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修復腎移植を認めさせようコミュの移植学会への手紙

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日本移植学会、重鎮幹部の皆さま

 前略ごめん下さい。病腎移植のことで、お願いがあってお手紙を差し上げます。移植学会の皆さまは、「妥当性がない」でお仕舞いでしたが、賛成・推進派の方もいらして、青山淳平 さんは『腎臓移植最前線』を平成19年に出版なさっています。ご覧になってなければ、是非、ご一読下さい。お薦めの一冊です。

 他にも、解剖学者・藤田恒夫さんのミクロスコピアには、病腎移植は充分、実用化出来るという記事が、何度も出ました。豪州のニコル先生は、成功症例を何度も学会で発表なさっています。学会の皆さまは、それも無視し、非難一辺倒で通されました。

 提供臓器が極端に少ない日本の現状を百も承知で、重鎮の皆さまは、新しい腎移植に関心を示さず、全否定し、《驚くべき成功》に賞讃もなさいませんでした。

 賛成 推進の記事や本もご覧になったと存じますが、それでも、尚かつ、「病腎移植に妥当性はない。癌の修復腎移植は 世界的に禁忌だ」と叫んで憚らない強靱な信念は、何処から湧いて来られるのでしょう。

 患者の中には「それでもいい。短期間でも透析から逃れたい」と絶望的な
悲鳴を上げている人もいます。その人達を救う手立ては、お有りでしょうか。
透析からの離脱を望む人に、生存率の多寡がそれほど問題でしょうか。

 「臨床研究の余地は残した」と仰りながら、「やりたいモンがやったらいい」と何も行動なさらないのは何故でしょう。年末、あなた方が酷評した万波医師が、その第一号を行いました。あれほど非難した皆さまです。率先して模範研究を為さるものと期待していました。負け犬の遠吠えに失望しました。

 林弁護士は、過酷で貴重な体験を、著書《修復腎移植の闘いと未来》に書きました。彼は病腎移植を受けて社会復帰し、フルマラソンまで楽しんでいます。

 これでも皆さまは、「世界で禁忌だ!」とおっしゃいますか。何の為に、誰の為に、そこまで学会を挙げて非難なさるのでしょう。可能性の灯が点っているのに、それを探ろうともしない皆さま、それで科学者と言えるでしょうか。

 病腎移植の不備は、正せば済むことばかりです。助かっている人が、今では國内外で100人は越えている筈。それでも日本では「臨床研究が先」と禁止されました。では、研究でどれだけ成功症例が出ればいいのでしょう。

 それも提示なさらず、ご自分たちは手も染めず、他人に遣らせて涼しい顔とは解せません。成功症例が出るたび「これじゃ足りない」と言えば、永久に実用化されず「世界で禁忌」と叫び続けることが出来る。それがお望みでしょうか。

 病腎移植は、世界では認められつつあります。皆さまの主張が物笑いになる日は何時か来るでしょう。「世界で禁忌」と洗脳された思考こそ修復する必要がありそうです。それは患者の為でもあり、学会の皆さまの名誉を守る為でもあります。

 病腎移植は、保険適用されていたのです。その禁止は、医療史での恥であり汚点でしょう。禁止に荷担した皆さまの罪は、誰が償うのでしょう。今まで通り保険診療を認め、不備を正すルールを作れば、何の不都合もなかったのです。

 一番の罪は、禁止の所為で、ドナーの修復すれば使える腎臓を、そのまま捨てざるを得なくなったコトです。生体ドナーになるには、筆舌に尽くしがたい葛藤が有ると聞きます。その貴重な腎臓を、助かるレシピエントも見捨てたまま、廃棄するのです。痛痒を感じる神経はお有りでしょうか。

 重鎮の皆さまは、病腎移植に関し「妥当性がない。あくまで反対して行く。」と仰り、「研究を申し出ても、学会は許さない。」とまで断言なさいました。癌の腎移植は世界的に禁忌と仰りながら、「使える腎臓なら自家腎移植すべきだ」と趣旨を違える発言をなさり「自家腎移植など、たかが知れてる」と新聞にコメントなさった大先生。魔女でも「たかが知れてる」とはいえない手術のはず。万波医師は、相当、自家腎移植なさってる様ですが、大先生はどれほど症例をお持ちなのでしょう。

