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短い詩から長い詩まで、どんな詩でも構いません。
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コメント(91)
【WICKED IDOL】
※タイトルの意味は”邪悪なアイドル”
※完成日＝2023/7/31
詐欺師のような不安商法で作らせるカードマイナンバー
誤魔化しばかりの国で僕らは運命に泣いたんだ
僕が推してない政治家は「嘘はとびっきりの愛なんだ」
なんてきっと言い張るんだろうな、それは大胆な
こんな偽物ばかりの世界でも希望の花は咲いたんだ
って現実逃避で生きられるなら失うのは財産だ
表裏一体さ光には代償があり罠だらけの道が最短だ
次々起こる災難は？壺商人の裁判は？火事は対岸だ
と余裕こいてるうちに延焼し、かけがえのないコミュニティは全焼
理不尽まき散らす連中が貴婦人連れて堂々走らせるリムジン
民は神のような特権者に羅針盤奪われ手にするマシンガン
ゲームショウのような気分で生きて彼らは数年後刑務所
「だってこの世界はフィクション」囚人が生きる世界は実存？
苦労の果てに、美しくない空を見上げ見つけた一番星
砂漠に見えた蜃気楼でも構わないと強がり一難越し
美しくないもの見るの健康に悪いからとPC・スマホの画面閉じ
現実逃避出来りゃ誰だって自分はアイドル
だが現実は誰かが必ずそのツケを買い取る
架空の世界で快楽的な嘘に溺れ誰もが背徳
小学生の頃の素直な本心がひどく泣いとる
有名人の子供が身の丈に合わぬ上流生活
それでも健気に生きて日々築く未来への計画
関わる人々の多くが羨望の眼で、そりゃ迷惑
溢れ出るオーラ隠せなくとも生きる羅針盤は明白
世界的にも優れたシステムの日本の保険証
その手軽さと質の高さは弁当屋のお弁当
ところが政府は言う「紙に拘る奴らの相手は面倒」
個人情報流出通行手形に一元化唱え世論大炎上
不況下の大増税、生活干上がろうが独裁を延長
数年後は死の商人のせいで国民が送られる戦場
舵取りに失敗しても責任など取る気のない船長
客船日本号が座礁寸前でも海図捨て対策も不勉強
裸の王様で生きていけるなら誰もがアイドル
恥の殿堂を夢の大舞台に踊り狂う偽りの大国
素面になってみろ、きっと何もなく心は敗北
悪魔のダンスの観客に都合よく強制する愛国
推してない連中が我々に「カードを作れ」と催促
血税で国民を締め上げるイジメ気質のウドの大木
ガキ大将化した政府は我々を救うはずない皆目
「真実を語る者」を退場させる術は既に体得
注文の多い政治屋を崇め言う「理想のアイドル」
「悪法も法なり」従わぬ者を「社会の敵」と排除す
注文通り全てを明け渡した者達が「君たちは敗北」
そう言われても口にしたくはない台詞「はいボス！」
アカンね、周りを食べちゃうような演技であっさり売国
保守の面して都合よく使い分ける悪は令和の「壊国」
隠し事はありませんなんて言われても魂は「海賊」
連中に奪われたくないし、されたくないカードの催促
政治の世界に於いて嘘は武器だ、だが本心「奴隷のような民が好きだ」
我々は嘘で出来ているし全部打算、民衆からの声に耳は貸さん
とびっきりの愛としての嘘、マイク持ってステージ立ち続けるぞ
貴様らの推しの政治家、それになって一億思考停止さ
※タイトルの意味は”邪悪なアイドル”
※完成日＝2023/7/31
詐欺師のような不安商法で作らせるカードマイナンバー
誤魔化しばかりの国で僕らは運命に泣いたんだ
僕が推してない政治家は「嘘はとびっきりの愛なんだ」
なんてきっと言い張るんだろうな、それは大胆な
こんな偽物ばかりの世界でも希望の花は咲いたんだ
って現実逃避で生きられるなら失うのは財産だ
表裏一体さ光には代償があり罠だらけの道が最短だ
次々起こる災難は？壺商人の裁判は？火事は対岸だ
と余裕こいてるうちに延焼し、かけがえのないコミュニティは全焼
理不尽まき散らす連中が貴婦人連れて堂々走らせるリムジン
民は神のような特権者に羅針盤奪われ手にするマシンガン
ゲームショウのような気分で生きて彼らは数年後刑務所
「だってこの世界はフィクション」囚人が生きる世界は実存？
