地に滞在し野外作業等に従事する場合には,抗マラリア薬の予防内服を行うことが望ましいとされている。

○参考情報

  FORTH/厚生労働省検疫所「マラリアに注意しましょう!」
  http://www.forth.go.jp/useful/malaria.html

  国立感染症研究所「マラリアとは」
  http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/ma/malaria.html

 在仏日本国大使館メールマガジン ■2013年 6月 7日


○ 2013年5月の邦人犯罪被害事例について(在フランス日本国大使館領事部)

5月中に大使館領事部に届けられた邦人の犯罪被害件数は45件で、今年に入ってからの合計は、5月31日現在、279件となりました。

今月のコメント!

・ルーブル美術館モナリザ前での被害が3件報告されました。同美術館全体での被害報告件数は4件と、全体の件数からみるとほんの一部ですが、同美術館内では継続的に犯罪被害が発生していますので、注意が必要です。

下記ルーブル美術館におけるスリ被害に対する注意喚起のスポット情報もご参照下さい。
掲載先:外務省海外安全ホームページ http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?infocode=2013C141

【5月の被害例】

(1)シャンゼリゼ通りのスターバックスで休息中、隣の椅子に置いたかばんを、一瞬目を離した隙に、置き引きされた(男性旅行者)

(2)ルーブル美術館のモナリザ前で写真撮影をしていた時、かばんを後ろに引っ張られたような感じがしたので、かばんを確認したところ、いつの間にかチャックが開いており、中に入っていた財布をすられた(今月は、モナリザ前での被害が、大使館に届けがあったものだけでも3件発生)

(3)CDG空港へ向かうロワシーバス車内で、手荷物を座席において、大きな荷物を車内の荷物置き場に置いてから座席に戻ると、手荷物がなくなっていた(女性旅行者)

(4)ギャラリーラファイエットで買い物中、いつの間にかバッグの中から財布を盗まれていた(女性旅行者)

(5)地下鉄9号線ショセ・ダンタン・ラ・ファイエット駅で電車に乗り込もうとし時、降りてきた女性2人組が前に立ちはだかりぶつかってきた。彼女たちはそのまま降りて行ったが、電車に乗って気が付くと、バッグのチャックが開いており、中から財布を盗まれていた(女性旅行者)

(6)北駅にタリスで到着後、バッグをホームに置いたまま、電車の中から複数のスーツケースを降ろしていると、いつの間にかバッグだけ置き引きされていた(男性旅行者)

(7)CDG空港へ到着後、パリ市内のホテルへタクシーで向かっていたところ、渋滞した高速道路上で、後部座席の窓ガラスを何者かに割られ、膝の上に置いていたバッグを強奪された(女性出張者)

(8)ベルサイユ宮殿を見学中、見ず知らずの人に写真を撮ってくれと頼まれたので対応していたところ、何者かにバッグの中から財布を抜き取られた(女性旅行者)

(9)オペラ座界隈の路上を歩行中、3人組の少女に署名を求められたので、強く拒否したが、無理やり体を寄せてきて、バッグの中から財布を強奪された(女性旅行者)

(10)地下鉄1番線に乗車中、いつの間にか寝てしまい、気が付くとバッグの中から財布が抜き取られていた(在留邦人男性)

○ 18歳未満の方の出入国時のご注意

(1)フランスでは18歳以上の外国人が3ヶ月を超えて滞在する場合、「滞在許可証」(carte de sejour)の取得が義務づけられています。
 他方、18歳未満の未成年者は「滞在許可証」を取得することはできませんが、以下のいずれかの身分証明書を取得する必要があります。

 ・Titre d'identite republicain (フランスで出生した方が対象)
 ・Document de circulation(フランス国外で出生した方が対象)

(2)上記身分証明書は、18歳未満の方がフランスを出国し、またフランスに再入国する際に必要となりますので、該当する被扶養者がいらっしゃる場合は早期に取得手続きをなさってください。
 なお、本身分証明書の申請先は居住地を管轄する各県庁となります。

(参考)パリ警視庁ホームページ
http://www.prefecturedepolice.interieur.gouv.fr/Vos-demarches/Ressortissants-etrangers/Vous-souhaitez-vous-rendre-a-l-etranger?&spl_f=#01) 

■ 在仏日本国大使館メールマガジン ■2013年 7月 1日

第23回参議院通常選挙に伴う在外投票の実施について

 第23回参議院議員通常選挙に伴う在外投票が以下のとおり行われる予定です。

 前回の選挙より、選挙公報がインターネットでも閲覧できるようになりました。選挙公報は、公示後、各選挙管理委員会のホームページで御覧いただけます。外務省ホームページにもリンクを設けますので、ご利用ください。

1.選挙の日程(予定)

○ 公示日   :平成25年7月4日(木)

○ 在外公館投票の開始日 :平成25年7月5日(金)

○ 日本国内の投票日   :平成25年7月21日(日)

2.投票できる方

  在外選挙人証をお持ちの方

選挙人証は申請に基づいて交付されます。

申請手続きについて知りたい方は下記ホームページをご参照ください。

    http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/flow.html

3.「在外公館投票」「郵便等投票」「日本国内における投票」のうちのいずれかを選択して投票することができます。あなたにあった投票方法を知るには下記ホームページをご参照ください。 

   http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/vote.html)

在外公館投票

フランス国内における投票期間および投票場所は次のとおりです。

投票期日:平成25年7月5日(金)〜7月14日(日)(予定)

投票時間:午前9時30分から午後5時まで(当地時間)

投票場所:【在フランス日本国大使館】7 Avenue Hoche 75008 Paris

【在ストラスブール総領事館】Tour Europe 20 Place de Halles 67000 Strasbourg

  【在マルセイユ総領事館】70 Avenue de Hambourg 13008 Marseille

【在リヨン出張駐在官事務所】131 Boulevard de Stalingrad 69100 Villeurbanne

持参すべき書類:(1)在外選挙人証 (2)旅券等の身分証明書

※フランス国外の在外公館投票をすることができる在外公館と、その投票期日及び投票時間につきま

しては、最寄りの在外公館にお問い合わせいただくか、外務省ホームページでご確認ください。

郵便等投票

請求手続:登録されている選挙管理委員会に、請求書および選挙人証を送付します。

請求用紙は、在外選挙人証とともにお配りした「在外投票の手引き」からコピーするか、右記外務省ホームページ(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/vote.html)からダウンロードしてください。

投票手続:選挙管理委員会から送られてきた投票用紙に記入し、国内投票日の7月21日(日)(予定)の投票所閉鎖時刻(原則午後8時)までに、選挙管理委員会に届くよう郵送します。

日本国内における投票

 一時帰国した場合や、帰国後、国内の選挙人名簿に登録されるまでの間(転入届提出後3ヶ月間)は、在外選挙人証を提示して、下記のいずれかの方法で投票できます。

【公示日の翌日から国内投票日の前日まで】

・期日前投票

 登録先の市区町村選挙管理委員会が指定した期日前投票所における投票。

・不在者投票

 在外選挙人名簿登録地以外の市区町村における投票。

【国内投票日当日】

・投票所における投票

登録先の選挙管理委員会が指定した投票所における投票。

 日本国内における投票の詳細については、登録先の市区町村選挙管理委員会にお問い合わせください。

4.選挙公報・候補者情報

○前回の国政選挙より、公示後、選挙公報が各選挙管理委員会のホームページに掲載される予定です。外務省ホームページにもリンクを設けますので、ご利用ください。

○候補者情報についても、公示後、これまでどおりリンクを設けますのでご利用ください。

 在仏日本国大使館メールマガジン ■2013年 7月 4日

第23回参議院通常選挙に伴う在外投票の実施について

第23回参議院議員通常選挙に伴う在外投票が以下のとおり行われます。

 前回の選挙より、選挙公報がインターネットでも閲覧できるようになりました。選挙公報は、公示後、各選挙管理委員会のホームページで御覧いただけます。外務省ホームページにもリンクを設けますので、ご利用ください。

1.選挙の日程

○ 公示日   :平成25年7月4日(木)

○ 在外公館投票の開始日 :平成25年7月5日(金)

○ 日本国内の投票日   :平成25年7月21日(日)

2.投票できる方

  在外選挙人証をお持ちの方

選挙人証は申請に基づいて交付されます。

申請手続きについて知りたい方は下記ホームページをご参照ください。
    http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/flow.html
3.

「在外公館投票」「郵便等投票」「日本国内における投票」のうちのいずれかを選択して投票することができます。あなたにあった投票方法を知るには下記ホームページをご参照ください。 
   http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/vote.html)

在外公館投票

フランス国内における投票期間および投票場所は次のとおりです。

投票期日:平成25年7月5日(金)〜7月14日(日)

投票時間:午前9時30分から午後5時まで(当地時間)

投票場所:【在フランス日本国大使館】7 Avenue Hoche 75008 Paris

【在ストラスブール総領事館】Tour Europe 20 Place de Halles 67000 Strasbourg

  【在マルセイユ総領事館】70 Avenue de Hambourg 13008 Marseille

【在リヨン出張駐在官事務所】131 Boulevard de Stalingrad 69100 Villeurbanne

持参すべき書類:(1)在外選挙人証 (2)旅券等の身分証明書

※フランス国外の在外公館投票をすることができる在外公館と、その投票期日及び投票時間につきましては、最寄りの在外公館にお問い合わせいただくか、外務省ホームページでご確認ください。

郵便等投票 

請求手続:登録されている選挙管理委員会に、請求書および選挙人証を送付します。

請求用紙は、在外選挙人証とともにお配りした「在外投票の手引き」からコピーするか、右記外務省ホームページ(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/vote.html)からダウンロードしてください。

投票手続:選挙管理委員会から送られてきた投票用紙に記入し、国内投票日の7月21日(日)の投票所閉鎖時刻(原則午後8時)までに、選挙管理委員会に届くよう郵送します。

日本国内における投票

 一時帰国した場合や、帰国後、国内の選挙人名簿に登録されるまでの間(転入届提出後3ヶ月間)は、在外選挙人証を提示して、下記のいずれかの方法で投票できます。

【公示日の翌日から国内投票日の前日まで】

・期日前投票

 登録先の市区町村選挙管理委員会が指定した期日前投票所における投票。

・不在者投票

 在外選挙人名簿登録地以外の市区町村における投票。

【国内投票日当日】

・投票所における投票

登録先の選挙管理委員会が指定した投票所における投票。

日本国内における投票の詳細については、登録先の市区町村選挙管理委員会にお問い合わせください。

4.選挙公報・候補者情報

○前回の国政選挙より、公示後、選挙公報が各選挙管理委員会のホームページに掲載されています。外務省ホームページにもリンクを設けますので、ご利用ください。

○候補者情報についても、これまでどおりリンクを設けていますのでご利用ください。
在仏日本国大使館メールマガジン ■2013年 7月 9日

○ 第23回参議院通常選挙に伴う在外投票の実施について

 第23回参議院議員通常選挙に伴う在外投票が以下のとおり行われています。
 前回の選挙より、選挙公報がインターネットでも閲覧できるようになりました。選挙公報は、公示後、各選挙管理委員会のホームページで御覧いただけます。外務省ホームページにもリンクを設けますので、ご利用ください。

1.選挙の日程
○ 公示日   :平成25年7月4日(木)
○ 在外公館投票の開始日 :平成25年7月5日(金)
○ 日本国内の投票日   :平成25年7月21日(日)

2.投票できる方
  在外選挙人証をお持ちの方 選挙人証は申請に基づいて交付されます。
申請手続きについて知りたい方は下記ホームページをご参照ください。
    http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/flow.html

3.投票方法
「在外公館投票」「郵便等投票」「日本国内における投票」のうちのいずれかを選択して投票することができます。あなたにあった投票方法を知るには下記ホームページをご参照ください。 
   http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/vote.html)

(1)在外公館投票
フランス国内における投票期間および投票場所は次のとおりです。
投票期日:平成25年7月5日(金)〜7月14日(日)
投票時間:午前9時30分から午後5時まで(当地時間)
投票場所:【在フランス日本国大使館】7 Avenue Hoche 75008 Paris
【在ストラスブール総領事館】Tour Europe 20 Place de Halles 67000 Strasbourg
  【在マルセイユ総領事館】70 Avenue de Hambourg 13008 Marseille
【在リヨン出張駐在官事務所】131 Boulevard de Stalingrad 69100 Villeurbanne
持参すべき書類:(1)在外選挙人証 (2)旅券等の身分証明書

○ 2013年6月の邦人犯罪被害事例について(在フランス日本国大使館領事部)

6月中に大使館領事部に届けられた邦人の犯罪被害件数は60件で,今年に入ってからの合計は,6月30日現在339件となりました。

今月のコメント!

