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デジッポトコミュのAdobeRGBとsRGB…AdobeRGBモニタの勧め

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AdobeRGBモニタは高いけれど良い(?)と言われる事をご説明。

画像はadobeRGB域、sRGB域、JMPA(印刷)域をおおよそ表した物です。
外側の曲線が入った3角(!?)形が、可視光で万物(風景)の色域と解釈頂い
て良いです。

その中でどれだけ再現出来るかのか?と言う事でモニタやプリンタの説明
で視覚的に見える形で簡易的に書かれたりしています。
実際は濃度等もありますので平面図だけでは計る事は出来ませんが、覚えて
おけば、どれ位使えるのか(再現力が有るか)位は把握出来ると思います。

3つの三角図形はとても正確な物では有りませんが、大幅にずれているわけ
でもありませんので標準だと思って下さい。
AdobeRGBモニタと言われる物でも一般的にカバー率が92%〜97%ですので
1部がカバー出来なかったり、どこどこのモニタは青が深い!!(青再現が上手い)
と言うのもあれば、緑の伸びが足りないんじゃないかと言う物もあります。

AdobeRGBカバー率が100%と言うモニタはまだまだ高価で数える位しか
無いのが現状ですので、デジカメの設定でAdobeRGB撮影しても表示出来な
い色があります。


コメント(6)

sRGB

sRGBは異なる環境間で色の再現性を確保するために定められた色空間で、
CRTディスプレイの色表現をベースに策定された規格。
普通にPCを買うとセットになっている物からノートPC、モニタ本体のみで10数万
円以上の物を除いてほぼ100%に近くsRGB域のモニタです。

デジカメ、パソコン、モニタ、プリンタがすべてsRGBに対応していれば、撮った
写真をモニタ表示した時に極端に違う色になってしまったり、表示した写真を印刷
すると違う色になってしまうと言うトラブルを避けることができるが、sRGBの中で
も機器固有の振れ幅があるのでsRGBで揃えればモニタとプリントの色が揃う物では
無い。

sRGBは表現できる色の範囲が狭く、エメラルドグリーン、濃いシアン、オレンジ、
明るい赤や黄色などは苦手。このため、写真やグラフィックデザインを専門的に扱う
プロ用途、近年普及機にも当たり前に搭載されているadobeRGBモードで撮影した物
には向かない…と言うか表示不可能。

ただしネット上で作品をUPする分には、100%に近い状況でsRGBモニタが普及して
いる為、WebにはsRGB画像でと言うのがプロもアマも一般的である。

印刷で使う場合はカバーしきれていない部分があるので、印刷=adobeRGBで入稿
と言う流れは急速です。それでも再現出来ない部分を含まない画像であれば今迄通り
入稿データとしても場合によっては成り立つ事も多々有ります。
adobeRGBの色は南国にしかないと言う皮肉も有りますしねw。
adobeRGB

sRGBと同じく色の再現性を確保するために定められた色空間で、
CRTディスプレイ以降(液晶)の幅広い色表現と印刷に適した(ほぼカバー出来る)
様策定された規格。
adobeRGB域を表示出来るモニタは安いと言われている物は13万前後(2008現在)
から有りますが、adobeRGBを何%カバー出来るかというところで価格も変わる。
100%の物は数える程、大体92〜96%が20万弱で手の届くライン。

sRGBと同じくデジカメ、パソコン、モニタ、プリンタがすべてadobeRGBに対応
していれば、撮った写真をモニタ表示した時に極端に違う色になってしまったり、
表示した写真を印刷すると極端に違う色になってしまうと言う事はないですが、これ
もsRGBと同じく機器固有の振れ幅がある+加えてモニタの中ではとてもマイノリティ〜。
多数派のsRGBで開くと色が浅かったり、逆に濃くでたりトラブル多し。
adobeRGBで揃えれば高価な物だし、揃いやすいのかと言ったらそれは別問題で
全くもって否ですわw。

adobeRGBは表現できる色の範囲が広く、エメラルドグリーン、濃いシアン、
オレンジ、明るい赤や黄色などを表示出来る。このため、写真やグラフィックデザイン
を専門的に扱うプロ用途、近年普及機デジカメにも当たり前に搭載されていadobeRGB
モードで撮影した物をほぼそのままの色域を表現出来る。

