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証券市況〜日本株・債券〜コミュの2月の国内株式・金利先物・債券市場

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<国内株式市場>
日経平均 7873.98円(120.07円安)

      7795.27円─7955.75円 出来高 20億3136万株


 国内株式市場では日経平均は続落です。米国内総生産(GDP)が大きく落ち込む一方、「バッドバンク」構想を含めた米新金融安定化策の成立は依然不透明であり先行きへの不安が強まっています。ハイテクなど大幅下方修正が相次いでおり今期だけでなく来期以降への業績不安も重くのしかかってきました。海外勢などの売りのボリュームはそれほど大きくないが、買い手が引いており軟調な展開が続きました。


<外国為替市場>          
 ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後5時現在  89.33/38  1.2713/18  113.61/67

前日NY17時  89.88/92  1.2809/15  115.24/34


 午後5時現在のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点からドル安が進み89円前半で取引されています。ユーロ加盟諸国の財政リスク拡大で格下げがさらに続くとの見通しが台頭したことや、欧州中央銀行(ECB)が5日の理事会で0.25%の利下げを実施するとの見方が急速に広がったことでユーロが下落しました。ユーロ/ドルは一時1.2706ドルと昨年12月8日以来2カ月ぶり安値を更新し、ユーロ/円も一時113.50円ときょうの高値から1円以上下げ、1週間ぶり安値をつけました。


<短期金融市場>            17時5分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.122%

 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り    ──  (出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(09年3月限)    99.320(─0.010)

             安値─高値    99.315─99.335


 レポ金利が高止まり。GC取引では、2月5─6日の翌日物(T+3)は0.23%前後での気配で推移しています。税揚げ日となる4日スタートの翌日物は、前週末は0.25%付近での取引だったのに比べきょうは0.21%付近まで低下しました。このため5日分も「0.2%をやや超えた水準からの取引開始を予想していた」(邦銀)が、予想より高めのレート推移となっています。無担保コール翌日物は安定推移です。地銀など邦銀勢の調達で0.12%台を中心に取引されました。大手邦銀は0.10%の取引でした。ユーロ円金先は軟調です。中心限月09年3月限は前月29日につけた直近安値の99.315まで一時低下しました。

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<国内株式市場>
日経平均 7949.65円(89.29円安)

      7901.04―8093.96円 出来高 16億9451万株


 国内株式市場で日経平均は反落しました。下値が底堅いとの見方から短期筋が買い戻したことで、いったんは8000円を回復しましたが、大台を上抜けると割高感が広がり、戻り売りに押される展開となりました。実体経済や企業業績への不透明感が強いということのようです。これまで買い戻されてきた海運や鉄鋼などは引き続き堅調でしたが、医薬品や小売りなどの内需株がさえなかったようです。


<外国為替市場>          17時時点
ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在  89.50/55  1.2844/49  114.94/98

前日NY17時  89.63/65  1.2851/53  114.88/94


 午後5時現在のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から若干下落し89円前半で推移しています。ユーロは欧州中央銀行(ECB)の理事会を控えたポジション調整のなか、軟調ながらも1.28ドル台前半で比較的落ち着いた値動きとなりました。ただ市場では、中東欧のエマージング諸国の経済的混乱が欧州系金融機関の財務状況を悪化させ、ユーロの下押し材料になるとの懸念も浮上しています。


<短期金融市場>           17時5分
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.109%

 3カ月物国庫短期証券流通利回り      0.280%(─0.020)

 ユーロ円3カ月金先(09年6月限)    99.415(─0.010)

             安値─高値    99.415─99.425


 無担保コール翌日物は、0.10─0.11%付近が取引の中心でした。税揚げ日を通過し、ひっ迫していた需給が緩和したことでレートは弱含みやすかったようです。大手邦銀などは朝方から調達希望レートを日銀誘導目標(0.1%)より下に下げ、一部では0.07%での出合いもみられました。レポGC金利は0.1%前半から半ばでの推移です。レポレートの低下を受け国債買い現先オペは前日までに比べて減額されましたが、落ち着いた結果となりました。短国市場の地合い悪化に伴い、財務省の6カ月物国庫短期証券の落札利回りは前回の0.2%台に比べ0.3069%まで上昇しました。ユーロ円3カ月金利先物は、TIBORの下げ渋りが引き続き上値抑制要因でした。
<国内株式市場>
日経平均 8076.62円(126.97円高)

