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新入荷です!

佐藤 麦 ¥380
請副 泡盛¥300

砂肝のコンフィ¥480

ヨロシクです!

コメント(813)

2/1清酒1銘柄更新です。(青木萬吉商店より)

『大人の辛口カルピス、薄めずにそのままで!』
〇中島屋・純米にごり(山口県)
グラス半合¥330

*中島屋酒造(周南市土井) 創業1823年(文政六年) 造りは僅か100石程度。
旨みたっぷりな酒質は、清酒が“米と水”で造られたお酒であるということを再認識させてくれる蔵元。
今回ご紹介の一本は、季節限定の純米のにごり酒の登場です。
他銘柄でも新酒の「にごり」は紹介してきましたが、中島屋のにごりは今季一番の濃度です。
グラスに注ぐと真っ白で、上新粉にクリームを足したような香りは穏やかです。口当たりは、粘度がありクリーミーで少し混じっているつぶつぶがアクセントになっています。味わいは、一瞬仄かに甘さを感じますが、直後に新酒らしいシャープな酸味がまったりとした味わいを引き締めてくれます。
見た目真っ白な外観に、子供の頃に飲んだカルピスを想い浮かべた皆様、当時は“適度に”(家庭により違うらしいです)薄める事を、しっかりもののお母さんより強要されていたことかと思います。「もう少し濃いカルピスが飲みたいよ、母さん!」口には出せない願いを抱いていた少年少女だった皆様、『大人の辛口のカルピス』中島屋純米にごり酒、“薄めずに”是非御賞味ください!
2/3清酒4銘柄更新です。(坂戸屋商店より)

〇綿屋・純米原酒岡山雄町23BY(宮城県)
グラス半合¥430

*金の井酒造(栗原市一迫) 宮城県より彗星のごとく現れた蔵。創業は大正4年(1915年)、地元の銘柄は“金の井”。酒名の綿屋は屋号で、95年ごろより創りだした銘柄。派手な香りはありません。
『酒の肴を求める酒ではなく、“食事と共にある酒”』。
この綿屋は、岡山県産の雄町米を使用した23BYの純米原酒(ひやおろし)を酒販店にて低温管理の元熟成させた一本。キレイに熟成したことを窺わせる穏やかな香り、ソフトな口当たりですが、研ぎ澄まされたシャープな酸味がドライな味わいとなり静かに広がっていきます。

〇開運・無濾過純米“赤磐雄町”生原酒(静岡県)
グラス半合¥370

*土井酒造(掛川市小貫) 明治7年(1874年)に創業。蔵元の地元である小貫村の発展を祈って酒名を“開運”と名付けられました。
昭和61年の全国新酒鑑評会に静岡県内から21蔵が出品し、10蔵が金賞、7蔵が入賞を果たす快挙を達成。全国的に無名であった静岡県の地酒が、金賞の1割近くを占め、一躍注目を集める結果になりました。
開運の土井酒造は、その静岡吟醸酵母の実験酒蔵であり、昭和
50年代後半から60年代にかけて、まだ開発段階だった静岡吟醸酵母の発展に大きく貢献した酒蔵です。今では静岡は“吟醸王国静岡”と地酒ファンに知られる存在になりました。
この「赤磐雄町」は、岡山県赤磐市軽部地区で育てられた雄町のみにつけられる最上級ブランド酒米を100%使ったものです。
先日の某試飲会で、女将一押しの銘柄です!

〇王禄・純米吟醸無濾過生原酒23BY(島根県)
グラス半合¥500

*王禄酒造(松江市東出雲町) 神々が集う地として神話に登場する出雲。王禄酒造は、この東出雲町に根ざし、酒造りを始めて130年余。生産石数600石、杜氏以下5名の蔵人達により、全ての工程を手作業で行なっています。
王禄という酒名の由来は、「酒は天の美禄である」という中国の古いことわざから。美禄のなかでも王者の風格を持つ酒でありたいという願いが込められています。
その酒質は“全ての酒類”の中でもトップクラス!軽やかなのに味わい深い。力強いが柔らかい。一見矛盾に感じるその味わいは全ての酒徒を魅了することでしょう。
この銘柄は2年熟成の生原酒、限定品の王禄です。香りは穏やかで仄かな甘さを持つ柑橘系を想わせるものが漂います。味わいの中には、柑橘類の皮の部分を想わせる、“キュッ”と爽やかな渋さを感じるようなシャープな酸味が、奥ゆかしく上品で仄かな甘味を感じる旨みを伴いながら流れていきます。

〇悦凱陣・純米吟醸“興”無濾過生原酒(香川県)
グラス半合¥520

*丸尾本店(仲田度郡琴平町) 悦凱陣(よろこびがいじん)を醸す丸尾本店は、金毘羅宮の参道の趣のある町並みが続く一角に位置し、古くは勤皇の志士たちが出入りしたという由緒ある蔵元です。(桂小五郎や高杉晋作が潜伏していたこともあり、今でも本宅のからくりや密談室跡が残っています。)
純米吟醸“興”は、蔵元であり杜氏である、丸尾忠興さんの名前の一文字を冠した自信の銘柄です。
濃醇な銘柄が多い悦凱陣にあって研ぎ澄まされたシャープな酒質が印象的です。香りはやや沈んだトーンで閉じ気味な印象の中に僅かに青さの残るメロン、口に含むと、新酒らしい軽やかな酸が原酒の力強さと共に口中に広がっていきます。骨太な味わいで地酒好きを唸らせている凱陣ですが、こんな“クール”な凱陣もあるのかと唸らせる一本です!
2/4清酒1銘柄更新です。(青木萬吉商店より)

『雪が舞う今夜は、熱燗で五臓六腑に沁みわたらせましょう』
〇奥播磨・純米吟醸"芳醇超辛”(兵庫県)
グラス半合¥400
*この純米吟醸酒は、兵庫県の酒造好適米『夢錦』と酒米の王様『山田錦』を麹米に使用した贅沢な一本。
麹を想わせる香りの中には、少し甘さを感じる香ばしさが漂います。味わいは、『芳醇超辛』のとおり、旨みある辛口酒となっております。濃醇なお酒が多い印象の奥播磨にあって、適度なアルコール度数のためか、旨みたっぷりな飲み口のわりに意外と軽快な酒質に感じます。また燗で旨い酒で名高い奥播磨。この銘柄も例外ではありません。燗も是非!

下村酒造(姫路市安富町) 奥播磨の酒造りは5人の蔵人によって醸されております。代々伝わる「手造りに秀でる技はなし」の家訓を守り、機械化・大量生産を一切行わず、手造りによる伝統の酒造りを丁寧に守り続けています。〜蔵元HPより〜
2/5グラス白ワイン1銘柄&グラス赤ワイン2銘柄更新です。

グラス白ワイン
〇サンタ・マッダレーナ・ゲヴェルツトラミネール・クレインステイン2012/カンティーナ・ボルツァーノ(伊トレンティーノ・アルト・アディジェ州)
60ml¥520・90ml¥670・デキャンタ¥2200・ボトル¥3800

*「イタリア屈指の白ワイン産地」と、注目を集めるイタリア北限の産地アルト・アディジェ。この地にワイナリーを構える、優良ワインメーカー、それが「カンティーナ・ボルツァーノ」です。
この地方の有名なワイナリーは、ほとんどが共同組合。通常は“量”を求めるために協同組合方式がとられるものですが、ここアルト・アディジェでは“質”の向上のためにこの方式を採用。高品質のワイン造りが推し進められ、地域全体のレベルが急速に向上しています。
(2001年にカンティーナ・グリエスとカンティーナ・サンタ・マッダレーナが合併しカンティーナ・ボルツァーノに。) カンティーナ・ボルツァーノはそんなワイナリーの一つです。彼らが造るは全て高品質かつリーズナブル。
イタリア国内でも高い評価を得ており、ボルツァーノを抜きにしてアルト・アディジェのワインを語ることはできません!

グラス赤ワイン
〇ヴァルテッリーナ・スペリオーレ・グルメッロ2009/ネラ(伊ロンバルディア州)
60ml¥480・90ml¥620・デキャンタ¥2050・ボトル¥3500

*ネラ家は1940年にギドラ・ネラによって設立され、ヴァルテッリーナのワイン生産地の中心部にてワイン造りをしています。
海抜300mから350mの大変良い位置にある畑は、急斜面なためほぼ全てが手作業で行わなければならず、そのため1haあたりの年間にかかる労力は1400時間+αで、これは他の生産地の7倍、(隣の州の銘醸地)ピエモンテの5倍に相当します!
高い品質と信頼の持てるワインのみを生産することを目指しており、近代的な瓶詰装置や醸造設備、そして独自のセラーでの熟成においては神経質なほど完璧なコントロールで、最良のワイン造りをしています。

〇コート・デュ・ローヌ・ルージュ・レ・カトル・テール2010/Dmサンタ・デュック(仏ローヌ)
60ml¥480・90ml¥620・デキャンタ¥2050・ボトル¥3500

*小柄だが筋骨逞しい陽気なイヴ・グラによって営まれているワイナリーで、1985年に父親から引き継ぎました。彼の代になって元詰めに切り替えました。
葡萄園面積は約10haで、さほど大きくありません。しかしこの小さなドメーヌによって造られるワインは、今や世界中のワイン評論家を驚かせています。
ある著名な評論家は彼のことを「私に言わせればサンタ・デュックはジゴンダスに君臨するチャンピオンである」と絶賛し、最高評価の5つ星生産者として非常に高く評価しています。
このワインの葡萄は4つの村のブレンドで、ワイン名の『カトル・テール』(4つの土壌)は、それに由来しています。当店では何度もご紹介している造り手で、味わいもさることながら、(今のところ)コストパフォーマンスも抜群です!
『チャンピオンの味』是非お試しください。
2/7清酒2銘柄更新です。(青木萬吉商店より)

『プリティ&キューティ流輝』
〇流輝・純米吟醸ももいろ舟搾り無濾過生(群馬県)
グラス半合¥370
当店では着実にファンを増やしている銘柄『流輝』。今回の一本は季節限定商品で、“赤色酵母”を使用し醸した、ほんのりピンク色のおりが絡んだ生酒のご紹介です。
香りは甘酸っぱさを感じさせるヨーグルトに甘さ控えめなイチゴジャムを混ぜたような風味が漂い、口当たりはソフトですが直後に広がる甘酸っぱさは、イチゴヨーグルト風味のマシュマロが口で溶けていくような様を連想させます。『キュート』で『プリティ』な味わいの流輝。是非お試しください!

