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ギブミーチョコレート?コミュの就職活動

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1980代後半…
高校を卒業し、直ぐに就職。
家庭の事情もあったが、大学進学を希望しなかった一番の理由は、その当時の恋人が就職希望だったためである。「後追い就職」と言っておこう。後々、大学に行っておけば良かったという後悔の念はこの時、知るよしもない。
就職先企業選択の基準は、「有名な企業であること」「初任給が一番いいこと」「仕事が想像出来ること」高校生の思考は単純である。1つ目の項目はプライド、2つ目は単純な経済観念、3つ目の項目は、社会に出る不安を解消したいという気持ちの現れである。
高校に寄せられた求人票を基に絞り込んだ企業は3社、「食品系F社(神奈川)」「食品系T社(東京)」「食品系U社(東京)」特にF社・T社は資本こそ異なる別企業だが、同一の製品を製造販売する会社で業界No.1の有名企業である。
担任教師は、OB達の入社実績がないこともあり、難易度が高く難しいとは助言していたものの、まずは最も前述に当てはまるF社の会社説明会へ。
会社説明会は2名づつの面談形式であったが、即日学校に解答があり不採用、事実上面接だったことに腹を立てた記憶があるが、今考えるとF社は不採用で良かった「ツイていた」と心の底から今は思う。博打や懸賞以外のツキはこの頃から相当あったと断言出来る。
2社目はT社。F社と同製品を扱いながら資本は全くことなり、非上場の一族経営企業。F社に先に訪問した際、両社の違いに気付いた。人事課の方の応対から先輩社員の挨拶まで、明らかに「社風」というものが、ここまで違うものかとその時は何となく感じていたが、今思うと冷静に分析出来る。
入社試験については、あきらかに面接重視で個々人を見ていることがわかった。
というのも、入社試験を受けに来ている面々は、「ツッパリ(今では死語)」「運動部」「地方出身者」が目立つ。大卒はそこそこの有名大学。
高卒の筆記試験の問題についてはレベルが考えられないくらい低すぎる。入社試験の時に全く出来ずに空欄だらけと言っていた人物が合格していたというエピソードもあった。面接は、鋭い視線と質問はあるものの、いいところを引き出し、話をよく聞いてくれていた印象で、ここは特にF社のたかが会社訪問の15分程度で、採用可否を決めてしまう企業とは明らかに様相はちがっていた。
そんなこんなで、結局どこの会社を天秤にかけることもなくT社の内定を頂き、そのまま入社、現在に至るのである。因みに私の場合は「運動部」の一派で、その時の会社の採用基準は、「体力」「根性」「負けず嫌い」、確かにニーズから察すると、「不良」「運動部」「地方出身者」は頷ける気がしないでもない。今では信じられない採用基準だが、当時は高卒採用も活発で、大卒=エリートという思考回路が働き、高卒にとってはコンプレックスとなり、逆に負けじ魂と僻み根性が紙一重であった。

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