      8033.24―8169.04円 出来高 19億7372万株


 国内株式市場で日経平均は反発です。新金融安定化策への期待から米株が上昇したうえ円安が進み、ハイテクや自動車など輸出株が買われ一時、前日比200円高まで上昇しました。年金やオイルマネーの買い観測が出ていました。ただ上値では海外勢の戻り売りも出て伸び悩みました。今晩発表される1月米雇用統計への警戒感も後場には強まったということです。東証1部の騰落は値上がり705銘柄に対して値下がり876銘柄、変わらずが134銘柄と、指数の日経平均は上昇したものの値下がり銘柄が多かったようです。値がさ株の上昇で日経平均が押し上げられたとみられています。


<外国為替市場>       17時点
ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後5時現在  90.90/95  1.2762/67  116.09/13

前日NY17時  91.13/18  1.2795/01  116.63/73


 午後5時現在のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅安の90円後半で推移しています。前日海外市場では、米金融機関の時価会計凍結期待をきっかけとした株高を背景にドルが92円台まで買い進まれましたが、きょうの東京では米雇用統計の発表を控え、参加者が一段のドル買いに慎重になり、ドルの売り戻し気運が高まりました。ユーロは依然軟調です。前日ユーロクロスでのユーロ売りに加え、ロシア中銀がルーブル防衛のためにユーロ売り/ドル買いを継続しているとの観測もあり、ユーロの上値を抑えています。


<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.110%

 3カ月物国庫短期証券流通利回り      0.250%(─0.030)

 ユーロ円3カ月金先(09年6月限)    99.430(+0.015)

             安値─高値    99.410─99.445


 無担保コール翌日物取引は盛り上がりに欠けました。地銀勢を中心に0.11%付近での出合いが目立ちましたが、大手邦銀などは早々に日銀誘導目標(0.1%)を下回る水準に調達希望を引き下げていました。金融機関は準備預金の積みを順調に進めており、波乱の兆しはみられないようです。レポレートは0.1%台で安定。足元は0.10─0.12%程度での取引で、2月12─13日(T+3)は0.13─0.14%程度での推移となっています。短期国債の利回りは低下です。レポレートが低位安定していることなどから、前日の6カ月物国庫短期証券の入札後から証券会社の買いが強まり、きょうも買い優勢の展開です。3カ月物国庫短期証券利回りは朝方に前日比3bp低い0.250%をつけました。ユーロ円金先は短国レートの低下を好感したうえ、日銀当局者からターム物金利の上昇をけん制する発言が相次いだことで底堅かったようです。ただTIBORが低下の兆しを見せないため、上値も限定的でした。
<国内株式市場>
日経平均 7969.03円(107.59円安)

      7969.03―8257.71円  出来高 19億1015万株


 国内株式市場で日経平均は反落となりました。朝方は前週末の米株高と円安が好感され、主力輸出株を中心に買われ、全体を押し上げました。しかし、米国の景気対策について期待感が後退しつつあり、GLOBEXの米株先物が売られ、これから始まる米株式市場で下落が予想されたため、徐々に売られる展開となりました。外為市場でドル/円、クロス円で円買い地合いになっていることも、株売りの手がかりとなったようです。証券が大きく売られ、精密機器なども軟化しました。


<外国為替市場>
ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後5時現在  91.15/20  1.2898/03  117.52/61

前週末NY17時 91.92/95  1.2941/44  118.94/03

 

 午後5時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から円高が進み91円前半で取引されています。早朝の取引でドルは一時92.42円と1カ月ぶり高値を更新したが、東京市場では久々の円安水準とあって輸出企業などのドル売りが活発化しました。午後にかけて90.88円まで下落するなど下げ幅は一時、1円半を超えました。日経平均株価.N225がマイナス圏へ転じたほか、アジア時間の米ダウ工業株先物が前週末終値を下回る水準でじり安となったことも、円売りの足かせとなりました。


<短期金融市場>        17時12分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.109%

 3カ月物国庫短期証券(T─bill)流通利回り    ──  (出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(09年6月限)    99.455(+0.025)

