直方近郊ダイエット好き集合!!コミュのダイエットのコツその２

ちょっと間が開きましたが、今回はピンクの筋肉についてお話しますが、私の知識の源でもある東京大学の石井直方先生→（やはり直方市とゆかり深いのかも・）のお話を載せてみます。

赤、白、ピンクのお話。

　筋をつくる筋線維はまず、速筋線維(白筋)と遅筋線維(赤筋)に大きく分けられます。

白筋は、スピードやパワー発揮に、赤筋は持久性にすぐれた筋線維といえます。

ピンク筋はスピードも持久性も兼ね備えたオールマイティーな筋線維。

赤筋、白筋の機能

白筋の主なはたらきはダイナミックな運動を発現することであり、赤筋の主なはたらきは姿勢を維持したり、関節を安定化したりすることであるということができます。

しかし、ヒト体内の筋をながめてみると、それぞれの筋ごとに赤白がはっきり分かれているわけではありません。個人差はありますが、平均してしまうと、ほとんどの筋で「赤:白」は1:1になると報告されています。

したがって、体内では、ほとんどの筋が上の二つのはたらきを多かれ少なかれ担っているということになります。
　

白とピンクは容易に入れ替わる

　このように、一般人の一般的な筋では赤：白は1:1で、この比率での個人差はまず遺伝で決まってしまいます。

　一方、白:ピンクは、運動や環境によって激しく変わることがわかっています。すなわち、白がピンクになったり、ピンクが白になったりすることは容易に、しかも数週間の間に起こります。

中・高強度の筋力トレーニングでは通常、繰り返し大きな筋力を発揮したり、すみやかに筋力を回復させたりすることが必要になってきます。

こうした代謝的な要求が、白をピンクに変えると考えられます。

　一方、日常的なレベルの筋力発揮や、低強度のエアロビックトレーニングでは、「白は白のまま」になります。

熱源としてのピンク筋

骨格筋は体温維持にも重要なはたらきをしています。

からだの熱生産のうち、約60%が骨格筋によるものです。

脱共役タンパク質というタンパク質が数年前に発見されました。

このたんぱく質は、脂質や糖質のもつエネルギーをすべて熱に変えてしまうという、いわば「脂肪燃焼タンパク質」です。

そして、「ピンク筋」に多量に発現することがわかりました。

　したがって、ピンク筋は完全休息中や睡眠中にも脂肪を使って積極的に熱を生産すると考えられます。いわゆる基礎代謝がこうやって上がるわけですね。
中～高強度の筋トレは「ピンク筋」を増やし発達させるので、体脂肪減量にも効果的といえるわけです。

ムキムキにならないと、脂肪は燃えにくい・・・ではなく、ムキムキにならずとも、白をピンクにすればいいわけです＾＾

コメント(3)

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[2] mixiユーザー 05月22日 09:32

＞すーぱービルだ～さん

一般的にウェイトトレーニング（レジスタンストレーニング）は筋肉ムキムキになるイメージが間違って定着しているようですね。

ダイエットの一番の近道がウェイトトレーニングであることを広めると同時に沢山の人々に健康であって頂きたいと願っています。

実際に私のジムでは、皆さん太りにくい体質を手に入れておられます。

今の日本人は、実際に今起きている現実だけを直視することしか出来ていません。

例えば、「トレーニングをしている時だけエネルギーが消費している」など・・・
でも、基礎代謝があがることや、体力が付き日常生活が活発化することによる、生活強度の向上、
成長ホルモンの分泌によるトレーニング後の体脂肪の消費など・・・

「副産物として起きている沢山のエネルギー消費」

には気付いていません。

そしてすでにメタボになっている自分の現状を目の前にして色々と言い訳をしながら、不摂生な生活を繰り返し、病気をして入院するまでは、危機感を感じない方が殆どです。

ヨシ！！やってやるぞ！！

とダイエットを始めても甘えた生活からはそう簡単に抜け出せない方が９９％と言えるでしょう。

悲しいことに、時間がないからと言い訳をする方ほど、病気をして入院生活という時間を作ってしまうのですね。

一日３０分でもいいから健康で楽しく生きるための積み立てをしていくことが、今の世の中には必要だと思います。

沢山の人に健康に、そしてダイエットに一番の近道を知って頂きたいものです。

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