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“名古屋”異業種交流会 NB会コミュの押尾学、酒井法子両容疑者の「胆力」の違いについて:巻頭言9月号

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押尾学、酒井法子両容疑者の「胆力」の違いについて NB@U 鈴木雄二 巻頭言9月号

 押尾学容疑者と酒井法子容疑者が、それぞれ禁止薬物の使用で逮捕されました。考えてみたのは、想定外の大変な事態が起こった時の人間の対応力です。二人のケースは、この点で相当な違いがある。押尾学容疑者のような場面に至ったら、或いは、酒井法子容疑者のような場面に至ったら、どうようなことを考えて何が出来るだろう?何れのケースも普通はこんなことはしないのですが、そこはおいといて考えてみた。
・押尾学容疑者の場合
 あくまでも報道の範囲内の情報から推察することになるが、こんな感じではないか…。
 自分の魅力の故かどうかはともかく、結婚していて子供もある私に、素敵な異性がとことん付き合ってくれるという。私は、知り合いの社長から自由に使っていいと言われた部屋の鍵を持っているので、ここに連れ込むことにした。これを使って×××すると素晴らしいと言われている、いけない薬を使って×××をしていたら、相手の様子がおかしい。泡を吹いて、気を失ったようで心臓に耳を当てると心停止しているようだ。体温も下がっているような気がする。
 自分は禁止薬物をやってしまった芸能人で、妻と子供がいる。
「さぁ、どうしよう・・・・」
数人に話を聞いてみた。
 押尾容疑者の場合、何が一番拙かったかというと、「死にそうな相手を放っておいて、マネージャーを呼んで、逃げたのが許せない」という声が多かった。それは、そうだろう。「相手」でありながら、死にそうな相手を放っておいて、自分はその場から居なくなる、という行動は卑怯と言われても仕方がない。
 相手が死んでしまっていて、自分が禁止薬物使用で実刑を受けても、その時の対処が良ければ、たとえば、何年か経った後に何らかの映像作品の俳優というくらいでなら、復帰できるかも知れない。もちろん、刑期を終えた後は、俳優以外の何らかの仕事に就くことは出来るかも知れない。人生を捨てるには、まだ早い。
 このように考えられなかった場合はどうなるのだろうか。
 逃げる、ということを考える人はいるかも知れない。しかし、たぶん逃げ切れないし、後の刑を考えるとしても、それは最悪の選択だろう。何とかしなければならないと考えて、マネージャーに連絡した点で、たぶん、押尾容疑者は最悪に徹底的なワルではない。まあ、かなり悪いが、そうも考えられる。
 「逃げない」と決めたら、後はどうか。
 正しくは、ダメージ・コントロールを考えるべきだろう。先ず、人道的にも、イメージの上でも、相手の側にいなくては拙い。マネージャーと一緒でもいいから、一緒にいるべきだった。遅くても、救急と警察を自分で呼ぶべきだった。この点は、マネージャーと相談しなかったのだろうか。
 状況を想像して考えるに、押尾容疑者は、腹の据わったワルでないのが少し幸いだが、危機的状況に対応することが苦手な「ビッグ・マウス&チキン・ハート」だったようだ。何だか、サエない…。
・酒井法子容疑者の場合
 報道の範囲での想像ということを前提にこんな感じか…。
 「覚醒剤を調達しに行った配偶者から電話が掛かってきた。警察に職務質問されているので、ともかく来て欲しいと言う。あいつは頼りない。バレては大変だから、ともかく行ってみよう。所持品を検査するという。何とか、逃れるすべはないか…。あいつが持っているのが覚醒剤ということがバレてしまった。私は、できれば、これを知らなかったことにしたい。まして、私が覚醒剤を使ったことがバレては、決定的にマズい。ともかく検査からは逃げなければ。そうだ、私には小さな子供がいた…。ともかく、薬物反応が出る期間は、身を隠して置く方がいいのだろう…。
 ニュースを見ると、吸引器具が見つかり、DNA鑑定で私が使った事実が確認されたという。逃げ切れまいし、逃げ切れたとしても、ろくな人生ではないだろう。いや、そもそも、逃げ切れることはあり得ない。だとすれば、自ら出頭する方が刑も軽いし、世間のイメージも最悪から少しは改善する可能性があるかも知れない。
 酒井容疑者の場合、先ず、警官と2時間近く、渡り合うところが非凡だ。何とかごまかしが利くと思ったのだろうか。
 一つの可能性は、自宅から覚醒剤の痕跡を消し、自分も雲隠れして、自分だけしらばっくれる、という選択肢だが。その後に、世間に出て何とかなるとも思えないし、隠れきることも難しいだろう。しかし、この辺りのことは、瞬間で考えられるものではなかろう。私のような凡人の場合、配偶者が警察に目を付けられた時点で、しらばっくれることを諦めそうだ。上手くできなかった訳だが、自分で対処しようとする酒井容疑者の胆力は凄い。しかし、ごまかしきれなかった段階で、相手の隙を突いて逃げることを画策するところが、再び非凡だ。逃走の意図は、現時点ではまだ分からない。
 覚醒剤を抜くまでの時間を稼ごうとしたのか、海外にでも逃げようとしたのか。よく考えると(ただ、普通はよく考えないと分からないことだろうし、考えるのに時間が掛かりそうだ)、ごまかすのも、逃げるのも、上手く行きそうに無いわけだが、その時その時で何とかなる可能性を求めて、相手(警察!)と勝負するのだから、これは凄い。
 二人の容疑者をキャスティングして映画を撮るなら、「極道の妻たち」のような映画で、酒井容疑者が岩下志麻さんがやったような「姉さん」、押尾容疑者は「気の弱いチンピラ」とか「ヤクザの親分の甘やかされて育った不出来な息子」といった役になるのだろう。共に地で行けるので、脚本さえ良ければ、かなりいい映画になりそうだ。
 別の観点から二つの事件を考えると、禁止薬物があまりに簡単に手に入る現状が最大の問題だ。「所持」で罪になるのだから自分で試してみるわけにはいかないのだが、MDMAも覚醒剤もお金と意思さえあれば、たとえば六本木で、普通の人が調達できそうな感じがする。
 酒井容疑者のような腹の据わった使用者もいるわけで、禁止薬物が無くなることは簡単じゃないのだろうと思う。

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