             安値─高値    99.435─99.460


 無担保コール翌日物は0.10─0.12%付近を中心に落ち着いた取引でした。準備預金の積み最終日が近づいていますが、多くの金融機関は順調に積みを進めており、波乱に乏しい展開が続きました。レポ金利が低位で推移するなど足元金利の低下や金利先高観の後退により、日銀の資金供給オペへの需要も減ってきています。国債買い現先オペは前週からさらに減額となったがオペの落札レートは横ばいです。期日が5月まで延びた共通担保資金供給オペも、レートは4月期日のオペに比べ低下しました。レポGC取引では、2月9日、10日、12日スタートの翌日物は0.10─0.12%程度と低位での取引です。積み最終日を挟む13日スタート分は、若干高めの0.14─0.15%付近での推移となっています。ユーロ円金先は底堅い展開です。一時期急上昇した短期国債利回りが低下したこと、TIBORがやや低下したこと、日銀がターム物金利上昇を抑制するためにさらなるオペの拡充に動く可能性があるとの思惑などから、買い戻しが進みました。中心限月09年6月限は一時、前週末清算値に比べ3ティック高い99.460まで上値を伸ばしました。全銀協の発表によると、9日の3カ月物ユーロ円TIBORは0.71846%で、6日の0.72232%から低下しました。
<国内株式市場>
日経平均 7945.94円(23.09円安)

      7917.27―8124.79円  出来高 18億6045万株


国内株式市場で日経平均は反落となりました。朝方は米株安が小幅にとどまったことなどを受け買い戻しが入りやすかったようです。しかし、米バッドバンク構想への懸念が広がり、日経平均は売られる展開となりました。その後は、米金融安定化策の行方や、米10年債入札など不確定要素が多いことから、東京市場の休場を前に様子見ムードが強まり、方向感の乏しい展開となりました。一部でまとまった先物売りに押され、積極的に動けないとの指摘もあるようです。前日売られた保険、証券株などは、前場、後場を通じて買い戻されました。


<外国為替市場>
ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後5時現在  91.33/36  1.2894/99  117.75/79

前日NY17時  91.43/46  1.3014/19  118.90/98

 

 午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ変わらず91円半ばで取引されています。序盤はロシアが民間債務の返済繰り延べ交渉を欧州などの外国銀行に要請するとの報道を受けて、ユーロが対円、対ドルなどで大きく下落しました。しかし夕方には、クドリン露副首相兼財務相がロシア政府に国内銀行、企業の債務再編を検討する計画はないと発言したことなどをきっかけにユーロは反発です。1.29ドル前半へ切り返しました。


<短期金融市場>           17時50分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.112%

 3カ月物国庫短期証券1回債

           流通利回り        ──  (出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(09年6月限)    99.455(変わらず)

             安値─高値    99.450─99.460


 財務省が実施した3カ月物T─Billの入札では、最高落札利回りは0.2608%となり前回の0.31%台から急低下しました。レポ金利の低下で調達コストが下がり、証券会社も新たに在庫を抱える余裕が出てきたことが背景だとみられています。日銀当局者が相次いでターム物金利の高止まりに言及したことで日銀がターム物レート上昇を抑制する対策を打ち出すとの思惑が先行し、短期金利に低下圧力がかかっています。3カ月ユーロ円TIBORは前日の0.71846%に比べ、きょうは0.71692%に一段と低下です。ユーロ円3カ月金利先物はTIBORの低下を好感しやや買われたものの、全体的には小動きです。海外市場の動向や来週の指標発表、日銀イベントを見極めたいとの声も多いようです。無担保コール翌日物は落ち着いた取引でした。
<国内株式市場>
日経平均 7779.40円(74.04円高)

      7730.27―7887.74円 出来高 19億7742万株


 国内株式市場で日経平均は4日ぶりに反発しました。3営業日続落していたため朝方から買い戻しが入りやすい地合いでした。米株や為替など外部環境の落ち着きを受けてパルプ紙、医薬品、通信など一部セクターに買い戻しが入りましたが、週末の7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)や16日の10─12月国内総生産(GDP)などイベントを控え上値は限定的でした。後場に入っても公的年金とみられる買いが押し上げましたが、高値圏に上昇しても来週は下げ基調との見方が上値を抑えました。


<外国為替市場>
 ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後5時現在  91.15/20  1.2927/32  117.83/94

前日NY17時  90.98/01  1.2866/69  116.92/98


 午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から円安が進み91円前半で取引されています。東京市場では、国内投資家の円売りに短期筋が追随。アジア株高を背景にドル/円、クロス円は底堅い動きとなりました。ただ全般は、14日に本会合が行われる7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)を控えて見送りムードが強く、値動きは鈍りました。


