続東新町恋物語りコミュの第八話

ルシファ～は気ままな遊び人だが、いつもいつもキャプテンとＮ姐さんにケツを拭いてもらうばかりではない！

人目を忍んで千種区のかたわらで‘はっち’なる喫茶店をひらいていた！

これまで、いい歳こいてお日様が出るまで酒を飲み、お日様が沈む頃、のこのこ動き出す‘夜行虫’！

モーニングにランチといった、儲けの少ない商売に、暇な主婦の憩いの場を提供するなどＮ姐さんがビックリする様な爽やかさをかもしだしている！

夕方には暇になるので片付けは舎弟のまさやんにまかせて姐さんとのとんちゃんデートに出かけてく！

Ｎ姐さんはホルモン食わせておけば満足する安上がりな女だ！

はっちの売上げはともかく、ゴールデンタイムに遊べるルシファ～は麻雀で荒稼ぎしている！

「やっぱ競馬より、こっちが俺にはむいてるなぁ」

馬券を当てるのは２階から目薬をさすようようなもんだとはよく言ったもんだ！

「競馬はちっとも当たりゃしねぇ」

今日はホルモン食った後姐さんをＬｉｔｅ’ｓに置き去りにして麻雀とは偽りのコンパに向かうルシファ～！

こんな日は舎弟達よりもキャプテンの方が姐さんを上手く相手する！

そんなキャプテンの頑張りも余所に、ルシファ～は見知らぬ女の子とラブリーな夢を見ている！

ひとしきり飲んだ後、ルシファ～はコンパで隣りに座った女の子と二人で別の店に…

東新町の夜を、その娘と手をつないで歩いていると、ちょうどＬｉｔｅ’ｓ帰りのＮ姐さんが信号待ちで現場を発見！

その後のことはまた別のお話！

今日も東新町は危険な香りに包まれていた。

油断大敵！

…続く