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Air AfriqueコミュのAir Afriqueメンテナンスセンター訪問2

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=== 3月14日 ===

 11時にAir Afriqueメンテナンスセンターに到着した。

 11時から13時半まで、メンテナンスセンターを管理しているHさんのパソコンに、ウエブカムを使うために悪戦苦闘したり、彼からAir Afrique関連の話を聞きだした。

 まず、私が今までインターネットからダウンロードしたAir Afrique関係の画像をHさんなどに見せたら、「これはドキュメントのようだ」と言っていた。

 Hさんがメールを見た時、文面に「AF882」という文字があった。

 私は「ああ、これブラザビル(コンゴ共和国)行のエールフランスですね」と言った。

 すかさず、彼は「ンジャメナ(チャド)だよ」と教えてくれた。

 実は彼は、マリ、ブルキナファソ、コートジボワール、ニジェール、チャド、中央アフリカ、コンゴ共和国の空港で使用する搭乗券と荷物用のタグ(いずれも磁気対応)を販売しているとのことだった。

 以前は、Air Afriqueの搭乗券や荷物用のタグは、スイスの印刷会社からアビジャンに送られて、それから加盟国に配分されていた。

 今は、スイスの印刷会社から直接送られるようになった。

 彼は今、セネガル、ベナン(彼の出身国)、ガーナなどに搭乗券と荷物用のタグを販売することを目標として、市場を開発しようとしている。

 それから「Air Afriqueのカラー印刷物(機内誌のBalafon、社内報のContact)はどうしてフランスで印刷するのか。」と私は質問した。

 彼は「まずアビジャンで印刷するほうが高く、関税が1%しかかからず、輸送費がかからない(自社の飛行機で運ぶため)という理由からフランスで印刷している」と説明してくれた。

 昼食後に、まずリストを手書きした。

 それから、2階の倉庫で資料の分類を開始した。

 風の入らない場所で、しかもすごいほこりだ。

 あっという間に汗まみれになり、手や顔が埃だらけになった。

 16時ごろには疲れてやめてしまった。

 この日は、レストランを開業する女性がメンテナンスセンターにやってきた。

 そして、機内食で使われていた食器などを買い付けていった。

 そうして、17時半過ぎに職員さんたちと一緒にメンテナンスセンターを離れた。


=== 3月16日 ===

 10時半ごろに、メンテナンスセンターに着いた。

 すぐに、Balafonの仕分けを始めた。

 Balafonは、ビニール梱包されたものが多かったので、途中に30分ぐらい休んで、13時過ぎまでに終わった。

 それから、Contactはビニール梱包されたものより、バラバラになったものが多かった。

 昼食と昼寝をしてから、15時ごろから作業を再開した。

 なんとか16時半前に仕分けを終えた。

 それから、HさんがCD-Rを焼くというので立ち会った。

 CD−Rが焼きあがった後、Air Afriqueについて話を聞いた。

 「Air Afriqueはとても政治的だった」は言うとおりで、私も「加盟国運輸大臣会議、加盟国国家元首会談といくつも会議があるし」と言うと、うなずいていた。

 しまいには「Air Afriqueを潰したのは国家元首達だ。」のようなことまで言っていた。

 私は、Air Afriqueの最終的な負債総額を聞いた。

 2700億CFAフラン(577億円)だ。

 そのうち55%は、Air Afriqueが1980年代前半に購入した2機のA300-B4(今現在、ダカール空港に置かれたままになっている)の借金ということだ。

 私はてっきり、4機のA310-300の負債だとばかりだと思っていたが、A310-300の負債は98年6月に債権者に4機のA310-300を差し押さえられて、払わなくても良くなったらしい。

 それから、私は「フランスはエアバス機をAir Afriqueに買わせたかったのでしょうね。」と質問した。

 彼は「もちろん」と答えた。

 私は「フランスは援助もしましたよね。」と聞いた。

 彼は「フランスは援助もしたが、使用額が多すぎて、逆にAir Afriqueの負担が多くなった。」と述べた。

 その例として、彼は1989年に社長に就任したイブ・ローラン・ビルカール氏とその協力者たちの給与の額を説明した。

 「イブ・ローラン・ビルカールを含む7名から8名に、ある一定の金額を払った。その一定の金額の倍が全従業員の給与だ」と言っていた。

 特に印象深かったのは彼が「Air Afriqueは泥棒を雇っている」というのには、驚かされた。

 つまり、旅客機から手荷物を下ろす際に、乗客の手荷物を盗んでしまうのだ。

 ある1人の乗客の手荷物が出てこなかった。

 Air Afriqueがその乗客に支払った金額は、5000万CFAフラン(1067万円)だ。

 ここで働いているHさんを含めた3名は清算人から給料が払われている。

 残りの3名は、処分している書類をキロあたり200CFAフランで買い取ってもらい、その給料を分配しているとのこと。

 ざっと計算してみたら、ひと月あたりの手取りが25万CFAフランほどだ。

 Hさんの前では、「悪くないねぇ」と言ったけど、よくよく考えてみたら決して多い給料ではない。

 そのようなやり取りをしていたら、18時近くになった。

 Hさんの車で、街道沿いまで送ってもらう途中に、Hさんの自宅の前まで案内してもらった。

 それから、街道沿いまで送ってもらった。


=== 3月17日 ===

 10時半ごろ、メンテナンスセンターに着いた。

 紙を仕分けているおばちゃんたちがいた。

 今日は処分した書類を買い取る日なのだ。

 普通の紙とカーボンの入った紙に仕分けていた。

 まずはセンター内のあちらこちらを写真に撮った。

 その後、おばちゃんたちの作業を何枚かとらせてもらった。

 今日はAir Afriqueの記事などのコピーの載った雑誌を仕分けた。

 昨日の疲れが残っているせいか、30分働いた後、30分休んで、1時間働いてから休憩に行った。

 昨日仕分けたBalafonとContactで、まだ確保していない分を確保した。

 昼食後、眠くて1時間半近く昼寝をしてしまった。

 15時半過ぎに、仕分けを再開した。

 そうして、仕分けも終えて、必要な分も確保した。

 だが、片付けとリスト作りができないまま終わった。

 次かならず、それらを片付けることを約束して、今週の作業を終えた。

 Hさんの来客の方に、途中まで送ってもらった。



画像左:センター内に積まれたディスプレー

画像中:センター内に積まれた機内食用のカート(1つ60000CFAフラン《12806円》)

画像右:私が仕分けした機内誌

Mixi 5522、5523、5530、

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