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デジッポトコミュのi1手順(モニタ篇)

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i1のソフトに全ての説明は入ってますが、ざっと手順の流れを紹介していきます。
※説明の後にL(レフト)C(センター)R(ライト)は画像の順です。


まずは、スクリーンセーバーやディスプレイの省電力設定、スリープ機能を全て
オフにし、ノートの場合電源コードを繋ぎ、30分〜1時間程度ディスプレイを
点灯させバックライトを安定させます。

その間にi1 Match(プロファイル作成ソフト) をインストール。
最新版はhttp://www.i1color.jp/download.htmlよりOSを確認の上
ダウンロードして下さい。
※ソフトは無料ですが測定器がドングルになってます。
※測定器を繋ぐ事でキャリブレーションソフトが使える仕様になってます。
※ネット環境が無い方はCDーROMも入ってます。

モニタの調整方法は、メーカーや機種で違いますのでOSD(モニタ調整)機能は
個々説明書を用意の上御参考下さい。


======================================
用語
モニタ=ディスプレイ
i1=測定器=キャリブレータ=i1pro(測定器)
チャート=プリンタチャート=TC9.18 RGB i1 Ref(918バッチ A4用紙2枚)

コメント(5)

i1測定器をUSB ケーブルでPCに直接接続し、i1 Match を起動。
画面の絵の中からディスプレイの画像をクリック、画面下の「詳細モード」
を選択し、画面右下の右矢印をクリック。使用ディスプレイのタイプに合わせ
て選択(液晶はほぼLCDでOK)右矢印をクリックして次の画面に進む。L

設定する目標値を指定。
色温度設定はプリントを確認する評価光や蛍光灯、また印刷やWebなど
使用目的に合わせます。一般的には5000K or 6500K を選びます。
ガンマは、Windows/Macともに2.2 を指定しておきます
(Macのガンマ値は一般的には1.8に設定しますが、プリンタによる写真のカラー
マッチングに関しては2.2の方が好ましい結果が得られるようです)輝度は一般的な
照明環境での写真のカラーマッチングが目的ならば、80〜120cd/m2 あたりに設定。
仕事で印刷に関わる人は80で良いと思います。
部屋の照明の色温度を確認するために「アンビエントライト測定の実行」に
チェックマークを入れ、画面の指示にしたがってアンビエントライトヘッドを
測定器に取り付け、キャリブレートボタンをクリック。
キャリブレーションが済んだら、右矢印をクリックして次の画面に進みます。C


画面に表示される写真のように画面の前にi1測定器をディスプレイの前にかざし
画面の測定ボタンをクリックして、画面に表示される色温度を確認します。
もし設定した白色点(色温度)と大きくずれている場合は、前の画面に戻り、
白色点の目標値を最も近い値に設定し直しますが、D50.D65色評価光使用の
場合は厳密に合わせようとする必要はないです(壁の反射などで新品のD50光を
使っても4700〜4800位の値が出ます)。R


測定終了後アンビエントライトヘッドを取り外し測定器のキャリブレーションを
行います。i1測定器を白色基準タイルの上に置き、測定器のボタンを押すか、画面の
「キャリブレート」ボタンをクリックするとキャリブレーションが開始。
i1測定器をモニタ専用ホルダーに装着し、バランサはディスプレイ背面に下げ、
落下させないよう注意(高価な精密機械です)ディスプレイ画面中央にセットし、
測定器が浮き上がらないようにディスプレイの角度(モニタの顎を少し上に振る)
様に調整する。
ディスプレイのOSD(画面調整機能)を表示(各モニタの説明書参照)。
i1 Match の調整画面と重なって操作しづらい時は、OSDの表示位置をモニタの
使用説明書を参考に変更して下さい。
i1Match のコントラストの設定画面に「コントラストを100% に変更する」
と表示されますが、その指示は無視してスタートしてOKです。
インジケーターがセンターからずれている場合は、OSDのコントラスト項目を調整。
終了したら次をクリック。L

RGB 調整を選ぶとインジケーター画面が表示されます。
OSD カラー調整のRED GAIN( 赤)、GREEN GAIN( 緑)、BLUE GAIN( 青)
を調整して、インジケーターの中央部0付近に各色がそろうよう設定して下さい。
どれかを動かすと他の色がそれに応じて変化しますので、カット&トライで出来る
だけRGBとも0の位置に持って来ます。設定が終わったらストップボタンをクリッ
クし、次の画面に進む。C

