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Air Afriqueコミュのコートジボワールのハンドリング事情

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Air Afriqueの記念すべき最初のトピックは「コートジボワールのハンドリング事情」を紹介する。

Air Afriqueが破産する前までは、加盟国(注1)内の12空港(注2)ではAir Afriqueがチェックイン、機内清掃、航空機誘導、し尿処理などを実施していた。

Air Afriqueは自社のみでなく、各空港を発着する外国航空会社(Air France, Alitalia, Swissair, Sabenaなど)のハンドリングも担当した。

Air Afriqueが2002年1月14日に運航を停止した際に、加盟11カ国政府はそれぞれ、徴用令をAir Afriqueの空港職員に発令した。

Air Afriqueが運航停止をしても、外国の航空会社の乗り入れは続いていたため、加盟国政府はこのような措置を取らざるを得なかった。

この措置によって、Air Afriqueの空港職員は失業せずに済んだが、徴用令によって徴用されているので、職場を簡単にやめることができなかった。

彼らの給与は、外国航空会社の支払う費用から賄われた。

現在、Air Afriqueは清算作業を進めつつ、新Air Afriqueの設立を急がなければならない。

しかし、加盟国の求心力を持つコートジボワールが、2002年9月以来の内戦により、新Air Afriqueの設立の動きは止まったままだ。

先月、私がアビジャン・フェリックス・ウフエ・ボワニ空港でチェックインしたときに、奇妙な搭乗券をもらった。

その搭乗券には、航空会社の名前が載っていないのである。

普通の搭乗券には、実際に乗る航空会社(注3)でないにしろ、航空会社の名前が印刷されている。

では、何と印刷されているのか?

Service d'Assistance en Escale Côte d'Ivoire(コートジボワール空港ハンドリングサービス)と印刷されていた。

上の写真を見て欲しい。

搭乗券に濃い緑と淡い緑の線が入っている。

これこそAir Afriqueの色だ。

つまり、Air Afriqueの搭乗券のデザインをそのまま流用している。

果たして現在、Service d'Assistance en Escale Côte d'Ivoireは法人格を有しているのか。

それとも、今現在も徴用令を法的根拠にして、元Air Afrique職員を雇用しているのか。

次、アビジャンに戻ったら調べなければならない課題だ。


注1:モーリタニア、セネガル、マリ、コートジボワール、ブルキナファソ、ニジェール、トーゴ、ベナン、チャド、中央アフリカ、コンゴ共和国

注2:ヌアクショット(モーリタニア)、ダカール(セネガル)、バマコ(マリ)、アビジャン(コートジボワール)、ワガドゥーグー(ブルキナファソ)、ニアメ(ニジェール)、ロメ(トーゴ)、コトヌー(ベナン)、ンジャメナ(チャド)、バンギ(中央アフリカ)、ブラザビル、ポワントノワール(コンゴ共和国)

注3:例えば成田空港において、フィリピン航空は日本航空にハンドリングを委託している。その場合、フィリピン航空は日本航空の搭乗券を利用する。

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