“名古屋”異業種交流会 NB会コミュの還暦を迎えたとたん待っていたものは？？？：巻頭言２月号

　昨年還暦を迎え、さあ、これから充実した６０代を送るぞう！と意気込んでいた矢先、思いがけず入院をする事になってしまいました。
　若かりし頃、ちょっとした打撲から若年性白内障になり、これまで眼科医に付かず離れずの関係でこの歳まで来ましたが、３年ほど前からそれが緑内障に移行し、益々眼科と縁が切れなくなり、６０歳の誕生日を前に急に国立病院（現名古屋医療センター）に入院する事になりました。年齢からくる緑内障と違って、なかなか厄介な症状で主治医を悩ませる患者です。
　しかしながら、人一倍の鈍感力を持つ性格が幸いして、入院中も様々な友人が出来、それなりに非日常を楽しみました。入院患者とは言え、悪いところは目だけ。体調はすこぶる良好。
　毎早朝、病院隣の名古屋城お堀周りを友人とウォーキング。益々体は絶好調。どうしても仕事の用事が出来た時は、外出許可もらい背広に着替え、歩いて２０分の仕事場まで。そんな勝手を大目に見てもらいながら、昨年は３回に渡り、延べ８５日も入院不良患者をやってました。
　それでも主治医の先生はいろいろ手立てを考え、現在は自分の血液から作った特製の目薬を処方していただき、観察中です。それが功を成してか、今年は今のところ、大人しくしてくれているようで、何とかこれ以上悪くならず、仲良く付き合っていきたいものだと願っています。
　この歳になりますと、一つや二つは故障が出てきても致し方ない事。
　あまりくよくよせず、日日に新しい発見を求め、マイナスから得られるものをプラスに換え、楽しい充実の人生を歩みたいと思うこのごろです。