週刊読書人コミュの週刊読書人6月15日号

　●今週のトップ面＝インタビュー：吉本隆明
『心的現象論』(文化科学高等研究院出版局)の刊行にあたって)
聞き手：山本哲士、高橋順一

　●今週の主な読物
　＜3面＞
･文芸同人誌評＝白川正芳／松永広光『書架の中』、荒井登喜子『ドラマチック』ほか
･町の本屋さん／安宅夏夫／石川県・金沢市編

　●今週の主な書評
　＜4面＞
･加藤周一『日本文化における時間と空間』(岩波書店)／評者：長谷川宏
･大橋良介『美のゆくえ　カント／ヘーゲル／アドルノ／ハイデッガー』(燈影社)／評者：小田部胤久
･岩岡中正『ロマン主義から石牟礼道子へ』(木鐸社)／評者：栗原彬
･鈴木道彦『越境の時　1960年代と在日』(集英社)／評者：本橋哲也

　＜5面＞
･ヴィクトル･ペレーヴィン『チャパーエフと空虚』(群像社)／評者：湯山光俊
･北村薫『玻璃の天』(文藝春秋)／評者：末國善巳
･エイヴリー・コーマン『理想的な結婚の後始末』(求龍堂)／評者：武者圭子
･森千春『文学の花しおり』(毎日新聞社)／評者：寺田操

　＜6面＞
･ジョー・サッコ『パレスチナ』(いそっぷ社)／評者：四方田犬彦
･五木寛之『わが人生の歌がたり』(角川書店)／評者：齊藤愼爾
･川本真理『切断の時代』(ブリュッケ／発行･星雲社／発売)／評者：高橋明也

　今週号も定価￥230にて発売中です。お求めはお近くの書店さん、または生協さんへ。メールでの注文も受け付けています。詳しくは公式ホームページまで。