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たろー党コミュの2007年10月23日の日記

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タイトル よーするに責任逃れしたかったんか?(邪推)

政府「自動的な死刑必要ない」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=322563&media_id=4

 確かに、自分の手で人を死刑にするのはかなり抵抗があるだろうな・・・
 でも、一日でも早く死刑にしてくれと思う被害者もいるのもまた事実
 だからといって簡単に死刑にしまくっていたら、それはそれで問題だし

 俺個人の意見だが・・・
 死刑制度に結構否定的なんだよ
 人権の問題もあるが、警察組織自体に信用がないのもまた事実
 だから、なるべくなら終身刑を作るべきではないかと思うのだが・・・
 懲役600年とか、そろそろ考えるべきではないか?
 あと、死刑というものは取り返しがつかないのだから、SFみたいに冷凍刑とかも考え物かもしれない
 もっとも、冷凍睡眠はかなり未来の技術だが・・・

コメント(8)

たろー氏のコメント

死刑についての考え方は、ほぼ同じですね。

死刑には、

・万一冤罪であった場合の補償が不可能
・犯罪抑止力に疑問がある
・刑法に、「人を殺した者は…」とあるのに、国家権力が人を殺すことに矛盾がある
・死刑で被害者の感情が癒されるか、という部分にも疑問がある


…など、たくさんの問題があります。

しかし、死刑と無期懲役の間の刑を作る、というのも僕は賛同できません。

近代以降の刑事裁判は、

「1000人の犯人を解放しても、1人の無辜に刑を与えてはならない」

というのがコンセンサスです。


…わかってもらえると思いますが、僕は死刑反対論者です。
俺の返事

 東洋の社会には、どこか結果論を至上命題とする風潮がありますからね・・・
 つまり、悪即斬みたいな価値観です
 司法制度が拷問を中心にして作られてきたという歴史もありますし、悪人に対してはどこか残酷なのでしょう
 西洋ですと古代から既に弁明という文化がありましたから、例え死刑というものが結果としてあるとしても裁判の過程は存在しています
 宗教裁判も、一応は裁判ですから
 古代バビロニアのハンムラビ法典も、「目には目を(ただし、それ以上の咎を与えてはいけない)」という意味ですし
 その流れが今に続いているように思えます

 確かに、死刑制度には問題が多いのは確かです
 しかし、死刑廃止論者が肩身が狭くなってしまったのも事実
 あの光市の事件で、死刑論者がまるで狂人のような扱いをされてしまうようになった感があります

 日本の無期懲役は最短で10年で出てこれます
 そうでなくても、大体20年ぐらいで出てこれるらしいのです
 いつまでも刑務所にいればいいという問題ではないですが、再犯率が非常に高い犯罪に関してはそんなにすぐに出てこられても困ります
 特に、性犯罪者や窃盗犯は再犯率が高く、あまり社会に出てきて欲しくない部分はあります
 市民を守ることも、司法制度の意義だと思いますよ
 再犯率を減らすために厳しい刑罰は必要でしょう

 冤罪事件に関しては、取調べの内容を録画するなど対策をすれば変わってくると思いますよ
 冤罪は一切許されません
 その認識を日本の警察組織も持ってもらいたいものです
たろー氏の返事

厳しい刑罰が、再犯率を下げる為に有効か、僕には疑問です。

仮に、殺人罪の刑が、懲役3時間でも、僕は殺人などしないでしょう。(多くの人がそうだと思います)

確かに、刑が軽ければ、その犯罪に手を染める人も多少は増えるのかもしれない。

でも、刑が重かろうと軽かろうと、やるヤツはやる。

なので、あまりの厳罰化は、再犯率、犯罪そのものの抑止に有効だとは思えません。

むしろ、宅間某のように、

「早よ殺してくれや」

的な居直り、そして、

「捕まったら終わり(出てこれない)やから、やれるところまでやったろ」

というように、比較的軽い犯罪を犯した人が、自暴自棄になることも考えられます。



市民を守るための司法(ちょっと違和感あるんですけどね、あくまで司法機関は法に則って「判断」するだけの機関なので、市民を守る力は…、「立法府」か「行政機関」にあるかと)の正解は、僕にはわかりません。
俺の返事

 人間の知性というものには個人差があります
 厳しい刑罰があるから、悪いことはしないと考える人もいるのもまた事実なのです
 厳罰化をして、犯罪率が減るというのは早計ですが、それでもある程度の効果はあるのです
たろー氏の返事

厳罰化そのものに反対はしませんが、今の日本の風潮…、特にマスコミに顕著ですが、たとえば

・遠山の金さん
・大岡越前
・必殺仕事人

なんかを見て喜ぶような感覚で、司法をイジらないでほしいと願いますね。

あの山口の少年も、今はまだ

「推定無罪」

である、という、近代的裁判の感覚で(日本人の多くは、「遠山の金さん」的、中世的裁判、勧善懲悪が好きですからね…)、多くの人がきちんと刑事裁判、司法について考えることができる世の中になってほしいと思います。
俺の返事

 法律=正義とする考え方が日本の場合は極めて希薄ですから
 法律を超えたところでの勧善懲悪を好むのは、日本人の悪癖なのですよ
 だから、日本では遵法意識と契約重視の考え方がなかなか馴染まないのです
 とはいっても、それがいいという人もいますし、難しいですよ

 そもそも、法律とは常識の塊で出来ているものなのです
 だから、本来法律を守ることと社会的正義は矛盾しないのです
 しかし、日本の場合は現実にそぐわなくなった法律があってもなかなか改変しようとしないので、おかしなことになる
 未だに憲法を改正しないという時点で、この国に遵法しようという意思すらないことがわかります
たろー氏の返事

日本国憲法は、田中角榮の裁判の時にすでに「死んで」います。

あんな無茶苦茶な裁判はありません。

詳しく書くと長くなりますから書きませんが、とにかくあの1件が日本人、ひいては日本政府の法律に対する姿勢を表しています。

繰り返しますが、日本国憲法は死んでいます。

新しく書き直すしかありませんが、その前に、日本人の「法律に対する意識」を変えなければ何もなりませんね。
 ものの見事に議論がかみ合っていないです
 基本的に俺は死刑反対なのですが、死刑の価値を認めていないわけではないので、こんなんになってしまいました

 この後も死刑のネタになると、微妙な議論になってしまうので・・・今にして思えばスタンスを固めてから議論をするべきでした

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