映画愛好会コミュのゴジラvsコング

かなり期待していたのですが、内容は正直わかりにくかったです。

　東宝の時もそうでしたがゴジラとキングコングは水と油でかみ合わないのです。

　キングコングは強力な兵器には勝てませんが、ゴジラはミサイルにも勝つ無敵の生命体です。

　ただゴジラとコングはさすがのビジュアルでその戦いは迫力満点になっています。

　予告編にもあるように最初ゴジラとコングは海で戦うのですが、東宝のゴジラは太平洋を立って進んでいました。

　ハリウッドのゴジラは実にスムーズに泳いでさすがでした。

　怪獣が王座を巡ってトーナメントを行っていて、その頂点がゴジラvsコングだったわけです。

　そこに焦点を当ててくれれば、もう少しわかりやすかったのではと思いました。

　真の敵としてのメカゴジラもいいのですが、やはりゴジラより強いメカロボットを作るというのは無理にしか思えません。

　この映画では香港が破壊されつくしますが、中国資本に飲み込まれていたハリウッドの決別にも見えましたがどうなのでしょうか。

　後小栗旬君は渡辺謙さんの穴を埋めるには、役不足というか、設定がひどすぎてちょっとかわいそうでした。

　これでハリウッドのゴジラは終わるのかどうかはわかりませんが、東宝のシンゴジラの復活に期待したいと思います。

　後音楽がヒップホップやラップやロック風ではなく、普通の音楽であったことが意外な喜びでした。

　60年くらい前初めて好きになった洋楽アーティストのボビー・ヴィントンのそれほど流行らなかった曲が最初にかかり、最後にエア・サプライがかかった嬉しかったところでした。ところでした。

　