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TRPG@mixiコミュの序章:再会の街

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コメント(13)

放浪の老騎士テオバルド・カディスに拾われたハーフエルフの少女スターニャ。
スターニャを拾った時、名札と共に包まれていた『アンテナート』の銘が入ったバングル、彼女の親の、これを売って彼女の養育費の足しにして欲しいとの願いだったのか、しかしテオバルドは、このバングルがこの子の出自の唯一の手がかりであると思い、売り払うことはしなかった。
地方の農村に移り住んだテオバルドの庇護の下、スターニャはすくすくと育っていったが、田舎故、“取替え子”への偏見も決して少なくはなかった。
しかしテオバルドは、自身の歩んできた血塗られた道は歩んで欲しくない、と彼女に剣の手ほどきをすることはなかった。
ある時、友人である村の魔法使いアドリアンに『アンテナート』を見せると、それは魔法の発動体、メイジ・バングルであるとの答が返ってきた。
テオバルドはスターニャに魔法使いとしての道を歩ませようと思い、
アドリアンに頼んでスターニャを弟子入りさせる。
魔法使い見習いとして順調に修行の日々を送っていたスターニャ、ある時、馴染みの刀鍛冶に愛剣の手入れを頼みに行くと言うテオバルドについて街に行くことになった…

傭兵団の名を借りた盗賊一味の下っ端アルは、“仕事”の前哨としてとある地方都市の商人の館にマーファの司祭として潜り込む。
本隊が押し入った時に手引きするのがその役目だ。
ところが、商人が街中で二人の冒険者と出会ったのだが怪我をしてるので治してやってくれと言う。
連れて来られたのは、騎士風の老人とその孫娘?(にしては似ていない)
まだ10代半ばと思しきその娘は、足に酷い傷を負っていた。
聞けば、獣道を通っている最中に、獣を獲る為の鉄鋏にはまってしまったのだと言う。
商人に怪しまれない為に娘を癒すアル。
治癒の術をかけている際に気付いたが、娘はハーフエルフだった。
(この子は運がいい…もしオレがファリスの司祭だったら、“穢れた血脈”として治療を拒否せにゃならんトコだったゼ…)
そうこうしている内に“仕事”の時間が来てしまい、盗賊団はアルの手引きを得られなかったことと、恩を返さんとばかりに撃退に出た老騎士の刃の前に壊滅状態。
唯一残ったボスはこともあろうに、娘を人質に取って退路を確保しようとする。
しかしその時、身を翻してボスの手から逃れた娘は、更にその場に落ちていた盗賊の刀を手にするや否や、鮮やかな剣捌きでボスを切り捨てた!
直接指導されることはなくとも常に間近で見ていた老騎士の動きを、彼女は密かに見よう見まねで練習していたのであった。
その身捌きに天賦の才を見て取ったテオバルドは、自分の老い先も長くは無い、その後この子は独りで生きていかなければならない、自分が授けることのできるものは全て授けておこう…と、スターニャへ剣の手ほどきをすることを決めた。

そして2年の歳月が流れ…

テオバルドは病魔に倒れ、アドリアンは我が元に身を寄せればよい、と声をかけてくれるが、スターニャは自分の本当の親を探す旅に出ることを決意する。
師であり、愛すべき“じっちゃん”の形見の剣、『エレンシア』を手に…