苦労の果てに、美しくない空を見上げ見つけた一番星
砂漠に見えた蜃気楼でも構わないと強がり一難越し
美しくないもの見るの健康に悪いからとPC・スマホの画面閉じ
現実逃避出来りゃ誰だって自分はアイドル
だが現実は誰かが必ずそのツケを買い取る
架空の世界で快楽的な嘘に溺れ誰もが背徳
小学生の頃の素直な本心がひどく泣いとる
有名人の子供が身の丈に合わぬ上流生活
それでも健気に生きて日々築く未来への計画
関わる人々の多くが羨望の眼で、そりゃ迷惑
溢れ出るオーラ隠せなくとも生きる羅針盤は明白
世界的にも優れたシステムの日本の保険証
その手軽さと質の高さは弁当屋のお弁当
ところが政府は言う「紙に拘る奴らの相手は面倒」
個人情報流出通行手形に一元化唱え世論大炎上
不況下の大増税、生活干上がろうが独裁を延長
数年後は死の商人のせいで国民が送られる戦場
舵取りに失敗しても責任など取る気のない船長
客船日本号が座礁寸前でも海図捨て対策も不勉強
裸の王様で生きていけるなら誰もがアイドル
恥の殿堂を夢の大舞台に踊り狂う偽りの大国
素面になってみろ、きっと何もなく心は敗北
悪魔のダンスの観客に都合よく強制する愛国
推してない連中が我々に「カードを作れ」と催促
血税で国民を締め上げるイジメ気質のウドの大木
ガキ大将化した政府は我々を救うはずない皆目
「真実を語る者」を退場させる術は既に体得
注文の多い政治屋を崇め言う「理想のアイドル」
「悪法も法なり」従わぬ者を「社会の敵」と排除す
注文通り全てを明け渡した者達が「君たちは敗北」
そう言われても口にしたくはない台詞「はいボス！」
アカンね、周りを食べちゃうような演技であっさり売国
保守の面して都合よく使い分ける悪は令和の「壊国」
隠し事はありませんなんて言われても魂は「海賊」
連中に奪われたくないし、されたくないカードの催促
政治の世界に於いて嘘は武器だ、だが本心「奴隷のような民が好きだ」
我々は嘘で出来ているし全部打算、民衆からの声に耳は貸さん
とびっきりの愛としての嘘、マイク持ってステージ立ち続けるぞ
貴様らの推しの政治家、それになって一億思考停止さ
【Ungrateful Daze】
※タイトルの意味は"感謝知らずの眩惑"
※完成日＝2023/3/24
※不登校と少年事件、学校教育への批判、画一的な一般常識への批判、などをテーマにした重い詩です。苦手な方にはお勧めしません。また、道徳教材「星野君の二塁打」からのインスパイアもあります。
月火水木金毎朝決まった時間に起床
「プログラムされた機械みたいだね」と自嘲
望まないルーティンに出すことのできない辞表
それでも自分らしさを出すのは極力自重
住む場所も学校も勝手に大人が決めるのは卑怯
子供ながらに思っても仕方なく毎日顔合わせる「師匠」
八時から三時半、叩き込まれる社会ルールと学習資料
10歳の僕は皆の適応に違和感「この世界は奇妙」
十二時半大人達より少し遅い昼食
同じ食器同じメニュー薄い味の給食
軍隊か刑務所みたいなソレ食った子もいつか就職
大人になったらもっと休めず会社は週六
金曜の六限目なんてどうせただの消化試合
もう疲れたよ、バレないように居眠りしたい
しかし寝たら手に入らない勝ち組になる機会
人の上に人を作るこんなコンクリート要塞なんか嫌い
でも大丈夫さ僕は世界にまだ知られてないだけの鬼才
強がる少年は次の月曜朝八時既に教室に居ない
彼の友人はもはや人間ではなく、スマホやゲームの機械
呆れる両親転校を検討、地域から消えた一人の未来
1年後違う土地で再び陽のあたる場所
道徳の教科書で二塁打放った星野君のバット
同じ道具を少年は買ったが野球などせず結末はバッド
「カッとなってやっちまったんだ許せなくて」
あっと言う間に連行された少年と響くサイレン
バットだけ現場に残り、ミットとボールは無い
マッポに言った言葉「僕は星野君に成り損ねたよ」
法度破りな彼の生き方だが今度は立ち直れるか？
鬼ばかりの世間を渡り、少年も闇堕ちして鬼
人を打ちのめすような世界でも心優しかったのに
※タイトルの意味は"感謝知らずの眩惑"
※完成日＝2023/3/24
※不登校と少年事件、学校教育への批判、画一的な一般常識への批判、などをテーマにした重い詩です。苦手な方にはお勧めしません。また、道徳教材「星野君の二塁打」からのインスパイアもあります。