・ニース,カンヌ,アビニョン等地方のホテルの朝食会場での置き引き被害が目立ちましたが,被害者のほとんどが60歳以上の方でした。ビュッフェ朝食を取りに行く際は,荷物を椅子などに放置せず,必ず携行するようにしてください。

・地下鉄内でのスリ被害は相変わらず多発していますので,混雑した車内や不審な動きをする人物には注意してください。

【6月の被害例】

(1)シャンゼリゼ通りのラデュレで朝食をとっていた際,椅子の背もたれに掛けていたショルダーバッグを,いつの間にか置き引きされた(女性旅行者)
(2)北駅から地下鉄4番線の電車に乗車して移動中,混雑した車内で,いつの間にかかばんのチャックを開けられ,財布を盗まれた(女性旅行者)
(3)リボリ通りのマクドナルド2階で1人で飲食中,目の前で男がコインを落とし,自分の足下を確認してコインを拾っていたが,しばらくして気が付くと,隣の席に置いていたかばんがないことに気が付いた(男性旅行者)
(4)高速郊外鉄道,ボワシー・サン・レジェ駅からホテルへ向かう路上,後ろから来た黒人男性3人組に口を押さえられ,バッグを強奪された(女性旅行者)
(5)地下鉄ピラミッド駅構内で,後ろから近付いて来た女性3人組に囲まれたので追い払ったがなかなか離れず,最終的にはバッグをひったくられた(女性旅行者)
(6)地下鉄12号線コンコルド駅で電車に乗車しようとしたところ,中年の女性が通路に立ち止まりなかなかどかなかったので,無理やり通り過ぎ席に着いたところ,かばんが開いており財布が盗まれていた。女性は既に下車していなかった(男性出張者)
(7)パリエアーショーの会場内に設置されたブース内にかばんを置いていたところ,いつの間にか置き引きされていた(男性出張者)
(8)アルルのゴッホの跳ね橋付近の駐車場で20歳前後の男2人組に拳銃を突き付けられ,かばんを奪われた(ツアーに参加の旅行者)
(9)ホテル前路上に車を駐車し友人と話していると,白人の男性に話しかけられたので対応していた隙に,トランクに入れたバッグを別の人物に持って行かれた(男性旅行者)
(10)早朝の地下鉄マドレーヌ駅構内で,背後から男性の2人組にいきなり襲われ,持っていた財布等を強奪された(在留邦人男性)
■ 在仏日本国大使館メールマガジン ■2013年 8月 8日

○ 渡航情報(スポット情報):「フランス:夏季旅行シーズン中における犯罪被害に対する注意喚起」(7月19日付)

1.例年,夏季の海外旅行シーズン中には,フランスへの日本人旅行者の増加に伴い,スリ,置き引き,ひったくり,偽警察官,ぼったくりバーなどの被害が増加する傾向にあります。2012年在フランス日本国大使館に届けられた日本人の犯罪被害は年間817件,月平均約68件ですが,夏季の海外旅行シーズンでは,7月69件,8月100件,9月64件で,主な被害手口はスリ,置き引き,ひったくりでした。

2.本2013年では,6月までの半年間で339件の犯罪被害の届出があり,その多くがスリ,置き引き,ひったくりです。その特徴は次の2点です。

・有名観光地(ルーブル美術館,エッフェル塔,凱旋門,シャンゼリゼ通り,オペラ座付近,ベルサイユ宮殿等),駅・電車内(特に地下鉄及び高速郊外鉄道B線),空港,ホテル(特に朝食会場及びホテルロビー),レストラン,デパートにおいて,多くの日本人旅行者が油断したすきにスリ,置き引き,ひったくりの被害に遭っていること。

・最近では,特にオペラ座周辺の路上で,少女の集団に取り囲まれ,バッグの中から財布を強奪されるという被害も発生していること。

 スリなどの他にも偽警察官・偽デザイナーによる詐欺やクレジットカードをねらった詐欺に日本人が犯罪被害に遭っていますが,これら犯罪手口・被害事例については,安全対策基礎データ(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=170 ),在フランス日本国大使館ホームページの犯罪被害事例(http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/anzen/index.html )を確認してください。


○ 2013年7月の邦人犯罪被害事例について(在フランス日本国大使館領事部)

7月中に大使館領事部に届けられた邦人の犯罪被害件数は67件で,今年に入ってからの合計は,7月31日現在406件となりました。

今月のコメント!

スリ被害の約半数が地下鉄で発生しています。混雑した車内でいつの間にか鞄の中から貴重品をすられていたり,電車の乗降口で突然前を歩いていた人が立ち止まり,後ろから来た人にもみくちゃにされているうちにすられたり,中には,鞄をきちんと抱えていたにもかかわらず,バッグの横を切られ中に入れていた財布を盗まれるというケースも発生しています。
地下鉄を利用する際は,周囲に十分な注意を払って,被害に遭わないようご注意ください。

【7月の被害例】

(1)ホテル「Le Pera Hotel Paris」のロビーでチェックアウト手続き中,隣に置いたスーツケースの上に置いたビジネスバッグを置き引きされた(男性出張者)

(2)地下鉄12号線アベス駅前の広場のベンチに座って食事中,友人との間に挟んだ二つのバッグのうち一つをいつの間にか置き引きされていた(女性旅行者)

(3)コンコルド広場近くの路上で,若い女性8名くらいに囲まれ肩を掴まれたりしたので,「No!」と言って振り払っていたが,突然全員走り去ったのでバッグの中を確認すると,財布が盗まれていた(女性出張者)

(4)地下鉄8号線コンコルド駅からエコール・ミリテール駅区間の混雑した車内で,ウェストポーチの中から貴重品を盗まれた。なお,ウェストポーチは体の前につけていたが,盗まれたのには全く気が付かなかったとのこと(女性旅行者)

(5)ルーブル美術館に入館するための列に並んでいたところ,後ろにジプシー風の少女達が並んでいたが,彼女たちに,いつの間にかバッグを開けられ,財布を盗まれた。彼女たちはいつの間にかいなくなっていた(男性旅行者)

(6)ベルサイユ宮殿見学中に,混雑した中で後ろから人にぶつかられたが,その際に,ハンドバッグの中から貴重品入れを盗まれた(女性旅行者)

(7)ホテル「メルキュール・パリ・ラ・ヴィレット」客室内のセーフティボックスが壊されており,中に入れていた貴重品を盗まれた(女性旅行者)

(8)スペインレストラン「Bellota-bellota」で食事中,足下に一瞬バッグを置いて話に夢中になっていると,いつの間にかバッグが置き引きされていた(女性旅行者)

(9)混雑した地下鉄車内で,かばんを胸元に抱え,チャックもきちんと閉めていたが,バッグの横を切られ,中に入れていた財布を盗まれた(女性出張者)

(10)ガソリンスタンドでパンク修理をしていたところ,従業員を装った男が手伝ってくれたが(後に偽従業員であったことが判明),途中で,車の中に置いていたバッグを持ち逃げされた(女性旅行者)
 在仏日本国大使館メールマガジン ■2013年 9月 7日


○ 2013年8月の邦人犯罪被害事例について(在フランス日本国大使館領事部)
8月中に大使館領事部に届けられた邦人の犯罪被害件数は62件で,今年に入ってから
の合計は,8月31日現在486件となりました。

今月のコメント!

・昨年の8月に比べ大幅に被害件数が減少しました(昨年8月は100件)。これはパリ警視庁の旅行者の安全対策への取り組みが強化されたことが功を奏したのかもしれません。

・とはいえ,依然として日本人が被害者となる犯罪被害が多く発生していますので,下記を参照し,安全対策に努めてください。

・パリ警視庁作成の安全ガイド (http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/anzen/pdf/guide_paris_2013_JAPONAIS.pdf)

・フランスの安全対策基礎データ(日本国外務省作成)(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=170)

・フランス安全情報(在フランス日本大使館作成)(http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/anzen/index.html)

【8月の被害例】

(1)パリの北駅で自動券売機を操作中の数分の間に,自分から30センチほど離れたところに置いたキャリーバッグを置き引きされた。慣れない券売機の操作に夢中だったとのこと(男性出張者)

(2)パリの北駅で公衆電話を使用していたところ,横に置いた荷物をいつの間にか置き引きされた(男性旅行者)

(3)パリの地下鉄6号線モンパルナス駅で電車に乗り込む際,大勢の人が乗車したため,後ろから押されるようなかたちで車内に入った。乗車後に確認すると,ショルダーバッグのチャックが開いており,旅券等の貴重品を盗まれていた(女性旅行者)

(4)ルーブル美術館で絵画を鑑賞中,後ろから押されたような感じがしたので,場所を移ってからバッグを確認すると,バッグの中の内ポケットに入れていた財布等の貴重品を盗まれていた(男性旅行者)

(5)ディズニーランドパリを観光中,バッグの中からいつの間にか財布を盗まれていた(男性旅行者)

(6)パリの地下鉄7号線ショセダンタン・ラファイエット駅で電車に乗り込もうとした際,大勢の女性が勢いよく乗り込んできて混雑を発生させ,自分の鞄の上に荷物を置いてきた。後ろに人がいる気配がしたが身動きが取れず,後で確認すると鞄の中から財布を盗まれていた(女性旅行者)

(7)ボルドー市内のトラム乗り場で乗車券の購入方法を確認していたところ,後ろからズボンのポケットに入れていた財布を盗まれた(男性旅行者)

(8)パリのクリニャンクール蚤の市のカフェのテラスで飲食中,目の前でバイクが停車し,後ろに乗っていた黒人男性が素早く近寄ってきて,膝の上に置いていたバッグを強奪しバイクで走り去っていった(女性旅行者)

(9)パリのオペラ座前で写真を撮っていると3人組の女性に署名を求められ,後ろから押されたり体を触られたり押されたりしたが,後で確認すると,バッグの中から旅券等を入れた貴重品入れが盗まれていた。

(10)深夜,パリのムーラン・ルージュからホテルまで歩いて向かっていたところ,後ろから近寄ってきた男性2人組に鞄をひったくられた(女性旅行者)

 在仏日本国大使館メールマガジン ■2013年10月 7日

○ 渡航情報(広域情報)「テロの脅威に伴う注意喚起」(9月26日付)

1.9月25日(米国東部時間),米国務省は渡航情報を更新し,国際テロ組織アル・カーイダ及びその連携組織等のテログループが,引き続き欧州,アジア,アフリカ,中東等の様々な地域における米権益へのテロを計画していることを示唆する情報があるとして,米国民に対し,高度の警戒を維持するとともに適切な安全対策をとるよう求めています。

2.本年1月には,アルジェリア南東部のイナメナスにおいて、武装勢力により日本人を含む外国人多数が襲撃され死亡しました。また,9月21日には,ケニアの首都ナイロビのショッピング・モールをイスラム過激派組織が襲撃し,外国人10人以上を含む60人以上が死亡する事件が発生しました。いずれの事件も,国際テロ組織と関連のあるグループによる犯行とみられます。

3.ついては,欧州,中東・アフリカ地域等へ渡航・滞在される方は、上記の状況と米国政府の注意喚起に十分注意し,テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の関連情報の入手に努めてください。特に,欧米関連施設や人の多く集まるショッピング・モールやレストラン,公共の場所に滞在する際や交通機関利用時には,周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意を払ってください。



○ 在留確認調査についてのお知らせ (在フランス日本国大使館領事部)

在留邦人の皆さまへ

10月1日までに当館へ在留届を提出していただいた皆様に、在留状況の確認を行うためのメールをお送りします。

在留邦人数調査は,皆様からご提出いただく在留届をもとに行われ,調査結果は,毎年「海外在留邦人数調査統計」として出版しており,領事政策策定の基礎資料として活用されます。

お手数ですが、メールを受け取られた方は、メールの内容をご覧の上、返信いただけますようお願い致します。

1.締め切り日 10月末日

2.連絡先 メール:france.ryoujibu@ps.mofa.go.jp


○ 2013年9月の邦人犯罪被害事例について(在フランス日本国大使館領事部)

9月中に大使館領事部に届けられた邦人の犯罪被害件数は74件で,今年に入ってから
の合計は,9月30日現在542件となりました。

今月のコメント

・昨年同月比10件増となりました。8月は前年同月比で大幅に被害件数が減少しましたが,未だ多くの方が被害に遭われている実態が伺われます。

・週末の犯罪被害発生件数が全体の約4割を占めています。また,相変わらず地下鉄内での被害が多いので,週末に地下鉄を利用する際は一層の注意が必要です。

【9月の被害例】

(1)宿泊先のメルキュールホテルの朝食会場で,足下に置いていた鞄をいつの間にか置き引きされていた(女性出張者)

(2)マドリッドからパリへ向かう飛行機の中で,座席の下に置いた鞄の中から旅券等の貴重品を盗まれた(男性旅行者)

(3)ヴァンブ蚤の市で混雑した露天店を見学していた際,鞄の中から旅券,現金等を入れた貴重品入れを抜き取られた(男性旅行者)

(4)ギャラリーラファイエット・デパートで,見ず知らずの人物が窓ガラス越しにノックしこちらの注意を引き,腕時計をさして時間を尋ねる仕草をしてきたので,時計をみていると,そのスキに横に置いていたバッグを他の人に持って行かれた(女性旅行者)

(5)国鉄北駅近くの路上で3人組の男に後ろから突然スプレーを顔にかけられ,持っていたショルダーバッグを強奪された(男性旅行者)

(6)ドゴール空港のチェックインカウンター前で仮眠中,リュックサックを置き引きされた。被害に遭った時間は午前4時頃(男性旅行者)

(7)オペラ通り近くの路上に駐車した車のトランクからバッグを持ち去られた。降車する際に助手席側のドアを気が付かないうちに少し開けられていたようで,リモートキーで鍵を閉めたが,実際は閉まっておらず,車を離れた後にトランクを開けられたと思われるとのこと(在留邦人男性)

(8)ポルト・ド・ラ・シャペル付近の環状道路をタクシーで走行中,渋滞に巻き込まれ低速走行していたところ,徒歩で近付いて来た男が窓ガラスを割り,足下に置いていたバッグを強奪された(女性出張者)

(9)国鉄北駅前のカフェPARIS NORD CAFEで飲食中,携帯電話の操作に夢中になっている間に,隣の席の上に置いたかばんを置き引きされた(男性旅行者)

(10)ポルト・マイヨーにある空港行きバス乗り場で,スーツケースの上にバッグを置いてバスを待っていたところ,いつの間にかバッグを置き引きされた(男性出張者)

 在仏日本国大使館メールマガジン ■2013年11月 7日

○領事サービス向上・改善のためのアンケート調査

在フランス日本国大使館では、年に1回在留邦人の方を対象とした領事サービス向上・改善のためのアンケート調査を実施しております。

つきましては、下記に記載のURLからアンケート調査ページにアクセスの上ご回答頂きたく、ご協力よろしくお願いいたします。

なお、実施期間は本メルマガ受信後から11月22日までとなっております。

アンケート調査URL:https://www.deliver.mofa.go.jp/m?f=444


○ 2013年10月の邦人犯罪被害事例について(在フランス日本国大使館領事部)

10月中に大使館領事部に届けられた邦人の犯罪被害件数は64件で,今年に入ってか

らの合計は,10月31日現在606件となりました。

今月のコメント

・置き引き及び強盗の割合が比較的多い月でした。置き引きはホテルやレストラン,強盗は空

港からパリ市内へ向かう高速道路上で多く発生しています。ホテルやレストランでは荷物を

置いたまま席を離れたりしない,空港からタクシー等に乗車する際は荷物を目立つ場所に置

かずトランクに入れるなどの防犯対策が必要です。

・スリ及び置き引きによる被害が被害件数全体の86%を占めました。ちょっとした注意で防

げる犯罪ですので,特に混雑した場所では注意を怠らないでください。

【10月の被害例】

1.空港からパリ市内へ向かう高速道路上で渋滞に巻き込まれたクシーが停車したところ,後ろから走ってきた若い男3名に窓ガラスを割られ,座席の上に置いていたバッグを強奪された(女性旅行者)

2.ルーブル美術館で絵画を鑑賞中,人混みにまぎれ,ショルダーバッグの中から旅券を抜き取られた(男性出張者)

3.モンマルトルのカフェ,レ・ドゥ・ムーランで食事中,足下に置いていたバッグをいつの間にか置き引きされた(男性旅行者)

4.高速郊外鉄道線B線に乗車中,男がコインを大量に落とし,自分の方にも転がってきたので拾うのを手伝ったが,その際に,自分の横に置いたバッグを他の男に持って行かれた(男性旅行者)

