ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

映画愛好会コミュの【ネタバレ有り】『クララ・シューマン 愛の協奏曲』[ 2009年7月25日公開 ]

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
●Introduction
満員の聴衆を集めたハンブルグのコンサートホールで、ピアノを演奏するクララを見守る二人の男がいた。名作曲家として名高いクララの夫、ロベルト・シューマンと、無名の天才作曲家であるヨハネス・ブラームス。ヨハネスはその才気と奔放な性格でたちまちシューマン一家に気に入られ、デュッセルドルフで共に暮らすことになった。この奇妙な同居生活の中で、クララ、ロベルト、ヨハネスの心は激しく揺れ動くのだった…。

女性の社会進出が困難であった19世紀のドイツに生きる女音楽家の生き様は現代にも通じるテーマであるが、これをドイツの名匠ヘルマ・サンダース=ブラームスが女性ならではの的確な視点と、ブラームス一族の末裔としての大胆さでもって魅力的に描いている。主演は『マーサの幸せのレシピ』などで脚光を浴びたマルティナ・ゲディック。偉大な作曲家であるロベルト・シューマン、ヨハネス・ブラームスという二人の間で揺れるクララを見事に演じきっている。シューマンの「交響曲第3番 ライン」やブラームスの「ピアノ協奏曲第1番」など、ドラマを魅力的に浮かび上がらせるお馴染みの楽曲群、豪華セットや衣装などの美術にも注目したい。
[ 2009年7月25日公開 ]

コメント(1)

 シューマンの物語かと思ったら、こちらは奥さんのお話。ドイツでは国民的に敬愛されている著名ピアニストでした。ヨーロッパ共通通貨ユーロに統合される前のドイツマルク紙幣に、クララの肖像が使われていたことからも、いかにクララがドイツ国民に愛されているかを示しています。

 本作での三角関係は複雑です。劇中夫のロベルトは、ブラームスと緊密な関係を深めるクララに嫉妬する反面、音楽面では後継者に指名したヨハネスを妻に奪われる焦燥も表しています。ロベルトはクララも、ブラームスも両方を独占したかったのでしょう。  その執着と嫉妬心がロベルトの病を悪化させ、アヘン・チンキへ依存する要因になっていく様が、本作では克明に描かれていきました。
 ただそれでもシューマン一家は予定調和のように、終始円満に描いたところは、いささか不満です。

 ラブロマンスとしては、いま一歩で、クラッシックファンがニヤニヤとシューマンやブラームスのエピソードを楽しむ作品としか言えなくなります。

レビュー全文は、日記を参照ください。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1321723041&owner_id=492091

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

映画愛好会 更新情報

映画愛好会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング