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*Ireland*Movie & Novelコミュの『小道をぬけて』【小説】

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私は基本、小説を選ぶ際は『あらすじ』を確認します。
(笑)、誰にとっても基本ですね。
そんなあらすじの中に、ある言葉があると弱いです。決断のほぼ9割を占めてしまいます。その言葉とは『珠玉』。若い頃から、この言葉が添えられた作品には弱いです(笑)。

そんなところで、ここ最近『珠玉』の作品に数作当たり、心の中がホッカホカ。
さて、本作はそんな『珠玉』の一作です。

ジョン・マクガハン著/東川 正彦 訳/国書刊行会
『少年だったジョンは、優しい母と仲の良い姉妹達と暮していた。父親は離れた町の警察署長をしており、たまにしか帰って来ない。それでも強大な影響力を誇示するかのように、専制的で暴力的な態度を取る父。そんな父との長年に渡る軋轢、優しかった母の早すぎる死、少年は戦いながら成長し、やがて父を超える日がやって来る。教師となり、作家への夢を実現した著者が描く、少年の頃の思い出と壮絶な日々を、淡々とした筆致で綴る回顧録。』

回顧録なのですが、アイルランドでは数々の賞を受賞した事でも有名な作家らしいです。
私は初見でした。というか、私の市の図書館には回顧録しかなかった・・・。
仕方なく、回顧録から読み始めたわけです。

著者の作品の大方に、色濃くその脅威を繁栄させているだろうと思われる父との確執は悲壮でしたが、そうしたことから著者が感じたであろう陰鬱な部分は、殆ど描かれていません。
純粋に、自信が生きた時間を、誠実に克明に表したといった印象。
知られざる・・・なのか、このコミュの皆さんにはお馴染みなのか(笑)、アイルランドのかつての生活も丁寧に描かれていて興味深く楽しめました。

実に興味を持たせてくれる作者です。という事で、創作小説の方は、別の『区』の図書館に既に手配済みです。
アイルランドという国からは切り離せない作家なのだと思います。
それゆえに、このコミュの皆さんには、様々な興味を与えてくれる作家かと思われます。色々と、ご意見おありじゃないですか?(というコメントを求む強制(笑))

<blog感想>
http://hiyodiary.blog6.fc2.com/blog-entry-1018.html

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