月火水木金毎朝決まった時間に起床
「プログラムされた機械みたいだね」と自嘲
望まないルーティンに出すことのできない辞表
それでも自分らしさを出すのは極力自重
住む場所も学校も勝手に大人が決めるのは卑怯
子供ながらに思っても仕方なく毎日顔合わせる「師匠」
八時から三時半、叩き込まれる社会ルールと学習資料
10歳の僕は皆の適応に違和感「この世界は奇妙」
十二時半大人達より少し遅い昼食
同じ食器同じメニュー薄い味の給食
軍隊か刑務所みたいなソレ食った子もいつか就職
大人になったらもっと休めず会社は週六
金曜の六限目なんてどうせただの消化試合
もう疲れたよ、バレないように居眠りしたい
しかし寝たら手に入らない勝ち組になる機会
人の上に人を作るこんなコンクリート要塞なんか嫌い
でも大丈夫さ僕は世界にまだ知られてないだけの鬼才
強がる少年は次の月曜朝八時既に教室に居ない
彼の友人はもはや人間ではなく、スマホやゲームの機械
呆れる両親転校を検討、地域から消えた一人の未来
1年後違う土地で再び陽のあたる場所
道徳の教科書で二塁打放った星野君のバット
同じ道具を少年は買ったが野球などせず結末はバッド
「カッとなってやっちまったんだ許せなくて」
あっと言う間に連行された少年と響くサイレン
バットだけ現場に残り、ミットとボールは無い
マッポに言った言葉「僕は星野君に成り損ねたよ」
法度破りな彼の生き方だが今度は立ち直れるか？
鬼ばかりの世間を渡り、少年も闇堕ちして鬼
人を打ちのめすような世界でも心優しかったのに
誰が助けてくれと言った？
余計なことをするな
そうじゃねえよ
あんたに憐れまれたくねえんだ
雨の日もカンカン照りの日も大雪の日も
俺はここに立ち続けてきた
むろん生活のためだ
だがな、俺は決していやいややってるんじゃねえ
これが俺の天命だ
それを憐れむというのなら
俺はあんたのことを憐れまなくちゃならねえ
いや、あんただけじゃねえ
この世に生を受けたすべてのものを憐れむことになる
そんなことはお釈迦様にしかできねえよ
俺たちはただ与えられたものをありがたく受け取って
天の意思のとおり生きているだけさ
もしあんたが俺を憐れまずにいられないというのなら
俺の隣で一緒にずっと生きてみるがいい
憐れみなんかすぐにどこかへ消えちまうさ
余計なことをするな
そうじゃねえよ
あんたに憐れまれたくねえんだ
雨の日もカンカン照りの日も大雪の日も
俺はここに立ち続けてきた
むろん生活のためだ
だがな、俺は決していやいややってるんじゃねえ
これが俺の天命だ
それを憐れむというのなら
俺はあんたのことを憐れまなくちゃならねえ
いや、あんただけじゃねえ
この世に生を受けたすべてのものを憐れむことになる
そんなことはお釈迦様にしかできねえよ
俺たちはただ与えられたものをありがたく受け取って
天の意思のとおり生きているだけさ
もしあんたが俺を憐れまずにいられないというのなら
俺の隣で一緒にずっと生きてみるがいい
憐れみなんかすぐにどこかへ消えちまうさ
赫いポール
スーパーの帰り道に
50�僂曚匹涼丙垢里△觸茲�あって
以前、ある宵のこと
私は其処から転げ落ち
一張羅のコーデュロイの
スリムパンツに穴をあけてしまい
てのひらと膝に
一週間ほどの怪我をしたことがあった
それからしばらくして
他にも私の体験したような
危険な目に遭った人がいたのか
その場所に火のような、
夜目にも目立つ赫いラバー・ポールを
幾つも設けることになった
自治会が交通安全協会にかけあって
つくってもらったのだと思うが
そのお蔭で
以後、夜道を通るのが随分安全になった
だがそれから一年ほど経った頃
異なことがあった
ある日の朝、買い物に行こうと
そこを通ってみると
そのポールが、一つ残らず
原形をとどめぬほど滅茶滅茶に
叩き壊されていた
これはあくまで私の当て推量だが
暴れたのはおそらく少年だ
大人なら、たとえ
どんな気に食わないことがあったって
こんな幼稚な八つ当たりはしない
そしてこれは器物損壊という
りっぱな犯罪だ
だが、仮に
ほんとうにこれが少年による仕業なら
かれの罪ばかり責め
犯人捜しをするよりも