“冒険者の街”オラン…アレクラスト大陸中南部に位置するこの一大交易都市は、商人だけでなく、近くに存在する古代王国の遺跡『堕ちた都市』を活動の場とする冒険者でいつも溢れかえっている。
その人の波の中、すっかり“おのぼりさん”状態のスターニャ。
突然、人込みの中から小汚い少年が飛び出してきてスターニャにぶつかったかと思うと「ゴメンよ!」と言い残しながら走り去っていった。
ふと気がつけば、なけなしの全財産1360ガメルの入った財布袋が無い!
慌てて少年の後を追うスターニャ。
しかし人の波に阻まれ、追い付けるハズもなく、薄暗い裏路地に入った所で見失ってしまう。
いきなり無一文になってしまい困惑する彼女の背後から声がかかる。
「探し物はコレかな? おじょーちゃんw」
振り返ったその先には、見覚えの無い怪しい風体の男が立っていた。
その手には、先ほど盗まれたばかりの財布袋が握られている。
ゆっくりと腰の『エレンシア』に手をかけるスターニャ。
「オイオイ、せっかく取り戻してやったってのにソレはないだろ」
「…アンタみたいなゴロツキは、何要求してくるかわかんないからね」
「ひでぇ言われようだな…世も末だ」
「八つ裂きにされたくなかったら、大人しく返しなさい!」
「信じる者は救われる、汝の隣人を愛せよねぇって言うだろ?」
「会ったばっかりのアンタをどう信用しろって言うのよ」
「覚えてないのかい? ハーフエルフのおじょーちゃんw」
「?」
男はニヤリと笑うと、身につけていた漆黒のマントを翻した。
一瞬視界を奪われ、後ずさって身構えるスターニャの視界が開けた時、先ほどまで居たハズのゴロツキの姿は無く、そこに代わりに立っていたのは…
「あんたは・・・・・・あの時の!?」
スターニャの前に現れた男は確かに2年前、商人の館で出会った司祭だった。
 この男が足の傷を治してくれたのだ・・・・・・スターニャは男のしなやかな指の動きまではっきりと思い出した。
 司祭にしては鋭い目つき、そげたような頬の線、マーファへの祈りを呟く口元はわずかに笑いを含み、まだ少女だったスターニャをぞっとさせた。
 この男には何か得体の知れぬところがある・・・・・・と。

「つけてきたのね!? 私をどうしようっていうの?」
語尾が震えた。スターニャはきっと唇を噛み、形見の剣にかけた手に力をこめた。
エレンシアは鞘走る直前だ。
「まぁ、そうリキみなさんな。こんな芸のひとつもないと、今時食っていけんのサ。」
 言葉を続けながらも、アルバートは少女の剣から目を離さなかった。
「おいおい、マジにやりあおうってのか?
 それはあんまりオススメできねぇなぁ。少し冷静になってみろよ。
 オレがこのままケツまくって逃げちまったらどうする気だ? あんなスリの小僧ひとつ捌けないあんたが、オレを捕まえられると思うのは、少々甘いと思うがねぇ?」

 少女は剣を抜くことを躊躇したようだ。
 白く美しい額に、汗が浮かんでいる。
 アルバートは相手を自分のペースに巻き込んだことを確信し、ハーフエルフに近づき始めた。
「まぁ、オレも用も無しにあんたを呼んだわけじゃねぇ。
 とりあえずは、その物騒なもんから手を離して、話を聞いてみないかい?」
 なおも剣から手を離さずにいる少女を見て、アルは肩をすくませて言葉を続けた。
「わかったよ。先にコイツを返せってんだろ。」
 財布を投げられたスターニャは、それを受け取るために剣から手を離さざるを得ない。
「単刀直入に言うぜ。俺と組まないか?
 あんたはこの町の案内が必要で、オレは腕の立つ相棒が欲しい。
 悪くない話だと思うがねぇ。」
↑は確定でいいので、この後の「宣言」をよろです^^
今日はもう寝ます、おやすみなさい(^ω^)ノシ
【宣言】
「盗賊の片棒かつぐなんてまっぴらごめんだわ!」
と財布を拾い上げ、踵を返すスターニャ。
まだアルのことを信用していない様子です。

スターニャは「翼竜亭」という宿屋に入りました。
一階が酒場、2階が寝室という、オランの街ではありふれたつくりです。
スターニャが隅のテーブルにつくと、食事とエールが運ばれてきました。取りあえずここを宿と定めたようです。

・・・・・・こんな感じでいいのかな?
【結果】
「盗賊の片棒かつぐなんてまっぴらごめんだわ!」
と踵を返すスターニャ。
「おいおいマジかよ、つれないコト言うねぇ」
背を向けたまま立ち止まると、スターニャは振り返りもせずに
「…財布、ありがと。それだけは礼を言っておくわ」
そう言い残して歩き去って行った。
「やれやれ、とんだ“跳ね馬”になってやがる…いや、2年前もそうだったっけなw」
そう独り言を漏らすと、アルは彼女の歩み去った方向に音も立てずに歩を踏み出した。

