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CiNe3。コミュのこんな映画を見た!

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やっぱ、イベント告知以外にもコミュを使った方がいいよなー。

と、思って、

とりあえず見た映画の感想を書き込むことにします。


ブログも完全放置になってしまってるので…


コミュ参加者の皆さんもご自由にどうぞ!

コメント(34)

今しがた見たのが「華麗なる恋の舞台で」(2004)

舞台劇の映画化らしいのですが、全く予備知識なしで見たから結構楽しめました。


主演のアネット・ベニングが演技もいいけどやっぱり奇麗で、
かなり年下男との恋の話になっちゃうけどこれは本気なのか?演技なのか?ってはっきりわからないところがなんとも引き込まれるところ。
あ、個人的にね。

そんで最後は男の俺でも彼女の生きざまにちょっと元気をもらえると言うか、さっぱりすると言うか、まぁ、おすすめです。
このトピック待ってました!!

もちろん最近のものじゃなくてもいいんですよね!!

オイラの映画を好きになった原点。

激突(DUEL)1971年

スピルバーグの処女作。テレビムービーですが。

あまりの人気で欧州や日本で劇場公開されたもの。

どこか気の弱そうな主人公が急いで家路についてる道中のハイウェイで一台のタンクローリーを抜き去っただけで因縁をつけられ後は延々と追い続けられる。

まさにトラックストーカー(笑)

この単純明快な脚本で長時間に渡るが観ているものを飽きさせない作品。

手に汗握ります。

若い人は観た事ないかも知れませんのでお暇な時にどうぞ!!

オイラはもうかれこれ50回ほどは観てると思います(笑)


>キャプテンDjkkさん

早速の書き込みありがとうございます。
しかも動画付きで。。

「激突」は俺も好きな映画の一つです。
あの緊迫感がいいっすよねー。


ちなみにスピさんの劇場用の処女作は他にあって、
しかし日本ではこの「激突」が初めて公開され、その本来の劇場用第一作目は日本では2作目になっています。
ああ、ややこしい。。

しかもタイトルは「続・激突」ですが「激突」とは全く似つかぬ内容。
それはそれで内容はまぁまぁおもろいですが。
ゴールディ・ホーンが出てます。
「何がジェーンに起こったか」(1962)を見ました。


こいつぁ、凄まじい…



オープニングからタイトルクレジットまでの展開のメリハリの利かせ方は今見ても全く古臭くなくそこから引き込まれるわけですが、

何がすごいって過去の栄光にすがるベティ・デイビスの壊れ方っすね。。

日本の昼ドラのドロドロ感なんかまるで赤子。



足の不自由な姉(これまた元銀幕スター)への陰険な嫌がらせはやがて…



中盤からの目の離せない展開にはドキドキし、ラストのミスマッチな空気感に戦慄が走ります。

元女優という設定の活かし方もうまい。



いやはや、おもしろい!

個人的には「サンセット大通り」(1950)よりこっちの方がインパクトは強烈です!


見てない方は是非!
「東京オリンピック」(1965年、市川崑監督・東宝配給)

いろいろとお騒がせな北京オリンピックまで2か月あまり。オリンピックイヤーということもあって、久しぶりに「東京オリンピック」のDVDを観ました。

この大会では聖火が、中東から東南アジア、沖縄(アメリカ占領中)広島などを経て東京へリレーされるわけですが・・・青い服を着た護衛なんて野暮な連中は、当然いません。

そして開会式。たくさんの旗の中には南ベトナム国旗(ファ○○ン・イエロー・フラッグね)なんて、今は無くなった国旗も・・・。

そして「3丁目の夕日」とは違う、リアルな昭和30年代の風景のなかで、さまざまな競技が繰り広げられます。注目すべきは、その競技現場の「音」が、かなり細かく残されているところでしょうか。

土の陸上競技場を駆ける選手の足音。体操では鉄棒をくるくる回る選手の体が風を切る音、鉄棒がしなる音がリアルです。
これはテレビのクルーではなく、映画の撮影チームが手がけたからでしょうか。

あと、マラソン競技の給水ポイントが面白い。優勝したアベベ選手や、3位の円谷選手は走りながら飲み物を取るわけですが、選手の中には立ち止まって、腰に手を当てながら飲み物を口にする選手や、コース脇に座り込む選手も・・・。

およそ半世紀前のこの作品、北京オリンピックを観る前にぜひ観て欲しい映画です。


>らてんにくまるさん

書き込みありがとうございます!