〇残草蓬莱・特別純米槽場詰無濾過生原酒五百万石(神奈川県)
グラス半合¥370
当店ヘは今季4銘柄目の残草蓬莱、『青の残草・五百万石』の登場です!
香りは穏やかな中に僅かに和系の梨と槽場直詰めらしい“ガス感”は少し硬質な印象です。味わいはシャープで、梨やリンゴの芯に近い部分を想わせる甘渋く感じる味わいが張りのあるキレイな酸味と共に流れていきます。
2/10グラス白ワイン1銘柄更新です。

『初ご紹介のスペイン産白ワイン!』
〇バゴ・アマレーロ・アルバリーニョ2011/アデーガス・ガレーガス(西ガリシア州リアス・バイシャス)
60ml¥480・90ml¥620・デキャンタ¥2050・ボトル¥3500

*このワインの原産地「DOリアス・バイシャス」は5つのサブゾーンから構成されますが、「アデーガス・ガレーガス」はうち南部の2つ「オ・ロサル」と「オ・コンタード・ド・デア」に畑を所有しアルバリーニョはもちろん、地場品種のロウレイラ、トレイシャドゥーラ、カイーニョなどを栽培しています。
2012年に発売開始されてばかりの(このわいん)『バゴ・アマレーロ』(=黄色の房)は、サブゾーン「オ・ロサル」のアルバリーニョを100%使用した新作で、この地域のアルバリーニョの顕著な特徴である“花の香り”を最大限に表現することを作品コンセプトとしています。
醸造は、新世代の女性醸造家、アスンシオン・カルバルジョが行ないます。スペインの複数のワイナリーの他、カリフォルニアの「アローホ」での醸造経験もある彼女は、女性醸造家ならではの感性で、多数の魅力的な作品を生み出しています。
尚、ラベルデザインは地元ガリシアのデザイナーが手掛け、ブドウの実を花のように彩ることで、このワインの特徴を表現しています。当店初登場です、是非!
2/11グラス赤ワイン2銘柄更新です

〇イル・パッソ2012/ヴィニエティ・ザブ(伊シチリア州)
60ml¥450・90ml¥590・デキャンタ¥1950・ボトル¥3300

*ザブの創始者のアデュア・ヴィッラは、1980年に南アメリカからイタリアへ移り、ワインの販売に携わっていました。その頃から、いつかは自分のワイナリーを持つ事を夢見ていました。
そして、念願の畑を購入し、畑の手入れを始めたのです。彼は、ファルネーゼ(アブルッツォ州)の醸造責任者であるフィリッポと10年来の友人だったので、自分の畑を見せました。するとフィリッポは、その可能性を秘めた畑に惹かれ、ザブの醸造も手がけることになりました。こうしてファルネーゼの力を借りることでザブの品質は一段と高くなりました。
イル・パッソの“パッソ”には「乾燥した」という意味と「歩み」という意味があり、ラベルに足跡が描かれています。
それは畑での手作業を含め一歩一歩最高の品質に向かって前進するイメージで造られたワインだからです。

〇クリアンサ・カベルネ・ソーヴィニヨン-ガルナッチャ2010/ボイーガス(西カタルーニャ州/ぺネデス)
60ml¥520・90ml¥670・デキャンタ¥2200・ボトル¥3800

*ワイナリーの歴史は長く、14世紀から名声を誇り続けたアルト・ぺネデス最北端の伝説的な広陵畑「カン・マシーア」で、400年以上に渡って葡萄栽培を営み、1936年からカバ造り(瓶内二次醗酵のスパークリング)を開始した老舗です。その濃密で深い味わいは他の生産者にはまず見られないもので、スペインのトップソムリエ達と35ヶ国の名門インポーターが長年支持し続けているのもうなずけます。
現当主は、孤高の天才ジョルディ・カサノーバス。このワインは、カバ(スペインのスパークリングワイン)で定評のあるワイナリーが造るスティル(赤)ワインで、平均樹齢40年のカベルネ・ソーヴィニヨンとガルナッチャ(グルナッシュ)からのワインを、アリエ産フレンチオークで12ヶ月間熟成させた、コストパフォーマンスに優れた仕上がりの一本です。
2/12清酒2銘柄&グラス赤ワイン1銘柄更新です。

清酒(青木萬吉商店より)

『素肌美人のあなたは是非!そうでないかたも是非』
〇角右衛門・純米吟醸無圧上槽中汲み生(秋田県)
グラス半合¥370

*木村酒造(湯沢市) 角右衛門は地酒販売店限定銘柄で、木村酒造の酒造りに多大なる貢献、影響をもたらした木村家三代目「角右衛門」の名を冠した銘柄です。酒名は男っぽいですが、その酒は、秋田美人の透き通った素肌を思わせるような柔らかな香りと味わいです。
この純米吟醸は、酒を搾る際、“圧力”をかけずに醪の自重だけで滴り落ちたものを瓶詰めした限定商品の生酒です。香りは引き締まった印象の中に、仄かなミントに白い果実と僅かにパイナップルのヒント。口当たりはとてもソフトでクリーン。その透き通った味わいの中には、それぞれ混じりけのない酸味・甘味・旨味が見事に調和しながら静かに流れていきます。その酒質は、クールビューティで色白な素肌美人の秋田美人を思わせます。厚化粧のあなたは是非!
(*2013年3月現在、私は実体験では秋田美人の透き通った素肌も色白な素肌も知りません。イメージです。残念!)

〇南方・純米吟醸無濾過生原酒しぼりたて(和歌山県)
グラス半合¥380

*世界一統(和歌山市湊紺屋町) 紀州が生んだ<知の巨人>南方熊楠は、紀州伝統蔵、清酒世界一統の創業者・南方弥右衛門の実子として生まれました。世界の植物学・民俗学に大きな功績を残した熊楠は自然保護活動の先駆者でもあり、のちに世界遺産登録された「熊野古道」が豊かな自然を現在まで残しているのは、熊楠の活動が大きく影響しているといわれています。紀州の豊かな自然の恵みに育まれ、熊楠の情熱・探究心は清酒世界一統の酒造りに代々受け継がれています。(世界一統HPより)
季節限定醸造のしぼりたて生原酒、南方(みなかた)銘柄の純米吟醸の紹介です。透き通っていて少し甘さを感じさせる香りの中にうっすらと白桃のシルエット。ほんのり甘く感じる味わいを、フレッシュで少し硬質な酸味が引き締めます。

グラス赤ワイン
〇ラストー2011/ドメーヌ・ラ・スマド(仏ローヌ/ラストー)
60ml¥590・90ml¥770・デキャンタ¥2550・ボトル¥4500

*仏コート・デュ・ローヌの南、ラストーの村にあるワイナリーです。
現当主はアンドレ・ロメロ。             
彼は古い樹齢の樹から素晴らしい品質の赤ワインを造っています。(以下『』はフランスの専門誌より) 『太陽を一杯に浴びた豊かで美味なワインを愛する人であれば、間違いなくアンドレ・ロメロのワインに喜びを感じるだろう。アンドレは情熱に溢れ、ラストー村の葡萄畑に愛着を持つ醸造家である。収穫量を抑え、最適な時期に収穫を行い、卓越した技法で醸造することにより、ラ・スマドのワインは濃厚でコクがあり幅のあるボディと、熟して華やかな果実味などの特徴を備え、このAC(原産地)銘柄では比類なき優れたワインとなっている!』
また、ある著名批評家は、ラストーで唯一の5ッ星生産者(最高評価)として絶賛しています。
当店では2009年ヴィンテージ(素晴らしい出来でした)をご紹介以来の登場です。
新ヴィンテージの2011年、喜びを感じられるでしょうか?!是非!
2/14『仕事を早く切り上げ、地元で一杯』
清酒1銘柄&グラス白・赤1銘柄更新です。

清酒(青木萬吉商店より)
〇加茂福・純米吟醸おりがらみ生(島根県)
グラス半合¥360

*加茂福酒造(邑智郡邑南町) 大正11年地元県社、賀茂神社の御神酒酒屋として創業いたしました。
平成6酒造を最後に杜氏制度を止め、蔵元、社員による酒造りを始めました。蔵内の合理的なレイアウトを始め、酒造り専用のハイテクタンク導入など着々とインフラ整備を行っており将来とも地元に愛される、また、地元に根を深く下ろした酒蔵として生きていこうと思っています。(蔵元HPより抜粋)
加茂福の新酒・おりがらみ(にごり)生酒のご紹介です。
落ち着いた香りはクリーム、白粉、ベビーパウダーに仄かに白い果実、滑らかでクリーミーな口当たりですが、新酒の活性にごりのフレッシュで溌剌とし“ピリッ”と感じる酸味は、クリーミーな酒質を爽やかで引き締まった辛口のにごり酒としています。

グラス白ワイン
〇シャトー・ド・パランシェール・ブラン2012(仏ボルドー)
60ml¥450・90ml¥590・デキャンタ¥1950・ボトル¥3300

*シャトーの歴史は1570年まで遡る歴史あるワイナリー。 
現当主はジャン・ガザニオル氏。1977年にシャトーを引き継ぎ
ました。ワイナリーでは、ワインの品質を維持するため、環境に敬意を払うためにサステーナブル農法(環境保全型農法)を実践していて、まず土壌の保全を第一に考えます。土を健康に保つため、あえて畝間に雑草を生やしたままにしたり、伝統的な耕作法を行ったり、また、どうしても必要にならない限り農薬や有機肥料を使わないようにする、など非常に徹底しています。その結果、パランシェールの評価は非常に高く、80年代90年代前半のまだまだヴィンテージの差が大きかった時代でさえ、「パランシェールは品質が安定しているから、どのヴィンテージも試飲をせずに買える」と言われておりました。またある著名批評家が「ラス・カーズ(有名銘柄)が100ドルもするのなら、私はパランシェールをすすめる。」と言ったことがあります。そんなパランシェールが少量造る白ワイン、こちらも超コストパフォーマンスです!