薄暗い裏路地を抜けて表通りに戻ってきたスターニャ。
日は既に翳り始め、建物の影も長さを増していた。
行き交う人々の足も安らかな我が家へと急いでいる。
商店も店じまいの支度を始めている。
一方で繁華街からは飲食店から漂ってくる溶けたバターの香りや、
何の店かもよくわからない、いかがわしげな呼び込みの女性たちの黄色い声が流れてくる。
とりあえず今夜の寝床を確保せねば…スターニャは何軒かの宿屋を廻って、
一番落ち着きの良さそうな『翼竜亭』と言う名の店に足を踏み入れた。
落ち着きが良さそうと言っても、あくまで他の店と比較して、の話である。
一日の仕事を終えた労働者たちや『堕ちた都市』でひとやま当てでもしたのであろう冒険者のパーティー、そして隣国アノスにあるファリスの聖地への巡礼者と思しき一行らが酒を酌み交わし、吹かした煙草の煙がもうもうと立ち込めている。
それでも、ステージで半裸の女性が踊ったりしてないだけ他所よりはマシであった。
若い女性が入ってきたことで、ふいに喧騒が止み、店内の視線がスターニャに集中する。
戸惑う彼女に、体格の良いスキンヘッドのエプロン姿のマスターがカウンター越しに声をかけた。
「らっしゃい、席ならあそこが空いてるぜ」
と指し示した店の奥の方には、暖炉脇のテーブル席があった。
周囲の視線を集めながら、テーブルの間をすり抜けながら奥へと向かうスターニャ。
彼女が席に着き、戸惑いながらも毅然とした表情で視線を返すと、周りの連中もじきに自分たちの輪に戻っていった。
「とりあえずコイツとメシでいいかい?」
緊張していて気付かなかったが傍にマスターが来ていて、テーブルにドンとエールの注がれたジョッキを置いた。
「あ! は、はい」
「あいよ、ちょいお待ちな」
と言って厨房に向かおうとするマスターを呼び止める。
「あ、あと…」
「あん?」
「今晩…泊まれますか?」
「あぁ部屋ね、アンタ一人かい?」
「えぇ」
「メシ終わるまでには用意しとくよ」
「どうも…」
テオバルドと一緒の頃は、もう少し品の良い宿を選んで泊まっていた(スターニャの為にそうしていた)のだが、今の自分にはそんな余裕は無い。
これからはもう誰にも頼ることはできないのだ。
贅沢なんて言ってられない。
「ヘィお待ちィ」
感傷を破るように皿が荒っぽく置かれる。
蒸し鶏の香草詰めにじゃがバター、豆と野菜のトマトスープが放つ香りに、今になって気付いた空っぽの腹がぎゅるるっと鳴った。
今は悲観するのはやめよう。
腹が減っては戦はできぬ、だ。
スターニャは吹っ切れたようにナイフとフォークを手に取ると湯気を放つ蒸し鶏にむしゃぶりついた。

「ふーん、ココにしたのね」
既に日の暮れた店の外では、漆黒のマントに身を包んだアルが不敵な笑みを浮かべていた…

【状況】
スターニャは宿屋の1階で食事中、他には労働者、冒険者、巡礼者の集団が各数名ずつと店のマスター、20代半ば?のウェイトレスが一人居ます。
部屋は食事が終わる頃には支度ができているハズです。
アルは「尾行」の能力を使うまでもなく、ここまで後をつけてこられました。
日は既に暮れています。
とくにこちらからのアクションはないので、自由に行動してください。
>マスター
面白いぃ! 何回も読みにきちゃいました。冒険者の街オランも翼竜亭も目に見えるようです!
腕がいいなあ・・・・・・! モノ書きの霊が憑いてるか小説書いてたか、どっちだ!? 

>GO'様
抜かなかったところが吉と見た!

