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Les Cloches < レ・クロッシュ >コミュのクリスマスコンサート in 田端ふれあい館 参加報告

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大変遅くなりましたが参加報告(^^;
超長文なのですがご容赦を

昨年、12月21日 田端ふれあい館にて
レ・クロッシュのクリスマスコンサートが有りました


今回は開場13時半なのに11時に到着
相変わらず早すぎる到着(笑)


コンサート会場は田端ふれあい館

快晴の空が気持ち良い日です


入り口付近には『まちかどコンサート』の案内


しばらく待っているとお二人がいらっしゃいました(^^)


お昼になったので、パンで軽めの昼食をとってから
2階の会場へ行くとまだ準備中 >そりゃそうだ


13時半過ぎに開場となり席に着きます
今回も一番前の席を確保(笑)

会場は会議室の様なスペース
音響的には良くないですが
もともと集会場なので仕方がありません


時間になると、どんどん人が集まってきて
用意された席だけでは足りなくなり
開演直前まで椅子を出したりしてバタバタ
こういう時、スタッフの方々は大変です

年齢層は50代後半以上という感じの方々
最終的には90名以上になっていました(^^)


会場もですが、さらに問題となったのはピアノでした


このピアノはアップライトピアノと言い
一般家庭だと置きやすいので人気は有りますが
プロの演奏家にとってはちょっと問題なのです

それは後ほどマキさんからもお話が有りました


さぁ、進行役の方がお二人を紹介して開演です


最初の曲は
『タイスの瞑想曲(マスネ)』
渋谷でのイベントよりは残響があるので少し安心しました
残響が少ないと演奏もやりにくいですよね

ナオさんが最初に挨拶され
フランスに20年以上住んでいて日本の学校に行っていないけれど
日本の公演が増えてきて日本語に徐々に慣れてきましたとのこと

そして、マキさんから今回のピアノについてお話がありました
グランドピアノではないということで
ピアノソロはどうしようか考えたとのこと


私なりに解釈すると、例えが良くないかもしれませんが
アップライトピアノが普通乗用車なら
グランドピアノはレーシングカー

普段ドライブするなら普通乗用車ですが
サーキットでは勝負になりませんし
腕の見せ場も作り難い

要はアップライトは誰でも気軽に楽しめるのですが
プロとして表現できる幅が狭くなるということです

でも、楽しみにして集まったお客様のために
頑張って弾いてみるとのこと! 素晴らしいです


続いての曲はアルバムの1曲目の
『アヴェ・マリア(グノー)』
この曲はピアノがチェロの伴奏にまわるので
グランドピアノとの差が目立ちにくかったのですが

次の曲ではっきりと差がでてしまいました
『クリスマス(チャイコフスキー)』
この曲を弾くマキさんの持ち味は
軽やかさ、そしてクリスマスの楽しさが
伝わって来ることだと思っていますが

ピアノが箱鳴りをしてしまって音と音の分離が悪い状態
それを一生懸命補おうと演奏されるマキさん

『主よ、人の望みの喜びよ(バッハ)』
この曲はもともと教会での礼拝前などに演奏された
合唱曲をもとにバッハが作曲したものだそうです
一度聴いたら耳から離れない旋律
是非聴いてほしい曲です

『ラ・カンパネラ(リスト)』
鐘が鳴り響くようなピアノの高い音を多用し曲調も早い上に
ミュートを聴かせたり微妙に響かせたり
繊細な表現が必要な難曲です
今回のアップライトではその加減が出来ない状況
でもマキさんの演奏は素晴らしく
皆さん聴き入っていらっしゃいました(^^)

渾身のピアノソロにアップライトピアノも
驚いたのではないでしょうか?


ナオさんが加わり再びデュオに

マキさんが、次の曲は歌曲だけれども歌詞がなく
「あ〜〜」というだけの曲ですと紹介

『ヴォカリーズ(ラフマニノフ)』
マキさんのピアノに乗せて
ナオさんのチェロが朗々と歌います
これはCDではわかり難い感覚ですが
チェロのすぐ近くで聴くと良くわかります


そして休憩時間

私がハーフタイムショーでも!と思いましたが
品位を著しく落とすので自粛いたしました(笑)

後ろの席の女性が
「グランドピアノじゃなくて勿体ない」
「普段は別の会場なのに」と残念そうでした


『アヴェ・マリア(カッチーニ)』
車の中でエンドレス状態で聴いているので
アルバム最後の曲と最初の曲ですから
アヴェ・マリアは最後の曲でもあり
次の始まりの曲でもあり(笑)

ナオさんの説明で
シューベルトのアヴェ・マリアは
今回のアルバムに入りきらなかったとのこと
次回作に期待ですね! 待ってます(^^)

『アメージング・グレース(賛美歌)』
御存じレ・クロッシュによるアレンジ

弦楽器、それも指で弦を弾くのではなく弓で弾くのはとても難しい

楽器は違いますが、20代のころ、知り合いが
二胡という楽器を弾いていたので
試しに音を出してみましたが
難しすぎて音にならない(汗)

それを自在に操り音色に魂を宿らせる
ナオさんの演奏は素晴らしいです


そしてドビュッシーの曲を
マキさんのピアノソロで2曲連続

『雪は踊っている(ドビュッシー)』
『月の光(ドビュッシー)』

やわらかな音色、もはやピアノが根負けした感じ
グランドピアノには及ばなくても
充分に魅力が伝わったと思います

ナオさんのクリスマスのエピソード
本物のクリスマスツリーを毎年手に入れていたそうです
日本だとプラスチックのツリーになりがち(^^;


『G線上のアリア(バッハ)』
毎回楽しみにしている曲でもあります
ピアノとチェロが奏でる優しいメロディー
今回も素敵な演奏でした

『エレジー(フォーレ)』
1stアルバムからの選曲
聴けたのはオータム・ガラコンサート以来
過去のアルバム収録曲も時々演奏して頂けると嬉しいです


盛大な拍手のが続きアンコールへ


アンコール曲は
『愛のあいさつ(エルガー)』
2ndアルバムの1曲目
優しくチェロが語りかける様に愛を歌う
見える景色はモネのバラの庭園だろうか
アンコール曲で聴けるとは思わなかったので嬉しい

続いてマキさんがアンコールの曲は
愛の曲で攻めようと思いますって(^^)

『愛のテーマ(ニュー・シネマ・パラダイス)』
本当に毎回素敵なお二人の愛の演奏です
アルバムに収録されていないので
この曲を聴くには足を運ばないとね!


そして終演、サイン会では参加された方々が
大勢CDを手にされていました(^^)


演奏後、マキさんから伺ったのですが
今回のピアノは鍵がふにゃふにゃ沈む感じ
そしてペダルで響きを調整しようとしても
響くか全く響かないかどちらかという状況だったそうです

またしても大変なコンサートになってしまいました(^^;


今回参加して思ったのはご年配が多いということ
クラシックというジャンルは
昔はオーディオファンがこぞって聴いていたので
若くても聴いている方が多かった

今回参加されていた方々も昔は
自慢のオーディオシステムで
お気に入りの名盤を楽しまれていたのだと思う

ただ、生の演奏に触れる機会というのは
年齢が行くと億劫になってしまうもの

今回の様な演奏側としてはベストではない状態でも
聴く側からしたら貴重なコンサート

それをちゃんと理解して
心をこめて演奏して頂けたのは
本当に素晴らしいことだと思いました(^^)


マキさん、ナオさん、素晴らしい演奏ありがとうございました!

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