グラス赤ワイン
〇ロバーガ2011/ビニコラ・デル・プリオラット(西プリオラート)
60ml¥480・90ml¥620・デキャンタ¥2050・ボトル¥3500

*プリオラート協同組合は1991年、125軒の栽培農家によって設立されました。この組合の強みは、合計205haもの畑を持っていたこと。そして、彼らの品質に対する意識が極めて高いこと。「手の届く範囲の格帯で、我が村プリオラートのワインを楽しんでほしい」という思いで、一致団結していることです!醸造を任されているのはサンドラ・メレンデス(女性)。ワイン造りのリーダーとしてはもちろん、職人気質のおじさんが多い組合員のアイドルとして、この素晴らしい協同組合を太陽のように照らしています。
ちなみにロバーガは「日傘」の意味。「夏の海岸におけるビーチパラソルのような、心地よさをもたらすワインでありたいと思い、命名しました」(サンドラ・メレンデス)
2/15清酒3銘柄更新です。(朧酒店より)

〇春霞・純米直汲み無濾過生(秋田県)
グラス半合¥320

*栗林酒造(仙北郡美郷町) 春霞は明治7年(1874年)創業で、創業者は五代目栗林直治。仙北平野の良質の米と、六郷町の豊富な地下水に恵まれ、育まれてきました。
現在の当主は栗林啓亮で、酒屋を初めてから六代目になります。創業当時は泉川などの銘柄で出荷していたようで、春霞の銘柄はいつごろから使われたものか定かではありません。
この銘柄は、謡曲「羽衣」の一節、「春霞たなびきにけり久方
〜」から取ったということです。また、「霞」が古くは酒の異名であったことにちなんだ、とも言われています。
当店初登場の春霞、季節限定のしぼりたて・純米直汲み生酒です。香りは穏やかで、直汲みのガスっぽさに覆われた中に少し甘さを感じさせる白い果実が漂います。味わいは、口当たり軽やかで仄かに感じる甘さを、ピチピチとしたフレッシュで僅かに収斂味を感じる酸が、味わいを引き締めつつ広がっていきます。コストパフォーマンス抜群!是非お試しください!!

〇不老泉・山廃仕込純米吟醸中汲生(滋賀県)
グラス半合¥420

*上原酒造(高島氏新旭町) 「辛口」「甘口」だけが、お酒の味わいではありません。「旨口」という味わいもあります。口に含んだ瞬間は、米の持つコクと甘さが口の中に広がり、あと口を爽やかな余韻を残してのど元を過ぎ、そしてサッと消えていく。これが本当の美味しい酒なのです。上原酒造ではこのようなお酒を造るために独自の手法による全国でも類を見ない山廃仕込、いいところだけをしぼる木槽天秤しぼりを続けています。
当社の山廃仕込みは酵母添加を一切いたしません。
昔ながらの旨口のお酒を手造りで続ける。
これが上原酒造のモットーです。
「不老泉」は、お地蔵さんが出られた蔵内の自噴井戸より命名。(以上、蔵元HPより抜粋)
当店初登場の「不老泉」。やや閉じ気味の香りは乾いた木の実が漂いますが、空気と触れさせ温度が上がってくるとその中には、ドライフルーツのアプリコットやイチジクが見えてきます。味わいは、吟味され選び抜かれた(のではないかと想わせる)旨みと、フランスのソーテルヌやイタリアのパッシートなど、上質なデザートワインから感じる凝縮した酸味が、一つの塊となり口中を満たします。旨味たっぷりで濃厚なはずの酒質ですが、重たさは皆無で、むしろ軽やかで柔らかにさえ感じる酒質に、この蔵元の凄さを感じます!必飲です!!
(飲み干し空になったグラスの香りはまさにデザートワインです)

〇而今・特別純米無濾過生原酒(三重県)
グラス半合¥360

*木屋正酒造(名張市本町) 創業文政元年(1818年)。
伊賀は秘蔵の国 山紫水明の自然郷 名張川の流れにいだかれ 水もよし気候も良く 良質の伊賀米の出来る処 
古き酒蔵ありて酒うまし(蔵元HPより)
木屋正(きやしょう)酒造の地元等で親しまれている銘柄は高砂。
而今は、現蔵元であり杜氏である大西唯克氏が命名。
「而今」とは、仏教用語で「今、この一瞬」の意。「過去や未来に囚われず今をただ精一杯に生きる」、という意味を込めて命名されたそうです。現在は入手困難な銘柄の一つになってしまいました。
当店初登場の「而今・特別純米」。和系の梨に少しのぺルノリキュールが漂う香りは洗練されています。柔らかに感じる口当たりは、(シャリシャリした)和系の梨よりも、しっとりとした洋梨を想わせるテクスチャーです。やや甘く感じる味わいですが、イチゴを想わせるような可愛い酸味と、果実の皮の部分から感じるような渋味が全体を引き締めています。
『本日も絶賛営業』
2/17グラス白ワイン1銘柄更新です。

〇ヴェレナー・ゾンネンウーア・シュペトレーゼ2011/ミューレンホフ(独モーゼル)
60ml¥520・90ml¥670・デキャンタ¥2200・ボトル¥3800

*ミューレンホフの現存する最古の記録は1337年で、1990年よりステファン・ユステンによってワイン造りが行われています。
伝統的にズースレゼルブ(葡萄果汁・味わいの調整用)は使用せず、醗酵を途中で止めて甘みを残しています。
今でこそ、モーゼルの一流生産者の間では一般的になっているこの方法も、実はミューレンホフが初めて試みた方法です。
ミューレンホフのワイン造りのテーマは、「甘くてもハーモニーが大事。ファインでフルーティなワイン造り」です。他の生産者がうらやむような超一流畑のみを所有しており、もっと有名になってもいいと、いつも思わせる生産者です。ユステンは、ワイン造りに一生懸命な反面、自分のことを伝えるのが苦手そうな寡黙な人です。「ワインが語ってくれるよ。」そんな言葉が似合う造り手です。(輸入元HPより)
2/19グラス赤ワイン1銘柄更新です。

〇シャトー・ラ・ファヴィエール2010(仏ボルドー)
60ml¥520・90ml¥670・デキャンタ¥2200・ボトル¥3800

*1750年代、とあるボルドーの名士が、ボルドーの銘醸地サンテミリオンの外れリュサック・サンテミリオンに小さなワイナリーを建設しました。それがのちのCh・ラ・ファヴィエールです。 
ワイナリーの、唯一にしてとてもシンプルな哲学があります。「銘醸と呼ばれるシャトーたちと同じ手法を用いることで、銘醸シャトーに匹敵する、そして他にはない唯一無二のボルドー・スペリュールを造ること」。葡萄の厳しい選別や、醗酵における樽の扱い方などは、全てこの目的につながっていると言えます。ワイン醸造のプロセスにおいて、一つの決まったやり方というのを設けていません。全てのタンク、全ての樽、あるいは全ての区画において、それぞれの特徴や品質に合わせて手法を変えています。また、より品質を高めるため、セカンドワインを新たに作るようになりました。
当店初登場のボルドーです。バランスの良い滑らかな口当たりの一本です。是非お試しください。
2/21本日の黒板メニュー
〇ホタルイカ¥380
〇背黒イワシのマリネ・シェリービネガー風味新玉葱と¥480
〇寒サバの〆サバ¥580
〇真タラ白子の塩焼き¥580
〇シラスのピザ¥580
〇新玉葱のオニオングラタンスープ¥480
〇京都産・菜の花のオーブン焼き¥580
〇(写真)メバルの和風アクアパッツァ¥980
〇ピピシュ・砂肝とレバーのトマト煮¥750
2/22清酒3銘柄&グラス赤ワイン3銘柄更新です。

清酒(朧酒店より)
〇七本鎗・純米“吟吹雪”火入れ(滋賀県)
グラス半合¥330

*冨田酒造(長浜市木之本町) 日本人の主食はご存じ「米」です。その米と水を使って出来るお酒が「日本酒」。「THE 日本のお酒」そう思うと面白いし、大切にしたく思います。それぞれの地に根付いて来た昔ながらの酒「地酒」。その地酒の「地」の部分を大切に、ここ滋賀県は湖北より発信したいと思います。
守るべき部分は変えずに守り、変革する部分は果敢に挑戦する。その両輪で伝統文化を次世代へと継続させていきたいと思います。十五代蔵元 冨田泰伸(蔵元HPより抜粋)
この一本は、滋賀県の酒造好適米『吟吹雪』100%の“火入れ”の純米酒です。香りは穏やかで瑞々しい中に仄かに柔らかな穀物を感じます。柔らかな旨みある味わいは澄んでいてキレイ。旨みの後に続く透明感あるクリーンな酸味は強めですが、全体を瑞々しい味わいとしています。燗も是非お試しください。また次項の生酒との飲み比べも是非お試しを!

〇七本鎗・純米搾りたて生酒中取り(滋賀県)
グラス半合¥390

*冨田酒造(長浜市木之本町) 蔵元情報は前項を参照ください。
この銘柄は、季節限定商品の純米搾りたての生酒で、お酒を搾るさいバランスのよい中間部分を瓶詰めした中取りです。香りは穏やかで少しオイリーに感じる中に、うっすらと生の木の実とカマンベール等白カビチーズの外皮を想わせるような香りを、搾りたてのガス感が覆います。瑞々しい味わいですが、搾りたての(醗酵で沸き立つ)ガス感、旨み、フレッシュな酸味が混ざり合い、こらから旬をむかえる春を告げる野菜、山菜がもつ“えぐみ”(渋味)のような味わいが口中を引き締めつつ広がります。黒板の菜の花と是非!

〇石鎚・純米“初”袋吊りしずく酒斗瓶採り(愛媛県)
グラス半合¥470

*石鎚酒造(西条市氷見丙) 創業は大正9年(1920年)。酒蔵の位置するこの地は、西日本最高峰「石鎚山」のふところで名水の町として呼び声の高い愛媛県西条市にあり、仕込み水にこの石鎚山系の清冽な水を使用、西条・周桑平野の穀倉地帯を控えており、酒造りに非常に適した気候・風土の中にあります。
越智家(蔵元)は、元々隣町にて14代にわたった庄屋でしたが、その後西条市氷見に移り、回船問屋を経まして酒造業へ転身し、現在に至ります。(蔵元HPより抜粋)
石鎚酒造・季節限定商品の『初(うぶ)』は、初しぼり、初出荷、初々しいお酒、そんな思いを込めたネーミングです。
今回ご紹介の一本は、当店取引先酒販店“特別誂え”の逸品で、『袋吊り』『しずく酒』『斗瓶採り』!いわゆる“鑑評会”出品酒と同じ造りの贅沢な純米です!
香りは穏やかで控えめ、少し青さを感じさせるメロンが仄かに漂います。味わいは、透明感溢れる程よい旨味と、少し収斂味を感じるフレッシュな酸味が静かに広がる辛口の一本です。

前項からの続き
グラス赤ワイン
〇キアンティ・コッリ・フィオレンティーニ2011/ファットリア・バニョーロ(伊トスカーナ州)
60ml¥480・90ml¥620・デキャンタ¥2050・ボトル¥3500

*ファットロリア・バニョーロは「君主論」で知られるマキャヴェリ家がかつて所有していたこともある美しい荘園で、これを気に入ったバルトロメオ・バルトリーニ・バルデリが1811年に夏の
別荘として購入したものです。現在は、1994年にマルケージ・バルドリーニ・バルデリ(マルコ)が叔父から引き継ぎ、ハイレベルのワイン造りを目指しています。
「売れるワインではなくて自分が好きなワインを造ること。それにはエレガンス、飲み進められることが大事。」とマルコは語ってくれました。
各ヴィンテージへの評価を尋ねると、「太っていても、スタイルが良くても全部ベスト!すべてが自分の子供。だからどれがいいとは言えない。」と答えが返ってきました。
「昔は細身の子が好きでした」。でも今は、ストライクゾーンはイチロー並みに広がりました。そんなあなたは是非!

