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スキマ産業のコミュね。コミュのスキマ産業新聞vol.01 2007年9月7日発行

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【石橋英子×アチコ】

石橋さんと遭遇したのは2006年5月15日の「スキマ産業vol.02〜MONGHANG来京」

MONGHANGのメンバーでもある石橋さんが窓口で対応されていたのがきっかけであった。

以前から一方的に知っていた私としては、非常に緊張のやりとりであったのだが

 当時の印象としては非常にスマートに接してくれるネーサンねぇという具合であった。

MONGHANGでの、時として愉快なたたずまいに相反し、panicsmileでドラムをたたいている際は

話しかけるのをためらってしまう勢いの石橋さん。

今年春にMONGHANGでウーララに来た際に、以前から発売しているのは知っていたけど、、的

「石橋英子×アチコ」の音源購入。MONGHANGのBAさんも一押しであった。

家に帰って一聴二聴、、三聴。。。。

そこから数ヶ月に渡る「石橋英子×アチコ」漬けが始まる。

個人的に毎日かかさずブログをつけていて、そこに「妄想BGM」という、その日のお気に入りの曲を

一曲あげているのだが、後で見返してみて、「妄想BGM」にひたすらあがる「石橋英子×アチコ」という文字に、我ながら

気持悪さを感じつつ。

季節はキツネの嫁入りを開始して一周年。良くも悪くも人のイベントに顔を出しているうちに

再びイベントをしたくなってきていた。

「スキマをついた」「多くの人に聞かれるべき」「もちろんスマートな」音楽達の夜。音楽より名前が先行している、

ブランド力が勝負の、そんな音楽ではなくて。

まだまだこれから知られていくべきなんだろうけど、まだそこまで浸透していない。

少なくとも、主催の私が大手を振って「大好きで」「尊敬している」音楽ばかり集めたイベント。

必ずしも「ポップで」「聞きやすくて」「受け入れられやすい」音ではないけど

それは受け入れられべきだし、J-popしか聞かないような多くの人は一度聞くべきだと、

今この瞬間言い切れる音楽。結果それが聞いた人にとってどういう影響を残すのかはわからない。

ただ、今この瞬間ただの一般人であるこの私をもってして、今100%おすすめと言い切れる音楽達。

迷いはない。

「石橋英子×アチコ」を関西に呼ぼう。

そして、そのためのイベントを、そのための空間を、そのための世界を作るために

最高な面子を集めよう。当時二人だったキツネの嫁入り、ひーちゃんとそんな話になった。

オファーの連絡。少し期間をおいての石橋さんからの快諾の連絡。

その瞬間、スキマ産業は動き出す。





「ha-gakure」との出会いは必然。友人のイベントで立て続けに見かける。体験した後に

残ったのは、言葉とラップという概念からは遠いラップ。見る度に聞くたびに深まる感覚。

それは受ける感覚、感じる感覚というよりは、思い起こす感覚。思い出す感情。

自分の内面にあった言葉、自分の内面に存在した感情。それは違和感なく轟音の

演奏で構築され、ストリングスのようなギター・サンプラーで彩られていく。

前回のスキマ産業は、ha-gakureのレコ発でもあった、僕は、彼らが大好きだ。

復活において再びスキマ産業での再演に関して何の違和感もなかった。

大好きなものは何度でもみたいし何度でも共演したいもの。「石橋英子×アチコ」を

聞いてもらった時の彼らの反応でも出演決定。ベース宮氏が多忙だというのに調整してくだすった。



「石橋英子×アチコ」を呼ぶにあたり、迷わず出演依頼しようと思ったバンドが二ついた。

そのうちのひとつ「たゆたう」基本形態はバイオリンとアコギという形態に時折ドラムとベースが参加する。

彼女達の武器は歌だと思う。二人の歌に加えギターが歌う、バイオリンが歌う。

昼下がりのような音楽だとして、それは単に昼下がりではない音楽。その昼下がりは

様々な道を乗り越えたどり着いた昼下がり。二人で手に入れた昼下がりだ。

だから、ライブ中息を潜めて聞いてしまう。むしろ音のない瞬間に何かが聞こえてくるかのよう。

事前に「石橋英子×アチコ」を知っていた彼女らはもちろんオファーに即答。



メロディとグルーブ。歌がなくてもその両方を作り出す音楽。

middle9。ギター・ベース・ドラム・トランペット・ビブラフォンが織り成す音は

そのまま、メロディは耳に残り、グルーブが体を動かす。

歌ものでないけど歌もの。そんな音がほしかった。以前一度共演したこともあり

オファーをだす。いろんなところでみてみたい。そう思う彼らの音。

Knaveでどう化けてくれるのか。「石橋英子×アチコ」との相性は間違いない。



京都編を考えた時に、始まりにふさわしい音がほしかった。

高らかに鳴るファンファーレではないけど、ゆっくり、かみしめるように始まりを

告げてくれる音楽。スキマ産業ではおなじみのaudiosafariのボーカル桜井まみ。

audiosafariとは違い、ウクレレであったりギターであったりの音数の少ない音の中で

文字通りつむぎだされるように歌われる歌は、audiosafariの時とは違い、

溶け込むよう、浸透するよう。「石橋英子×アチコ」との呼応が楽しみ。



たゆたうと並んで、「石橋英子×アチコ」が決まったときに声をかけたバンド

それが、「llama」ツインドラム、からなるリズム隊とギターと歌。

彼らはロックバンドだ。ただ、その音のスキマが作り出す空間は、音を作り出す

というよりは、その間合い、音のない空間を作る音楽といえよう。

ツインドラムという編成が、轟音を重ねるのみのものとして産み落とされたのは

遠い話、彼らの音楽におけるツインドラムは創造的だ、それは必要だったに違いない音塊。

我々は歌に意識を奪われ、うっとする間もなく踊らされてしまう。



京都に、スキマ産業にずっと呼びたかったバンドがいた。

大阪より「Djamra」バカテクでもありバカでもあり、、、は、彼らの自称するあたり。

プログレっぽい、、変拍子を織り交ぜた、、そんな音は聞き飽きた。

彼らはプログレだ。まちがいなくプログレだ。文字通りジェットコースターのような

超絶展開。それはバカテクによるもの。ここまで突き詰めたバンドもなかなかいない。

「個」が取りざたされている以前に圧倒的に「個」。

好みは分かれるだろう。ただ、そこにはDjamraという確実にオリジナルな音がある。

好き嫌いは分かれて然り。良質なものというのは常にそう。

ただ、突き放されるバカテクではなく、時折見せるポップ感

遊び心も忘れない。そんなDjamraが「石橋英子×アチコ」来京のスキマ産業を

間違いなく、独特な夜にしてくれる。





























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