かれの心を慮(おもんばか)るべきだと思っている
おのれの心があることに気づいた
何故だろう
かれの所行ばかりを責められないのだ
その日その時かれに何があったのか
思うに、
かれは深く傷ついていたのかも知れない
心の傷は眼に見えないが
時にひとを死に追い落としたり
殺人衝動に駆り立てたりする
私は想像を働かせ、仮定してみた
よっぽど腹に据えかねる
自暴自棄に陥らせるような
理不尽な目に遭ったのかも知れない、と
もしそうなら
自分自身が死んでしまうよりも
人を殺めてしまうよりも
こういう公共物を壊した方が
ずっとましだ
そう思ったのかも知れない
それで深く傷ついた心の
落とし前をつけようとして
腹いせにこのポールを壊したのだ
その時はきっと気がせいせいして
いい気分だったろう
が、
かれの〈その後〉はどうだっただろうか
この壊れたラバー・ポールを見るたびに
あの、つらかった時のことを
傷つけられた時のことを思い出し
苦しく、こらえかねる思いには
ならなかっただろうか
かれの心は以前より荒んで
鬱するそのきもちを晴らそうと
さらにもっと非道いことを行うかも知れない
そしてそのたびにまた傷ついて
もう癒しようもないほどに
心を腐らせてしまうのかも知れない
赫いポールは
壊されたあの日あの時のまま
いまも醜いすがたを白日(はくじつ)の下(もと)に晒している。
指田悠志
スーパーの帰り道に
50�僂曚匹涼丙垢里△觸茲�あって
以前、ある宵のこと
私は其処から転げ落ち
一張羅のコーデュロイの
スリムパンツに穴をあけてしまい
てのひらと膝に
一週間ほどの怪我をしたことがあった
それからしばらくして
他にも私の体験したような
危険な目に遭った人がいたのか
その場所に火のような、
夜目にも目立つ赫いラバー・ポールを
幾つも設けることになった
自治会が交通安全協会にかけあって
つくってもらったのだと思うが
そのお蔭で
以後、夜道を通るのが随分安全になった
だがそれから一年ほど経った頃
異なことがあった
ある日の朝、買い物に行こうと
そこを通ってみると
そのポールが、一つ残らず
原形をとどめぬほど滅茶滅茶に
叩き壊されていた
これはあくまで私の当て推量だが
暴れたのはおそらく少年だ
大人なら、たとえ
どんな気に食わないことがあったって
こんな幼稚な八つ当たりはしない
そしてこれは器物損壊という
りっぱな犯罪だ
だが、仮に
ほんとうにこれが少年による仕業なら
かれの罪ばかり責め
犯人捜しをするよりも
かれの心を慮(おもんばか)るべきだと思っている
おのれの心があることに気づいた
何故だろう
かれの所行ばかりを責められないのだ
その日その時かれに何があったのか
思うに、
かれは深く傷ついていたのかも知れない
心の傷は眼に見えないが
時にひとを死に追い落としたり
殺人衝動に駆り立てたりする
私は想像を働かせ、仮定してみた
よっぽど腹に据えかねる
自暴自棄に陥らせるような
理不尽な目に遭ったのかも知れない、と
もしそうなら
自分自身が死んでしまうよりも
人を殺めてしまうよりも
こういう公共物を壊した方が
ずっとましだ
そう思ったのかも知れない
それで深く傷ついた心の
落とし前をつけようとして
腹いせにこのポールを壊したのだ
その時はきっと気がせいせいして
いい気分だったろう
が、
かれの〈その後〉はどうだっただろうか
この壊れたラバー・ポールを見るたびに
あの、つらかった時のことを
傷つけられた時のことを思い出し
苦しく、こらえかねる思いには
ならなかっただろうか
かれの心は以前より荒んで
鬱するそのきもちを晴らそうと
さらにもっと非道いことを行うかも知れない
そしてそのたびにまた傷ついて
もう癒しようもないほどに
心を腐らせてしまうのかも知れない
赫いポールは
壊されたあの日あの時のまま
いまも醜いすがたを白日(はくじつ)の下(もと)に晒している。
指田悠志
風の吹く夜
外では風が吹いている
強く激しく吹いている
私の掌の中にある デバイスの液晶の中の世界は
今日も無責任な情報を垂れ流す
言葉の海の中で窒息しそうになっている
皆そうだ 私だけじゃない
外では風が吹いている
強く激しく吹いている
私が想っているあの娘は 今日も見えないところを切っている