〇カサ・カスティーリョ・レセルバ2005/カサ・カスティーリョ(西ムルシア州/フミーリャ)
60ml¥520・90ml¥670・デキャンタ¥2200・ボトル¥3800

*スペイン国内では名声あるソムリエ達に賞賛されている注目すべきフミーリャの自家葡萄園元詰め生産者です。
この地域は「フミーリャの高原」として知られ、地中海に隣接する大陸性気候です。年間降雨量が300ミリという乾燥した気候、晴天日が平均315日、日照時間が3000時間を超え、夏冬、昼夜の気温の差が大きい地域です。乾燥した気候条件のため病害虫の心配はなく、農薬などの化学薬品は一切使いません。このワインの葡萄品種モナストレルは旱魃に強く、水や強い日照のストレスを受けることで樹勢が抑制され、収量も低くなり、色濃く、フレイバーに富み、成熟度が高く、タンニンも完熟した葡萄が実ります。
そんな葡萄からのこのワイン、フレンチオークの樽で18か月熟成の逸品です!

〇V.d.P.デュ・ガール・“レ・ヴィーニュ・ド・モン・ペール”2005/マ・デ・ブレサド(仏ラングドック)
60ml¥590・90ml¥770・デキャンタ¥2550・ボトル¥4500

*曽祖父は生物学者でSO2の開発に携わり、祖父はボルドーでワイン造りに携わっていたという家系です。
また、先代はこの地に初めてカベルネ・ソーヴィニヨンを植えたり、樽熟成の白ワインを造ったりとロジェ・マレはこの地のパイオニア的存在です。醸造についてはロジェ・マレが確立し、現オーナーで息子のシリル・マレの代になりさらに品質が向上しました。各畑別、葡萄品種別で、それぞれのポテンシャルを大切にしたワインを造っています。
このワイン“レ・ヴィーニュ・ド・モン・ペール”(=「我が父の葡萄樹」の意)の名の通り、40年前父ロジェの植樹したカベルネ・ソーヴィニヨンを使っています。この地域の規定外のカベルネ・ソーヴィニヨンを使用しているため、VdP(ヴァン・ド・ペイ=地酒、格下の格付け)となっています。
そんなお役所仕事の格付けなど、“ものともしない”味わいのワインです。「父の成果があったからこそのワイン」という思いが込められた一本!貴重なバックヴィンテージ2005年です。
『3回転半、無理だな。
安定した2回転ができる酒場を目指します!』

2/24清酒1銘柄更新です。(朧酒店より)

〇若波・純米生酒
グラス半合¥360

*若波酒造(大川市鐘ヶ江) 大正11年、今村本家酒造の分家として大川の地に創業。
蔵の傍らを流れる筑紫次郎(筑後川)の若々しい波の姿より「若波」と銘々致しました。物づくりの街・大川で育まれた感謝の気持ちを込めて・・・(蔵元HPより)
火入れが多い商品構成にあって、この一本は季節限定品の生酒です。
穏やかで少し甘さを感じる香りの中には、完熟したリンゴと少し収斂味を感じる生酒のガスっぽさが僅かに漂います。
口当たりは柔らかく瑞々しい味わいですが、生酒のフレッシュな酸味とリンゴの芯の部分から感じるようなジューシーで甘渋い味わいが、瑞々しい酒質にアクセントと奥行きを与えているようです。美味しい純米酒です!
2/26グラス白ワイン1銘柄更新です。

『造りこんでいない、自然な味わいのソーヴィニヨン・ブラン!』
〇プイィ・フュメ2011/セルジュ・ダグノー(仏ロワール)
60ml¥590・90ml¥770・デキャンタ¥2550・ボトル¥4500

*ダグノー家は仏ロワール地方ベルティエ村に住み1830年からワイン造りをする家系で、セルジュ・ダグノーは、二人の娘ヴァレリー(70年生まれ)とフロランス(69年生まれ)と共にワイン造りをしています。プイィ(地区)の中で最も良いと言われるシレックス(いわゆる火打石の香り:ミネラルの風味をソーヴィニヨン・ブランにもたらす土壌)をもつサント・アンドラのエリアなどに畑を持っています。
畑では、1988年以来ビオディナミ農法(超自然農法)で作業を行っています。除草剤は使わず定期的に耕すことで雑草を除き、化学肥料は使わず有機肥料のみ少量使用しています。セルジュ・ダグノーが造るこのワインは、地元フランスの専門誌等で好評価を獲得している一本です。このワインの原産地(A.O.C.)でワイン名にもなっているプイィ・フュメの特徴(フュメ=煙の意、ワインに火打石を打ったような香りを感じる)を良く表した一本で、プイィ・フュメのテロワールと自然な味わいのソーヴィニヨン・ブランを感じることができる逸品です!
2/28清酒1銘柄更新です。(朧酒店より)

〇若波・純米火入れ(福岡県)
グラス半合¥350

*若波酒造(大川市鐘ヶ江) 
日本酒をあまり飲まれない方にも、また地酒通の方にも、共にご好評を得ている銘柄『若波』。
この銘柄は蔵の主力商品の火入れの純米酒です。香りは穏やかながら完熟したリンゴとその蜜を想わせるものが上品に漂います。味わいは、適度な酸味・甘味・旨み・渋味・アルコール感と、それぞれが出しゃばることなくまとまり、その澄んだ味わいに、スルスルと飲み進められグラスはいつの間にか空いている、という一杯です。先にご紹介の“生酒”との飲み比べも是非!
3/1グラス白ワイン&グラス赤ワイン各1銘柄更新です。

グラス白ワイン
『華やかな香りは、これからの季節にピッタリ!』
〇ミュラー・トゥルガウ・Q.b.A.トロッケン2012/ハンス・ヴィルシング(独フランケン)
60ml¥480・90ml¥620・デキャンタ¥2050・ボトル¥3500

*中世の街並みが続くイプホーフェン村でハンス・ヴィルシング家は、1525年に建築したとされているケラーをもち、ワイングートとしての経営は1630年から行なっていた、とても古く歴史のある生産者です。所有している畑は、南向きの斜面にあり、後方(北側)には冷たい北風を遮ってくれる山があり大変恵まれた場所にあり、イプホーフェン最高の畑と言われています。
また、ヴィルシング家はフランケン地方において最良とされる生産者の内の一人として、ドイツワイン専門誌で高く評価されています。
このワインに使われているミュラー・トゥルガウ種は、スイスのトゥルガウ州出身のスイス人植物学者、ヘルマン=ミュラーによって育種・開発された白ブドウ品種です。(フランケン地方では最も多く栽培されている品種)華やいだ香りは、これから春を迎える今の季節にピッタリです。
ドイツ国内で高い人気を誇る生産者。ここ向ケ丘遊園ではいかに?! ハンス・ヴィルシング、2銘柄目のご紹介です。

グラス赤ワイン
『伊・最優秀生産者に何度も輝く、コストパフォーマンス抜群の造り手の一本!』
〇モンテプルチアーノ・ダブルッツォ・コッリーネ・テラマーネ2008/ファルネーゼ(伊アブルッツォ)
60ml¥570・90ml¥740・デキャンタ¥2450・ボトル¥4300

*辛口評価で知られるイタリア・ワイン専門誌において2005、2006、2007と3年連続で、ファルネーゼが2500余りもの生産者の中からトップに選出されました。    
ファルネーゼは、1994年に設立されました。ファルネーゼの名前は、当時のファルネーゼの王子と結婚したオーストリアの王女マルゲリータが、この土地でワイン造りに身を捧げたことに因んでいます。現在、非常に人気の高いファルネーゼ。品質の高さと価格を超えた味わいが多くの専門家と愛飲家を驚かせています。このワインに使われているモンテプルチアーノ種は、アブルッツォ州全体で栽培されていますが、北部のコッリーネ・テラマーネ地区で最良の葡萄となります。(格付けも最高位DOCG) このワインに使われる葡萄は、南東向きの斜面の単一畑からのものを使用。コストパフォーマンスが素晴らしいワインが多いファルネーゼにあって、その特徴をよく知ることができる一本だと思います。他の生産者のもっと上の価格のワインと比べても全く遜色ありません!
3/3清酒1銘柄&グラス白ワイン2銘柄&グラス赤ワイン1銘柄更新です。

清酒(朧酒店より)
〇而今・純米吟醸八反錦無濾過生(三重県)
グラス半合¥390
好評の内に完売した「特別純米」に引き続き『純米吟醸』のご紹介です。仕込みには、広島県で育種・開発された酒造好適米“八反錦”(はったんにしき)米を使用。
綺麗な香りの中にはリンゴと仄かにマスカットを感じます。瑞々しくやや甘く感じる味わいは、完熟したリンゴの蜜を想わせ、ジューシーな酸はそのリンゴの皮の部分を想わせます。美味い!