<短期金融市場>          17時18分
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.111%

 3カ月物国庫短期証券流通利回り        ──  (出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(09年6月限)    99.480(+0.015)

             安値─高値    99.465─99.480


 無担保コール市場は閑散です。準備預金の実質的な積み最終日を迎えましたが、年金支払いによって資金が市場に流入してきたこともあって調達意欲は高まらなかったようです。日銀誘導目標を割り込み0.07%での出合いもみられましたが、加重平均金利は前日(0.113%)からほぼ変わらず0.111%です。新積み期入り以降のレポGCレートは、0.14─0.15%程度での取引が続いています。国債買い現先オペ金利は前回分から横ばいでした。ユーロ円金先はしっかりです。日銀の政策期待やTIBORの低下を好感し買いが優勢となりました。ただ来週の日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいとして様子見となる参加者も多かったようです。
<国内株式市場>
日経平均 7534.44円(111.07円安)

      7479.18―7565.79円 出来高 19億5698万株


 国内株式市場で日経平均は3日続落です。寄り付き直後に7500円を割り込んだところでは公的年金の買い観測などで下げ渋ったものの、1日の東証1部の売買代金が1兆1866億円と薄商いのなか、先物での売りが上値を抑えました。午後は安値圏でのこう着状態。米ゼネラル・モーターズの経営再建計画提出を受けた今晩の米株市場の反応や、1月の米住宅着工件数、鉱工業生産などの経済指標を見極めたいとする向きが多く、様子見姿勢が市場を支配したということです。


<外国為替市場>
ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後5時現在 92.57/62  1.2612/17  116.78/85

前日NY17時 92.39/44  1.2583/86  116.25/30

    

 午後5時現在のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点からやや上昇し92円半ばで推移しています。リスク回避の資金が米国債に集まっていることでドル買いのフローが発生しているとの声が聞かれ、ドルは92円前半を中心に高値もみあいが続いたあと、ユーロ買いがクロス円を通じてドル/円に波及、ドルは水準を切り上げました。ユーロ/ドルは一時、前日海外市場のユーロ売りの流れを引き継いで1.2558ドルまで売られ2カ月半ぶりの安値を更新しましたが、1月の米住宅着工の発表を前に参加者は一段のドル買いには慎重になりました。仏ソジェンなど欧州銀行が決算を発表、ソジェンが第4四半期に黒字を確保したことなどが伝わると、逆にユーロの買い戻しが活発化しました。一方、欧州時間に入ってポンド/ドルは急落です。英テレグラフが、英国のAAA格付けが銀行救済のために危うくなっていると伝えたことがポンド売りにつながりました。


<短期金融市場>       17時5分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.107%

 3カ月物国庫短期証券流通利回り        ── 

 ユーロ円3カ月金先(09年6月限)    99.475(+0.015)

             安値─高値    99.465─99.475


 無担保コール翌日物の加重平均金利は前日より0.004%低い0.107%でした。依然として準備預金残高が高水準な状況が続いており、積み初期段階でも資金需給はひっ迫しにくい展開です。大手銀行は0.10%割れで資金を調達しました。2営業日後に始まる現金担保付き債券貸借のジェネラル取引金利も安定的に推移しており、国債買い現先オペの落札利回りも緩みました。財務省が実施した3カ月物国庫短期証券(5回債、5月25日償還)の落札金利は小幅低下し、流通市場でも買われたということです。
<国内株式市場>
日経平均 7557.65円(23.21円高)

      7537.56―7642.69円 出来高 18億6012万株


 国内株式市場で日経平均は4日ぶりに反発です。1ドル=93円台の円安基調などを好感し、自動車株を中心に買われました。ただ、取引時間中にさらに円安が進まなかったこともあり、徐々に上値が重くなりました。一方、期末を控えての国内外機関投資家の処分売りに、東欧諸国の債権問題浮上を受けての欧州勢による大型株の売り切り観測も加わり、市場では「実弾売りは当面、続くのではないか」(国内証券)と警戒する声があったようです。


<外国為替市場>
ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後5時現在 93.54/59  1.2585/90  117.76/87

前日NY17時 93.73/75  1.2533/36  117.47/56

 