赤い血が黒いデニムの生地に埋もれていく
その血は涙の代わりかい？
私の問いに答える声はない
外では風が吹いている
強く激しく吹いている
窓を叩く強風のノックは 世界の終わりを告げるのかもしれない
そうだといいな、とどこかで思う
昨日も明日もなく全てが消えて
真っ平になったなら
きっと私もあの娘も ホッと安堵の息を吐いて
ゆっくりと目を閉じるだろう
この世界におやすみを言って夢のまどろみの中へ羽ばたく
外では風が吹いている
強く激しく吹いている
外では風が吹いている
強く激しく吹いている
私の掌の中にある デバイスの液晶の中の世界は
今日も無責任な情報を垂れ流す
言葉の海の中で窒息しそうになっている
皆そうだ 私だけじゃない
外では風が吹いている
強く激しく吹いている
私が想っているあの娘は 今日も見えないところを切っている
赤い血が黒いデニムの生地に埋もれていく
その血は涙の代わりかい？
私の問いに答える声はない
外では風が吹いている
強く激しく吹いている
窓を叩く強風のノックは 世界の終わりを告げるのかもしれない
そうだといいな、とどこかで思う
昨日も明日もなく全てが消えて
真っ平になったなら
きっと私もあの娘も ホッと安堵の息を吐いて
ゆっくりと目を閉じるだろう
この世界におやすみを言って夢のまどろみの中へ羽ばたく
外では風が吹いている
強く激しく吹いている
不意に与えられた
僥倖に身震いを感じた
あまりにも簡単に
自分が確信したから
私は彼女に恋をしている
疑う余地など
微塵もないほどに
これまでにも
恋に落ちたことはあったのに
今回は完全に不意を突かれた
この恋を確信する
刹那の前後に
別人と言えるほどに
私という個人は劇的に変化した
胸からは彼女への思いが
止め処なくあふれ出し
歩けないほどで
胸に手を当てて
その場にうずくまった
もう一つの確信は
当初感じた身震いには
この恋を失う恐怖への｜戦《おのの》きが
同時に織り込まれているということ
私の全身の細胞は歓喜をあげていた
正直お手上げだった
今度彼女に会う時
私はどう接すればいいのだろう
目を見て話すのは無理だろう
耳まで真っ赤に染めあがる私を
どうか見逃してほしい
麻疹のように過ぎ去るだろうか
でもその可能性は低いから
きっと慢性化するだろう
思い願うのは
できるなら初めて恋した少年のように
躊躇いがちにでも彼女に告白すること
それだけで
十分だという気がしている
僥倖に身震いを感じた
あまりにも簡単に
自分が確信したから
私は彼女に恋をしている
疑う余地など
微塵もないほどに
これまでにも
恋に落ちたことはあったのに
今回は完全に不意を突かれた
この恋を確信する
刹那の前後に
別人と言えるほどに
私という個人は劇的に変化した
胸からは彼女への思いが
止め処なくあふれ出し
歩けないほどで
胸に手を当てて
その場にうずくまった
もう一つの確信は
当初感じた身震いには
この恋を失う恐怖への｜戦《おのの》きが
同時に織り込まれているということ
私の全身の細胞は歓喜をあげていた
正直お手上げだった
今度彼女に会う時
私はどう接すればいいのだろう
目を見て話すのは無理だろう
耳まで真っ赤に染めあがる私を
どうか見逃してほしい
麻疹のように過ぎ去るだろうか
でもその可能性は低いから
きっと慢性化するだろう
思い願うのは
できるなら初めて恋した少年のように
躊躇いがちにでも彼女に告白すること
それだけで
十分だという気がしている
あの夏の終わりに時間が止まり
窓から部屋に飛び込む
光の粒々が少なくなっていく
そんな景色を
ただ息をするだけのように
毎日眺めて生きてきた
過去を振り返る勇気もなく
未来を望む気力もない
そんな現在をただ消化する毎日
お昼の時間がだんだんと長くなって
窓から部屋に飛び込んでくる
光の粒々が増え始めると
身体の中で何かが動き出す気配を
感じ始めた
止まっていた時間が
動き出すまでに
乗り越えなければならなかった
信じられない突然の別れ
私は未だ受け入れられていないから
夏の終わりにさかのぼり
あの別れを現実としていけ入れて
そこから今までの時間を
もう一度たどる
そうして初めて
止まった時間から現在に
戻ってこられる
現在に戻られたら
そこから未来に進みだせる