*木屋正酒造(名張市本町) 木屋正(きやしょう)酒造の地元等で親しまれている銘柄は高砂。而今は、現蔵元であり杜氏である大西
唯克氏が命名。「而今」とは、仏教用語で「今、この一瞬」の意。「過去や未来に囚われず今をただ精一杯に生きる」、という意味を込めて命名されたそうです。
現在は入手困難な銘柄の一つになってしまいました。

グラス白ワイン
〇ガルナッチャ・ブランカ2012/ジョルディ・ミロ(西カタルーニャ州テラ・アルタ)
60ml¥480・90ml¥620・デキャンタ¥2050・ボトル¥3500

*父方は葡萄栽培家、母方は高名な接木業者の家系という、ヴィニ ュロンのDNAを受け継ぐジョルディ・ミロが、生まれ故郷のコルベーラ・デルべ村に家族が所有する5haの土地に葡萄を植えたのは、1999年のことでした。「ここテラ・アルタでは、糖度の高い完璧な葡萄ができるのですが、常識的な方法でワインを造ると、非常にアルコール度の高い、濃すぎるパワーワインになりがちなのです。僕は、その正反対の、料理にあう上品なワインを造りたいのです」(ジョルディ)。
理想とするワインのスタイルを求めて何年も試験醸造を繰り返したジョルディを理論と実践の両面で支えたのは、「プリオラート協同組合」の初代醸造長も務めた名手、イグナシ・カルシでした。そして、葡萄を植えてから12年後の2011年、まったく新しいスタイルのこのワイン『Garnatxa Blanca』が完成しました。

〇アルザス・ピノ・ブラン・オーセロワ2012/Dmアルベール・マン(仏アルザス)
60ml¥520・90ml¥670・デキャンタ¥2200・ボトル¥3800

*先代のアルベール・マン氏は1947年、ウエットルスハイムで初めて醸造所元詰ワインを生産した醸造家の一人。現在は娘のマリー・クレールさんと、その夫であるモーリス氏が後を継いでおり、モーリスさんの弟、ジャッキーと彼の奥さんが加わってワインナリーを運営しています。
初代のアルベール氏が行ってきた、化学薬品などを一切使用しない完全な無農薬・有機農法で葡萄を栽培し、品質にこだわったワイン造りをこつこつと行ってきたモーリス氏達だったが、この苦労が思わぬきっかけで実を結ぶのは1988年のことでした。隣のワイナリーを訪れたが試飲を断られ、代わりにこちらを紹介されて立ち寄ったというアメリカ人旅行者を、モーリス氏達はとても温かく迎え入れた。その数か月後、アメリカの新聞「ワシントンポスト」紙に『アルベール・マン』が大きく紹介されていたのだった。(この記事がきっかけとなり、アルベール・マンの名が世界に広がり海外との取引もぐんと増えたのは言うまでもありません)
今ではワイン専門誌やワイン批評家より、最高評価を獲得しています。

グラス赤ワイン1銘柄
〇シャトー・ラモット・ヴァンサン・レゼルヴ2011(仏ボルドー)
60ml¥480・90ml¥620・デキャンタ¥2050・ボトル¥3500

*栽培とエノロジストの資格を持つ兄クリストフと、ワイナリー・マネジメントと生物化学の課程を修めている弟のファビアンのヴァンサン兄弟によって運営されるシャトー。        
ニュージーランド、オーストラリアで修行を積んだ4代目兄弟が各地のワイン造りから良いと思うものは柔軟に取り入れ、ボルドーのテロワールと伝統手法を大切にしながら、伝統と近代技術の融合を目指しながらワイン造りを行なっています。
また自然環境を大切にするサステーナブル農法を実践。出来る限り化学物質を使用しない葡萄栽培を行なっています。
当店には4ヴィンテージ目2011年の登場です。数々のコンクールで金賞に輝く一本で、「これ以上のコストパフォーマンスは望めないのではないか」と思わせる、ボルドーの逸品です!
新ヴィンテージです、是非御賞味ください。
3/4清酒1銘柄更新です。(青木萬吉商店より)

〇角右衛門・純米吟醸山田錦仕込(秋田県)
グラス半合¥370
この一本は酒米の王様「山田錦」で醸した純米吟醸で、強すぎることはありませんが、完熟したジューシーなパイナップル様の香りや少し青さを感じさせる柑橘系フルーツが華やかに舞うようです。口当たりは軽く柔らかで、適度な酸味、適度な辛口加減にアルコール度数、それらが一つになりジューシーな旨みとなり口中を満たします。

*木村酒造(湯沢市) 2012、9月ロンドンで開催のIWC(インターナショナルワインチャレンジ)のSAKE部門において、木村酒造が醸す大吟醸が唯一本選出される“ チャンピオン・サケ”に選出されました!
地元では「福小町」の銘柄がおなじみの木村酒造。角右衛門は地酒販売店限定銘柄です。木村酒造の酒造りに多大なる貢献、影響をもたらした木村家三代目「角右衛門」の名を冠した銘柄です。
酒名は男っぽいですが、その酒は、秋田美人の透き通った素肌を思わせるような柔らかな香りと味わいです。
3/6清酒1銘柄更新です。(青木萬吉商店より)

〇ロ万・かすみ“2年熟”生原酒(福島県)
グラス半合¥370
花泉酒造(南会津町)
今回登場の一本は季節限定品“ロ万かすみ生原酒”の2年熟成バージョンです!原酒の力強さを感じる香りの中に、モン・ドール(ウオッシュチーズ)の外皮を覆うエピセア(樹皮)が漂います。やや重さを感じる(トロミある)口当たりは柔らかで、冷たい綿菓子が口中で溶けるがごとく、ソフトな甘さが広がっていきます。
3/10清酒2銘柄更新です。(青木萬吉商店より)

『アイラ・モルト!?』
〇マスターピース2014純米大吟醸仕込1号越神楽×k601(滋賀県)
グラス半合¥470
昨年大好評を頂いた笑四季のフラッグシップ銘柄である、マスターピースシリーズ。そのマスターピースの第一弾!2014年仕込1号のご紹介です。(抜栓したてのせいかもしれませんが)少しスモーキに感じる個性的な香りは、ミネラル豊富な海藻やヨードを想わせ、一瞬ですがアイラ・モルト(ウイスキー)が脳裏を過りました。ただ少し空気に触れさせると硬質な白い果実(和系の梨等)やライム等の青さを感じる柑橘系の香りも顔を覗かせます。味わいは甘味控えめでシャープで硬質な印象、潮味を感じるような酸味もまた印象的です。超個性的な味わいのアイラ・モルトの一本ラフロイグは、モルト愛飲家でさえも二分されるその味わいは、「愛せよ、さもなくば憎め!」と表現されます。
清酒業界で異彩を放つ笑四季。「愛せよ、さもなくば憎め」あなたはどちらですか?!
*笑四季酒造(甲賀市水口町) 「笑四季」(えみしき)の銘の由来は・・・酒は人生を楽しく暮らすときの糧となり、人と人とを絆ぐ潤滑剤の役目を担う。四季折々、日々笑って過ごせるようにとの願いからと言い伝えられられています。また、口に含んだ時に思わず笑みがこぼれるような美酒を醸す意気込みを表します。
(蔵元HPより)

『余韻に感じるサンセールにシャブリ!』
〇奥播磨・純米袋吊り雫酒生(兵庫県)
グラス半合¥440
この純米は、酒袋に醪を入れ吊るし垂れてきた酒を集めた雫生酒です。通常は吟醸等の高級酒で用いられる手法です。
うっすらと漂う香ばしさと僅かに白い果実を感じる香りは穏やかです。口当たりは滑らかですが、研ぎ澄まされた無垢な酸味と旨み・新酒の渋味が一つになり、ボリュームを増しつつ静かではありますが確かに広がります。また、余韻の中で鼻腔に抜ける、サンセールやシャブリ等の白ワインに感じるふんわりと漂うミネラル感も印象的です。
*下村酒造(姫路市安富町) 奥播磨の酒造りは5人の蔵人によって醸されております。代々伝わる「手造りに秀でる技はなし」の家訓を守り、機械化・大量生産を一切行わず、手造りによる伝統の酒造りを丁寧に守り続けています。酒造りの自然の理に背くとなく、蔵人の情熱と手間ひまかけて醸す手造りの酒「奥播磨」は私達のこだわりでもあり、また最も自然体に近い酒造りです。
〜蔵元HPより〜
3.11 『甦れ!東北』

最近よくあるんですが、スーパーに買い物に出かけたはいいが、「あれっ、何買いに来たっけ??」、年のせいか、若い頃の勉強不足のせいかは分かりませんが、物忘れがヒドイ今日この頃です。

そして3月11日。

日々の仕事に追われる毎日で、あの日への想いが(正直)薄らぐこともあります。
自戒を込めて、3.11は(この期間だけ)『思い出す日』ではなく、あの時から『まだ続いている日』なんだということを胸に、本日の営業に臨みたいと思います。

昨年も申し上げたことですが、
ご来店いただけるお客様には、押しつけがましく思われるかも知れませんが、また、それを商売にしなければいけないことに、東北生まれの一人として多少の引け目を感じますが、福島、宮城、岩手、をはじめとした東北の銘酒を飲みながら、あの日に想いを馳せていただければ幸いです。
「どうか心の片隅に東北を!」
数多の酒を扱えど、魂は東北の酒と共に!アップ&店主 鞠子昭平
〇磐城壽・季造りしぼりたて中汲み純米生(山形県*魂は福島) グラス半合¥340

鈴木酒造長井蔵(長井市四ツ谷) 福島県双葉郡浪江町で酒造りをしていた「磐城壽(いわきことぶき)」。
311の津波で蔵も家も全てをのみ込まれ、福島第一原発の影響で立ち入りも出来ない状態とり・・・・・・、
避難先の山形でのいろいろな出会いから、23BYより山形県長井市にて「鈴木酒造店・長井蔵」として酒造りを開始しました。長井蔵で醸す3期目の新酒、(うすにごり)しぼりたて中汲み純米の入荷です。
「厳しい冬の間に成長し淡白ながらも豊かな味わいに変貌する白魚に酒造りに打ち込む現在の思いと故郷請戸の風景を投影できればと願っております。寒造りによる槽搾り、無加圧中汲み区分を直接汲んだ『しぼりたて』です。原酒ならではの濃醇さとしぼりたてが備える軽やかなリズムの対比が楽しめる酒となっております。」(杜氏コメントより) 
磐城壽を飲んだ時にいつも強く感じる事ですが、海から遠く離れた場所でありながら、全体を引き締めるほろ苦い“潮味”を帯びた酸は、『海の男酒・磐城壽』を強く感じさせるものです。心ある酒飲み達よ、これを飲まずして何を飲む!