5.ホテル・ウェストミンスター・オペラの朝食会場で座席に荷物を置いたまま食事を取りに行き,戻るとバッグが置き引きされていた(女性旅行者)

6.宿泊先ホテルを出たところの路上で,バイクに乗った2人組の男性の内1人が近づいて来てかばんをひったくり,バイクに乗って逃走した(男性旅行者)

7.ホテル・ルレ・スパ・パリ・ロワシーのロビーでいつの間にかかばんを置き引きされた(女性旅行者)

8.地下鉄オペラ駅からギャラリーラファイエットへ向かう路上で,少女の3人組に署名を求められまわりを囲まれた際に,リュックサックのチャックを開けられ,中に入れていたパスポートケースをすられた(男性旅行者)

9.チュイルリー公園のベンチに座って休息していたところ,帽子が風で飛ばされたのでバッグをベンチに置いたまま帽子を取りに行き戻ると,その一瞬の隙に,かばんを置き引きされた(男性旅行者)

10.モンパルナス駅周辺を歩いていたところ,同行者の背中にマヨネーズのようなものを架けられたので対応していたところ,その隙にかばんを置き引きされた(男性旅行者)

○ あなたの街に出張いたします!(領事出張サービスのお知らせ)

2013年11月以降、フランス国内で予定されている領事出張サービス(一日総領事館)につき、お知らせします。

ご利用にあたっては、必ずご予約をお願いします。

利用可能なサービスは、「旅券」手続きのほか、「各種証明」、「在外選挙人登録」などがありますが、開催時間・場所等を含め、詳細につきましては、予約手続きと併せて、実施する在外公館まで直接電話にてご照会ください。

なお、利用希望者が少ない場合、実施を見合わせることがありますのでご了承ください。

予約:問い合わせ先:在フランス大使館 (TEL:01-4888-6200)

<ボルドー市>

※ボルドー市において旅券手続きを希望される方は、来場日をあらかじめご指定下さい。

【日時】2013年 11月22日(金)14:00〜17:00

【日時】2013年11月23日(土)09:00〜12:00

<ナント市>

【日時】2013年 12月6日(金)14:00〜17:00

<レンヌ市>

【日時】2013年12月7日(土)09:00〜12:00

※フランス国内で連絡先の変更があった方へ

 「在留届」や「在外選挙人証」の変更はお済みでしょうか?住所や連絡先に変更が生じた場合、変更のお手続きが必要です。

在仏日本国大使館メールマガジン ■2013年11月18日

○ パリ市内及び近郊での銃撃犯の逃走について

 報道によれば、本日(11月18日)昼間、デファンス地区等で散弾銃を発砲した男が車を乗っ取り運転手を人質にしてシャンゼリゼ通りまで移動し、その後逃走するという事件が発生し、現在警察が犯人を捜していますが、18時現在、未だ逮捕されていません。

 公開されたビデオによれば、犯人は男1名、40歳位、白人、野球帽、緑色上着、明るい色のズボン、散弾銃、スポーツバッグを所持している模様です。

 逃走した場所が、観光客が多く訪れるシャンゼリゼ通りということで、付近に隠れている可能性も否定できませんので、自らの身の安全を第一に考え、付近への不必要な外出を避けるとともに、万が一発砲事件に遭遇するなどした場合は、現場の警察官の指示に従うなど適切に行動してください。

■ 在仏日本国大使館メールマガジン ■2013年12月26日


○ 年末・年始の領事業務について



年末・年始の当館領事窓口業務は以下に記載のとおりとなりますので,お知らせいたします。

 なお,大使館は,下記休館日も事件や事故などの緊急事態に対応しておりますので,必要な場合はお電話ください(大使館代表電話(01−4888−6200)に電話し自動応答メッセージに従ってください)。緊急対応の者が応答いたします。



 12月26日(木)  通常通り

12月27日(金)  通常通り ※旅券・証明事務 年内交付分の受領最終日

 12月28日(土)〜1月5日(日)  休館日

  1月 6日(月)  通常通り



(注1)旅券事務及び各種証明事務につきましては,年内交付分の申請受付最終日以降であっても申請は可能です。ただし,交付は1月6日以降となります。

  但し,人道的理由等やむを得ない事情がおありの方は,窓口担当者にご相談ください。



(注2)なお、当館休館日のうち、1月4日(土)の5時から13時までの間は,旅券システムの改修工事のため旅券発給業務が不可能となる予定ですので、当日は緊急な場合でも旅券業務について早急に対応できない場合が予想されますので,あらかじめご了承ください。









○ 冬季旅行シーズン中における犯罪被害に対する注意喚起(在フランス日本国大使館)





1.冬季の海外旅行シーズン中(2月,3月の学生の卒業旅行シーズンを含む)には,フランスへの日本人旅行者の増加に伴い,スリ,置き引き,ひったくりなどの被害が増加する傾向にあります。つきましては,冬期の旅行シーズンにフランスへの旅行を計画されている方は,下記に留意の上,防犯対策に努めてください。







2.2013年11月までに当館への届出があった邦人の犯罪被害件数は653件にも上っており,その多くがスリ,置き引き,ひったくりの被害で、その特徴は次の二点です。







(1)有名観光地(ルーブル美術館,エッフェル塔,凱旋門,シャンゼリゼ通り,オペラ座付近,ベルサイユ宮殿等),駅・電車内(特に地下鉄及び高速郊外鉄道B線),空港,ホテル(特に朝食会場及びホテルロビー),レストラン,デパートにおいて,多くの日本人旅行者が油断したすきにスリ,置き引き,ひったくりの被害に遭う。



(2)最近では,特にオペラ座周辺の路上で,少女の集団に取り囲まれ,バッグの中から財布を強奪されるという被害も発生している。



スリなどの他にも偽警察官・偽デザイナーによる詐欺やクレジットカードをねらった詐欺に日本人が犯罪被害に遭っていますが,これら犯罪手口・被害事例については,外務省海外安全ホームページに掲載されている安全対策基礎データ(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=170 ),在フランス日本国大使館ホームページの犯罪被害事例(http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/anzen/index.html )をご確認ください。







3.フランスへの渡航・滞在を予定している方は,犯罪被害に遭わないよう,安全対策のため以下の点に十分注意するようお願いします。



(1)貴重品や多額の現金は持ち歩かない。やむを得ず携行する場合は,ボタンの付いた内ポケット等,容易に窃取されない場所に入れ,かつ,現金は小分けにして携行する。また,人前で多額の現金は見せない。



(2)少女の集団によるスリ被害が多く発生していることに留意し(日本では少女がスリ行為を行うとはあまり考えられませんが),少女や子供だからといって油断せず,不審な動きをする相手には警戒する。



(3)ホテルの朝食会場及びロビー,レストラン等では,手荷物を放置したまま席を離れない。



(4)見知らぬ人物から話し掛けられても相手にせず,荷物を確保して,速やかにその場から離れる。



(5)車を運転する,またはタクシーに乗車する際は必ずドアをロックし,バッグ類はトランクなど外から見えない場所に置く(空港到着時に目を付けられていることも想定する)。



(6)警察官と称する者でも,疑わしい場合は,身分証明書の提示を求めたり,周囲に助けを求める。



(7)単独での外出(特に夜間や人通りの少ない場所)はできるだけ控える。



(8)生命・身体の安全を最優先に考え,ひったくり等の犯罪に遭った場合には抵抗しない。



(9)万一に備え,海外旅行保険に加入しておく。







また,防犯対策についてはパリ警視庁作成の安全ガイド(http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/anzen/pdf/guide_paris_2013_JAPONAIS.pdf )も参考にしてください。

 在仏日本国大使館メールマガジン ■2014年 1月10日


○ 渡航情報(広域情報)「アフリカ北西地域:テロの脅威に伴う注意喚起 2014年1月7日付)

1 報道によると,今般,アフリカ北西部を中心に活動するイスラム原理主義武装組織「ムラービトゥーン」が声明を発表し,マリにおける仏軍等による軍事行動への報復として,襲撃,自動車爆弾,ロケット等で仏及びその同盟国を標的とする旨警告しました。同組織は,アルジェリア・イナメナスにおける襲撃テロ事件の首謀者の1人といわれるムフタール・ベルムフタールが中心となって結成されたといわれています。(2013年9月12日付広域情報「アフリカ北西地域:新たなテロ組織結成に伴うテロの脅威に関する注意喚起 」http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2013C378 参照)

2 ついては,アフリカ諸国に渡航・滞在される方は,北西アフリカ地域でテロの脅威が高まっており,欧米権益に対する攻撃が懸念されることに十分留意し,テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の治安情報の入手に努めること等を通じて十分な安全対策を講じてください。

3 また,最近のスポット情報及び危険情報( http://www.anzen.mofa.go.jp )を改めて確認するとともに,海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場の同僚等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。また,テロ事件等に遭遇した際には,日本国大使館に速やかに連絡を取るようお願いします。緊急事態に備え,携帯電話にあらかじめ大使館の連絡先を登録するとともに,ご質問等がある場合は,大使館にご連絡ください。



○ 2013年12月の邦人犯罪被害事例について(在フランス日本国大使館領事部)

昨年12月中に大使館領事部に届けられた邦人の犯罪被害件数は65件で,平成25年1月から12月までに寄せられた被害報告は合計718件となりました。

今月のコメント!

 平成25年1年間の被害報告を分析すると、犯罪の手口は60%がスリ,25%が置き引きで,全体の85%を占めました。発生場所は地下鉄関連施設で24%(その他の鉄道関連施設を含めると32%が同施設内で発生),1割弱がオペラ座界隈で発生し,その他シャンゼリゼ通りやルーブル美術館等で多く

発生しました。また,週末や祝祭日の発生割合は36%に達しており,休日の方が平日よりも犯人の活動が活発になるようです。年齢別では,20歳代から60歳代まで,各年代とも14%以上の割合を占め,目立った傾向はありませんでした。

 【12月の被害例】

(1)地下鉄11号線オテル・ドゥ・ビル駅から乗車した電車内で多数の子供達に囲まれてもみくちゃにされているうちに,バッグの中から貴重品入れを盗まれた(女性旅行者)

(2)22時頃,地下鉄トロカデロ駅構内で黒人の男性5〜6名に取り囲まれ,その内の1人に体を押さえられ,他の仲間にカメラを引っ張って盗られ,さらにポケットの中に手を入れられ財布を強奪された(女性旅行者)

(3)ホテル・マンハッタン・サン・トゥアンのロビーでスーツケースの整理をしていた際に,近くに置いたかばんを置き引きされた。なお,同じ場所で同じ時間帯に2件の置き引き被害が発生した(いずれも旅行者)

(4)高速郊外鉄道B線ビルパント駅に停車中の電車内で,後ろから来た男にドアが閉まる直前に膝の上に置いていたバッグをひったくられた(男性旅行者)

(5)リヨン駅前の広場で後ろから来た男にバッグを強奪されそうになったのでバッグを握りかえしたところ,頭を殴打され,強引にバッグを奪われた(男性出張者)

(6)リヨン駅近くのレンタカー会社で車をレンタルし乗り込んだところ,外にいた男に車の前に何かあると声をかけられたので降車して確認していたところ,その隙に,別の男に車内に置いていたバッグを持って行かれた(男性旅行者)

(7)CDG空港リムジンバス待合室で一瞬目を離した隙にかばんを置き引きされた(男性旅行者)

(8)ホテルの朝食会場でお金が落ちていると話しかけられ下を向いた隙に,椅子の上に置いていたかばんを置き引きされた(女性旅行者)

(9)TGV車内で居眠りをしてしまったところ,気が付くと棚の上に置いていたかばんがなくなっていた(男性旅行者)

(10)モンマルトルで路上駐車した車の窓ガラスを割られ,車中に置いていたリュックサックを盗まれた(男性旅行者)

 在仏日本国大使館メールマガジン ■2014年 2月 7日


○ 2013年中に在フランス日本国大使館で扱った邦人援護件数について(犯罪被害の状況と対策)

  昨年(2013年)、在フランス日本国大使館に718名の方から犯罪被害の届出があり、被害手口の内容は次の通りでした(これらは当館独自の統計です)。

   強盗:43名,窃盗:675名(内、スリ:430名,置き引き181名,ひったくり:39名,その他25名)

   犯罪被害の特徴

 (1)犯罪発生場所

  ・発生場所は90%がパリ市内。

  ・パリ市内でもメトロ内(電車内のみならず駅構内を含む)の被害が最も多く,全体の27%を占めています。

  ・次いで多いのが,ルーブル美術館,凱旋門・シャンゼリゼ通り,エッフェル塔,オペラ地区のパリ市内4大有名観光地での発生となっており,全体の24%を占めています。

  ・具体的手口として最も多いのは,電車の混雑を利用して乗降時等に体を密着させバッグから貴重品をスリ盗るものや,話しかけられて気が散っている隙にスリ盗る手口。また,ホテルの朝食会場でビュッフェ朝食を取りに行っている間に,椅子に置いたかばんを置き引きされる等の例が上げられます。

 (2)性別,年齢別による被害者数

  ・被害者の54%が女性。年齢別では20歳代〜60歳代までまんべんなく被害が発生しています。

 (3)犯罪発生日時

  ・36%が休日に発生しており,71%が午前10時以降午後9時までに発生しています。

  対策

 (1)外出先では常に周囲を警戒し、泥棒にスキを作らないように注意しましょう。

 (2)特に周囲の状況を伺ったり,バッグに手を添えたり,ポケットに手を当てる等して,警戒していることを見せることも有効です。

 (3)見知らぬ人から道を聞かれたり,話しかけられたら,相手にせず最大の警戒心をもって遠ざかりましょう。地下鉄乗降時に身を寄せてくる人や路上で急に立ち止まるなど不審な行動をとっている人には十分警戒しましょう。


○ 2014年 1月の邦人犯罪被害事例について(在フランス日本国大使館領事部)

1月中に大使館領事部に届けられた邦人の犯罪被害件数は48件でした。

今月のコメント!

