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催眠 国際応用心理技能学会コミュのEMDR PTSD(心的外傷後ストレス障害)の治療

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 EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing:眼球運動による脱感作と再処理)は、最近マスコミなどでも取り上げられることの多くなったPTSD (Post Traumatic Stress Disorder:外傷後ストレス障害)に対して最も効果的 と言われて、大変注目されている治療方法です。1989年にアメリカでFrancine Shapiroという臨床心理学者が発表して以来、アメリカを中心に注目を集め、今日ま でに全世界で40000人以上の心の専門家(精神科医、臨床心理士など)がこの方法のトレーニングを受けています。日本でもおよそ500名の専門家がトレーニングを終え ました(2003年8月時点)。

 PTSDとは、最近では阪神大震災の後に話題になったのでご存じの方も多いと思 います。強い情緒的衝撃を伴うようなできごと(天災、交通事故、暴行、虐待など) の後に、そのできごとについて考えたくもないのにそのことを考えていたり、悪夢にうなされて睡眠が妨げられたり、集中力が落ちたり、恐怖感・不安感などに悩まされ たりするようになって、生活の色々な面に支障がでるようになる状態のことです。外傷的なできごとがあると、そこでの傷となる経験は、その経験が生じたときの映像、 音や臭い、思ったこと、身体感覚などの形で脳の神経ネットワークに貯蔵されると考 えられています。通常は我々の脳がその記憶に働きかけ、知人や家人と話したり、考 えたり、夢を見たり、日記に書いたりといった作業の中で、時間の経過とともにでき ごとに肯定的な意味づけをしたり、できごとをより小さく、自分の世界をより重要視したりすることで乗り越えることができるようになります。しかし、このような作業 をしても、いつまでも悲しみや恐怖が弱くならない、前向きに考えられない、過去のできごとがその人の中では一向に過去にならないときには治療が必要となるのです。 PTSD以外の精神疾患の中にも、こうした過去の記憶がいつまでも引っかかってい ることが症状につながっていることは多く見受けられます。

 EMDRは、外傷的なできごとを考えてもらいながら、治療者が患者さんの眼の前で指を一定の速度で動かし、それを眼で追いかけてもらうといった比較的単純な手続 きを中心とした治療技法です。眼球運動は脳を直接的に刺激し、脳が本来もっている情報処理のプロセスを活性化できるのです。ですから、5年、10年かけて、心のどこかに落ち着いていくプロセスを非常に短時間に進めることができます。そして、その過程は患者さんの脳の本来の力を引き出すので、マインドコントロールのように洗脳される、治療者に操られるというような心配は全くありません。また、止めたいとき にはいつの時点でも止めることができます。また、これまでの治療方法では、起こっ たできごとのすべてをこと細かく語ることが必要とされることが多かったのに比べ て、大変ストレスの少ない技法と認められています。



EMDRとは?TFTとは?

EMDRとは、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の治療として用いられている方法で、「Eye Movement Desensitization and Reprocessing」の頭文字をとったもので、眼球運動と回想、情緒の認識を組み合せた技法をいいます。

EMDRは、認知行動療法の一種として広まり、また、短時間で効果が得られるPTSDの治療法として注目されています。

EMDRでは、眼球を左右にリズミカルに動かしながら感情の処理を促進させることで、心的外傷記憶に伴う苦痛な感情を減感するといわれています。

EMDRと並んでPTSDの治療法として注目されているものに、TFTがあります。

TFTは、「Thought Field Therapy」の頭文字をとったもので、日本語としては「思考場療法」と訳されています。

TFTは、不安を抱えている患者に対して、不安な状況を思い浮かべてもらい、SUDとよぶ主観的な苦痛の程度を聴取して、眼の下、わきの下などのツボを順番にタッピングさせるというセラピーで、SUDが軽減されるまで繰り返していきます。

TFTは、EMDR同様、短時間で効果が得られるPTSDの治療法といわれています。ただ、EMDRもTFTも、強く支持する専門家がいる一方、疑問視する専門家もいるようで、確実な有効性については未だ結論は得られていない感じがします。

ちなみに、PTSDの治療にあたって注意すべきことは、PTSDは他の精神疾患と併発しやすいということです。特に、うつ病やアルコール依存症、薬物依存症との併発頻度が高く、PTSDの治療にあたっては、このような併発した精神疾患の治療が不可欠とされています。

コメント(2)

神戸の震災の時に、初めて「PTSD」という病名が発表された?んだったかな。
で、あれ「洗脳装置を外した」為の分裂症状ではないかな〜と考えてたんだけど(;´д`)
専門知識は皆無ですが…

戦前に、書かれた「天国の福音」という精神病患者の記録には、
「稲荷信仰を止めた途端に、分裂病を発病するケースが多い」等と書かれてて。
症状は憑依的で「狸つき」「狐つき」とか…、洗脳の種類による違いかなと。
「イタイイタイ病」とかもそうでは。

信仰対象に洗脳装置が仕込まれていたりしたのかなと。
「赤軍」とかも、そんな感じ!?

神戸では、皆家から出て洗脳装置(仏壇とかでは)から離れ過ぎた事から「分裂」が起きたのかなと。私は考えていたんです(;´д`)

うちの場合は、「ADSL接続」を止めた途端に、母が「痙攣」「憑依」症状的な行動や言動を起こし、一ヶ月で治まったんです(汗)。
催眠療法の副作用として被験者が催眠療法士に対して依存する傾向があります。

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