淀んでいた部屋の澱を
飛び跳ね始めた光の粒々が
全て追い出してくれて
部屋の景色と同化していた
私の存在が再現された
この光の粒々を
もっともっと身にまとって
私は私を取り戻そう
窓から部屋に飛び込む
光の粒々が少なくなっていく
そんな景色を
ただ息をするだけのように
毎日眺めて生きてきた
過去を振り返る勇気もなく
未来を望む気力もない
そんな現在をただ消化する毎日
お昼の時間がだんだんと長くなって
窓から部屋に飛び込んでくる
光の粒々が増え始めると
身体の中で何かが動き出す気配を
感じ始めた
止まっていた時間が
動き出すまでに
乗り越えなければならなかった
信じられない突然の別れ
私は未だ受け入れられていないから
夏の終わりにさかのぼり
あの別れを現実としていけ入れて
そこから今までの時間を
もう一度たどる
そうして初めて
止まった時間から現在に
戻ってこられる
現在に戻られたら
そこから未来に進みだせる
淀んでいた部屋の澱を
飛び跳ね始めた光の粒々が
全て追い出してくれて
部屋の景色と同化していた
私の存在が再現された
この光の粒々を
もっともっと身にまとって
私は私を取り戻そう
『詩的アイスクリームの創り方』
強くぶつかり合う内に固く強張っていた心の殻は割れて内側の『君』と出会った日を思い出す。
『君』を包み、守り、そしてある意味僕と『君』を隔てていた卵白のように透明なそれ。
自ら取り払い、ひどく壊れやすくて脆くもある『君自身』を見て、僕もまた自らの殻を破り向き合うことを決めたんだ。
甘い甘いお砂糖。 そんな思い出
二人で等しく分け合う。
そして溶け合い、混ざりあい続けることできっと僕達『どうか』してしまったくらいに離れ難くなってる。
どこまでも真っ白な二人の想いはミルクのようでこの感情は生クリームよりもきっと濃厚で蕩けるように甘く。
そしてバニラの香りにも似たエッセンス。
だからこの想いは消えない。
時には胸焼けするように強すぎるから
僕達は踊りつづけるんだ。
まるで泡立てるように激しく動かしてみよう僕達は廻るだろう。
廻る。廻れ！廻り続けと無言で叫ぶ
クルクルとグルグルと渦のように。
停滞していたらまた離れてしまうのだから
逆転する遠心力。
強く引き合い僕達は互いを抱きしめる。
足の下で広がる格子はそこまで広くないのだから。
氷点下5℃の世界。白く暗く
扉は閉じられた。 闇の中だ。
だから僕達は手を繋ぐ。
離れないように、別つことないように。
強く。 強く。 ただ強く。
間欠を埋めるようにもっとも簡潔な解決策を。
薄く虚しく表面だけをただ広がって真っ平らになっていく液体のような儚さ。
今は頼りなくも辛うじて自立できるかも。 二人なら。
それくらいの頼りなさ。
嵐の前に吹き飛ばされても
波に荒々しく揉まれようとも
吹雪に切り刻まれても
そして手を離したとしても
それは一時のことでまた出会い、愛し合い、
僕達は手を繋ぎあう。
それは柔らかく。
ふんだんに空気を含んだ心地よい間隔と感覚でとても甘い。
けれどもすぐに溶けてしまい悲しくも儚いの
だからこそ惜しげもなく、でもゆっくりと味わっておくれ。
強くぶつかり合う内に固く強張っていた心の殻は割れて内側の『君』と出会った日を思い出す。
『君』を包み、守り、そしてある意味僕と『君』を隔てていた卵白のように透明なそれ。
自ら取り払い、ひどく壊れやすくて脆くもある『君自身』を見て、僕もまた自らの殻を破り向き合うことを決めたんだ。
甘い甘いお砂糖。 そんな思い出
二人で等しく分け合う。
そして溶け合い、混ざりあい続けることできっと僕達『どうか』してしまったくらいに離れ難くなってる。
どこまでも真っ白な二人の想いはミルクのようでこの感情は生クリームよりもきっと濃厚で蕩けるように甘く。
そしてバニラの香りにも似たエッセンス。
だからこの想いは消えない。
時には胸焼けするように強すぎるから
僕達は踊りつづけるんだ。
まるで泡立てるように激しく動かしてみよう僕達は廻るだろう。
廻る。廻れ！廻り続けと無言で叫ぶ
クルクルとグルグルと渦のように。
停滞していたらまた離れてしまうのだから
逆転する遠心力。
強く引き合い僕達は互いを抱きしめる。
足の下で広がる格子はそこまで広くないのだから。