なるほどタイムリーですねわーい(嬉しい顔)

歴史資料的にも興味をそそられる作品です。


凄いな、給水ポイント…
三谷幸喜の最新作、「マジックアワー」観ました。
佐藤浩市が、なんかよかった。(小学生なみの感想文)
周りの男子の評価は低いのですが、女子の反応はかなり良いです。
かく言うわたしめも、一応女子の部類に入るので、
「ラジヲの時間」やドラマ「王様のレストラン」には及びませぬが、
かなり楽しめました。なんで、女子に評判が良いのでしょうか。
ズバリ、佐藤浩市です!
>さとるさん

あざーっす!!

まぁ、三谷作品は…


でも、俺男ですが佐藤浩市好きですよ!!
こんばんは。
土曜日にインディ・ジョーンズ4の先行上映行ってきました。とにかく興奮しまくりでした(^_^)v
>Chayoさん

書き込みありがとうございます!


ハリソン・フォード頑張ってました?わーい(嬉しい顔)
 

やっぱりこういう映画は映画館で見るのが一番ですよねーるんるん
お久しぶりです。

ぐるりのこと。 観ました。
冗長なつくりで、実際、ああ長いなと感じるんだけど
それが無駄か嫌かというとそういうわけでもなく
淡々と綴られる夫婦の10年間はとても心地が良かったです。
ただ、この映画に対して自分の年齢は少し若かったような。
人生経験を積んで成熟した人が観たほうが、より染みる映画かと思います。
リリーフランキーがとてもよかった。

とりあえず5年後、もう一度観よっと。
>中村ティムさん

書き込みありがとうございます!


つーか、お久しぶりわーい(嬉しい顔)



「ぐるりのこと」評判いいですね。
個人的に「ハッシュ」も好きだったしなぁ。
見たいなぁ。


淡々とした間のよさ。
小津作品を連想しました。

年齢的に俺はちょうどいいのかな?

独身だけどね手(チョキ)

「松ヶ根乱射事件」(2006)を見ました。


とある地方の小さな町で起こる些細な(しかし当事者たちにとってはとても大きな)事件。

そこに見える個々の本音というか本性。

エグいです。


でも、面白いと思いました。


「ファーゴ」のようなオフビート感と山下監督独特の真剣にズレた会話が合わさってる感じで何とも変。

「でも人間ってこんなもの」って言ってるようです。


それまでの作品も恐らく人間そのものを清濁併せて描こうとしてるのしょうが今回はまた一段と切り込んでる気がします。

って、考えると第二の今村昌平なんだろうか。。


主役の新井浩文は素晴らしいのですが
三浦友和もホントにいい役者さんだなぁと思いました。
「父、帰る」 (2003)を見ました。ロシアの映画。

2003年のヴェネチア国際映画祭で絶賛され最高賞の金獅子賞と新人監督賞をダブル受賞する快挙を果たしたアンドレイ・ズビャギンツェフ監督による人間ドラマ。



内容は、

ロシアの片田舎。
2人の兄弟、アンドレイとイワンは母とつつましくも幸せに暮らしていた。
父親は12年前に家を出て行ったきり音信不通。
そんなある夏の日、父が突然家に帰ってきて…

といった感じ。





弟の方、いい表情します。
小学生の低学年くらいなのかな?
きかん坊なところと無邪気なところのコントラストがヒジョーにいい!


父親が一体何をしていたのか?帰ってきてからのあやしい動きはなんなんだ?なところに興味をそそられたりもしますがやっぱ弟がすべて持っていく感じ。

我が強くてもなぜか許せてしまうなぁ。



単なるヒューマンドラマでないし、所々、風景の映像がすごくきれいだし、最後まで退屈しない作品です。
「推手」(1991)を見ました。

「ブロークバック・マウンテン」や「グリーン・ディスティニー」のアン・リー監督の長編デビュー作。




台湾(中国だったかな?)からアメリカにやってきて息子家族と同居する朱老人。
彼はカルチャーギャップにより、息子の嫁(アメリカ人)と全くうまくいかない。
時が経つごとに家族間の関係はさらにギクシャクしていき…




「推手」というのは太極拳の中の技の名前。
相手が使った力をそのまま使うことによってまた相手を押し返す(確かこんな感じあせあせ(飛び散る汗))という基本の技。

おそらく人間と人間のコミュニケーションにこの技のことを例えてるのではないでしょうか?