〇磐城壽・純米吟醸“甦る”(山形県*魂は福島)
グラス半合¥340

『蔵元の案内全文です』
『皆様に於かれましては益々ご清栄こととお慶び申し上げます。3月11日の発売を控え、昨年、充分な数量を確保できず長井市と福島県内の限定流通とした「甦る」を本年は少ないながら限定を解き出荷いたします。被災地福島県と長井、そして、皆様を介し、震災の日多くの人と思いを共有する商品と致したいので、以下ご参照のうえ、お客様に一人でもお伝え頂けるよう、お願いいたします。

清酒「甦る」は、もともと「東洋酒造(株)」時代に長井市が循環型社会(農業)を目指し、一般家庭生ゴミを回収し堆肥に換え、安心・安全な農作物、そしてその加工品、いわゆる「レインボープラン認証」を受けた「さわのはな」を使用し平成23年まで販売しておりました。

福島県内から長井市に避難した方々が、「NPO法人レインボープラン市民農場」の支援を受け、「福幸ファーム」を運営し長井市の「レインボープラン」を活用した安心安全な農作物を作っております。私共が事業再開に漕ぎ着けることが出来たのも皆様を含めた大きく温かな良縁の輪の中にいたことに他なりません。思いやりと心意気を以てすればまだまだ日の循環の輪は大きくなるはずです。避難者である福幸ファームの方々が「郷の粋」である農業にて積極的に地域コミュニティーに加わり交流する姿を見て何か私共にできることはないかと考えていた折、福幸ファーム様から「さわのはな」での醸造依頼をお受けしたのがきっかけです。昨年1本だった仕込みは、今年2本となり、少しずつ思いが繋がり大きくなっていけばと願っております。避難者と市民の協働での田植と稲刈りを経て、昨年11月に福幸ファームと市民農場の方々のお手を借り、仕込交流会を行いました。

新「甦る」は、いわば避難者が手掛けた酒です。別々の故郷を持ちつつも長井の土で生きる思いを胸に決め、これに応えるように、長井で長年親しまれ何時しか幻の米と呼ばれるようになった貴重な「さわのはな」の種子を長井の農家さんが特別に譲ってくださいました。そのうえ、ことあるごとに農業指導をして頂いた厚意が詰まった酒です。避難者の方々が、人との触れ合いを介し、気持ちの交流の場を経て、益々活動の場が広くなっていってくれれば、そして陽の循環の輪を具現化した酒にこの新「甦る」がなれればと願う酒です。』

以下、裏ラベルより
「福幸ファーム」村田孝さんから、福島県の方々へのメッセージ

2011.3.11の東日本大震災とそれに伴う原発事故により、世界史上類例を見ない複合災害に苦しむ福島県。しかし、そんな痛手を負った福島県人だからこそ、この日本に復興という名の転機をもたらし得るのだと思います。「再生」という意味の名を持つこの酒には「福島県人こそが再生可能エネルギーである」という想いと「とどまる人と離れた人が一つになって共に再生を果たしたい」との強い願いが込められています。前に進むためにも「甦る。」是非ご賞味下さい。
〇乾坤一・純米吟醸ササシグレ(宮城県)
グラス半合¥390

大沼酒造(柴田郡村田町) 2011.3.11・・・、数日後、町の調査で蔵は大規模半壊の認定を受け、危険入るなと指摘されました。蔵をどうするか、来年の造りをどうするか、また酒造りはできるのか、たくさんの不安がありました。そんな時に、力を頂いたのが全国のお客様、料飲店様、酒販店様の励ましや応援のメッセージです。乾坤一というお酒を通じて繋がった絆をこの震災を通して、改めて強く感じることができまた。
“またお酒を造ろう!!”美味しいお酒を造って感謝の気持ちを伝えて恩返しをしたい!そこから乾坤一の新たな一歩が始まりました(蔵元資料より) 

この純米吟醸は、宮城県で有名な食用米のササニシキの父親「ササシグレ」で醸した純米吟醸です。冷んやりとした香りの中には乳酸を感じる柔らかなものが漂います。軽快で滑らかな口当たりで、ほんのり甘味を感じる程良い旨味ある酒質を、少し強めの酸が引き締めまとめています。燗もお試しを!

〇日高見・“弥助”芳醇辛口純米吟醸生(宮城県)
グラス半合¥390

平孝酒造(石巻市清水町) 文久元年創業(1861年)。
岩手県の「菊の司」酒造から分家し石巻で酒造業を開始しました。平孝酒造のある清水町は、その名の通り名水が湧き出る地として有名で、初代が酒造りに最適地とのことでこの地に開業しました。
「日高見」は、全国レベルで通用する酒を目指そうと
開発された銘柄で、酒名の「日高見」は、日本書紀の中に「土地沃壌えて広し」と記されているように、
その昔太陽の恵みを受ける国「日高見国」と称えられ、その中央を流れる川「日高見川」が後に北上川と呼ばれる様になり郷土と深い関わり合いがある事に因んで地域性重視の観点から命名されました。
弥助とは、明治から昭和の時代にかけ、花柳界で鮨のことを「弥助」と呼んでいたことから。日高見の蔵元が大の鮨好きといことから、『鮨に合う酒』ということで、満を持して発売されました。その弥助の季節商品・生酒のご紹介です。是非お試しください。

〇南部美人・特別純米無濾過生(岩手県)
グラス半合¥350

南部美人酒造(二戸市福岡) 岩手県の最北端、青森県との県境に位置する二戸市。
陸中海岸と八幡平という、二つの国立公園を有する自然に囲まれた町に「南部美人」はあります。
創業は明治35年ですが、「南部美人」という銘柄は、全国的に精米歩合も低く雑味の多い甘い酒が主流の中で、綺麗で美しい酒を造りたいという思いと、二戸市は昔から南部の国と称し呼ばれており、素晴らしい自然、風土と豊富な水の恩恵に恵まれた土地で、このことから地名の南部と綺麗で美しい酒質イメージから「南部美人」と命名されました。( 以上は蔵元HPより)

ご紹介の一本は、季節限定商品の中でも限られた酒販店のみ取扱いの特別純米で、穏やかで綺麗な香りの中にはうっすらとマスカットのシルエットが見え隠れします。口当たりは軽やかで、透明感ある味わいの中を、程よい酸味・旨み・辛さがバランスを保ちつつ流れていきます。
3/12グラス赤ワイン2銘柄更新です。

『グラスの中は天国』と評された赤ワイン!
〇ブエナ・ピンタ2012/ボデガス・イ・ビニェードス・ポンセ(西ラ・マンチャ州/マンチュエラ)
60ml¥520・90ml¥670・デキャンタ¥2200・ボトル¥3800

*2005年に設立されたまだ若いワイナリーですが、「彼がいなかったらマンチュエラは間違いなく注目されずに終わっていた」と評される程、既にその実力は広く認められているアントニオ・ポンセ氏。
マンチュエラという土地を愛し、10代の頃から父と共に畑で働きそこに根付いた土着葡萄品種を知り尽くしているからこそ、テロワールを尊重した造りに情熱を傾ける、まさに職人的な素晴らしい造り手です。このブエナ・ピンタはポンセ氏が新たに挑戦する地葡萄モラビア・アグリアを使用の一本。ブルゴーニュのピノ・ノワールを彷彿とさせる綺麗な果実味がスタイルのワインです。ブエナ・ピンタ=「美味しそう!」という名のワイン。是非お試しください!

『水商売の神?!』
〇トリデンテ・テンプラニーリョ2010/ボデガス・トリトン(西カスティーリャ・イ・レオン州)
60ml¥590・90ml¥770・デキャンタ¥2550・ボトル¥4500

*ボデガス・トリトンは、スペイン北西部のカスティーリャ・イ・レオン州にあります。トリトンの葡萄畑は、30以上もの区画に細かく分かれています。葡萄の樹齢は非常に古く、中には100年を超えるものもあります。
このワイン「トリデンテ」に使われるテンプラニーリョの樹齢も古く平均で70年です。収穫は数回に分けて手摘みで行い、完熟した房だけを収穫します。熟成はフレンチオークの新樽で12ヶ月行います。ノンフィルター、ノンファイニングで瓶詰。樹齢が古い葡萄から造られただけあり、味わいは深みがあり力強く複雑です!ちなみにワイン名の“トリデンテ”とは、水の神が持っている三叉槍(さんさそう=先が三つに分かれた槍)のことです。このエリアは水がとても大切ですので、水にちなんだ名前が付けられました。水の神・水の神・水・お水・お水・おみず・お水の神!=水商売の神?!
宜しくお願いします<m(__)m>
前回大好評だった2009年に引き続き、エチケットも一新した2010年新ヴィンテージのご紹介です。是非お試しください!
3/13清酒1銘柄&グラス赤ワイン1銘柄更新です。

清酒(青萬商店より)
〇昇龍蓬莱・生酛純米槽場直詰無濾過生原酒(神奈川県)
グラス半合¥390
お馴染み『残草蓬莱』と『昇龍蓬莱』を醸す大矢孝酒造より、日本酒の“もと”となる“酒母”を丹念に育てる『生酛造り』で醸した昇龍蓬莱銘柄の純米の登場です!強すぎることはありませんが、はっきりとしたマスクメロン様の香りは落ち着いています。口当たりは軽やかで香りの印象から甘さのある味わいと思いきや、その思いは一閃、フレッシュでシャープな酸味が駆け抜けます。
昨年の同銘柄と比べシャープに感じ、見た目体格は同じでもインナーマッスルを鍛え上げ、芯の強さを増したアスリートを連想させます。

グラス赤ワイン
〇サリーチェ・サレンティーノ2010/ロッカ・ディ・モリ(伊プーリア州)
60ml¥450・90ml¥590・デキャンタ¥1950・ボトル¥3300

*ロッカ・ディ・モリ社は南イタリアはプーリア州にある家族経営のワイナリーです。現在、兄が社長、弟がエノロゴ(醸造責任者)で、この二人を中心に7人で運営しています。プーリアは元々雨が少なく乾燥しているので農薬は雨の多い年には使用しますが、それ以外は何も使いません。
葡萄は一本の樹に2〜3房!しか付けません。収穫量は法定収穫量の1/3!
ワイン造りのポリシーは、「食事もワインも平坦な味になってきている。10人中9人が嫌いでも、ワイン好きではなくても覚えてもらえるようなワインを造りたい!」。
当店では何度もご紹介している造り手で、いつも価格を超えた味わいに驚かさせてくれます。
そんなロッカ・ディ・モリより、まだご紹介していなかった銘柄の登場です。『価格を超えた味わい』是非ご確認お願いします!
3/14清酒1銘柄&グラス白ワイン1銘柄更新です。

清酒(朧酒店より)
〇雁木・純米無濾過一つ火(山口県)
グラス半合¥330
雁木の定番酒・純米ひとつ火のご紹介です。価格を抑えた定番酒でありながら、山口県産の山田錦を100%使用の一本。
スッキリとした香りの中には白い果実を感じ上品。
口当たりは軽やかで滑らか、味わいは何かが出しゃばることなく、小さいながらもうまくまとまっている印象です。
その味わいは食中酒にピッタリです。また燗で旨味倍増・ボリュームアップ!一本で2度楽しめる味わいです。