・今月は,高速郊外鉄道B線乗車時に,コインを落とす等して気を引かれた隙に座席に置いていたかばんを持ち逃げされるという全く同じ手口での犯行が5件発生しました。

・オペラ座界隈で目立っていた少女による署名を求める振りをしてのスリ被害が,マドレーヌ寺院周辺やエッフェル塔界隈でも発生しています。

【1月の被害例】

(1)高速郊外鉄道B線に乗車中,近くで男性がコインを落としたので拾うのを手伝っていると,ドアが閉まる直前に,隣の座席に置いていたかばんを持ち去られた(今月は同様の犯行が5件発生)

(2)凱旋門近くのマクドナルドで食事中,隣の座席に置いていたかばんをいつの間にか置き引きされた(男性旅行者)

(3)エッフェル塔近くの駐車場に車を駐車して戻ると,窓ガラスが割られ,中に入れていたスーツケースを持ち去られていた(女性旅行者)

(4)9区に所在するカフェLe Cafe Zephyr で飲食中,壁際にコートなどと一緒にかばんを置いていた。隣の客が出て行き,まだテーブルの片付けが終わらないうちに東欧系の女性が隣に座っていたが,何も注文しないで出て行った。後刻,かばんが持ち去られていることに気が付いた(女性旅行者)

(5)オペラ座近くの路上で,2人組の少女に署名を求められ対応して気を取られていたところ,バッグの中から財布を盗まれた(男性旅行者)

(6)パリ市内を車で走行中,前の車が急停車し2人の男性が降りてきて車がぶつかったと主張。1人の男とぶつかっていないと主張し話していると,その隙に,もう1人の男に助手席に置いていたバッグを持って行かれた(在留邦人男性)

(7)リヨン駅を出たところのタクシー乗り場でタクシーを待っていると,後ろから背中を叩かれたので無視したが,再度叩かれたので振り向いたところ,手に持っていたバッグを前方からひったくられた(男性旅行者)

(8)シャンゼリゼ通りのマクドナルドで,横の席にコートをかぶせて見えないように置いたかばんを,一瞬の隙に置き引きされた(在留邦人女性)

(9)サクレクール寺院の階段に座って休んでいる際に,近くに置いたかばんの中からいつの間にか財布と旅券を盗まれた(女性旅行者)

(10)クリニャンクール蚤の市を観光中,コートの下に隠すようにつけていたウェストポーチがいつの間にか盗まれていた(男性旅行者)

在仏日本国大使館メールマガジン ■2014年 3月 7日


○ 2014年 2月の邦人犯罪被害事例について(在フランス日本国大使館領事部)



2月中に大使館領事部に届けられた邦人の犯罪被害件数は54件で,今年に入ってから

の合計は,2月28日現在,102件となりました。



今月のコメント!

・犯罪被害の約8割がスリによるものでした。昨年1年間の犯罪被害件数のうちスリ被害は約6割でしたので,今月はスリ被害が際だっています。

・スリ被害は地下鉄内,オペラ地区,シャンゼリゼ通り,RERのB線などで目立って発生しています。地下鉄,オペラ地区,シャンゼリゼ通りでは少女の集団,RERでは黒人男性の2人組が加害者になっているケースが目立ちます。



【2月の被害例】

(1)イビス・スタイル・トルビアック・ビブリオテークの朝食会場で,椅子の上に置いたかばんを一瞬目を離した隙に置き引きされた(女性旅行者)

(2)オペラ座前の路上でかばんのチャックを開けると,突然子供達の集団に囲まれ,新聞を目の前に突き付けたり,腕を引っ張るなどされたので追い払ったが,かばんの中から貴重品入れを盗まれていた(女性旅行者)

(3)22時頃,ヴァル・ド・マルヌ県ジャンティイに所在するホテルに戻る途中の路上で,後ろから来た3人組の男にかばんをひったくられた(女性旅行者)

(4)地下鉄1号線フランクリン・ルーズベルト駅で乗車した車内で,後ろから数人の人に押されている気がしたが,混雑のためと思って気にしないでいたが,後で確認すると,かばんの中から旅券等を入れた貴重品入れを盗まれていた(男性旅行者)

(5)サクレクール寺院に通じる階段で,4〜5名の黒人男性にしつこくミサンガを勧められ囲まれるようなかたちになったが,なんとか抜け出したと思っていたが後で確認すると,リュックのチャックが開けられ,貴重品が盗まれていた(女性旅行者)

(6)オペラ地区でロワシーバスを降車したところで,30代の女性にオペラ座はどこかと聞かれたので無視していたが,あまりにもしつこく聞いてくるので,スーツケースの上に乗せていたバッグから一瞬手を離し,オペラ座の方向を指し示すと,その隙に,バッグを盗まれた(女性旅行者)

(7)シャンゼリゼ通りを歩行中,少女の集団に署名をしつこく求められ,署名用紙のようなものを目の前につき付けられたので振り払っていたが,後で確認するとかばんの中から旅券が盗まれていた(男性旅行者)

(8)エッフェル塔近くの路上で,コートに鳥の糞が付いていると話しかけられ,拭き取るのを手伝っているように見せかけ,かばんの中からポーチを盗まれた(女性旅行者)

(9)高速郊外鉄道B線車内で,男が自分の目の前でコインを落としたので拾うのを手伝っていると,別の男が後ろから近寄り,座席に置いていたかばんを持ち去った(男性旅行者)

(10)ルーブル美術館を見学中,いつの間にかかばんの中から貴重品入れを盗まれた(男性旅行者)











○あなたの街に出張いたします!(領事出張サービスのお知らせ)



2014年 3月7日以降、フランス国内で予定されている領事出張サービス(一日総領事館)につき、お知らせします。



ご利用にあたっては、必ずご予約をお願いします。



利用可能なサービスは、「旅券」手続きのほか、「各種証明」、「在外選挙人登録」などがありますが、開催時間・場所等を含め、詳細につきましては、予約手続きと併せて、実施する在外公館まで直接電話にてご照会ください。

なお、利用希望者が少ない場合、実施を見合わせることがありますのでご了承ください。



予約:問い合わせ先:在フランス大使館 (TEL:01-4888-6200)





<ボルドー市>

※ボルドー市において旅券手続きを希望される方は、来場日をあらかじめご指定下さい。

【日時】2014年3月7日(金)14:00〜17:00

【日時】2014年3月8日(土)09:00〜12:00



【会場】 AQUITAIN HOTEL

     47 RUE EUGENE LE ROY 33800 BORDEAUX

TEL: 05-5633-6000



<ナント市>

【日時】2014年3月28日(金)14:00〜17:00

【会場】HOTEL KYRIAD NANTES CENTRE

    8, ALLEE DU COMMANDANT CHARCOT 44000 NANTES

    TEL: 02-4074-1454





<レンヌ市>

【日時】2014年3月29日(土)09:00〜12:00

【会場】HOTEL MERCURE RENNES CENTRE GARE

    1, RUE DE CAPITAINE MAIGNAN 35000 RENNES

    TEL: 02-9929-7373







※フランス国内で連絡先の変更があった方へ

 「在留届」や「在外選挙人証」の変更はお済みでしょうか?住所や連絡先に変更が生じた場合、変更のお手続きが必要です。

○ 2014年 3月の邦人犯罪被害事例について(在フランス日本国大使館領事部)

 3月中に大使館領事部に届けられた邦人の犯罪被害件数は58件で,今年に入ってから
の合計は,3月31日現在,160件となりました。

今月のコメント!
・季節柄,卒業旅行と思われる20代前半の方の被害が目立ちました。
・久しぶりに偽警察官の被害が報告されました。今後,同手口の増える可能性があるので注意
が必要です。

【3月の被害例】

(1)地下鉄オペラ駅で階段を上って地上に出たところで,前からいきなり女の子にぶつかられ,何人かに囲まれた状態になったが,その際に鞄の中から財布を盗まれた(女性旅行者)
(2)ロワシーバスを降りてスーツケースの上にバッグを乗せて歩いていると,男に背中に何か付いていると話しかけられたが無視して歩いていると,別の男に再度背中に何か付いていると言われたのでバッグから手を離し背中を見ようとすると,その隙に,別の男にバッグを持って行かれた(男性出張者)
(3)モンパルナス駅に停車中のTGV車内で,かばんを座席に置いて一瞬離れた隙に,置き引きされた(男性出張者)
(4)モンパルナス駅を歩行中,背中に何かついていると話しかけられ確認したところ,シェービングクリームのようなものが背中一面についていたので,それに気をとられているうちに,地面においた鞄を別の男に持ち去られた(男性出張者)
(5)ポルト・ド・ベルサイユの展示会場で,取引先と商談中,足下に置いた鞄を置き引きされた(男性出張者)
(6)ホテル・メルキュール・ポルト・ドルレアン前でタクシーを降りた直後に,男性2人組にバッグを強奪された(女性旅行者)
(7)地下鉄12号線アサンブレ・ナシオナル駅付近を走行中の電車内で,とつぜん隣にいた男に抱きつかれ,後で確認すると,手提げ鞄の中から貴著品入れを盗まれていた(男性旅行者)
(8)モンパルナス駅でTGVに乗車する際に,3人組の男が荷物運びを手伝ってくれたが,後で気がつくと,リュックサックの中から貴重品入れを盗まれていた(男性旅行者)
(9)ユースホステルの部屋に置いていた荷物の中から財布を盗まれた(女性旅行者)
(10)混雑した地下鉄電車内で,鞄の中から財布を盗まれた(女性旅行者)
○ MERSコロナウイルスによる感染症の発生(その21)

1.中東呼吸器症候群(MERS)の発生と拡大
(1)MERSコロナウイルスによる感染症の感染例が増加、感染発生地域も拡大しています。
中東呼吸器症候群(MERS:マーズ)の感染例について、最新の状況をお知らせします。
・イランにおける新規感染者報告
報道等によれば、5月26日、イラン感染症管理対策センターは、イラン国内での初のMERS感染例および疑い例が確認されたと公表しました。感染が確認されたのは2名で、うち1名は死亡したとのことです。
・アルジェリアにおける新規感染者報告
現地報道によれば、5月31日、アルジェリア保健省は、メッカ巡礼より帰還したアルジェリア人男性2名が、コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
このほか、サウジアラビア、ヨルダンなどで新規感染例が報告されています。ヨルダンの事例は、首都アンマン在住の69歳の男性で、海外渡航歴および動物との接触歴等は特に無かったとのことです。ただし、この患者が治療を受けていた病院は、5月6日にMERS死亡例が報告された患者が確認された病院だったとのことです。
5月28日付WHOの発表では、2012年9月以降に報告されたMERS感染例は計636例、うち死亡例は193例となっています。これには、5月16日から18日の間に、サウジアラビアから報告された17例が含まれていますが、上述のイランおよびアルジェリアの事例は含まれていません。
MERSコロナウイルス感染者が確認されている国は次のとおりです:
サウジアラビア、イギリス、イタリア、ヨルダン、フランス、チュニジア、カタール、アラブ首長国連邦、クウェート、オマーン、スペイン、マレーシア、エジプト、米国、オランダ、イラン、アルジェリア
※ フランス、イタリア、チュニジア、英国では、中東への渡航歴がなく、感染確定患者や感染疑い患者と濃厚接触者との間で、限定的な地域内感染が見られています。


○ 2014年5月の邦人犯罪被害事例について(在フランス日本国大使館領事部)
5月中に大使館領事部に届けられた邦人の犯罪被害件数は47件で,今年に入ってから
の合計は,5月31日現在,241件となりました。

今月のコメント!
◎良い陽気になりスリ被害が増えています。今月の犯罪被害件数に占めるスリの割合は66%と多めでした。混雑した電車内では特に注意が必要です。
◎置き引き被害も20%強報告がありました。ホテルなどで高齢者を狙っている傾向が見られますので,ホテルのロビーや朝食会場での置き引きには特に注意してください。

【5月の被害例】
1.地下鉄4番線アレジア駅改札付近で,男に軽くぶつかられた際に,リュックサックの中から財布を盗まれた(女性旅行者)
2.コルマール駅のTGVホームで混雑したエレベーターに乗り込む際,後ろにいた人物にショルダーバッグの中から貴重品を盗まれた(男性旅行者)
3.空港からパリ市内に向かう高速道路上で,タクシーが渋滞に巻き込まれ停車した際に,近づいてきた男に窓ガラスを割られ,膝の上に置いていたバッグを強奪された(女性旅行者)
4.シャンゼリゼ通りのカフェ・ジョルジュ・サンクで飲食中,隣の座席の上に置いた鞄を置き引きされた(男性旅行者)
5.地下鉄4番線ダンフェロール・ロシュロー駅改札で,後ろから近寄ってきた男にバッグの中から旅券を盗まれた。無賃乗車を試みているのかと思いやり過ごしたが,実はスリだった(女性旅行者)
6.地下鉄8番線オペラ駅からコンコルド駅へ向かう混雑した車内で,鞄が自分の前側にあったので大丈夫だと思っていたが,コンコルド駅で人が降りて車内が空いたので確認したところ,チャックが開けられ貴重品入れが盗まれていた(女性旅行者)
7.パリ東駅に停車中のTGV車内で,網棚に乗せたブリーフケースと,共用荷物置き場に置いたスーツケースを,座席でパソコン操作に夢中になっている間に置き引きされた(男性出張者)
8.サンラザール駅でTGVに乗り込もうとしたときに,既に車内にいた男にキャリーケースとバッグをセットにした荷物を持ってもらったが,気がつくとバッグの中からポーチが抜き取られていた。また,クレジットカードを不正に使用され現金を引き出されていた(男性出張者)
9.カンヌ市内のレストランで食事中,足下に置いたバッグをいつの間にか置き引きされていた(女性出張者)
10.モンパルナス駅に停車中のTGV車内の座席に座っていると,外から窓ガラスをたたいてくる男がいたので気をとられていると,その隙に網棚に置いた鞄を置き引きされた(男性出張者)



○ 外務省海外旅行登録「たびレジ」

たびレジは、海外旅行や海外出張される方が、旅行日程・滞在先・連絡先などを登録すると、滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メール、また、いざという時の緊急連絡などが受け取れるシステムです。メールの宛先として、ご自身のアドレス以外にご家族や職場のアドレスも登録できます。

なお、登録していただいた情報は上記の目的以外には利用しません。また、帰国してから1ヶ月(希望された場合には1年)後には、すべての個人情報を消去します。詳しくは、個人情報保護方針を参照してください。※海外でメールを受信する際には通信料が必要となる場合があります。
※携帯する機種によっては、メールが受信できない場合があります。詳しくは各社サイトでご確認いただけます。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/



○ 2014年6月の邦人犯罪被害事例について(在フランス日本国大使館領事部)

6月中に大使館領事部に届けられた邦人の犯罪被害件数は44件で,今年に入ってからの合計は,6月30日現在,285件となりました。

今月のコメント!
◎レストランやホテルでの置き引き被害が目立ちました。特に,ホテルの朝食会場での置き引き被害が目立ちます。ビュッフェ朝食を取りに行く際,座席に荷物を置きっ放しにしないよう気をつけてください。同行者が座席にいる場合でも,置き引きされる例も報告されていますので,注意してください。

