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むさし野の鬼「足木塾」コミュの【おやじ打ちの侍たち?】古川凱章

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掲載番号(4)から前回の(6)まで、Aさんの放銃に関する一部始終と、「オレならこんな感じで打つ」というところを見せてくれたオヤジ族Dさん。むろん、Aさんと同牌と同じツモで打ってもらった。するとまるで違うものになり3巡めまでの捨て牌は、(△印はツモ切り)

Aさんは打 5 六(△ツモ切り)6(ツモ切り)
Dさんは打 北發3

ここまで読むと、こんな疑念を感じた人がいるかもしれない。

「Aさんは配牌にあった發を11巡めまで残し、そして放銃したわけだが、そのアガリがシャンポン待ちのばあい、Dさんの2巡め打牌發は、ポンされたのではないか」と。

もっともな疑念であるが、アガったオヤはトップめでもあり、かなり積極的に出ていた。

オヤの配牌にんは孤立牌の形で東白發中の4枚があったが、このオヤの3巡めまでの打牌は一東白。東も白もともに初ン牌でさながらおやじ打ちそのものといった気合いがにじみ出ていた。

実験的に打ってもらったDさんは2巡めに發をぶった切ったわけだが、kのお直後のオヤ手牌には三元牌がまだ一枚ずつあり、当然發の出もオヤは見ていたわけだが、トップめのオヤとしてはどのように出ていただろうか。

發の合わせ打ちか、それともやはり初物打ちの白か。どちらかを選択したことはまず間違いのないところだが、打ち手の心理には微妙なものがあるので、両方のケースに言及せねばならないだろう。

Dさんが發打ちの直後、下家の配牌にも發があったので、合わせ打ちに出たことはまず間違いない。

このあと3巡めにはいり、トップめとしては合わせ打ちの必要もなくなったので、あえて初物の白の方を切ったのかもしれない。

そしてトップめ、次巡のツモが發。いまさらトイツになっても詮ないことなので、ここから慎重な打ちまわしに出たか。

發合わせ打ちのばあいはすぐにまた發を引くわけだが、ここで何を切るかはきわめて微妙、と言わざるをえない。

なにも言わないおやじ族も腹の中では「何をゴチャゴチャ。發なんて牌、なんのために残しとんのや。だれかに鳴かすためか。それとも放銃したくて残しとんのか」

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