氷点下5℃の世界。白く暗く
扉は閉じられた。 闇の中だ。
だから僕達は手を繋ぐ。
離れないように、別つことないように。
強く。 強く。 ただ強く。
間欠を埋めるようにもっとも簡潔な解決策を。
薄く虚しく表面だけをただ広がって真っ平らになっていく液体のような儚さ。
今は頼りなくも辛うじて自立できるかも。 二人なら。
それくらいの頼りなさ。
嵐の前に吹き飛ばされても
波に荒々しく揉まれようとも
吹雪に切り刻まれても
そして手を離したとしても
それは一時のことでまた出会い、愛し合い、
僕達は手を繋ぎあう。
それは柔らかく。
ふんだんに空気を含んだ心地よい間隔と感覚でとても甘い。
けれどもすぐに溶けてしまい悲しくも儚いの
だからこそ惜しげもなく、でもゆっくりと味わっておくれ。
悲しいときは
泣いてほしい
楽しいときに
笑ってほしい
悲しいのに
笑わなくていい
楽しくないのに
笑わなくていい
いつのまにか
周りにあわせることを覚えて
悲しみ 怒り
いろんな負の感情
作り笑いで誤魔化す
それは優しさから
かも知れないけれど
そうして作った
上辺の和やかな空間は
本当に楽しいものでしょうか
いつのまにか
周りにあわせることを覚えて
楽しさ 喜び
いろんな正の感情も
作り笑いで誤魔化す
それは優しさから
かも知れないけれど
そうして作った
上辺の和やかな空間は
本当に満ち足りているのでしょうか
泣いちゃだめ
そう思って貼り付けた
作り笑顔
笑ってなくては
そう思って貼り付けた
作り笑顔
それと引き換えで
その瞬間感じる
どんな感情にも
鈍感になってゆく
いつのまにか
周りにあわせることを覚えた
それはとてもとても大切なこと
生きていくうえで
大切なことではあるけれど
悲しみや楽しさに
素直になれる
あなたでいてほしい
泣いてほしい
楽しいときに
笑ってほしい
悲しいのに
笑わなくていい
楽しくないのに
笑わなくていい
いつのまにか
周りにあわせることを覚えて
悲しみ 怒り
いろんな負の感情
作り笑いで誤魔化す
それは優しさから
かも知れないけれど
そうして作った
上辺の和やかな空間は
本当に楽しいものでしょうか
いつのまにか
周りにあわせることを覚えて
楽しさ 喜び
いろんな正の感情も
作り笑いで誤魔化す
それは優しさから
かも知れないけれど
そうして作った
上辺の和やかな空間は
本当に満ち足りているのでしょうか
泣いちゃだめ
そう思って貼り付けた
作り笑顔
笑ってなくては
そう思って貼り付けた
作り笑顔
それと引き換えで
その瞬間感じる
どんな感情にも
鈍感になってゆく
いつのまにか
周りにあわせることを覚えた
それはとてもとても大切なこと
生きていくうえで
大切なことではあるけれど
悲しみや楽しさに
素直になれる
あなたでいてほしい
心の知能指数が高い人が言わない5つのフレーズ
専門家によると
EQ(心の知能指数)レベルを
向上させる最も簡単な方法の1つは
肯定的な感情的反応を引き起こす
特定の語彙を
使用することなのだそう
心の知能指数が高い人は
非常に具体的なフレーズを
語彙に取り入れることに加えて
「有毒」と見なされるため
ほとんど使用しない
禁止的なフレーズも
いくつか持っているのだそう
例えば「選択の余地はない」
その意味に2つの問題が
含まれているからこそ
最も破壊的なフレーズの1つ
1つ目は
私たちは皆それぞれの状況で
1つ以上の選択肢を持っているので
それは実際には真実ではないということ
2番目の問題は
実際に相手にあなたが
望むことをするために
そのフレーズを使用していること
それは本質的に
相手が何をすべきかを指図し
相手の選択権を奪う
例えば「ごめんなさい」
同様に禁止されている言葉
その代わりに動詞「謝罪」を
使用できる
謝罪はより積極的で
より勢いがある
つまり
自分が引き起こしたことを
償おうとしながら
単に「謝罪」し
時間内に本当にやりたくないことを
することを受け入れている
例えば「そういえば」
このフレーズを使うことで
対話者に自分が相手を
理解していないこと
自分は共感を
持っていないことを示し
そして多くの場合
相手が自分に言うことさえ
聞いていないことを示す
例えば「君の気持ちはわかる」