ネット上で作品をUPする分には、100%に近い状況でsRGBモニタが普及して
いる為、WebにはadobeRGB画像UPしないと言うのがプロアマ共に一般的である。

印刷で使う色域はほぼカバーしているので印刷=adobeRGBで入稿と言う流れが
標準となりつつ有ります。
adobeRGBの色は南国にしかないと言う皮肉も有りますが、今の季節の秋晴れ空、
夏の木々の緑、洋服の色等使い勝手は案外多いと思います。adobeRGB導入直後は
派手な感じがありますが、冷静に撮った現物と比べるとかなり近い印象になります。
adobeRGBモニタ導入対して

上記にadobeRGB、sRGBの特徴をざっと書きましたが、adobeRGBを表示
出来るモニタ自体がまだまだ高いですし、買ったとしてもネットでUPするのが
メインだったりするならばsRGBで十分とも言えます。

ばかすか売れる物でも無いのでプライスも値引きも踏ん切りやすい感じでは
有りません。またキャリブレーターもに関しても、後々モニタの経年劣化を考慮
してフィルター式では無く分光式(スペクトル方式)を選びたい等(最低7万)
位の出費、また15〜20万強の大枚払ったモニタをしっかりわせる為や、微調整
が出来るプロファイルエディターなんかのソフトで擦り合わせ等追い込みたくも
なります(そうなるとキャリブレーター関係でもろもろ20万)。

その他、adobeRGBモニタ導入位やる方はモニターフード、環境光の整備、評価光
の導入等ありますので、プラス5万6万は当たり前だったりします。
仕事で必要なプロならまだしも、アマチュアの方には迷う要素が多いかと思われます。
ただフードの自作や(プロでも結構多いし、自分の必要な長さに出来るメリット有り)
評価光の蛍光灯にしても1000円しない。
それをセットする自在に動くデスクライトは1.5万弱ですが、2500円位でキッチン
に付いてるやつなんかを利用出来たりもします(逆に壁に固定してしまえば一定で
好都合)。やり方次第であれもこれもと求めなければ案外adobeRGBを活かす環境
は手に入れられます。

これはあくまでイメージですが、趣味の場合、色管理していないsRGBシステムで
1点豪華主義の50万のデジカメを使うより、adobeRGBモニタ+キャリブレータ
+12万のデジカメの方がトータルで綺麗な画像やプリントを得る事が可能だと思います。
自分の得たい物にはしっかりお金を払って、いらないスペックは極力けずる努力を
すれば、余分なお金も使わないで済みます。

アマチュアの方は、印刷(仕事)じゃないいし〜と言う方もおられますが、最近の
デジカメはキスデジの様な初級機でもadobeRGBモード搭載、またA3プリンタの
色域はほぼadobeRGBカバーしてます事をお知らせ。
sRGBでですとカメラ&プリンタ性能の7割位の色域しか使ってない事になります。
また昨今の浅目の写真が好きな人はsRGBで十分と言いますが、色の情報が多い
adobeRGB画像をレタッチして浅目の画像を作る方が、階調、色幅、色数など一皮
違うプリントが仕上がります事を付け加えます。

デジカメをadobeRGB設定→モニタはsRGBの再現域→プリンタはadobeRGB対応
モニタを無視してデジカメのadobeRGBデータをプリンターで出力は可能ですが、
それこそ何を信じて調整すればいいか解りません。adobeRGBjpg撮影ならまだデータ
が画像として定着され確定してますが、Rawデータの場合モニタでの現像が必須と
なります。

sRGBモニタでキャリブレーションして、モニタとプリント結果を同じにする
事は可能ですが、トピ最初の色域表で言えば小さい三角形(sRGB)より外側から、
adobeRGBの三角内側迄を捨ててプリントアウトする事をしています。