一方的ではだめだし、どちらもアクションを起こさないのもだめ。



それでいて世代間、文化の相違による壁もなかなか超えられない。




淡々と進みながらも朱老人やその息子そして嫁の苦悩は時に激情的に描かれます。
特に息子の苦悩は見ててつらい。
父も妻も同じように愛しているのに。。




しかし、観終わった後は爽やかな感動が。
ジーンと心に沁み渡るというか。

確かに「無の境地にたどりつくのは難しい」んだけどね。





オススメです。


それにしても…
朱老人強すぎっすよ。。
「フォーチュン・クッキー」(2003)を見ました。


「クッキー・フォーチュン」(1999)と間違えそう。。
内容は全然違うけど。




毎日けんかが絶えない母と娘。
母親の再婚が近づくある日、中国レストランで人目もはばからず例の如く喧嘩する二人にレストランの中国人がクッキーを食べさせる。
次の日、二人の体は入れ替わっていた。。



見始めて知ったんですがディズニーの映画なんですね。
なので、無害で退屈かなぁと思ってたけどまぁまぁ、楽しめました。


お互いが相手のことを思いやるために相手自身になってみなさいというお話。

お母さん役のジェイミーリー・カーティスと娘役のリンゼイ・ローハンの演技合戦が楽しいところでしょう。



夜、ソファに座ってポップコーン(もしくはキャラメルコーン)食べながら見るには最適の映画かな。




ちなみにこれはジョディ・フォスターが‘76年に主演した映画(日本未公開)のリメイクです。
「仮面ライダー THE NEXT」

いわゆる最近リメイクされた仮面ライダーの二作目。
AVクラブあちこち回ったけど、貸し出し中ばかりだったから、余計観たかった作品です。

一作目が本郷と一文字の一号&二号ライダーの話。ウエンツ君が端役っぽい役で出てました。

今回も主人公は本郷だけど、V3が登場します。

で、冒頭のタルイ展開に付き合い、ストーリー的に「転」に差し掛かったあたりで…………





ディスクにキズが入っていて、止まっちまいやがった……。





ええい、このモヤモヤ感をどうしてくれようか(怒)
>らてんにくまるさん

書き込みありがとうございます!


あらら、途中で止まるほど残念なことはありませんよねバッド(下向き矢印)
「金返せー」ですね。


「仮面ライダー」は見たいと思ってて忘れてた。。

次レンタル行ったら借りてみよう。。
結局、今日交換してもらったディスクで最後まで観ました。

響鬼に出てた女の子が、アイドル役で出てました。

話?

それは、ねえ……。
>らてんさん

早速ですね!

響鬼…見てないなぁ。。


あら、内容はイマイチなんすか?


まぁ、見てみますけどウッシッシ
「ホワイト・ライズ」(2004)を見ました。

1996年のヨーロッパ映画「アパートメント」のハリウッドリメイク。
「アパートメント」はヴァンサン・カッセルやモニカ・ベルッチが出てて、
「ホワイト・ライズ」の主演はジョシュ・ハートネット。




 広告代理店のエリート・ビジネスマン、マシューは、結婚を目前に控え仕事もプライベートも順風満帆な日々を送っていたがある日、彼は2年前に彼の前から突然姿を消した恋人リサの後ろ姿を目撃する。
リサを探し求めて街を彷徨うマシューは、やがてあるアパートの一室に辿り着くく・・・






サスペンス風味のラブストーリーなので「どうなってんの?」と謎解きの意識で見ちゃいますがその謎が徐々に明かされると…

うーん、切ない!切なすぎだ!




つーか、アレックス役のローズ・バーン!

可愛ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!



そのアレックスが○○して××になって結局△△になっちゃって!