 午後5時現在のドル/円は、前日NY市場の午後5時から小幅ドル安の93円半ばで取引されています。ドルは前日の海外市場で1カ月半ぶり高値となる93.96円を付けましたが、東京市場では日銀金融政策決定会合後に短期筋が仕掛けたドル買い/円売りが失敗に終わり、かえってドルの上値の重さを印象付ける展開となりました。ただ、日本の危機対応策への失望感や日本ソブリンのCDSのスプレッドが高止まりしていることなどから、円が買い進まれる地合いでもないということです。


<短期金融市場>       17時5分
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.106%

 3カ月物国庫短期証券流通利回り      0.240%(変わらず)

 ユーロ円3カ月金先(09年6月限)    99.440(─0.035)

             安値─高値    99.435─99.475


 無担保コール翌日物は落ち着いた取引でした。朝方から一部地銀や大手邦銀は誘導目標割れに調達希望を引き下げるなど、資金ニーズは弱かったようです。日銀の潤沢な資金供給でターム物金利も低下傾向にあり、1週間物は0.14%付近での取引です。レポGCレートも、足元からT+3まで0.11─0.13%付近と低位での推移となっています。国債買い現先オペ、共通担保資金供給オペの利回りも低下傾向にあり、日銀は金融政策決定会合でCPなどの資産買い入れや補完貸付制度の期限延長を決定しました。一部で思惑としてくすぶっていたターム物金利の上昇抑制策や短期国債買い入れの増額などの決定はありませんでした。ユーロ円金先市場では、期待感で買われていた分が決定会合の結果を受けて売られ下げ幅を拡大したが、ポジション調整の範囲内のとどまっています。短期国債市場では新発3カ月物国庫短期証券(T‐Bill)が前日比0.5bp低い0.235%まで低下し、直近の高値をつけていたが、現在は0.240%です。
<国内株式市場>
日経平均 7461.22円(192.66円高)

      7330.44―7471.03円 出来高 22億3209万株


 国内株式市場で日経平均は4日ぶりに反発しました。前日の米株価の急反発や円安が背景です。東京市場は寄り付きから自動車やハイテクなど輸出株を中心に買いが入ったものの、海外勢の売りに押され、上値は重かったようです。ただ、大引けにかけて再び円安が意識され、日経平均は一時200円超上昇しました。政府・与党は株価対策を打ち出す方向で、株式市場では期待感も出ています。業種別では、ゴム製品、輸送用機器、電気機器、機械などが買われました。


<外国為替市場>
ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後5時現在  97.05/10  1.2868/73  125.01/08

前日NY17時  96.64/68  1.2838/41  124.11/18

 

 午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から上昇し、97円付近で取引されています。ドルは午後の取引で一時97.35円まで上昇し、昨年11月25日以来3カ月ぶり高値を更新しました。短期筋の円売り姿勢が目立ち始めており、市場ではもう一段の上昇の可能性を指摘する声も出ています。円売りは他通貨に対しても活発化しており、夕方の取引ではユーロ/円が一時125.16円まで上昇して1月9日以来の高値を更新したほか、英ポンド/円も141円後半と昨年12月1日以来、豪ドル/円も63円半ばと1月9日以来の高値をつけるなど、最近の高値を軒並み上抜けました。ドル/円の上抜けで円売りが他通貨にも波及しているようです。


<短期金融市場>           17時50分
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.111%

 3カ月物国庫短期証券6回債

           流通利回り        ――  (出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(09年6月限)    99.400(―0.025)

             安値─高値    99.385─99.415


 2営業日後に始まる現金担保付き債券貸借のジェネラル取引金利が跳ね上がりました。末初物になった要因に加えて20年利付国債(108回債、表面利率1.9%)の発行日に当たるためで、一部では節目の0.2%を越えて取引されました。日銀が毎営業日ごとに実施しているスポネベースの国債買い現先オペの落札利回りも上昇しました。入札の3カ月物国庫短期証券(6回債、6月1日償還)の落札結果は先々の増発懸念もあり、「テール流れ」となりました。無担保コール翌日物はおおむね誘導目標に沿って推移しました。株高を受けてユーロ円3カ月金利先物は売られました。
<国内株式市場>
日経平均 7457.93円(3.29円安)