輝度(ルミナンス)の設定画面が表示されたら、スタートし、OSDの明るさ
(ブライトネス)項目から同じく0に近づく様に調整。R

コントラスト.RGB.輝度は厳密に言えば、何処かをいじると、何処かがずれたり
しますので、戻って微調整をお勧めします。
上記の測定が終了したら上の画面が表示されます。
この時点で最適なICCプロファイルが作成されています。
左下の適用前&適用後ボタンをクリックすると適用後の効果が確認出来ます。
良ければ右矢印をクリックして、ICC プロファイルを保存して下さい。
プリンターとのカラーマチングをさらに近づける値を探る為にガンマ値をずら
して製作する場合は別名保存にし末尾だけ1.8等、保存名を変更する事をして下さい。

Macの場合は保存した時点で即キャリブレーション結果が適用されます。
システム環境設定→ディスプレイ→カラー で製作した名前のプロファイルが設定
されてる事が確認出来ます。

※D50で1.8で合わせた場合ですが、多分黄色っぽく、なよっとした感じ見えます。
それは多くのパソコンが色温6500.ガンマ2.2の採用で青白くパッキリくっきり、
また普段目にするテレビはデフォルトで色温度9000以上、見慣れてる写真の基本
(ライトボックスや太陽光)でも5500と言う、全てが色温5000より高めに設定さ
れている為の違和感からです。
しかし評価光&環境光の中で30分も作業していれば、順応反応で黄色っぽく見えた
白が白く見えて来ます。逆に5000に慣れた状態で通常の蛍光灯の光を見ると「青っ」
っと思うはずです…案外人間の目なんてこんなものですw。

ガンマ値、色温度に関しては下記も合わせて参照下さい。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=34389781&comm_id=3587935

〜作業結果画面の左図から読み取る〜

出来るだけ0.0(黒)点と255.255(白)点はRGBがほぼ重なっている事を確認
して下さい。ここが大きくずれてるとキャリブレーションが上手くいってない場合
が有りますので再度最初からやり直してみて下さい。
パーフェクトなディスプレイであればRGBが揃って1本の線になりますが、
流石にありえません。Bの線だけがずれて放物線を描いたりすれば(Bが強かったり
弱かったりと言う事です)ハイライト125.125以上がいびつな場合はハイライト再現
が弱いなど読み取る事が出来ます。

出来るだけいびつさが無く真っ直ぐ伸びているのが理想ですが、モニタには2万〜
60万迄の価格帯差が有ります。高品位で正確な物を求める場合それなりの投資は必要
となります。

15万以上のEIZOのCG、三菱RD、NEC MultiSyncシリーズ、その下の10万
ラインのsRGBモニタはかなり綺麗な直線を描きます。それでもグレードや価格
差は必ず有ります。
逆に言えば10万以下のモニタ、ノートの液晶、一体型PCでは、補正しても多かれ
少なかれ暴れは出るものです。
ただどうせ暴れる(正確さが出てない)しなぁ〜と思って、そのままにしていては
プリントとマッチングさせる事どころか、到達点も判らないまま道を進む無謀な色
合わせの旅だと言えるかもしれません。
可能な限り補正出来る事はしておく事がストレスを無くす結果に繋がります。


参考に色んなガンマカーブの図UPしているサイトをリンクさせておきます。
http://miyahan.com/me/report/computer/070125_WUXGA_LCD/ColorManagement2.html#Calibration_Products
http://miyahan.com/me/report/computer/070125_WUXGA_LCD/CalibrationSummary.html
ずれてるからって落胆しないよーに。MacBook(proも含む)の液晶なんてどーや
ったって青が強い(appeのノート&一体型パソコンがRGBゲインがいじれないの
が大きな原因)。
しかしながら自分のモニタがどんな傾向を持っているのか知る事は重要です。
また青い傾向があったとしてもi1のプロファイルエディタで色の出方をカスタマイズ
する事も可能です。
カメラマン、カメラマンを目指すなら、当たり前に高品位の物が必要なので買い増し
買い替えも必要ですが、アマチュアの方の場合は、プリンタで補正したりしても良い
ですし、傾向を知ってればWebにUPする時に僅かな補正したりで対応出来ますね。

おおよそざっと手順を書いてますが、
詳しくは下記i1(X-rite社)のサイトから詳細な
手順をダウンロード可能です。

http://www.i1color.jp/download.html

オペレーションハンドブック(PDF:1.5MB)
プリンタプロファイルの編集(PDF:1.5MB)

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