(↑少しでも内容に触れるとネタバレになっちまうのです)



彼女の箍が外れた感情のほとばしりを咎めることは俺には出来ませんでした。



見た人の感想を聞きたくなる映画です。






俺は「アパートメント」は未見なのでとりあえず見てみることにします。
ネットを眺めてみたら「アパートメント」の方がいいって意見が多数なので。
ホワイトライズ…

切なーい映画だった気がするんですが、内容をあまり覚えていません…

なのに書き込んでスイマセンあせあせ

私がジョシュ、ハートネットにはまった映画です。

なので、思わず書き込んでしまいました。

も一回見てきます〜(。><)シ

リメイクだとは知らなかった。勉強になりまするんるん
>ゆいらさん

書き込みありがとうございます!!!



そう、切なーいんです。。



もちろん、男の俺にとって‘アレックスだったから’というのが大きいんですけどね。。

客観的に考えると…ねぇ…。


でも、リメイク元の「アパートメント」も気になります。
「ミッション・クレオパトラ」(2002)を見ました。

エジプトを見下すシーザーを見返すためにクレオパトラが出した難題を
建築家と魔法を操る僧たちが成功させようと奮闘するおフランスのドタバタコメディ。




サイコー!!

やりすぎてない脱力ギャグが凄く楽しかったです。



これ、公開当時、なんかの雑誌のレビューに載ってた写真がJ・ドパルデューのはじけすぎな笑顔でそれを見ただけで「この映画観たい!!!」と思ってましたがなかなかレンタルでも見つけきれなくて。。

そしたら最近、熊本の某テレビ局が深夜で流してくれました。
ありがとー!!!



渋い役もやってこんなのもこなせるドパルデュー、素晴らしいです!

あと、主人公のニュメロビス、どっかで見たことあるなーと思ったら「アメリ」の野菜売りでした。。


その他、モニカ・ベルッチ、アラン・シャバ、マチュー・カソヴィッツなどが出てて割と豪華。



「ふふっ」と笑いたい人是非どうぞ。
はやじずー隊長が稲築の田舎に、隠居生活を…じゃなかった、
生活の拠点を移してしまいましたので、
微力ながらCiNe3。の活動のお手伝いを、と思い、
ちょくちょくがんばって書き込みます。。



     「恋人までの距離<ビフォア サンライズ>」(1995) 
          &
     「ビフォア サンセット」(2004)

「ビフォア サンセット」は以前見ていたのだが、
秋にはぴったりだと思いDVDを借りに行く。
すると、前作があったことを知り2本まとめて再視聴。


まず、物語はアメリカ人学生役のイーサン・ホークと
フランス人学生のジュリー・デルピーがヨーロッパの長距離列車で
偶然出会うところから始まります。
列車の中で意気投合した2人は、
イーサン・ホークの乗る予定の飛行機が出発する、
翌朝までウィーンを歩き回り……

「ビフォア サンセット」はその9年後の話。

全編ほぼ、イーサン・ホークとジュリー・デルピーしか出てきません。
2人が、ウィーン & パリ を歩き回りながら、会話をするだけの映画です。

しかし、二人の自然な演技と、美しい街並が相まって、
飽きることなく最後まで見れます。
そして、最後には心地良い余韻が残ります。

2作見るときは、立て続けではなく、
少し間を空けてみる事をお薦めします。
余韻を楽しみ、2人の9年間を想像しながら見ると、
「ビフォア サンセット」がより楽しめます。

「恋人までの距離」という邦題以外は大満足の作品です。
「木曜組曲」(2002)

深秋の長い夜、ぴったりの1本です。

女流作家・重松時子が服毒自殺をした時に集まっていた5人は、
毎年、時子を偲んで彼女の館に集っていた。
そして今回、
謎の差出人からの花束により、
それぞれが時子の死について語りだす…


原作は恩田陸。(原作が好きな人でも楽しめます)
監督は篠原哲雄です。
出演は鈴木京香、原田美枝子、西田尚美、富田靖子、加藤登紀子、浅丘ルリ子。
全編ほば彼女たちしか出てこない室内劇ですが、さすがの一言。
最後まで魅せてくれます。
ただ「台詞」というより「科白」って感じの「セリフ」が、
いくら全員が作家という設定でも、
少し作り込み過ぎな気がしないでもないが…
しかし、それを差し引いても良い映画です。

最後にアドバイスを。
おなかが減っている時に見てはいけません。
>koldkさま

有難うごぜぇますだー(T_T)

決して隠居ではなく軽くターニング中ですのでそのうち必ず復活しますです。
以前よりもパワー伴わせてな!