【宣言】
 と、スターニャが水差しを手に階段を下りてきた。
皮鎧は脱いで、シャツに革ズボンだけの軽装になっている。
部屋に行ってから解いたのだろう、明るい茶の髪がランタンの明かりに照らされ濃い金髪の巻き毛となって背に流れ落ちていた。
「マスター、水差しが空っぽだったわ」
 あと一段というところでスターニャはぎくりと足を止めた。
「やあ・・・・・・また会ったね、お嬢ちゃん」
「なんだ、知り合いだったのか」
 マスターはスターニャの手から水差しを受け取ると、代わりにエールのジョッキを2つ運んできた。
「こんな可愛い子と知り合いたァ、おまえも隅におけないな。お嬢さん、突っ立ってないでこっちにおいで。おい、今日は上がっていいぞ」
 ウェイトレスはマスターの言葉に頷くと、表戸にかんぬきをかけて裏口から出て行った。
「こいつは俺のおごりだ」
 とスターニャの前にジョッキを置き、自分は真ん中に腰掛けてジョッキをあおる。
「親父、俺の分は?」とアルバート。
「おまえはツケを払ってからだ」
 スターニャはくすっと笑った。
「奢ってやってもいいわ」
 と、自分のジョッキをアルバートに押しやる。
「昼間のお礼よ」
「そりゃ有難い」
 アルバートはにっこり笑い返した。思いがけず、気持ちの良い笑みがこぼれる。
「俺はアルバート。アルって呼んでくれ」
「私は・・・・・・」
「スターニャ、だろ? 覚えてるぜ」
「なんだ、知り合いかと思ったらまだそんなところか」
 マスターは愉快そうに笑った。
「こいつは腕利きのシーフでな。こんな面だが根はいいやつなのさ」
「こんな面ってどんな面だよ?」とアル。
「せっかく相棒に推薦してやろうってんだ、黙っとけ」
 スターニャは2人のやりとりを聞きながら、警戒心が少しずつほぐれていくのを感じていた。思ったより悪い男でもないらしい。不案内の街を一人でうろつくよりは、相棒がいたほうが心強いのは確かだ。何より、一人で宿や酒場に入るたびに好奇の視線を向けられるのが嫌だった。
「OK、アル。あんたと組んでもいいわ。でも盗賊の片棒は担がない」
「じゃ、交渉成立だな」
アルバートは手を差し出すと、スターニャの手を強く握り返した。
「これで俺たちは仲間だ。早速だが、頼みがある」
「え?」
「・・・・・・メシも奢ってくれないか?」
 スターニャのきょとんとした顔を見て、親父はまた笑い出した。
「アル、スープの残りで良ければ好きなだけ取ってこい。お嬢さん、これ以上たかられないように用心したほうがいいぞ」
 オランの街に来て第一夜、スターニャとアルバートはこうして再会したのだった。

・・・・・・後はマスターに判断お任せします!
【結果】
小一時間ほども経った頃…
店の外から様子を窺っていたアルは、階段の小窓から漏れる明かりの影の動きで誰かが二階へ上がっていったのを見逃さなかった。
程なく、一室の灯りが点る。
「…上がったか」
アルバートはマントのフードを下ろすと、『翼竜亭』へと足を踏み入れた。
入れ違いで労働者たちは店を出て帰宅していった。
冒険者たちは皆酔い潰れていびきをかいている。
巡礼者たちは明日の出発に備えて床につくのであろう、「ファリスのご加護があらんことを」などと呟きながら二階へと上がっていった。
アルはカウンターに座りながら、
「親父、大…いや、中ジョッキひとつ。つまみは…懐がさびしいからやめとくわ」
「なんでぇ、オマエさんかい。今日はもう店じまいできると思ったのによォ」
「なんでぇは無ぇだろ、これでも客だぜ?」
「ジョッキのサイズも躊躇うようなシケた客が偉そうにしてんじゃねぇよ」
そう笑いながらマスターは、中ジョッキになみなみとエールを注いで出してくれた。
それをちびちび啜りながら、壁に貼り出された仕事の依頼書に目を滑らせるアル。
「なぁ、なんか手軽な仕事はねぇか?」
「おぅ、あるぞ。城壁修理の日雇いに“呪われた島”への交易船の護衛、北の戦場では傭兵も募集してるときたぁ」
「どこが手軽なんだよ!w」
「まぁラクして稼ごうなんて罰当たりな心構えは改めるんだな。日々汗水垂らして働いてこそ、ささやかな幸せを得られるってモンだ」
「それができりゃぁ、冒険者になんかなってねぇよw」
「まぁそうだなw ちょっとコイツら片付けてくるんで、勝手にやっててくれぃ」
そう言うとマスターは、両脇に酔い潰れた冒険者二人を軽々と抱え上げ、こともなげに階段を上っていった。
「あいつぁこんなシケた酒場のマスターなんかやってねぇで、冒険者かサーカスの怪力男でもやった方がいいんじゃねぇのか?」
呆れながら依頼書の掲示板を改めて熟読する。
「ホント、シケてんのな…」