*八百新酒造(岩国市今津町) 
私どもの蔵は創業時より錦川の河畔にあります。「雁木」とは船着き場の階段のある桟橋のことをいい、かつて、われわれが造る酒の原料は錦川の上流から下ってくる船で「雁木」から水揚げされ、酒という“いのち”を生み続けてきました。
いわば「雁木」は八百新酒造にとっての原点であり、そこを遊び場にして育ったわれわれにとっての原風景でもあります。
世代交代した新しいスタッフが造る酒に「雁木」と命名したのは平成12年、酒造りの原点に立ち返ってここから新しい伝統をスタートさせるためなのです。「水際にいのち生まれる」これがわたしたちの合言葉です。雁木は水と陸の接点。すべての生命が水際から発した如く、酒という一滴の“いのち”を生み続けていきます。(蔵元HPより抜粋)

グラス白ワイン
『結婚式ワイン!』
〇ホッホツアイト・ヒッピング・リースリング2012/G.A.シュナイダー(独ラインヘッセン)
60ml¥480・90ml¥620・デキャンタ¥2050・ボトル¥3500

*現在の所有者アルブレヒト・シュナイダーが7代目で、昔からの伝 統を引き継いでいます。
葡萄畑は、ラインヘッセンの一等地であるラインフロントに15haを所有しています。 
『アルブレヒト・シュナイダーは以前ジャーナリストに、「私は役立たずのセールスマンです」と言いました。この葡萄園の素晴らしいワインの控えめな価格が、彼の言う事がいくらか真実であることを表しています。しかし、この事はあまり知られていませんし、控えめなシュナイダーはジャーナリストに決して言いませんが、彼はラインヘッセンで最良のワイン生産者の一人です。』(『』は著名ワインジャーナリストの批評を抜粋)
このワインは、シュナイダー夫妻の娘ウルスラが結婚したことを記念して造られた「ホッホツアイト=結婚式ワイン」という特別なキュヴェで、結婚式と親しい顧客用に造られたものを、その品質と味わいに惚れ込んだインポーター(輸入元)が無理をお願いして特別に分けていただいたものです!ワインは、当然のことながら、最良の葡萄を選別して造られ、ほとんどが遅摘み(シュペトレーゼ)でした。上品な酸味とコク、ミネラルと“白い花束”、まるで“ブーケ”を思わせる白ワインです!
3/15グラス白ワイン1銘柄更新です。

『白もコストパフォーマンス抜群です』
〇サレント・ビアンコ・エレナ2011/ロッカ・ディ・モリ(伊プーリア州)
60ml¥450・90ml¥590・デキャンタ¥1950・ボトル¥3300

*3/13ご紹介の赤ワインの造り手と同じです。
このワインに使われているグリッロ種はマルサラ(シチリアの酒精強化ワイン)に使う品種で、現在シチリアの地葡萄のように言われていますが、元々はプーリアの品種です。エノロゴを務めるマッシミリアーノが好きな品種です。生産者によりますと、2011年はとてもいいヴィンテージで、少し丸みのある果実味と、雨が降らず酸も高く保たれたヴィンテージだそうです。
その情報通りの味わいで、厚みのある果実味その果実味の厚さに負けないだけのしっかりとした酸。ボリュームたっぷりです!
3/19清酒1銘柄&グラス白ワイン1銘柄更新です。

清酒(朧酒店より)
〇不老泉・山廃純米吟醸滋賀渡船無濾過生原酒(滋賀県)
グラス半合¥450
前回の山田錦使用の純米吟醸に引き続き、滋賀県生まれの幻の酒米、『滋賀渡船』で醸した山廃純吟です。原酒らしい力強いアルコールを感じさせる少し“つん”とした香りと共に、ほんのり木の実を想わせるものが漂います。また少し時間をおき空気と触れさせると、ジューシーなオレンジや甘さを感じさせるドライフルーツのアプリコットなども垣間見えます。とろりとした口当たりは粘性がありオイリーに感じます。味わいは、樹液の蜜を想わせる甘渋味と、噛みしめられるのではないかと感じるびっしりと目の詰まった酸味が、口中を溢れ出んばかりにたっぷりと満たします。極旨です!〆の一杯でどうぞ!

*上原酒造(高島氏新旭町) 「辛口」「甘口」だけが、お酒の味わいではありません。「旨口」という味わいもあります。口に含んだ瞬間は、米の持つコクと甘さが口の中に広がり、あと口を爽やかな余韻を残してのど元を過ぎ、そしてサッと消えていく。これが本当の美味しい酒なのです。上原酒造ではこのようなお酒を造るために独自の手法による全国でも類を見ない山廃仕込、いいところだけをしぼる木槽天秤しぼりを続けています。当社の山廃仕込みは酵母添加を一切いたしません。昔ながらの旨口のお酒を手造りで続ける。
これが上原酒造のモットーです。「不老泉」は、お地蔵さんが出られた蔵内の自噴井戸より命名。(蔵元HPより抜粋)

グラス白ワイン
〇ケラーヌ・ブラン・レゼルヴ・デ・セニョール2012/Dmロラトワール・サンマルタン(仏コート・デュ・ローヌ)
60ml¥520・90ml¥670・デキャンタ¥2200・ボトル¥3800

*現オーナーは、フレデリックとフランソワのアラリー兄弟。1692年アンドレ・アラリーから300年以上10世代に渡り同じ畑でワイン造りをしています。 
ドメーヌの柱となる部分は、ラストーの丘から200mあまりの、ケラーヌ村の北東にあります。それらは急斜面で、キャタピラを必要とするところもあります。
畑での栽培に関しては、農薬や化学肥料は使わず、ビオディナミ(超自然有機農法)で栽培しています。祖父母や父は、いつも月と星を気にした農作業をしていました。シュタイナーによってビオディナミ農法として学術的に確立した方法ですが、アラリーにとっては、先代のこの農法は小さい頃から教えられてきた当たり前の方法であり知識です。
そのワイナリーの評価は非常に高く、2003年にはフランスのワイン専門誌において『ローヌのチャンピオン』の一つに選ばれています!
3/20清酒1銘柄更新です。(青木萬吉商店より)

『リクエストの多い一本、再入荷です』
〇風の森・純米大吟醸生“しぼり華”キヌヒカリ(奈良県)
グラス半合¥380
しぼり華は、圧を加えず最初に垂れてくる部分のこと(あらばしり)。この純米大吟醸は香りは大吟醸にしては穏やかで落ち着いていて、和系の梨に少し青さの残るメロンの中に僅かに穀物を感じ、溌剌とした酸と少し甘さを感じるような果実味が入り混じる味わいは“旨みある爽やかな酸味”となり口中に広がります。日本酒度ほど甘さを感じさせない美味しい大吟醸です!

*油長酒造(御所市中本町) 油長(ゆうちょう)酒造、創業享保4年(1719年)の歴史ある蔵元。
日本人の心の優しさ、繊細さ、豊かさの原点は、周囲を海に囲まれ四季に富んだ緑豊かな大自然の恩恵を一身に受け、山里の動植物と共存共栄してきた生活の中に育まれてきました。
このような自然観を原点に持つ先人たちによって、日本の食文化、麹文化の基礎が形成されました。なかでも米を原料とし、
世界に誇る高度な発酵技術を用いた清酒造りは、伝統民族酒にふさわしい品位、品格をそなえたものです。清酒を醸造しております私たちは、守るべき大切な大自然の恵み、穀物に対して一層敬意を払い、素材を慈しむ心を大切に、これからも酒造りに精進してまいりたいと考えております。
(蔵元HPより・十二代蔵主 山本長兵衛)
3/21グラス赤ワイン1銘柄更新です。

『素晴らしいコストパフォーマンスのボルドー!』
〇シャトー・クロノー・ルージュ2010(仏ボルドー)
60ml¥450・90ml¥590・デキャンタ¥1950・ボトル¥3300

*シャトー・クロノーは、イギリスとフランスの戦いである、『100年戦争』を生き抜いた大変歴史あるシャトー。    
そのシャトーは堀に囲まれ、8つの塔を持っています。  
現当主で醸造家のクリストフ・ピア氏は、畑の手入れからボトリングまで、全ての工程に細かい気配りをしています。シャトーは80haの土地を持ち、そのうち38haのみを畑にしています。畑は標高155mの場所にあり霜害の心配が必要なく、その恵まれた条件を生かして、有機栽培を実践しています。
造られるワインは、毎年のようにコンクールやワイン専門誌において高い評価を獲得。主な評価としては、クリストフ・ピア氏が、ボルドーの数多の生産者の中からナンバー・ワンの栄冠である、『ワイン・グローワー・オブ・ザ・イヤー』に輝いています。(輸入元資料より)
当店初登場!有機栽培の認証を受けた畑の葡萄から造られた、コストパフォーマンス抜群の一本です!
3/22グラス白ワイン1銘柄&グラス赤ワイン2銘柄更新です。

グラス白ワイン
モンフェッラート・ビアンコ2013/ルカ・フェッラリス(伊ピエモンテ州)
60ml¥480・90ml¥620・デキャンタ¥2050・ボトル¥3500

*イタリア・ピエモンテ州、アスティの北東に位置するワイナリー。
この地域の地葡萄の『ルケ』を使った赤ワインを以前にご紹介し、その華やかで魅惑的な香りにご好評を頂いた造り手です。
今回はそのルカ・フェッラリスが、ヴィオニエ種から造った白ワインのご紹介です。
ヴィオニエ種を2006年にこのエリアで初めて植えました。
最初はシャルドネ種を植えるつもりでしたが、世界中どこにもある白ワイン用品種なので、他と差別化を図るために、ヴィオニエにしました。
7年樹齢とまだ若い葡萄樹からですが、ヴィオニエらしい、華やかなアロマや仄かにスパイシィーなニュアンスも感じさせてくれる仕上がりです。
早くも2013年ヴィンテージの登場です。是非お試しを!