【6月の被害例】
1.サン・ラザール駅前のイタリアンレストラン・マルコポーロで食事中,椅子の上に置いたバッグを置き引きされた(女性旅行者)
2.地下鉄ジョルジュ・サンク駅で切符を買うのに戸惑っていると,買い方を教えてくれた人がいたが,その人に鞄の中から財布を盗まれた(女性旅行者)
3.エッフェル塔近くのセーヌ川クルーズ乗り場のベンチに座ってサンドイッチを食べていた際,一瞬目を離した隙に旅券等を入れたバッグを置き引きされた(男性旅行者)
4.エッフェル塔のイルミネーションを見ている際に,ポケットから財布を盗まれた(男性旅行者)
5.オランジュリー美術館前で10人くらいの子供に取り囲まれ署名を求められた際に,ポケットに入れていた携帯電話を盗まれた(女性旅行者)
6.CDG空港でレンタカーを借りナビの設定をしていたところ,車から液体が漏れていると声を掛けられたので降りて確認している隙に,後部座席に置いていた鞄を置き引きされた(男性旅行者)
7.ノボテル・パリ・エスト近くの路上で,黒人男性に押し倒され,持っていたバッグを強奪された(女性旅行者)
8.サンジェルマン・デ・プレのレストランのテラス席に着席しようとしたときに,持っていたバッグをひったくられた(女性旅行者)
9.メルキュール・パリ・トゥール・エッフェル・グルネルの朝食会場で,体と椅子の間に挟むように置いていた鞄をいつの間にか置き引きされた(女性旅行者)
10.電車の中で知り合ったフランス人男性3名とカフェでお酒を飲んだところ仲良くなり,そのうち1名の家に誘われたのでつい気を許してついて行ったところ,その家に一晩監禁され所持品を奪われた。また,監禁されている間に自宅に侵入され金品を盗まれた(在留邦人男性)



○母子手帳(親子健康手帳)の配布のご案内

現在、一般社団法人・親子健康手帳普及協会より無償にて当館に提供された母子手帳(親子健康手帳)を、当館管轄地域に在留する邦人の妊婦の皆様に配布しております。

1.配布対象者(以下の条件全てに該当する方)
・日本国籍を有する方
・当館管轄区域内に在留し、当館に在留届を提出している方
・現在妊娠中または出産直後(原則として半年以内)の女性、またはその配偶者の方

2.入手方法
当館領事窓口にて配布いたします。日本旅券(または仏滞在許可証)をご提示の上、お申し出下さい。
注)郵送による配布は承っておりません。

3.同親子健康手帳の数には限りがありますので、あらかじめご了承ください(在庫がなくなり次第、配布は終了させていただきます。)。
来年以降の配布の有無等については、親子健康手帳普及協会に直接お問い合わせください。

(参考)
親子健康手帳普及協会:http://mamasnote.jp/project
外務省プレスリリース: http://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/ghp/page3_000780.html


○ ギニア,リベリア,シエラレオネ及びナイジェリアにおけるエボラ出血熱の発生状況

http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2014C274

1.ギニア,同国と国境を接するリベリア及びシエラレオネにおいて,エボラ出血熱が流行しています。また,ナイジェリアでは,リベリアからの輸入感染症例が報告されています。    
 WHOの発表では,8月4日現在,ギニア,リベリア,シエラレオネ及びナイジェリアの4か国における感染者数の合計は,7月31日以降8月1日までの新規感染報告163人,死亡報告61人を含め,累計で,死亡者887人を含む1,603人(感染確定:1,009人,可能性例:416人,疑い例:178人)となっています。
 各国の累計感染者数は以下のとおりです。
(1)ギニア
 死亡358人を含む485人(感染確定:340人,可能性例:133人,疑い例:12人)
(2)リベリア
 死亡255人を含む468人(感染確定:129人,可能性例:234人,疑い例:105人)
(3)シエラレオネ
 死亡273人を含む646人(感染確定:540人,可能性例:46人,疑い例:60人)
(4)ナイジェリア
 死亡1人を含む4人(感染確定:0人,可能性例:3人,疑い例:1人)

2.また,ブリティッシュ・エアウェイズは5日,エボラ出血熱感染が拡大しているシエラレオネへの運航を,8月末まで停止することを発表しました。同様の措置が,今後,他の航空会社にも拡大し,流行地域への交通手段が限られる可能性が発生しています。
 上記4カ国に渡航予定・滞在中の方は,ギニアについては在ギニア日本国大使館,リベリア及びシエラレオネについては在ガーナ日本国大使館(リベリア及びシエラレオネを管轄),ナイジェリアについては在ナイジェリア日本国大使館等から最新の関連情報を入手するとともに,以下3.を参考に,感染者が発生している地域に近付かない,野生動物の肉(Bush meatやジビエと称されるもの)を食さないなど,エボラ出血熱の感染予防を心がけてください。



○ 2014年7月の邦人犯罪被害事例について(在フランス日本国大使館領事部)

7月中に大使館領事部に届けられた邦人の犯罪被害件数は53件で,今年に入ってからの合計は,7月31日現在,338件となりました。

今月のコメント!
◎夏休みシーズンに突入し,旅行者も増加することから,スリなどを行う犯罪者の動きも活発化するものと思われます。混雑した電車内,有名観光地,ホテルの朝食会場では特に注意が必要です。また,見ず知らずの人物に話しかけられたら注意しましょう。パリでは,少女のスリ集団が暗躍しています。

【7月の被害例】
1.ジャパンエキスポの会場にブースを出展していたが,そのブース内に置いていた鞄を,少し目を離した隙に置き引きされた(男性出張者)
2.CDG空港からパリ市内へ向かうサンドニ近辺の高速道路上で,後ろから近寄ってきたバイクの後部座席に乗っていた男に窓ガラスを割られ,車内に置いていた鞄を強奪された(女性旅行者)
3.ホテル・ハイアットリージェンシー・パリ・エトワール(旧コンコルド・ラファイエット)のテラスレストランで食事中,いつの間にかバッグを置き引きされた(女性旅行者)
4.シャンゼリゼ通りのレストラン,レオン・デ・ブラッセルで食事中,背もたれに書けていたバッグをいつの間にか置き引きされた(男性旅行者)
5.地下鉄コンコルド駅構内のエスカレーターに乗っていると,子供が突然エスカレーターを急停止させた。その際,後ろにいた若者2人にぶつかられたが,アクシデントを装い,鞄の中から貴重品入れを盗まれていた(男性旅行者)
6.オペラ座近くの交差点で信号待ちをしている際に,後ろにいた人物に,ショルダーバッグの中から貴重品入れを抜き取られた(女性旅行者)
7.ダンフェロール・ロシュロー駅構内の階段をスーツケースを持って上がっている際に,リュックサックの中から貴重品を入れたポーチを盗まれた(女性旅行者)
8.モンパルナス駅から乗ったTGV車内で,頭上の網棚に置いたバッグをいつの間にか置き引きされた(男性出張者)
9.凱旋門観光中,鞄を地面において写真を撮っている数秒の間に,鞄を置き引きされた(女性旅行者)
10.バスの車内で,近くにいた女性がキャリーケースを倒したので起こすのを手伝っている隙に,別の女性にベビーカーに下げた鞄をナイフで切り裂かれ,中に入っていた財布を盗まれた(在留邦人女性)

渡航情報(広域情報)の発出(イスラム過激派組織による脅迫メッセージ発出等に伴う注意喚起)

在留邦人の皆様へ

2014年9月25日
在フランス日本国大使館より

今般、外務省から、イスラム過激派組織による脅迫メッセージ発出等に伴う注意喚起(広域情報)が発出されましたので、ご参考までに送信します。

※ 本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
※ 本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
※ 海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。


1 22日(日本時間),シリア・イラクにおいて活動するイスラム過激派武装組織イラクとレバントのイスラム国(ISIL)は,米国を始めとする「連合」によるISILへの攻撃を批判するとともに,欧州,米国,豪州,カナダ,モロッコ,アルジェリア,ホラサーン(注:アフガニスタン等の地域の旧称),コーカサス,イラン等世界の(スンニ派)イスラム教徒に対して,米国,フランス,オーストラリア,カナダを始めとする対ISIL連合諸国の国民を軍人,民間人問わず攻撃するよう扇動する声明を発出しました。

2 また,上記声明の後,アルジェリアでは,ISILへの支持を表明しているイスラム過激派武装組織が,拉致したフランス人の解放と引き替えにISILに対する軍事作戦を停止するよう,仏政府に要求しました(9月24日付けスポット情報「アルジェリア:イスラム過激派武装組織による仏人誘拐事件の発生に関する注意喚起」参照)。更に,報道によれば,23日フィリピンにおいて,別のイスラム過激派武装組織が,身代金を支払うとともに米国への支援をやめなければ人質のドイツ人を殺害する旨,独政府に警告しました。

3 こうした中,アラブ5か国と共にシリア内のISIL等の拠点に対して空爆を開始した米国政府は,上記も踏まえ,アルジェリア,ヨルダン,レバノンの自国民に対する注意喚起を発出しています。

4 ついては,海外に渡航・滞在される方は,以上の状況に十分注意し,テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の関連情報の入手に努めてください。公共の場所に滞在する際や交通機関利用時には周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意を払ってください。

5 テロ対策に関しては、以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3100

○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306

○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp
           : http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
渡航情報(広域情報)の発出(イスラム過激派組織による脅迫メッセージ発出等に伴う注意喚起)

在留邦人の皆様へ

2014年9月29日
在フランス日本国大使館より

今般、外務省から、24日付で発出した「イスラム過激派組織による脅迫メッセージ発出等に伴う注意喚起(広域情報)」が改訂の上改めて発出されましたので、ご参考までに送信します。

※ 本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
※ 本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
※ 海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。

1 22日(日本時間),シリア・イラクにおいて活動するイスラム過激派武装組織イラクとレバントのイスラム国(ISIL)は,米国を始めとする「連合」によるISILへの攻撃を批判するとともに,欧州,米国,豪州,カナダ,モロッコ,アルジェリア,ホラサーン(注:アフガニスタン等の地域の旧称),コーカサス,イラン等世界の(スンニ派)イスラム教徒に対して,米国,フランス,オーストラリア,カナダを始めとする対ISIL連合諸国の国民を軍人,民間人問わず攻撃するよう扇動する声明を発出しました。

2 また,上記声明の後,アルジェリアでは,ISILへの支持を表明しているイスラム過激派武装組織が,拉致したフランス人の解放と引き替えにISILに対する軍事作戦を停止するよう,仏政府に要求し(9月24日付けスポット情報「アルジェリア:イスラム過激派武装組織による仏人誘拐事件の発生に関する注意喚起」参照),その後殺害しました。更に,報道によれば,23日フィリピンにおいて,別のイスラム過激派武装組織が,身代金を支払うとともに米国への支援をやめなければ人質のドイツ人を殺害する旨,独政府に警告しました。

3 こうした中,アラブ5か国と共にシリア内のISIL等の拠点に対して空爆を開始した米国政府は,上記も踏まえ,アルジェリア,ヨルダン,レバノン,トルコ,サウジアラビア及びフランスの自国民に対する注意喚起を発出しています。

4 ついては,海外に渡航・滞在される方は,以上の状況に十分注意し,テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の関連情報の入手に努めてください。公共の場所に滞在する際や交通機関利用時には周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意を払ってください。

5 テロ対策に関しては、以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3100

○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306

○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp
           : http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp
○ 2014年9月の邦人犯罪被害事例について(在フランス日本国大使館領事部)

9月中に大使館領事部に届けられた邦人の犯罪被害件数は61件で,今年に入ってからの合計は,9月30日現在,456件となりました。

今月のコメント!
◎イビス・ポルト・ディタリー及びその周辺での被害報告が6件もありました。ホテル入り口でのひったくり被害も発生しています。
◎その他パリ近郊のホテル周辺でも,路上でのひったくり,ホテル前でタクシーを降りる際のひったくり等の被害も報告されていますので,同地域のホテルに宿泊する場合は,特に周囲の状況に注意し,警戒を怠らないでください。

【9月の被害例】
1.ギャラリーラファイエット近くの路上で成人男性に背中に何か付いていると声を掛けられたので上着を脱いで確認すると,牛乳のような白い液体が付いていたのでティッシュで拭き取っていると,地面に置いた鞄をその男性に持ち逃げされた(女性旅行者)
2.シャイヨー宮の広場でエッフェル塔を眺めていると,写真を撮って欲しいと頼まれカメラの操作方法を確認している際に,別の男にベンチに置いた鞄を置き引きされた(男性旅行者)
3.メルキュール・パリ・ロワシー・シャルル・ド・ゴールでチェックアウト手続き中,足下に置いた鞄を置き引きされた(男性旅行者)
4.凱旋門そばの路上で,流しのタクシーをつかまえ,貴重品を入れたショルダーバッグを後部座席に置いたままホテルの中にスーツケースを取りに行って戻ると,タクシーがいなくなっていた(男性出張者)
5.イビス・ポルト・ディタリーの玄関前で,後方から近づいてきた男にバッグをひったくられた(男性旅行者)。同ホテルのレストランで食事中,椅子の背もたれに掛けた鞄を置き引きされた(女性旅行者)
6.北駅近くの路上を歩行中,白人の男に背中に鳥の糞が付いていると言われ確認すると,確かにその様なものが付いていた。同男性がティッシュを渡してくれたのでそれで拭いている隙に,地面に置いた鞄を持って行かれた(男性旅行者)
7.旅行会社手配の車に乗車して空港から市内へ向かっていたところ,高速道路が渋滞していたので一般道に下りて信号待ちをしていたところ,突然現れた男が窓ガラスを割り,車内に置いていた鞄を強奪された(女性旅行者)
8.地下鉄1番線パレ・ロワイヤル・ミュゼ・ド・ルーブル駅の改札から出るときに後ろから押され,その際に,鞄のチャックを開けられ旅券等を盗まれた(男性旅行者)
9.ベルサイユ宮殿敷地内にあるレストランで食事中,足下に置いた鞄を置き引きされた(男性旅行者)
10.モンペリエでTGVに乗り込む際にスーツケースを運ぶのを手伝う振りをした男性2人組に,混雑に紛れ鞄を持って行かれた(女性旅行者)

○ 領事サービス向上・改善のためのアンケート調査ご協力のお願い
 
 在フランス日本国大使館では、年に1回在留邦人の方を対象とした領事サービス向上・改善のためのアンケート調査を実施しております。つきましては、下記に記載のURLからアンケート調査ページにアクセスの上ご協力を頂きたく、よろしくお願い申し上げます。
なお、実施期間は11月14日(金)までとなっております。
 アンケート調査URL:https://www.deliver.mofa.go.jp/m?f=1109