 「世界で禁忌」なら、臨床研究でどれほど優秀な結果が出ても、移植学会は認めないことになります。厚労省が解禁したら、上げた拳を何処へ下ろすのか。それで学界の権威が保たれるとお思いですか。私は、先ず、保てないと思います。

 移植学会 重鎮の皆さまが「病腎移植に、妥当性皆無」とおっしゃったら、学会員の皆さま全員が、「世界で禁忌だ。成功症例があっても癌は再発する。許せる筈がない」と唱和なさるかも知れません。それでいい、とお思いですか?
良識ある医師からは、嗤われる怖れがありそうです。

 癌の再発は、ニコル医師や万波医師の場合、あれほどの症例数で殆どありません。「世界で禁忌」なら、なぜ、厚労省がその臨床研究を許したのでしょう。厚労省が世界の趨勢を察知したからではありませんか。

 どうか、苦悩する患者の為に、病腎移植の利点をお考え下さい。今の日本で、死体での臓器提供が激増するとは思えません。透析での平均余命が移植の約半分なのはご承知でしょう。透析での長時間 拘束は、社会資産の損失です。

 糖尿病から腎不全になる人は増えています。透析は、年間一人600万円掛かります。保険財政は、このままでは破綻を来すでしょう。埋め込み型腎臓の開発は、今のところムリです。透析は腎移植までの繋ぎの医療です。

 ナマの腎臓に勝る透析機は、今のところ有りません。廃棄するナマの腎臓がそこにある。苦悩する患者さんを見ていたら、それを何とか使えないかと思うのは、医師として当然の思いでしょう。どうか、その利用にご協力下さい。

 患者は、お医者さまが頼りです。病腎移植の実現は、患者の為でもありますが、貴方たち皆さまの為でもあるのです。どれほど皆さまが反対なさっても、臓器不足の窮状を、今以上に救えるのは、目下、病腎移植しか有りません。

 医学部で、病腎移植手術を教えるよう、ご配慮・ご尽力をお願いします。
折角、この世に生まれてきた命です。自然災害にはなかなか勝てませんが、快適に暮らす為に、人智を尽くすことはできます。

 廃棄する腎臓のリサイクルは、ドナーにとっても大きな喜びとなる筈です。癌になり捨てられる運命の腎臓が、働き続けた腎臓が、苦しむ人を助け、社会復帰させるのです。こんな嬉しく誇らしいことがあるでしょうか。

 臓器提供は、脳死でも心臓死でも病腎移植でも、究極のボランティアです。
移植医の方々の卓越した技能と相俟って、窮地で苦しむ患者を救います。
どうか、病腎移植をご再考下さり、推進にお力をお貸し下さいませ。

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以上、さざ波moo さんの日記「日本移植学会へ、ラブレター?」から転載しました。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1385677459&owner_id=10827658

皆さんも良い手紙がありましたら、こちらへお願い致します。

コメント(2)

ゲンゾウさま
 ご転載下さって有難うございます。
今、一番のネックは、とことん反対し「病腎移植はダメだ」とPRし続けている強硬姿勢の日本移植学会 幹部の方々でしょうね。そして、その発言に洗脳され、そのPRに荷担し、「病腎移植はダメだ」と触れ回っている医師の方々です。
  
 しかし、病腎移植は、医師の正しい認識とご協力なくしてはできません。

 そうなるようにするには、患者さんやご家族、医師の方々、透析関連の方々、様々な人が、それぞれの置かれた立場から、病腎移植を実現させるために発言し、そのメリットを話し続け、世間の認識を深めてゆくしか無さそうです。

 しかし、素人がどこまで出来るのか。百年河清を待つほどの難関にも思えます。 学会の皆様が変わって下さるといいのですが、それは有り得ないと言う人もいます。

 提供臓器の増加は、移植学会の悲願である筈なのに、袋叩きにして禁止に持ち込み、未だに非難し続け、実施された臨床研究にも疑問を投げかけるとは信じられません。
余程の遺恨でもあるのかと、疑いたくなります。

 でも、幾ら嘆いても、何も変わりません。私たちに出来ることは、梨の礫でも、
手紙を書き続け、発言し続けることしかありません。頑張りましょうね。♪

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