グラス赤ワイン
〇ウガルテ・レセルバ2009/エグーレン・ウガルテ(西ラ・リオハ州/アラベサ)
60ml¥520・90ml¥670・デキャンタ¥2200・ボトル¥3800

*ワイナリーの設立は1870年。
着実な運営で成功を収め、1987年に現在の場所に移転しました。所有する畑は、リオハの最上地区『ラ・リオハ・アラベサ地区』だけにあります。標高650mとリオハの中で一番高く、山間の斜面に非常に小さな区画が点在するのが特徴で、クオリティワイン造りには最高のコンディションが約束されています。その85%で、リオハの代表的品種テンプラニーリョを栽培。全てが高級地区リオハ・アラベサ産で、ボデガで造るワインの全てがラ・リオハD.O.C.(スペインにおいて3地域だけの高級ワイン産地)のワインになります。品質と価格のバランスにこだわったワインは、そのコストパフォーマンスの高さで国内外で広く支持を集めています。
当店初登場の造り手とそのワイン。樽熟成12ヶ月(新樽比率50%)、瓶熟成24ヶ月のレセルバです。

〇シャトー・ル・コーヌ・ル・モナーク2009(仏ボルドー/ブライ)
60ml¥630・90ml¥820・デキャンタ¥2700・ボトル¥4800

*仏ボルドーの銘醸地メドック地区とジロンド河を挟んだ対岸に位置するブライ地区。
シャトー・ル・コーヌはこの地で17世紀から続く、ブライ随一の歴史的シャトーです。
歴史あるシャトーの醸造家は、若干35歳(2013現在)のヴァンサン・ドゥキュップ氏。(彼は、大学で醸造学を学び、大学を首席で卒業。)
ポムロールのペトリュスやサンテミリオンのChベレール、カリフォルニアのドミナスで経験を積みました)2008年に醸造家としてシャトー・ル・コーヌに加わり、最新の技術を導入しつつ、ワイン醸造、葡萄栽培においては伝統的な方法をしっかりと守りながらワイン造りを行っています。そのワインに対して現地メディアは『これほど凝縮した果実味は他にない!』『マイナー産地だから実現できた最高の品質対価格!』と大絶賛しています。ブライ地区最高峰のワイナリー『シャトー・ル・コーヌ』、日本初上陸にしてこちらも当店初登場!グレートヴィンテージの2009年のご紹介です。
3/25清酒1銘柄更新です。(青木萬吉商店より)
〇杉勇・“出羽の里”純米生原酒21BY(山形県)
グラス半合¥330
山形の寡黙な銘酒・杉勇。21BY・4年熟成のご紹介です。
綺麗に熟成したことを窺わせる穏やかな香り、ふんわり漂うココアパウダー、その奥にひっそりと白い果実が佇んでいるようです。口当たりは柔らかく少しの甘味と香ばしさを感じる味わいを、熟成によって角が取れた丸みある旨味とその旨みを吸収しほろ苦く感じるような酸味が、静かに全体を包み込みながら口中に沁みわたっていきます。
先ずはそのままで。そして是非“ぬる燗”でもお試しください!

*杉勇蕨岡酒造(飽海郡遊佐町) 創業大正12年(1923)。酒名は、酒林や樽等の材料となり酒になじみの深い杉にちなみ命名。蔵は山形県の最北部、日本海に面する飽海郡(あくみぐん)にあります。
造られる酒のほとんどが地元で愛飲されているため、県外での流通量は低くまだまだ知名度は高くありません。
その味わいは、香り華やかな酒が多い山形にあって、落ち着いた香りと柔らかな味わいながら“海の酒”を思わせる辛口の潮味が全体を引き締めています。
3/26グラス赤ワイン2銘柄更新です。
『酒造りに携わる皆様へ』
〇シャトー・デ・ゼサール・キュヴェ・プレステージ2009(仏シュッド・ウエスト/ベルジュラック)
60ml¥450・90ml¥590・デキャンタ¥1950・ボトル¥3300
*インポーター資料より。オーナーで醸造を担当しているパスカル・キュイセの言葉です。
『私はワイン造りでは絶対に金持ちにはならないし、なれない。なぜなら、こんなハイコストパフォーマンスのワインをこの地域で他に誰が造っているのだろうか?それが私の絶対的自信である。それが出来るのは、私がワインの仕事自体がとても好きだからであり、また職人にはなれるがビジネスマンにはなれないからだ。21世紀はもうテクノロジーの時代ではない!そもそも私のワインはテクノロジーに頼らない!そのために葡萄造りにひたすら専念する。つまり化学肥料を一切使わないで畑の土にできる限り手をかける。それが私の意味する自然を尊重することに他ならない。私は、ワイン造りの90%が自然の力によるものだと信じている。そして残りの10%は理解できない未知の部分を持つ。私にはその10%の未知の世界が面白くてしかたがない。私のワインはどこのコピーでもない、私のワインなのである。それはまるで料理作りと同じである(注:彼はかつて料理人でした)。よい材料が肝心で、さらに個々の料理人の味わいが出る。テクノロジーに頼ると品質が画一化してしまう。私は最高の畑を持っているし、自然だけを相手に働くので、各品種が個々の個性をもったよいフルーツを造ってくれる。』

〇ラ・カシーリャ2012/ボデガス・イ・ビニェードス・ポンセ(西カスティーリャ・ラ・マンチャ州/マンチュエラ)
60ml¥520・90ml¥670・デキャンタ¥2200・ボトル¥3800
*2005年に設立されたまだ若いワイナリーですが、「彼がいなかったらマンチュエラは間違いなく注目されずに終わっていた」と評されるほど、既にその実力は広く認められているアントニオ・ポンセ氏。地元品種ボバルは、彼の手により「真の表現力」を開花させたといっても過言ではありません。マンチュエラという土地を愛し、10代の頃から父と共に畑で働きそこに根付いたボバルという品種を知り尽くしているからこそ、テロワールを尊重した造りに情熱を傾ける、まさに職人的な造り手です。長くバルクワイン(大量生産)としかみなされず、その可能性が追求されることがなかった地葡萄ボバル。
しかしながら、彼のワインがリリースされるやいなや、「これが本当にあのボバルなのか!」と、驚きと衝撃をもってそのワイン
は迎え入れられました。
当店では何度もご紹介している造り手です。新ヴィンテージ2012年のご紹介です!前ヴィンテージの華やかな香りに“うっとり”とした方はもう一度!初めてなあなたもその香り高い味わいに魅了されるはずです!
3/28清酒1銘柄更新です。(青木萬吉商店より)

『会津のPB(プレイボーイ)から、川崎のPB(プレイボーイ)へ!』
〇青萬ロ万・Aokimankichishop・PB生原酒(福島県)
グラス半合¥380

花泉酒造(南会津町) 当店ではお馴染みロ万を醸す花泉酒造より、ロ万も含め日本各地の地酒をご紹介頂いている、宮前区・『青木萬吉商店』特別誂えの“PB”商品、満を持して『青萬ロ万』の登場です!
(重く感じがちな)完熟したマスクメロン様の香りを生原酒の“ガス感”がふんわりと覆い軽やかで爽快な印象としています。
味わいは、完熟したフルーツを想わせる甘味とジューシーな酸味が口いっぱいに広がります 。また、余韻の中に感じる、少し渋さを想わせるような(最初に香りでも感じた)生原酒の“ガス感”が良いアクセントとなっているようです。先ずは冷酒で、そして燗(ぬる燗〜上燗)も是非お試しを!美味です。旨さ倍増、ボリューム満点、よりくっきりとお酒の輪郭を楽しむことができます。ただし、飲み過ぎにはご注意を・・・・
(*私も含め英語が苦手な皆様へ、PBとは、プレイボーイの略ではなく、プライベートブランドの略だそうです)
今日のオススメ(黒板メニューより)
〇豚バラ肉のコンフィ¥780
*先にご紹介の、青萬ロ万と是非!燗ならなお良し!!
3/29グラス白2銘柄&グラス赤1銘柄更新です。
グラス白ワイン『新ヴィンテージでのご紹介です』
〇ガヴィ・ディ・ガヴィ“ブリック・サッシ”2012/ロベルト・サロット(伊ピエモンテ州)
60ml¥450・90ml¥590・デキャンタ¥1950・ボトル¥3300
*北イタリア・ピエモンテ州にあるワイナリー。
サロット家の歴史は18世紀より始まり、20世紀初頭まではバルク(樽)でイギリスへ輸出していました。
現在の当主はロベルト・サロット。彼が醸造学校を卒業する1980年代の初頭まで、葡萄は業者に売っていました。  
その後、1991年から自家栽培の葡萄はすべて自身のところで醸造するようになりました。ロベルトはワインに含まれる200種類ほどある化学成分の専門家でもあり、その彼が最優先に注意を払うのは葡萄畑です。なぜなら良いワインは畑で生まれ、セラーで育つと考えているからです。
所有する畑は50ha、バローロ、バルバレスコ、ネヴィーリエ、ガヴィといったピエモンテ最高のワインが生まれるエリアに広がっています。
このワイン「ブリック・サッシ」はガヴィ・エリアの恵まれた場所にある、ロベルトが所有する畑の名前です。標高は270mで、南〜南東向き、ガヴィの中でも恵まれた条件の畑です。
〇コート・デュ・ルシヨン“レ・グラシエール”2012/ドメーヌ・ガルディエ(仏ラングドック・ルーシヨン)
60ml¥520・90ml¥670・デキャンタ¥2200・ボトル¥3800
*1885年からワイン造りをする生産者で、93年にジャン・ガルディが(1961年生)引き継いでいます。    「この地域は昔からのワイン生産地域ですが、どちらかというと甘めのものや日常消費用のワインなどが多く、自分の家でもそういったものを造っていました。でも、このテロワールで自分たちのワインがどこまで市場に認められるかやってみたいのです。」とジャンは語ります。
その努力に呼応するようにワイン雑誌などで高い評価を得ています。ある専門誌では「毎年このドメーヌの素晴らしいワインについて話題にできるのではないだろうか!?」またあるワイン評価誌において『チャンピオン・デュ・ルシヨン』に選出されました!
このワインの葡萄畑は、標高350mの所にあり涼しいために、このエリアの一般的な白ワインに比べ、厚みのある果実味と共に心地よい酸味を感じられるものとなっています。
待望の新ヴィンテージ2012年のご紹介です。是非お試しください!
グラス赤ワイン
『ロベルト・サロット、赤も一本紹介です』
〇バルベーラ・ダルバ・ブリッコ・マッキア2012/ロベルト・サロット(伊ピエモンテ州)
60ml¥450・90ml¥590・デキャンタ¥1950・ボトル¥3300
*このワインに使用される葡萄の収穫は一般よりも遅く、充分に
完熟させたものを使用。一般的に軽い味わいのバルベーラが多い中、(若干樽の影響が強い気もしますが)凝縮した味わいを楽しめる一本となっています。
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