テストしてみようで『色域テスト』をUPする予定ですのでadobeRGBモニタの有効
性を考えてみて下さい…sRGBモニタでは2枚の画像はほぼ同じ色ですが、adobeRGB
モニタで見ると左の画像はそこからさらに現実に近づいた色が有ります。

最後に一般的ではありますが再現順を書いておきます。
ポジプリント>ネガカラープリント>adobeRGB>印刷物>sRGB(ネット含む)
となりますので、ポジやネガカラー等フィルムを主体に撮影されてた方で、デジ
導入を考えている方(出来るだけポジの色域再現を望まれる方)はadobeRGBモニタ
をお勧めします。

デジカメ プリンタ sRGB adobeRGB 関係図
〜もっと解りやすく〜

料理と組み合わせてご説明(解りにくいんじゃねw)。
AdobeRGB設定のカメラとsRGB設定のカメラで里芋の煮っころがしを
撮影したとします。

料理の中では色彩的にも大変地味目な茶色&グレー系のお料理なので
色の再現域の狭いのでsRGB、またそれより色域が広いAdobeRGBでも
出来た画像は変わらないと言えます。

ただそこに、目にも鮮やかな緑色の浅葱をパラパラっとかけて撮影したと
しますと出来上がりの画像に差が出て来ます。
高純度の緑色はsRGBではカバーしきれない為sRGB再現域のギリで頭打ち、
AdobeRGBではまだ余裕があるので実物により近い鮮やかな緑を再現する事
が可能になります。

上記の様に考えるとsRGB?AdobeRGB?全然違うもの?何なの?と言うのが
実際は扱える色域がAdobeRGBでは広くなっているだけ(おおまかにですが)
と言うのがのが解りやすいかと思います。

例に上げたのはネギの色ですが、実際の撮影では洋服の色、花の色、吸い込まれる
様な空の青、夕焼け、新緑の季節からの緑などAdobeRGB域を使う事は案外多く、
エメラルドグリーン、濃いシアン、オレンジ、明るい赤や黄色は自然の内外にも案外
多いものです。

全てネットやPCの中でのみ閲覧観覧する方には無用のAdobeRGBですが、
プリントアウトする方は、最近のプリンタ(複合機でも)ほぼadobeRGBをカバ
ー出来る再現幅の広さを考えるとsRGBのみ使用するのは勿体ない事ではあります。

ただadobeRGBの画像はAdobeRGBモニタでしか、その再現性を見る事が出来ませ
んのでなかなか身近に感じる事も出来ませんし、先ほど書いた様にsRGBでも浅葱は
緑に見えますしね。

EIZOのショールームなどはたしかでは有りませんが、データ持ち込んで表示出来ます。
sRGBでも彩度を上げて、より青!より緑!と言う事も出来ますが、本来sRGBにした時点
で切り捨てられた色が戻ってくる訳では有りません。
また彩度を上げすぎる弊害の方が致命的だったりします。

ネットにUPする時はプロファイル変換でAdobeRGBをsRGB画像にすれば良い。
逆は形式的に可能ですが、無い色からは作り出せませんのでsRGBn色域で器だけ
AdobeRGBになると考えて下さい。

商業印刷(雑誌やらポスター)はsRGBより少し広く、adobeRGBより狭い…言い換
えるとsRGBでは足りないがadobeRGBではカバー出来る為プロはadobeRGBを標準
として使用していますが、商業印刷域より広い再現力を持つプリンタを扱えるアマチュ
アの方こそ(プリントアウトされた物で良いのですから)AdobeRGBの恩恵を受ける
メリットが大きいとも言えます。

プリントアウトするにも、RAW現像するにも、まずは良いモニタが重要です。
10万以上の高いモニタはちゃんとそれだけの意味は有りますので、写真をやっている
方でモニタを買い替える場合は是非AdobeRGBを視野に入れてご検討される事がベス
トだと思います。

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