○ 海外安全ホームページの模倣ウェブサイトにご注意ください。

現在,外務省海外安全ホームページを模倣したと思われるウェブサイトが開設されております。海外安全ホームページに酷似していますが,このウェブサイトは外務省とは一切関係ありません。
外務省海外安全ホームページのアドレスには,「anzen.mofa.go.jp/」のドメインが含まれていますが,正規のドメインと異なる「anzen.mofa.go.jp.●●●.org/」などを含むアドレスにアクセスすると,ご利用のパソコン等にウィルス感染が発生したり,特に模倣サイトよりメールサービスの申請を行った場合,メールアドレスを不正に取得される等の被害を受ける可能性も排除できませんので,十分ご注意ください。
なお,この模倣ウェブサイトにアクセスした結果生じた被害については,外務省は責任を負いかねますので,ご了承ください。


○ 2014年10月の邦人犯罪被害事例について(在フランス日本国大使館領事部)

10月に大使館領事部に届けられた邦人の犯罪被害件数は56件で,今年に入ってからの合計は10月31日現在512件となりました。

今月のコメント!
◎今月もイビス・ポルト・ド・イタリー及びその周辺での被害報告がありました。
◎凱旋門賞やパリモーターショー等のイベント会場での置き引き被害が発生しました。見本市等のイベント会場では鞄を床に置かない等,持ち物の管理に注意してください。
◎サンドニ大聖堂近くの路上で手荒な強盗被害が2件発生しました。同地区の治安は良いとは言えませんので,訪問を避けるか,訪問する場合は目立たない服装に心がけ,細心の注意を払って行動してください。

【10月の被害例】
1.地下鉄6番線トロカデロ駅で電車に乗り込む際に数人の少女に体を押しつけられ,乗車後に確認するとバッグのチャックが開いており,財布が抜き取られていた(女性旅行者)
2.パリモーターショーで写真を撮影していた際,床に置いた鞄をいつの間にか持って行かれた(男性出張者)
3.凱旋門賞を観戦中,足下に置いた鞄をいつの間にか置き引きされた(男性旅行者)
4.地下鉄4番線シャトールージュ駅前の道路で,後ろから走り寄ってきた黒人男性に鞄をひったくられた(女性出張者)
5.シャンゼリゼ通り近くの路上を歩行中,後ろから近づいてきたバイクに乗った2人組の男に鞄をひったくられた(女性旅行者)
6.CDG空港からパリ市内へ向かう高速道路上で,タクシーが渋滞に巻き込まれ停車中に,突然近づいてきた男に窓ガラスを割られ,車内に置いていた鞄を強奪された(女性出張者)
7.サンドニ大聖堂前で複数名に囲まれ鞄をひったくられそうになったので抵抗していたところ,殴る蹴るの暴行を受け,鞄を強奪された。その際,指の骨を骨折した(女性旅行者)(今月は,サンドニ大聖堂近くで同様の事件が別に1件発生)
8.インターコンチネンタル・パリ・ル・グラン近くの路上で,署名を求める少女の集団に囲まれ,後で気がつくと鞄の中から財布がなくなっていた(女性旅行者)
9.オペラ座近くのマクドナルドで食事中,隣の席に置いていた鞄をいつの間にか置き引きされた(女性旅行者)
10.イビス・ポルト・ド・イタリーのロビーでスーツケースの上に置いた鞄が少し目を離した隙に置き引きされた(女性旅行者)


第47回衆議院議員総選挙に伴う在外投票が以下のとおり行われる予定です。
 
選挙公報がインターネットでも閲覧できるようになりました。選挙公報は,公示後,各選挙管理委員会のホームページで御覧いただけます。外務省ホームページにもリンクを設けますので,ご利用ください。

1.選挙の日程(予定)
○ 公示日   :平成26年12月2日(火)
○ 在外公館投票の開始日 :平成26年12月3日(水)
○ 日本国内の投票日   :平成26年12月14日(日)

2.投票できる方
  在外選挙人証をお持ちの方
選挙人証は申請に基づいて交付されます。
申請手続きについて知りたい方は下記ホームページをご参照ください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/flow.html

3.投票方法     
「在外公館投票」「郵便等投票」「日本国内における投票」のうちのいずれかを選択して投票することができます。あなたにあった投票方法を知るには下記ホームページをご参照ください。http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/vote.html


在外公館投票
フランス国内における投票期間および投票場所は次のとおりです。

投票期日:平成26年12月3日(水)〜12月7日(日)(予定)
投票時間:午前9時30分から午後5時まで(当地時間)
投票場所:【在フランス日本国大使館】7 Avenue Hoche 75008 Paris
【在ストラスブール総領事館】Tour Europe 20 Place de Halles 67000 Strasbourg
【在マルセイユ総領事館】70 Avenue de Hambourg 13008 Marseille
【在リヨン領事事務所】131 Boulevard de Stalingrad 69100 Villeurbanne
持参すべき書類:(1)在外選挙人証 (2)旅券等の身分証明書

※フランス国外の在外公館投票をすることができる在外公館と、その投票期日及び投票時間につきま
しては、最寄りの在外公館にお問い合わせいただくか、外務省ホームページでご確認ください。


郵便等投票 
請求手続:登録されている選挙管理委員会に,請求書および選挙人証を送付します。
請求用紙は,在外選挙人証とともにお配りした「在外投票の手引き」からコピーするか,下記外務省ホームページからダウンロードしてください。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/vote2.html
投票手続:選挙管理委員会から送られてきた投票用紙に記入し,国内投票日の12月14日(日)(予定)の投票所閉鎖時刻(原則午後8時)までに,選挙管理委員会に届くよう郵送します。


日本国内における投票
 一時帰国した場合や,帰国後,国内の選挙人名簿に登録されるまでの間(転入届提出後3ヶ月間)は,在外選挙人証を提示して,下記(1)〜(3)のいずれかの方法で投票できます。

【公示日の翌日から国内投票日の前日まで】
(1)期日前投票
 登録先の市区町村選挙管理委員会が指定した期日前投票所における投票。
(2)不在者投票
 在外選挙人名簿登録地以外の市区町村における投票。
【国内投票日当日】
(3)投票所における投票
登録先の選挙管理委員会が指定した投票所における投票。

日本国内における投票の詳細については,登録先の市区町村選挙管理委員会にお問い合わせください。


4.選挙公報・候補者情報
○公示後,選挙公報が各選挙管理委員会のホームページに掲載される予定です。外務省ホームページにもリンクを設けますので,ご利用ください。
○候補者情報についても,公示後,これまでどおりリンクを設けますのでご利用ください。
第47回衆議院議員総選挙に伴う在外投票が以下のとおり行われる予定です。
 
選挙公報がインターネットでも閲覧できるようになりました。選挙公報は,公示後,各選挙管理委員会のホームページで御覧いただけます。外務省ホームページにもリンクを設けますので,ご利用ください。

1.選挙の日程(予定)
○ 公示日   :平成26年12月2日(火)
○ 在外公館投票の開始日 :平成26年12月3日(水)
○ 日本国内の投票日   :平成26年12月14日(日)

2.投票できる方
  在外選挙人証をお持ちの方
選挙人証は申請に基づいて交付されます。
申請手続きについて知りたい方は下記ホームページをご参照ください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/flow.html

3.投票方法     
「在外公館投票」「郵便等投票」「日本国内における投票」のうちのいずれかを選択して投票することができます。あなたにあった投票方法を知るには下記ホームページをご参照ください。http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/vote.html


在外公館投票
フランス国内における投票期間および投票場所は次のとおりです。

投票期日:平成26年12月3日(水)〜12月7日(日)(予定)
投票時間:午前9時30分から午後5時まで(当地時間)
投票場所:【在フランス日本国大使館】7 Avenue Hoche 75008 Paris
【在ストラスブール総領事館】Tour Europe 20 Place de Halles 67000 Strasbourg
【在マルセイユ総領事館】70 Avenue de Hambourg 13008 Marseille
【在リヨン領事事務所】131 Boulevard de Stalingrad 69100 Villeurbanne
持参すべき書類:(1)在外選挙人証 (2)旅券等の身分証明書

※フランス国外の在外公館投票をすることができる在外公館と、その投票期日及び投票時間につきま
しては、最寄りの在外公館にお問い合わせいただくか、外務省ホームページでご確認ください。


郵便等投票 
請求手続:登録されている選挙管理委員会に,請求書および選挙人証を送付します。
請求用紙は,在外選挙人証とともにお配りした「在外投票の手引き」からコピーするか,下記外務省ホームページからダウンロードしてください。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/vote2.html
投票手続:選挙管理委員会から送られてきた投票用紙に記入し,国内投票日の12月14日(日)(予定)の投票所閉鎖時刻(原則午後8時)までに,選挙管理委員会に届くよう郵送します。


日本国内における投票
 一時帰国した場合や,帰国後,国内の選挙人名簿に登録されるまでの間(転入届提出後3ヶ月間)は,在外選挙人証を提示して,下記(1)〜(3)のいずれかの方法で投票できます。

【公示日の翌日から国内投票日の前日まで】
(1)期日前投票
 登録先の市区町村選挙管理委員会が指定した期日前投票所における投票。
(2)不在者投票
 在外選挙人名簿登録地以外の市区町村における投票。
【国内投票日当日】
(3)投票所における投票
登録先の選挙管理委員会が指定した投票所における投票。

日本国内における投票の詳細については,登録先の市区町村選挙管理委員会にお問い合わせください。


4.選挙公報・候補者情報
○公示後,選挙公報が各選挙管理委員会のホームページに掲載される予定です。外務省ホームページにもリンクを設けますので,ご利用ください。
○候補者情報についても,公示後,これまでどおりリンクを設けますのでご利用ください。
○ 年末・年始の領事業務について

年末・年始の当館領事窓口業務は以下に記載のとおりとなりますので,お知らせいたします。
 なお,大使館は,下記休館日も事件や事故などの緊急事態に対応しておりますので,必要な場合はお電話ください(大使館代表電話(01−4888−6200)に電話し自動応答メッセージに従ってください)。緊急対応の者が応答いたします。

 12月22日(月)  通常通り(窓口申請受付時間:09:30〜13:00、14:30〜17:00)
 12月23日(火)  休館日(天皇誕生日) 
 12月24日(水)  通常通り
12月25日(木)  休館日(クリスマス)
 12月26日(金)  通常通り
12月27日(土)〜1月4日(日)  休館日
  1月 5日(月)  通常通り

(注)旅券事務及び各種証明事務につきましては年内の申請は可能です。ただし,交付は1月5日以降となります。
  なお,人道的理由等やむを得ない事情がおありの方は,窓口担当者にご相談ください。


○ 2014年11月の邦人犯罪被害事例について(在フランス日本国大使館領事部)

11月に大使館領事部に届けられた邦人の犯罪被害件数は63件で,今年に入ってからの合計は11月30日現在575件となりました。

今月のコメント!
◎日本で3連休が2回あった影響か,フランスを訪れる邦人の方も多かったものと思われ,被害件数は昨年同月の1.3倍となりました。
◎混雑した地下鉄電車内でのスリ,署名を装ったスリ,ちょっとした隙に置き引きされるといった典型的な被害事例が目立ちました。

【11月の被害例】
1.エッフェル塔の近くでバッグをベンチに置いて写真を撮るために一瞬目を離した隙に,バッグごと置き引きされた(女性旅行者)
2.地下鉄マドレーヌ駅で電車に乗り込もうとした際,前にいた少年2人が突然立ち止まり動けなくなった。少年は電車に乗らずにホームに出たが,電車が発車した後に鞄を確認したら貴重品入れがなくなっていた。
3.地下鉄ジョルジュサンク駅で電車に乗り込んだ際,ドアが閉まる直前に女性が後ろから乗り込んできて背中を押されたが,女性は電車に乗らず降りていった。後で確認すると,リュックサックの中から貴重品が盗まれていた(男性旅行者)
4.オペラ座前の路上で4人組の少女が署名を求め近寄ってきて体を触ってきた。追い払ったところ10秒ほどで立ち去ったが,後で気がつくと鞄の中から旅券等の貴重品を盗まれていた(男性旅行者)
5.ギャラリーラファイエットで買い物中に,バッグごと置き引きされた(女性旅行者)
6.ヴィルパントの展示会場内にあるレストランで食事中,椅子の横に置いた鞄を置き引きされた(男性出張者)
7.地下鉄7号線パレ・ロワイヤル・ミュゼ・ド・ルーブル駅からピラミッド駅までの混雑した車内で,人混みに紛れ,鞄の中から財布を盗まれた(女性旅行者)
8.ルーブル美術館内を見学中,全く気がつかないうちに鞄の中から旅券を盗まれた(女性旅行者)
9.シャンゼリゼ通りを渡るため信号待ちをしていたところ,後ろから来た女にぶつかられたが気にしないでいたが,横断歩道を渡ったところで念のため確認すると,鞄の中から旅券等を入れた貴重品入れがなくなっていた(女性旅行者)
10.北駅のベンチに座っていたところ英語で話しかけられ対応していたところ,別の人物が反対側からベンチの上に置いたハンドバッグを持って逃走したので,追いかけたが捕まらず,ベンチに戻るとその他荷物もなくなっており,全てを失った(男性出張者)

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こちらは在フランス日本国大使館の一斉通報(INSIDE Integrated Notify Support In Disaster & Emergency)です。
このメールは在留届に記入されたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに配信しています。

在留届は緊急時の情報提供や安否確認等に必要となりますので、在留開始時や帰国(転出)時、在留届記載事項の変更時の届出を励行願います。お済みでない方は、まことに恐れ入りますが、最寄の在外公館または外務省領事局政策課システムサポートデスク(E-Mail:ezairyu@mofa.go.jp、TEL:03-3580-3311、内線4476又は5818)までご連絡下さい。

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渡航情報(スポット情報)の発出(フランス:パリ南部近郊における発砲事件の発生に伴う注意喚起 )

在留邦人の皆様
たびレジに登録された皆様

2015年1月8日
在フランス日本国大使館より

今般、外務省から8日付で「(スポット情報)(フランス:パリ南部近郊における発砲事件の発生に伴う注意喚起 )」が発出されましたので、ご参考までに送信します。

※ 本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
※ 本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
※ 海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。

1.1月8日早朝(現地時間),パリ南部近郊のモンルージュ(Montrouge)にて発砲事件が発生し,警察官1名が死亡,1名が負傷しました。現時点で犯人像は明らかになっておらず,実行犯は逃亡中です。