冒険者を抱えたマスターが二階の奥の部屋のドアを蹴り開け、彼らをベッドに放り投げて上に毛布をかけてやるのとちょうど入れ違いで、スターニャは水差しを手に階段を下りてきた。
皮鎧は脱いで、シャツに革ズボンだけの軽装になっている。
部屋に行ってから解いたのだろう、明るい茶の髪がランタンの明かりに照らされ濃い金髪の巻き毛となって背に流れ落ちていた。
「マスター、水差しが空っぽだったわ」
あと一段というところでスターニャはぎくりと足を止めた。
「やあ…また会ったね、お嬢ちゃん」
「アンタ…なんでココに」
「そう警戒すんなよ、ココは俺の馴染みの店なのサ」
「なんだ、知り合いだったのか」
二階から下りて来たマスターはスターニャの手から水差しを受け取ると、代わりにエールのジョッキを2つ運んできた。
「こんな可愛い子と知り合いたァ、おまえも隅におけないな。お嬢さん、突っ立ってないでこっちにおいで。おい、今日は上がっていいぞ」
ウェイトレスはマスターの言葉に頷くと、表戸にかんぬきをかけて裏口から出て行った。
「こいつは俺のおごりだ」
とスターニャの前にジョッキを置き、自分は真ん中に腰掛けてジョッキをあおる。
「親父、俺の分は?」とアルバート。
「おまえはツケを払ってからだ」
スターニャはくすっと笑った。
「奢ってやってもいいわ」
と、自分のジョッキをアルバートに押しやる。
「昼間のお礼よ」
「そりゃ有難い」
アルバートはにっこり笑い返した。思いがけず、気持ちの良い笑みがこぼれる。
「俺はアルバート。アルって呼んでくれ」
「私は……」
「スターニャ、だろ? 覚えてるぜ」
「なんだ、知り合いかと思ったらまだそんなところか」
 マスターは愉快そうに笑った。
「こいつは腕利きのシーフでな。こんな面だが根はいいやつなのさ」
「こんな面ってどんな面だよ?」
とアル。
「せっかく相棒に推薦してやろうってんだ、黙っとけ」
 スターニャは2人のやりとりを聞きながら、警戒心が少しずつほぐれていくのを感じていた。
思ったより悪い男でもないらしい。
不案内の街を一人でうろつくよりは、相棒がいたほうが心強いのは確かだ。
何より、一人で宿や酒場に入るたびに好奇の視線を向けられるのが嫌だった。
「OK、アル。あんたと組んでもいいわ。でも盗賊の片棒は担がない」
「じゃ、交渉成立だな」
アルバートは手を差し出すと、スターニャの手を強く握り返した。
「これで俺たちは仲間だ。早速だが、頼みがある」
「え?」
「……メシも奢ってくれないか?」
 スターニャのきょとんとした顔を見て、親父はまた笑い出した。
「アル、スープの残りで良ければ好きなだけ取ってこい。お嬢さん、これ以上たかられないように用心したほうがいいぞ」
 オランの街に来て第一夜、スターニャとアルバートはこうして再会したのだった。
                                       『序章:再会の街』完
とりあえず二人が出会って仲間になるところまでで序章は終わり、と思っていたので、これでひとまず終了です。
本格的な冒険シナリオは『第一章:タイトル未定』で別トピ立てますので、そちらで^^

こんな感じでどうでしょうか?
夜毎屋さんが熱心に描写されてるので、殆どそのまま流用させて頂いてるのでコッチはラクさせてもらってますw
GO’さんのは逆に、描写は抑え目でシンプルですが、さすがGM経験者、話を膨らませ易い内容になっていて、作り甲斐があります^^

因みに僕は創作の執筆経験はありません。
高校時代は新聞部で部長もやりましたので、文章を書くこと自体は抵抗ないのですが、やはり創作の描写などは難しいですねぇ。
考え考えでやっとこんなもんです。
一応、自分ではランス系のマーガレット・ワイスの“徹底描写主義”とも言えるスタイルに感銘を受けたので、素人なりに頑張ってやってみてるんですが…^^;
シナリオが終わったらひとまとめにして手直しした上で、物書きのプロさんでいらっしゃる夜毎屋さんに清書していただきましょう。
目指せ、和製ワイス&ヒックマン!!w
>マスター
拍手大喝采ぃ〜! いやホントです。これは小説書いてたかと思いました!
新聞部の部長さんだったんですね♪ どーりでカンどころはしっかりしてるワケだ!
必要な情報が全て押さえてあって、しかも自然な描写となって流れているところがそうか、ワイスだったのね!
これだけ目配り良くまとめるにはある程度時間もかかってるはず・・・・・・ホントお疲れさまです!
感謝とエールの一杯でも送りたいです!
ランス仲間ってホントにいいですね♪
これ、シナリオ終了する頃にはけっこう偉業になると思うよ♪
夜毎屋もワイス&ヒックマン目指してがんばります!
完成の暁には某G&GO'&夜毎屋になりますね♪
では、おやすみなさい♪

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