      7433.06―7599.81円 出来高 20億4911万株


 国内株式市場で日経平均は反落しました。円安進行や政府の株価対策期待で寄り付き直後から堅調だったが、終盤にかけては上値の重さが嫌気されたほか、アジアの株価が弱含んでいることからマイナスに転じました。寄り付きから自動車やハイテクなど輸出株を中心に買い戻しが入ったものの、米ゼネラル・モーターズの第4・四半期決算発表を控えて小動きとなり、大引けにかけては売りも見られ、方向感を失いました。業種別では、鉄鋼、倉庫・運輸関連、精密機器などが買われました。


<外国為替市場>
 ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後5時現在  97.90/95  1.2708/13  124.43/47

前日NY17時  97.38/41  1.2718/20  123.91/96

 

 午後5時現在のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から上昇し、97円後半の取引となっています。一時97.98円まで上昇し、3カ月半ぶりの高値を更新しました。ドル買いの主体は海外ファンド勢で、日本の弱いファンダメンタルズや、米国勢によるリパトリの動きが今後も続きそうなこと、また本邦勢による海外資産からの利益換金の円売りがこの3月末は小規模にとどまりそうなことなど、一連の思惑を背景にドル買いを進めました。


<短期金融市場>         17時25分時点
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.111%

 3カ月物国庫短期証券流通利回り        ――  (出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(09年6月限)    99.395(+0.005)

             安値─高値    99.380─99.405


 無担保コール翌日物の加重平均金利は、2営業日連続で0.11%台に乗せました。2営業日後に始まる現金担保付き債券貸借のジェネラル取引が強含んだ影響で、証券会社の資金需要が波及したためのようです。日銀は4日以来、約3週間ぶりの規模となる5兆円の国債買い現先オペに踏み切り、レポ市場の沈静化を促しました。一方、きょうから年度末越えとなったスポットスタートの1カ月物は、期越えのターム物としてはほぼ横ばいとなる1%前後で取引されました。日経平均株価が下げに転じ、ユーロ円3カ月金利先物は小幅高で推移しました。
<国内株式市場>
日経平均 7568.42円(110.49円高)

      7414.40―7589.77円 出来高 19億7035万株


 国内株式市場で日経平均は反発しました。寄り付きから方向感の出にくい展開が続いたが、円安基調や政府の株価対策への期待などで主力株が買われ、午前中から堅調地合いに転じました。前場、後場を通じて海外勢による断続的な売りが見られたものの、月末需要から公的年金などによる買いが入り、底堅い値動きでした。ただ、週末で様子見ムードが広がり、大引けにかけては伸び悩みました。業種別では、鉄鋼、倉庫・運輸関連、精密機器などが買われました。


<外国為替市場>
ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後5時現在  97.85/90  1.2702/04  124.29/38

前日NY17時  98.43/46  1.2742/46  125.44/53

 

 午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から下落し97円後半で取引されています。ドルは前日海外市場で3カ月半ぶり高値となる98.72円まで上昇したが、最近の上昇ピッチが急激だったことで、東京市場では利益確定売りが先行しました。久々の円安水準とあって、輸出企業の売りも目立ったようです。夕方の取引ではユーロ/ドルが日中の1.27ドル前半から1.2629ドルまで下落。大手銀が算出しているグローバル市場を対象とした指数の構成見直しでユーロ圏の比率が低下したとの観測が背景で、ユーロ/円も一時123.40円ときょうの高値から2円を超える下げとなりました。ユーロ/ドルの下げをきっかけに、主要通貨に対するドルの値動きを示すドル指数は3カ月ぶり高水準をつけました。

 
<短期金融市場>         18時10分
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.109%

 3カ月物国庫短期証券流通利回り        ――  (出合いなし)

 ユーロ円3カ月金先(09年6月限)    99.385(―0.015)

             安値─高値    99.380─99.400


 月末日となった27日の短期金融市場で、無担保コール翌日物の加重平均金利は前日の0.111%からやや低下し、0.109%となりました。準備預金残高が高水準となり資金需給が締まらず、大手銀行の一角からは誘導目標を下回る水準での調達希望が示されました。日銀が連日で5兆円規模の国債買い現先オペを打ち込み、2営業日後に始まる現金担保付き債券貸借のジェネラル取引も比較的安定しました。期越えになった1カ月物TIBORは0.6%台に浮上しました。日経平均株価が戻り歩調となり、ユーロ円3カ月金利先物は売られました。

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