2.また,7日に発生した左派系雑誌社「シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)」に対するテロ事件(1月7日付けスポット情報「パリの雑誌社に対するテロ事件の発生に伴う注意喚起」参照)に関し,報道によれば,フランス治安当局は実行犯3名の身元を特定し,うち1名とされる人物は警察に出頭しましたが,指名手配している2名は現在も逃亡中です。なお,フランス治安当局は上記2つの事件は,関連はないとしています。

3.ついては,フランスへ渡航・滞在される方は,以上の状況を考慮し,テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の関連情報の入手に努め,不必要な外出は避けてください。特に,テロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設,公共交通機関,観光施設,デパートや市場など不特定多数が集まる場所)は可能な限り避け,訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意してください。

4.なお,テロ・誘拐対策に関しては,以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3678
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省 海外安全ホームページ:
http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(現地大使館等連絡先)
○在フランス日本国大使館
住所:7, Avenue Hoche, 75008, Paris, France
電話: (市外局番01) 4888-6200
国外からは(国番号33)-1-4888-6200
FAX: (市外局番01) 4227-5081
国外からは(国番号33)-1-4227-5081
ホームページ:http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/

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 こちらは在フランス日本国大使館の一斉通報(INSIDE Integrated Notify Support In Disaster & Emergency)です。
 このメールは在留届に記入されたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに配信しています。

 在留届は緊急時の情報提供や安否確認等に必要となりますので、在留開始時や帰国(転出)時、在留届記載事項の変更時の届出を励行願います。お済みでない方は、まことに恐れ入りますが、最寄の在外公館または外務省領事局政策課システムサポートデスク(E-Mail:ezairyu@mofa.go.jp、TEL:03-3580-3311、内線4476又は5818)までご連絡下さい。

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在留邦人の皆様
たびレジに登録された皆様

2015年1月8日
在フランス日本国大使館より

テロ警戒レベル(ヴィジピラット,Vigipirate)の地域拡大などについて
                         
1.7日11時半頃(現地時間),パリ第11区で,左派系雑誌社「シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)」をカラシニコフ銃等で武装した3人組が襲撃し,少なくとも警察官2名を含む12名が死亡,6人が負傷しました。現在も犯人は逃走中です。
  オランド大統領は本事件をテロと断定し,同日より,パリを含むイル・ド・フランス州におけるテロ警戒レベルが最高レベルである「攻撃の警戒」(alerte attentat)に引き上げられています。また,8日にはパリ南部近郊のモンルージュ(Montrouge)にて発砲事件が発生しています。

  (1月7日付スポット情報「パリの雑誌社に対するテロ事件の発生に伴う注意喚起」参照)
   http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?infocode=2015C006

  (1月9日付スポット情報「パリ南部近郊における発砲事件の発生に伴う注意喚起」参照)
   http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?infocode=2015C007


2.8日,フランス内務省ホームページによれば,バルス首相はイル・ド・フランス州に加え,ピカルディ州においてもテロ警戒レベルを最高レベルである「攻撃の警戒(alerte attenta)」に引き上げました。

3.ついては,フランスへ渡航・滞在される方は,以上の状況を考慮し,テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の関連情報の入手に努め,不必要な外出は避けてください。特に,テロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設,公共交通機関,観光施設,デパートや市場など不特定多数が集まる場所)は可能な限り避け,訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意してください。

4.なお,テロ・誘拐対策に関しては,以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)


(問い合わせ窓口)
○在フランス日本国大使館
住所:7, Avenue Hoche, 75008, Paris, France
電話: (市外局番01) 4888-6200
国外からは(国番号33)-1-4888-6200
FAX: (市外局番01) 4227-5081
国外からは(国番号33)-1-4227-5081
ホームページ:http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/
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こちらは在フランス日本国大使館の一斉通報(INSIDE Integrated Notify Support In Disaster & Emergency)です。
このメールは在留届に記入されたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに配信しています。

在留届は緊急時の情報提供や安否確認等に必要となりますので、在留開始時や帰国(転出)時、在留届記載事項の変更時の届出を励行願います。お済みでない方は、まことに恐れ入りますが、最寄の在外公館または外務省領事局政策課システムサポートデスク(E-Mail:ezairyu@mofa.go.jp、TEL:03-3580-3311、内線4476又は5818)までご連絡下さい。

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在留邦人の皆様
たびレジに登録された皆様

2015年1月9日
在フランス日本国大使館より

パリ連続テロ事件:パリ第20区のユダヤ食料品店で銃撃・立てこもり事件発生などについて
                         
1.9日午後1時頃,パリ東部の20区ポルト・ド・ヴァンセンヌ(Porte de Vincennes)に所在するユダヤ食料品店「Hyper Casher」において銃撃事件が発生しました。

2.報道によれば,2丁の自動小銃で武装した男1人が2人を銃撃した後,食料品店に侵入し,女性・子供を含む人質少なくとも5人をとって立てこもっており,犯人は8日にモンルージュで発生した銃撃事件とも関係があると推定されています。付近は警察による交通規制が行われ,学校は閉鎖されているとのことです。

3.また,7日にパリ第11区の左派系雑誌社「シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)」をカラシニコフ銃等でテロ攻撃した犯人は,現在,セーヌ・エ・マルヌ県ダムマルタン=アン=ゴエル市の会社に侵入し,人質をとって立てこもっています。同市はフランス治安当局のオペレーションが展開されており,また,シャルル・ド・ゴール空港から北東約4キロ,パリの北東約4キロの地点に所在するため,同空港を離発着する航空機は当局から迂回を命じられており,運航ダイヤが乱れているとのことです。

4.ついては,パリ20区ポルト・ド・ヴァンセンヌ付近,ダムマルタン=アン=ゴエル市へ渡航・滞在される方は,以上の状況を考慮し,テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の関連情報の入手に努め,不要な外出は避けてください。

5.フランスへ渡航・滞在される方は,イル・ド・フランス州及びピカルディ州において,テロ警戒レベルを最高レベルである「攻撃の警戒(alerte attenta)」に引き上がっており,特に,テロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設,公共交通機関,観光施設,デパートや市場など不特定多数が集まる場所)は可能な限り避け,訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意してください。

  (1月7日付スポット情報「パリの雑誌社に対するテロ事件の発生に伴う注意喚起」参照)
   http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?infocode=2015C006

  (1月9日付スポット情報「パリ南部近郊における発砲事件の発生に伴う注意喚起」参照)
   http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?infocode=2015C007

6.なお,テロ・誘拐対策に関しては,以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)

(問い合わせ窓口)
在フランス日本国大使館
住所:7, Avenue Hoche, 75008, Paris, France
電話: (市外局番01) 4888-6200
国外からは(国番号33)-1-4888-6200
FAX: (市外局番01) 4227-5081
国外からは(国番号33)-1-4227-5081
ホームページ:http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/

渡航情報(スポット情報)の発出(フランス:パリ東部及び北東部近郊における人質拘束事案の発生に伴う注意喚起 )

在留邦人の皆様
たびレジに登録された皆様

2015年1月9日
在フランス日本国大使館より

今般、外務省から10日付(日本時間)で「(スポット情報)(フランス:パリ東部及び北東部近郊における人質拘束事案の発生に伴う注意喚起 )」が発出されましたので、ご参考までに送信します。

※ 本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
※ 本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
※ 海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。

1.9日朝(現地時間),パリ北東部セーヌ・エ・マルヌ県ダムマルタン=アン=ゴエル市に所在する広告制作会社において,人質立てこもり事案が発生しました。本事案の2人の実行犯は,7日,パリで発生した左派系雑誌社「シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)」に対するテロ事件(1月7日付けスポット情報「フランス:雑誌社に対するテロ事件の発生に伴う注意喚起」参照)の犯人であることがフランス当局により確認されました。

2.また,9日午後1時頃(現地時間),パリ東部20区のポルト・ド・ヴァンセンヌ(Porte de Vincennes)に所在するユダヤ食料品店において,複数の人質を取った立てこもり事案が発生しました。本事案の実行犯は,8日にパリ南部近郊モンルージュにおける警察官等に対する銃撃事件(1月9日付スポット情報「パリ南部近郊における発砲事件の発生に伴う注意喚起」参照)への関与が報じられています。

3.いずれの事案も,9日午後5時頃(現地時間),治安当局の突入があった結果,上記の3人の実行犯は死亡しました。人質のうち4名が死亡したと報道されています。他方,本事案の関係者が逃亡中とも報じられているので注意してください。

4.つきましては,フランスへ渡航・滞在される方は,以上の状況を考慮し,テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の関連情報の入手に努めてください。特に,パリを含むイル・ド・フランス州へ渡航・滞在されている方は,今回,銃火器を持った個人が白昼堂々パリ市内の企業事務所や商店で犯行に及び多数の犠牲者が発生したという事実を十分認識し,引き続き警戒を怠らないようにしてください。特にテロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設,公共交通機関,観光施設,デパートや市場など不特定多数が集まる場所)は可能な限り避け,訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意してください。

5.なお,テロ・誘拐対策に関しては,以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3678
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省 海外安全ホームページ:
http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(現地大使館等連絡先)
○在フランス日本国大使館
住所:7, Avenue Hoche, 75008, Paris, France
電話: (市外局番01) 4888-6200
国外からは(国番号33)-1-4888-6200
FAX: (市外局番01) 4227-5081
国外からは(国番号33)-1-4227-5081
ホームページ:http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/

渡航情報(広域情報)の発出(欧米諸国等に対するテロの脅威に関する注意喚起 )

在留邦人の皆様
たびレジに登録された皆様

2015年1月16日
在フランス日本国大使館より

今般、外務省から16日付(日本時間)で「渡航情報(広域情報)の発出(欧米諸国等に対するテロの脅威に関する注意喚起 )」が発出されましたので、ご参考までに送信します。

※ 本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
※ 本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
※ 海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。

1 パリ及びその近郊では,1月7日に左派系雑誌社「シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)」に対するテロ事件,8日に警察官等に対する発砲事件,9日にユダヤ食料品店等における人質拘束事案(10日付けスポット情報「フランス:パリ東部及び北東部近郊における人質拘束事案の発生に伴う注意喚起」等参照)が発生しました。フランスは,パリを含む一部地域のテロ警戒レベルを「攻撃の警戒」(2段階中の最上位)に引き上げ,スペインなど他の欧州諸国の中にも,具体的な脅威はないとしつつも,テロ警戒レベルの引き上げや警備強化の措置を講じた国も見られます。

2 今回の雑誌社に対するテロ事件に関してアラビア半島のアル・カーイダ(AQAP)が犯行声明を発出するとともに,イラクとレバントのイスラム国(ISIL)やイスラム・マグレブ諸国のアルカーイダ(AQIM)等イスラム過激派組織が実行犯を称賛し,今後も同様のテロ事件を欧米に対して行うよう扇動する声明を発出しています。
なお,ISILは,昨年9月,世界の(スンニ派)イスラム教徒に対して,米国,フランス,オーストラリア,カナダを始めとする対ISIL連合諸国の国民を攻撃するよう扇動する声明を発出していました(同年9月29日付け広域情報「イスラム過激派組織による脅迫メッセージ発出に伴う注意喚起」参照)。

3 これらの組織との関連性は必ずしも明らかではありませんが,欧米諸国等では,昨年5月のブリュッセルのユダヤ博物館における銃撃事件,10月のオタワにおける銃撃事件(同年10月23日付けスポット情報「カナダ:首都オタワ市内における銃撃事件の発生に伴う注意喚起」参照),12月のシドニーにおける人質拘束事件(同年12月15日付けスポット情報「オーストラリア:シドニー中心部における人質拘束事案発生に伴う注意喚起」参照)等が発生しています。さらに,1月15日,ベルギーでテロ攻撃を計画していた容疑者が治安当局との銃撃戦の上検挙された事案も発生しています。
また,中東,アフリカ,東南アジアといった地域でも,昨年9月のアルジェリアの仏人誘拐事件(同年9月24日付けスポット情報「アルジェリア:イスラム過激派武装組織による仏人誘拐事件の発生に関する注意喚起」参照),フィリピンの独人人質の殺害警告(同年9月25日付けスポット情報「フィリピン:イスラム過激派組織による誘拐等の脅威に関する注意喚起」参照),11月のリヤド等における欧米人等に対する銃撃事件(同年11月27日付けスポット情報「サウジアラビア:欧米人等に対する銃撃事件の発生に伴う注意喚起」参照),12月のUAEのショッピング・モールにおける米国人殺害事件(同年12月9日付けスポット情報「UAE:ショッピング・モール外国人殺害事案等の発生に伴う注意喚起」参照)等が発生しています。
これらと同様の事件が今後も発生する可能性は否定できないことから,注意が必要です。

4 つきましては,海外に渡航・滞在される方は,以上の状況に十分注意し,テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の関連情報の入手に努めてください。特にテロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設,欧米関連施設,公共交通機関,観光施設,デパートや市場など不特定多数が集まる場所)を訪れる際には,周囲の状況に十分注意を払い,不審な人物や状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意を払ってください。

5 テロ対策に関しては、以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)

【重要】在留届けなど見直しのお願い(「大規模災害緊急一斉通報」による情報提供)
 
 パリ及びその近郊において,1月7日に左派系雑誌社「シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)」に対するテロ事件,8日に警察官等に対する発砲事件,9日にユダヤ食料品店等における人質拘束事案が発生しました。フランスは,パリを含む一部地域のテロ警戒レベルを「攻撃の警戒」(2段階中の最上位)に引き上げ,スペインなど他の欧州諸国の中にも,具体的な脅威はないとしつつも,テロ警戒レベルの引き上げや警備強化の措置を講じた国も見られ、今後もテロが起こる可能性は排除できません。
現在、在フランス日本大使館は緊急時における情報提供の見直しを行っています。今般の連続テロ事件の際には、在留邦人の皆様への情報提供として、ホームページの「スポット情報」の掲載、並びに「大規模災害緊急一斉通報」にて在留届けに登録頂いているメールアドレスに通報をしました。しかしながら、メールアドレスの変更、また、世帯主のメールしか登録していなかったため、家族に情報がいかなかった、携帯電話のアドレスを登録したい等の要望が多数寄せられました。

 つきましては、既に在留届けを行っている方においても、変更及び追加事項等あれば大使館まで通報を宜しくお願いします(世帯主の職場メールのみ登録している方は、加えて自宅や携帯のメールアドレス、家族のメールアドレス等と複数追加登録が可能です)。
新規登録、変更手続きについては大使館窓口、またはインターネットにて登録・変更が可能ですので詳細は下記をご参照ください。

