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理科が好き。コミュの惑星の新定義の提案

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チェコのプラハで開催されているIAUの代26回総会で惑星の新しい定義
の決議案が提示され、先日、新聞やテレビで9個から12個にという報道
が有りましたが、今日、科学博物館で天文ニュース解説があったので、
じっくり、解説を聞いてきました。

IAUのサイトに英語で提案の内容があります↓
http://www.iau2006.org/mirror/www.iau.org/iau0601/iau0601_release.html

このページはあくまでNEWSですので、今日の解説は実際の提案をベース
にされていたので、それにそって、今日聞いてきた内容を以下に纏めます。
(日本語訳が確定していない言葉は原語のままです)

1.惑星とは(a)十分な質量を持つ為に自己重力が固体としての力よりも
 勝る結果、重力平衡(*1)(ほとんど球状)の形を持ち、(b)恒星の周
 りを回る天体で、恒星でもまた衛星(*2)でもないものとする。

2.黄道面上で、ほぼ円軌道を持つ、1900年以前に発見された8っつの
 "Classcal Planets"と、それ以外の太陽系天体を区別する。
 また、セレスは(1.)の定義から惑星であるが、歴史的理由により、
 他の"Classcal Planets"と区別するため"Dwarf Planet"(*3)と呼ぶ
 ことを推奨したい。

3.冥王星や、最近発見されたトランスネプチュニアン天体(TNOs)は、
 (1.)の 定義から惑星であるが、"Classcal Planets"と対比して、
 大きな傾斜軌道と大きな離心率を持ち、200年以上の公転周期を持つ
 冥王星を典型とする天体(惑星)群を新しいカテゴリとして、
 "Plutons"と呼びたい。

4.太陽を回るその他の天体は、まとめて"Small Soler Sysytem Bodies"
 と呼ぶこととする。

*1重力平衡状態とは、質量が5×10E20Kg以上、直径800Km以上の天体に
 あたり、地球質量の約1万分の1が目安です。

*2衛星の定義は、2個またはそれ以上の多重天体系で、主天体が惑星の
 定義を満たした上で、系をなす他の天体との重心が主天体の内部に
 あるとき、「衛星」と呼ぶ。この定義から、冥王星とカロンの重心が
 冥王星の外部にあるため、カロンは冥王星の衛星でなく、惑星となり
 2重惑星系を構成する。

*3もし、Pallas、Vesta、Hygeiaが重力平衡状態と認められれば、これら
 の天体も惑星と認められ、"Dwarf Planet"となる。

解説はここまでです。


結局、これは惑星の定義が、いままで曖昧だったので、ちゃんと定義を
し直しましょう、という提案で、この定義で太陽系をみると、8個の
"Classcal Planets"、1個の"Dwarf Planet"、3個の"Plutons"で、12個の
惑星が太陽系に存在するってことにしましょうってことです。

また、この定義では今まで使われていた、小惑星"Minor Planet"を使わ
ないようにしましょうとも、いっています。

(*3)で書いたように、惑星候補も"Dwarf Planet"が3個、"Plutons"が9個
存在するので、太陽系の惑星が24個になるかもしれません。


今日、講義をしていた先生は二人とも、反対したいようなことを、
おっしゃってました。

原語ままの部分の訳例を笑いながら以下のように訳してました
"Classcal Planets" 「古典惑星」or「本格惑星」
"Dwarf Planet" 「矮惑星」(これは違和感が無いようです)
"Plutons" 「冥王星族(類)」
"Small Soler Sysytem Bodies" 「太陽系小天体」

コメント(7)

そんな面白いお話しが科博であったんですね。
こてさん,わかりやすくまとめて下さってありがとうございますm(__)m

「惑星候補」発見者やその子孫の人たちは,この論議の決着によってずいぶん立場が変わるんでしょうね(笑)
水・金・地・火・セレス・木・土・天・海・冥・カロン・2003UB313

・・・・覚えにくいよぉぉぉ。
以前、セドナが惑星に認定されなかった時に、あぁIAUはもう惑星増やしたくないんだな〜と思った。

だから、今回の認定は驚きました。
そもそも惑星と小惑星を線引きする理由が分からなくなってきましたね(^^;
>いっこさん
ありがとうございます。わかりやすかったでしょうか?
あまり自信がなかったのですが・・・

>ぱにょさん
カロン、冥王星と2003UB313は公転の途中で、海王星の内側に
来ることがあるので、そのときは数年前のように
・・・・・冥・カロン・2003UB313・海と覚えないといけない
時もあるかも??
それと、まだ提案であって、24日にIAUとしての結論が出る
ようです。

>もちまささん
そうですね、講演していた先生方も、セレスを歴史的理由により
区分けするのなら、歴史的理由により現在惑星とされている
9個はそのままで、その他の天体を分類するだけで、良いのでは?
って感じの話もしておられました。
IAUは、非常に落ち着いた結論を出しそうです。
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/news/20060823k0000e040069000c.html
冥王星を惑星からはずして、"Classcal Planets"のみを惑星と
呼び、その他を矮惑星"Dwarf Planet"としましょうという、
納得のいく案になりそうです。
9個→12個→8個 IAUもお騒がせですね・・・
ちょっと覚えるのが寂しくなりますねぇ・・・
水金地火木土天海・・・うぅ〜〆に冥をつけたいです。


矮惑星のワイっていう字・・・うちのPCじゃ変換できませんTT

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