「木曜組曲」は好きな女優さんばかりなので見てみたいと思います。

しかし、紅葉とともに寒気まで来たね。
イーサン・ホークのように前頭葉フル稼働させて会話しながら落ち葉踏みでもしたいです。
>はやじずーさん
ほんとに、急に寒くなっちゃいましたね。
落ち葉踏んだ時の乾いた音っていいっすよねー。




さて、本日の一本は 「道」(1954)

言わずもがなフェデリコ・フェリーニの代表作。
けど、以外と見る機会の無かった方もいるのでは?

大道芸人ザンパノと、彼に売られた白痴の女ジェルソミーナのお話です。
とりあえず、見ればいいじゃないか。

何のセリフだったか忘れてしまったけど、
「寒い日にはたまらなく「道」が見たくなる…」
というものがあった。
なんとなく、その気持ち解る…ってことで、
冬になるとたまに見ます。
「アニー・ホール」(1977)

ウディ・アレンの代表作です。
ジャンルはラブコメになるのかな?
アカデミーとってますよ。
その割にはマイナーですよね。
ウディ・アレンは好き嫌い分かれるからでしょうかね。
オレは好きですよ。

英語が聞ける人は作品のまんま楽しめるのでしょうが、
字幕しか読めないオレは、
一回フィルター通してしか見れてないですね。
それがはっきりわかる作品。
別の文化に直で触れないもどかしさも付いてきますね。

しかし、それでも楽しめるのが映画なんでしょうね。
「天井桟敷の人々」(1945)を見ました。


ナチス・ドイツ占領下のフランスにて期間にして3年3ヶ月、製作費16億円と当時としては破格の規模制作された不朽の名作。
この時期に作ったにしてはプロパガンダな一面を全く見せない作り手の芸術魂がまた熱くさせるじゃありませんか。



天井桟敷とは一番安い値段で芝居が見られる席のこと。
寺山修二が主宰していた劇団「天井桟敷」はこの映画に登場する天井桟敷で芝居を鑑賞する人々の姿から着想を得たそうです。



19世紀のパリ、大勢の人で賑わう犯罪大通り。
通りにある劇場に役者になりたいといってやってきた男パトリック、その彼が通りで目を止めた美女ガランス、その劇場の看板役者の息子バチスト、女優のナタリー、ガランスの友人で犯罪を繰り返しながらも詩人を自称するラスネール。
彼らを中心にパリ市井の人々が繰り広げる壮大なドラマ。




いや、まさに傑作!

3時間半に及ぶ長さがちっとも長いと思わない!

全編に亘って至高な台詞のオンパレード!




ロマンチストとリアリストとニヒリストと金持ちの四者四様の恋の仕手戦が繰り広げられ、さらに女の戦いも加わり目が離せません。


この映画観てると恋に対して情熱的でさらに洒落た言葉で愛を語れないといっぱしの大人じゃない(俺の場合、男じゃない)って感じになっちゃって。。

いやぁ、これこそフランス映画の矜持ってもんなんでしょう。



やはり、パリは恋をする。



「人生も劇も同じようなもの」には全く同感でこの映画から目を離せなかった俺も天井桟敷の観客なんだと思いました。





酒場にて、

「…素晴らしい……」

   「何が?」

「人生が」



男二人のこの会話、それに至るまでの経緯とその場の状況を合わせて見ると
ここ数年で最高にグッときました。

「スティング2」(1983)を見ました。

言わずと知れた傑作名画の続編。。

が、しかし脚本家以外はスタッフ・キャストとともにすべて一新。


そして、DVDも出てない!
販売されてるのは中古ビデオのみ!
レンタル屋にあったらみっけもんだ!!