 外務省では、海外に渡航される皆様の安心と安全のため、2種類の渡航登録サービス(「ORRネット:3ヶ月以上の滞在」及び「たびレジ:3ヶ月未満の渡航」)を提供しています。登録して頂いた方には、在外公館からの緊急一斉連絡メールなどをお届けすることができます。海外での思わぬトラブルを未然に防ぐため、是非ご利用ください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/

○ 2014年12月の邦人犯罪被害事例について(在フランス日本国大使館領事部)

2014年12月に大使館領事部に届けられた邦人の犯罪被害件数は47件で,2014年1月からの合計は622件となりました。

今月のコメント!(2014年の犯罪被害の傾向)
◎手口は59%がスリ,27%が置き引きで,全体の86%を占めました。発生場所は,地下鉄車内及び地下鉄関連施設で22%(地下鉄以外の鉄道関連施設を含めると32%が鉄道関連施設で発生),12%がオペラ座界隈で発生し,次いでシャンゼリゼ通りやルーブル美術館等で多く発生しました。また,週末や祝日の発生割合は36%に達し,休日の方が平日に比べ犯人の活動が活発になることがうかがえます。年齢別では,20歳代から60歳代まで各年代とも15%以上の割合を占め,目立った傾向はありませんでした。

【12月の被害例】
1.宿泊先ホテルの車寄せでタクシーのトランクに荷物を入れ乗り込んだ瞬間,どこからともなく現れた男が勝手にトランクを開け,入れてあった荷物を持ち去って行った(男性出張者)
2.地下鉄9番線ルーズベルト駅からラファイエット駅までの混雑した車内で,鞄の中から貴重品入れを盗まれた(女性旅行者)
3.モンパルナス駅からホテルまでの路上を歩行中,背中に異物が付いていると話しかけられ,そちらに気を取られている間に鞄を持ち逃げされた(男性旅行者)
4.地下鉄10番線ソルボンヌ駅で足下に荷物を置いて地図を見ている数秒の間に荷物を置き引きされた(女性旅行者)
5.地下鉄13番線バジリック・ドゥ・サンドニ駅の入り口で,4人組の男に鞄をひったくられた(男性旅行者)
6.トロカデロ広場で写真を撮ってくれと頼まれ撮っていたところ,少し離れたところに置いた鞄をいつの間にか持って行かれた(男性旅行者)
7.北駅に停車中のTGV(タリス)車内で,手提げバッグを座席に置いてからスーツケースを荷物置き場に置いて戻ると,手提げバッグがなくなっていた(男性旅行者)
8.CDG空港からパリ市内へ向かう高速道路上で,タクシーが渋滞に巻き込まれ停止した際に,どこからともなく現れた男に後部座席の窓ガラスを割られ,足下に置いていたバッグを強奪された(女性旅行者)
9.イビス・スタイル・パリ・ロワシー・CDGの朝食会場で,バッグを座席に置いたままビュッフェ朝食を取りに行き戻ると,バッグがなくなっていた(女性旅行者)
10.オペラ座近くの路上で5〜6人の少女の集団に署名を求める振りをして囲まれ体を触られたが,後で気がつくと,鞄の中から貴重品を入れたポシェットがなくなっていた(女性旅行者)
□□□□□

 こちらは在フランス日本国大使館の一斉通報(INSIDE Integrated Notify Support In Disaster & Emergency)です。
 このメールは在留届に記入されたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに配信しています。

 在留届は緊急時の情報提供や安否確認等に必要となりますので、在留開始時や帰国(転出)時、在留届記載事項の変更時の届出を励行願います。お済みでない方は、まことに恐れ入りますが、最寄の在外公館または外務省領事局政策課システムサポートデスク(E-Mail:ezairyu@mofa.go.jp、TEL:03-3580-3311、内線4476又は5818)までご連絡下さい。

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渡航情報(広域情報)の発出(シリア邦人拘束事案を受けた注意喚起)

在留邦人の皆様
たびレジに登録された皆様

2015年1月22日
在フランス日本国大使館より

今般、外務省から22日付(日本時間)で「渡航情報(広域情報)の発出(シリア邦人拘束事案を受けた注意喚起 )」が発出されましたので、ご参考までに送信します。

※ 本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
※ 本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
※ 海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。


1.1月20日、イスラム過激派組織のISIL(イラク・レバントのイスラム国)を名乗る人物がインターネット上で、シリアで行方不明となっていた日本人と見られる人物2名の殺害を予告する等の映像を発出しました。

2.映像の人物は、日本が十字軍戦争への参加を志願し、ムスリムの女性や子供を殺し家を破壊するため、また、イスラム国の拡張を止めるため、ジハード戦士に対して背教者を訓練するために、寄付をしたなどと述べています。

3.つきましては、上記のような情勢に十分に留意し、誘拐、脅迫、テロ等の不測の事態に巻き込まれることのないよう、各地域の特徴を踏まえた上で、外務省が発出する渡航情報等及び報道等により最新の治安情勢等の関連情報の入手に努め、日頃から危機管理意識を持つとともに、状況に応じて適切な安全対策が講じられるよう心掛けてください。
なお、シリアについては、全土に「退避を勧告します。渡航は延期してください。」の危険情報が発出されており、また、シリアにおける取材について、報道各社等に向けて注意喚起(http://www.anzen.mofa.go.jp/attached2/attached_syria20150121.pdf )を発出しています。

(問い合わせ先)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3399
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
○外務省 海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
こちらは在フランス日本国大使館の一斉通報(INSIDE Integrated Notify Support In Disaster & Emergency)です。
このメールは在留届に記入されたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに配信しています。

在留届は緊急時の情報提供や安否確認等に必要となりますので、在留開始時や帰国(転出)時、在留届記載事項の変更時の届出を励行願います。お済みでない方は、まことに恐れ入りますが、最寄の在外公館または外務省領事局政策課システムサポートデスク(E-Mail:ezairyu@mofa.go.jp、TEL:03-3580-3311、内線4476又は5818)までご連絡下さい。

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渡航情報(スポット情報)の発出(フランス:ISIL構成員によるテロを扇動する映像の発出に伴う注意喚起)

在留邦人の皆様
たびレジに登録された皆様

2015年2月9日
在フランス日本国大使館より

今般、外務省から9日付で「スポット情報(フランス:ISIL構成員によるテロを扇動する映像の発出に伴う注意喚起 )」が発出されましたので、ご参考までに送信します。

※ 本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
※ 本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
※ 海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。

1 2月3日(現地時間),ISILは,フランスのイスラム教徒に対して,更なるテロを行うよう呼びかける映像を発出しました。映像では,昨年12月以降にフランスで発生したテロ事件,特に本年1月にパリで発生した一連の人質拘束事案(1月10日付スポット「パリ東部及び北東部近郊における人質拘束事案の発生に伴う注意喚起」参照)の犯行を称え,新たにフランスのイスラム教徒に対し,特に警官や兵士への攻撃を呼びかけています。

2 この呼びかけとの関連は不明ですが,同3日,フランス・ニースのユダヤ・コミュニティーセンターの前で,男が刃物でパトロール中の兵士を負傷させ,逮捕される事件が発生,また,報道によれば同9日,マルセイユ北部のカステラン地区において,警官に対する発砲事件が発生しています。

3 つきましては,フランスへ渡航・滞在される方は,以上の状況を考慮し,テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の関連情報の入手に努めてください。特にテロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設,公共交通機関,観光施設,デパートや市場など不特定多数が集まる場所)は可能な限り避け,訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意してください。

4 なお,テロ・誘拐対策に関しては,以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3678
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省 海外安全ホームページ:
http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(現地大使館等連絡先)
○在フランス日本国大使館
住所:7, Avenue Hoche, 75008, Paris, France
電話: (市外局番01) 4888-6200
国外からは(国番号33)-1-4888-6200
FAX: (市外局番01) 4227-5081
国外からは(国番号33)-1-4227-5081
ホームページ:http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/

○ 2015年1月の邦人犯罪被害事例について(在フランス日本国大使館領事部)

1月中に大使館領事部に届けられた邦人の犯罪被害件数は52件でした。

今月のコメント!
◎ホテルの朝食会場やレストランなどでの置き引き被害が目立ちました。荷物は必ず目の届くところに置くようにし,足下に置いたり,荷物を置いたまま座席を離れることのないよう注意してください。

【1月の被害例】
1.新年を凱旋門付近で迎え人混みに紛れホテルに戻ると,いつの間にかバッグのチャックが開いており,中に入れていた旅券等が盗まれていた(男性出張者)
2.早朝のリヨン駅で電車を待っている際にベンチでウトウトしてしまい,気が付くとリュックサックがなくなっていた(男性旅行者)
3.オペラ座前の路上で,突然近寄ってきた少女3人組に鞄をひったくられた(女性旅行者)
4.シャンゼリゼ通りにあるカフェ,ル・ドーヴィルで飲食中,隣の椅子に置いた鞄をいつの間にか置き引きされた(女性旅行者)
5.ポルト・ド・ベルサイユの展示会場で商談中,足下に置いたブリーフケースをいつの間にか置き引きされた(男性出張者)
6.高速郊外鉄道B線車内でコインを落とした男に気を取られているうちに,スーツケースの上に置いた鞄を盗まれた(女性出張者)
7.メルキュール・ポルト・ドゥ・パンタンのロビーでチェックイン手続き中,一瞬目を離した隙に,スーツケースの上に置いた鞄を置き引きされた(女性旅行者)
8.プルマンベルシーのレストランで朝食中,座席の上に置いた鞄を,目を離した隙に置き引きされた(女性旅行者)
9.ギャラリーラファイエット前の混雑した交差点を歩行中,リュックサックの中から貴重品入れを盗まれた(女性旅行者)
10.レンタカーで移動中にタイヤがパンクしたので,ジェネラル・ルクレール通りでタイヤ交換をしていると,ロードサービスを装った男が近づいてきて作業を手伝ってくれたが,少し目を離した隙に,助手席に置いた鞄を持ち去られた(男性出張者)



○ 西アフリカ4カ国、米国及び英国におけるエボラ出血熱の発生状況(2月9日)

  西アフリカのギニア、リベリア及びシエラレオネにおいて、エボラ出血熱が流行しています。その他、米国及び英国で感染例が確認されています。
 WHOの2月4日付けの報告では、これまでの感染者数合計は22,495人、うち死亡者は8,981人です(流行終息を発表したナイジェリア(感染者数20人、うち死亡8人)、セネガル(感染者数1人)、スペイン(感染者数1人)、マリ(感染者数8人、うち死亡6人)を含む)。

1.西アフリカ3カ国
(1)WHOの報告によれば、西アフリカ3か国におけるエボラ出血熱感染者数の合計は22,460人(確定例、可能性例、疑い例含む)、うち8,966人が死亡したとのことです(詳細は、参考情報のWHOリンク先をご確認ください。)。
詳細は以下のとおりです。
・ギニア:感染例2,975人(確定例:2,608人、可能性例:347人、疑い例:20人)、うち死亡例1,944人
・リベリア:感染例8,745人(確定例:3,143人、可能性例:1,870人、疑い例:3,732人)、うち死亡例3,746人
・シエラレオネ:感染例10,740人(確定例:8,059人、可能性例:287人、疑い例:2,394人)、うち死亡例3,276人
(2)WHOは2014年8月6日及び7日に「第一回西アフリカにおけるエボラ出血熱に関する緊急委員会」を招集し、その結果を受け、同年8月8日、WHOのマーガレット・チャン事務局長が、「国際的に懸念される公衆の保健上の緊急事態(PHEIC、Public Health Emergency of International Concern)」を発表しました。
(3)また、WHOは2014年8月28日、西アフリカにおけるエボラ出血熱流行に対するロードマップを発表しました。同ロードマップは、6―9ヶ月間以内にエボラ出血熱の国際的な感染拡大を防止することを目指しており、エボラ出血熱流行における広範な国際的影響への対処が必要と指摘しています。
(4)2月5日現在、シエラレオネ政府は非常事態宣言を発出しています。また、ギニア政府は国家緊急衛生宣言を発出しています。

渡航情報(広域情報)の発出(ソマリアのイスラム過激派組織によるテロの脅威に対する注意喚起 )

在留邦人の皆様
たびレジに登録された皆様

2015年2月24日
在フランス日本国大使館より

今般、外務省から24日付で「広域情報(ソマリアのイスラム過激派組織によるテロの脅威に対する注意喚起 )」が発出されましたので、ご参考までに送信します。

※ 本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
※ 本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
※ 海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。

1.2月21日(現地時間),ソマリアのイスラム過激派組織アル・シャバーブ(AS)は,2013年9月に発生したナイロビ市内のショッピング・モール襲撃事件を引用し、同国内におけるテロの継続を呼びかける動画を発出しました。また,ASは,動画において、米国,英国,フランス及びカナダ国内にあるショッピング・モールや商業地区を攻撃するようこれらの国のイスラム教徒に呼びかけています。

2.ASはこれまでも,アフリカ連合ソマリア・ミッション(AMISOM)や,ケニア,ウガンダを含むAMISOM部隊貢献国を攻撃の対象とする旨公表してきており,ソマリア国内では,ソマリア連邦政府機関及びAMISOMを標的としたテロを実行しています。特に,ケニアでは,上記ショッピング・モール襲撃テロ事件(外国人及び女性・子供を含む多数が犠牲となり67名が死亡・174名負傷)以降も,ASによるものと見られるテロ攻撃が,ナイロビ,モンバサ等沿岸地域,マンデラ郡等北東地域で頻発し,これまで多くの死傷者が発生しています。

3.ASは,2014年9月に同組織の指導者が米軍の軍事作戦により殺害された際,米国に対する報復を宣言する声明を発出しました(2014年9月9日付広域情報:「東アフリカ地域:ソマリアのイスラム過激派組織によるテロの脅威に伴う注意喚起」参照)。これまでのところ,米国内でアルシャバーブ或いは同組織の呼びかけに呼応したと思われるテロは確認されておりませんが、今次声明を受け,米国土安全保障長官は「真剣に受け止めなければならない」と米国民に警戒を呼び掛けています。

4.つきましては,ケニア及びウガンダを含む東アフリカ地域や,米,英,フランス及びカナダに渡航・滞在される方は,以上の状況に十分注意し,テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の関連情報の入手に努めてください。特にテロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設,欧米関連施設,公共交通機関,観光施設,デパートや市場など不特定多数が集まる場所)を訪れる際には,周囲の状況に十分注意を払い,不審な人物や状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意を払ってください。

5.海外への短期の旅行や出張などには「たびレジ」の登録をお勧めします。
(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)
また,渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3ヶ月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届の提出をお願いいたします。(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html )

(問い合わせ先)
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3680

○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306

○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
             http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

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