共感の痕跡がないフレーズ
それはあまりにも陳腐で
理解と思いやりの欠如を
裏切るものであり
相手を理解し
相手の気持ちを尊重していることを
示したい場合は
自分の語彙からそれを
排除するのが最善
例えば「喧嘩はしたくないけど」
このフレーズを使うことで
すべてのコミュニケーションを失う
なぜなら
それは争いを始めるようなものだから
感情的知性が高い人はこ
のフレーズを決して使わない
実質的で有効な議論なしに
対立の始まりを
知らせるようなことを言うよりも
何も言わない方が良いのである
専門家によると
EQ(心の知能指数)レベルを
向上させる最も簡単な方法の1つは
肯定的な感情的反応を引き起こす
特定の語彙を
使用することなのだそう
心の知能指数が高い人は
非常に具体的なフレーズを
語彙に取り入れることに加えて
「有毒」と見なされるため
ほとんど使用しない
禁止的なフレーズも
いくつか持っているのだそう
例えば「選択の余地はない」
その意味に2つの問題が
含まれているからこそ
最も破壊的なフレーズの1つ
1つ目は
私たちは皆それぞれの状況で
1つ以上の選択肢を持っているので
それは実際には真実ではないということ
2番目の問題は
実際に相手にあなたが
望むことをするために
そのフレーズを使用していること
それは本質的に
相手が何をすべきかを指図し
相手の選択権を奪う
例えば「ごめんなさい」
同様に禁止されている言葉
その代わりに動詞「謝罪」を
使用できる
謝罪はより積極的で
より勢いがある
つまり
自分が引き起こしたことを
償おうとしながら
単に「謝罪」し
時間内に本当にやりたくないことを
することを受け入れている
例えば「そういえば」
このフレーズを使うことで
対話者に自分が相手を
理解していないこと
自分は共感を
持っていないことを示し
そして多くの場合
相手が自分に言うことさえ
聞いていないことを示す
例えば「君の気持ちはわかる」
共感の痕跡がないフレーズ
それはあまりにも陳腐で
理解と思いやりの欠如を
裏切るものであり
相手を理解し
相手の気持ちを尊重していることを
示したい場合は
自分の語彙からそれを
排除するのが最善
例えば「喧嘩はしたくないけど」
このフレーズを使うことで
すべてのコミュニケーションを失う
なぜなら
それは争いを始めるようなものだから
感情的知性が高い人はこ
のフレーズを決して使わない
実質的で有効な議論なしに
対立の始まりを
知らせるようなことを言うよりも
何も言わない方が良いのである
何でもない毎日は
実は何でもないって
ことなんてなくて
もう一度何でもない日を
同じように過ごしたいって
どんなに願っても
何でもない日と
全く同じ日は
二度と過ごすことなんて
絶対に出来ない
ただ同じような
何でもない毎日が過ぎていく
そんなふうに思って
過ごしているけれど
何年か経って
大変な毎日を
送るようになると
あのなんでもない毎日が
宝もののように
キラキラと輝いて見えてくる
人は光の中にいる時
そこが光の中だと気づかない
真っ暗闇のような日々を
過ごして初めて
光の中にあった
何でもない日のことを
思い知る
だから
ただ時間ばかりが過ぎるだけと
そんな風に感じる
何でもない毎日を
大切に思いたい
たぶん人生は
そんな なんでもない毎日で
出来ている
実は何でもないって
ことなんてなくて
もう一度何でもない日を
同じように過ごしたいって
どんなに願っても
何でもない日と
全く同じ日は
二度と過ごすことなんて
絶対に出来ない
ただ同じような
何でもない毎日が過ぎていく
そんなふうに思って
過ごしているけれど
何年か経って
大変な毎日を
送るようになると
あのなんでもない毎日が
宝もののように
キラキラと輝いて見えてくる
人は光の中にいる時
そこが光の中だと気づかない
真っ暗闇のような日々を
過ごして初めて
光の中にあった
何でもない日のことを
思い知る
だから
ただ時間ばかりが過ぎるだけと
そんな風に感じる
何でもない毎日を
大切に思いたい
たぶん人生は
そんな なんでもない毎日で
出来ている
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