って、絶賛するほどではないにしても前作の流れからやはりおもろかったですよウッシッシ



R・レッドフォードとP・ニューマンが出ないのはかなりさびしいですが前作から引き続いてロネガンも出てくるし、(ちょいとコメディリリーフ的な役回りで)ゴンドルフ役もリーダーって感じが出ててなかなか良いです。。




もちろんストーリーも「そう来るか!!」な展開ですから最後まで楽しく見れます。



貴重なこのタイトル、
どこかで見つけたらぜひ手に取って見ることをオススメします指でOK



画像もネットで探したけどやっぱねーよあせあせ(飛び散る汗)
「セレンディピティ」(2001)を見ました。


ニューヨークを舞台に繰り広げられるラブストーリー。


2人の男女は、偶然出会い運命を感じつつも別れてしまう。
だが、やはりお互い忘れられずに再び探し求める。



これだけ書いただけで話の展開やラストシーンまで容易に想像出来てしまう映画ですが…



まぁ、クリスマス時期のニューヨークの風物は良かったし、主役の一人ジョン・キューザックもスマートな役柄の割に相変わらず残念な空気醸し出してるし、
その友達もいい感じだったしでそれなりに楽しめました。


セレンディピティってのはいろんな訳が出来るそうですが「幸福な偶然」ってとこでしょうか、この映画の場合。。



運命を信じて突っ走るのもいいけど○○○に残された人々は!!
って難癖付けたくなるのは「卒業」を見た時にも思ったことで。。


そんな俺は恋愛一筋になれない残念な男なのでしょうか。

どうでもいいですか?そうですね、すいません。。
「どつかれてアンダルシア(仮)」(1999)を見ました。


1970年代のスペイン。。
アンダルシアの酒場で出会ったニノとブルーノは旅一座に参加、舞台を踏むことに。
全くのド素人漫才を繰り広げる二人だったが偶然ブルーノがニノを平手でどついたことから伝説の漫才師が生まれることになる…



始めは「強引だなぁ…まぁ、ギャグ映画の一種だと思えばいいか」なんて思って見てましたが二人の行き過ぎた思いのぶつかり合いはついつい見入ってしまいます。


そんでもって行き着いた末がなんとも人間らしい真実。

その正直な思いに俺は感動さえ覚えてしまいました。。


こういうのをブラックユーモアと言うんだろうなと思うのでした。



けっこう好きです、この映画。





話の展開・演出は強引ですが意外と時代考証がしっかりしててアノ人やあの人が出てきたり。


んで、日本語翻訳で見たのですが主役の二人を青野武と広川太一郎がやってて、
そのかけあいが抜群でまたこれはこれでかなり楽しめたりなんかして。。

「秒速5センチメートル」(2007)を見ました。


マック一台で「ほしのこえ」というアニメ映画を作った新海誠監督がしっかりロケハンまでやってリアルに描いた男と女の数年に渡る話。

あ、これもアニメです。






いやぁ、よかったです!!!


この映画、主人公の小中時代を描いた「桜花抄」、別の人物からの視点で主人公の高校時代を描いた「コスモナウト」、そして成人して大人になった(はずの)主人公を描いた「秒速5センチメートル」って3部作になってます。


一部と二部ではその真っ直ぐな情熱に胸が熱くなり、三部ではノスタルジーに浸る、そう、三部目があるからこそこの映画はぐっと深みが増したんだと思います。


風景描写の美しさもさることながらこの話、リアルです。
というのも人物描写がかなりしっかりしてるから。

リアルさにこだわるなら実写で作ればいいのかもしれないけどこの監督だからこそのこだわりで、というか彼の作るのはまずアニメありきだったのかもしれません。



そこに乗っかりましょう!



客観的に見れるはずの年齢になった俺が二部の青春ものをガッツリ正面から見れるなんて、まして思わず泣きそうになるなんて。。



時間と距離は時になんて残酷なんでしょう…



そして、三部のラストにかかるあの曲。

元々好きな曲だったのですごく良かったです。

これを聴きながらまた涙ぐむ俺…



切ねぇーっす!!!





秒速5センチってのは桜の花びらが舞い散るスピードだそうです。

毎年、桜の時期になると俺はこの映画を思い出すかもしれません。

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