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《TRPG》WILD ARMS ZERO Driverコミュのデザインコンセプト&キャラクター作成指針

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■はじめにお読み下さい
この項目は、ワイルドアームズTRPG(以下WATRPG)に慣れていない方のために、ゲームの目的を提示しキャラクター作成の指針とする為の物です。
システムの構造に慣れましたら、どうぞこの項目に囚われず自由にキャラクターをお作り下さい。

●ゲームの目的
 WATRPGは、コンシューマーゲームとして発売されたワイルドアームズというRPGのシリーズを題材に作られた、オリジナルシステムです。
 各シリーズをある程度再現できるよう様々な要素を抽出してありますが、このゲームの目的は世界観の再現ではありません。
 知恵と協力で乗り切る駆け引きの要素と、ダイスを振る楽しさを前面に押し出し、単体のゲームとして楽しんで頂くことを主眼に置いています。
 WATRPGにおいて主に行うのは、『戦闘』と『ダンジョン探索』です。
 その2点において、PCは必ず何らかの弱点、不得意な分野を持っており、パーティーメンバー全員が協力することでその穴を埋め合い、一丸となって困難に立ち向かう事を前提にシステムが作成されています。
 その為、如何なる状況においても強いキャラクター、というのはシステム上作ることが出来ません。
 他のプレイヤーと相談し、お互いの弱点をカバーしあえるようなキャラクター作成を行うと、パーティの力は真価を発揮するでしょう。

 また、上記のゲーム的な話は、ドラマティックなシナリオを否定するものではありません。
 ダンジョンや、その奥にいるボスキャラクターに至るまでの様々な物語は、GMが自由に演出することができますし、PCはゲーム中挿入される『ムービーシーン』において、GMが許可する限りいかなる演出でも行えます。
 どうぞ、GMとPLが協力して自由な物語を作り上げてください。
 但し、作成したばかりのキャラクターはまだまだ駆け出しの渡り鳥です。まずは、街に起こる小さな厄介事から解決していくことを推奨いたします。

 『戦闘』『ダンジョン』『物語』、どうぞPL諸氏は、知恵と勇気を持って、埃だらけになりながらもこのファルガイアという荒野を駆け抜けて頂きたい。

 WATRPGは、そういう目的で作成されています。

コメント(4)

●戦闘において
 WATRPGは、他のゲームとは少々異なったバランスとコンセプトで作成されています。それを理解してからキャラクターを作成することで、より活躍できる機会が増えるでしょう。
 戦闘におけるキャラクターのポジションは、【クラス】で表されます。クラスはその主な攻撃手段により、剣属性、銃属性、魔属性に分かれており、それぞれ優位関係がトライアングル状になっています。また、どの属性もそれぞれ特に苦手とする防御特性を持った相手が存在する為、いかなる戦闘でも等しく戦闘力を発揮するということは出来ません。
 パーティ内で協力して対処してください。
 また、通常攻撃はそれぞれが得意とする属性を通常攻撃として使用する為、どんなキャラクターでも通常攻撃の威力に大きな開きは生まれにくいです。魔法使い系のPCであっても、通常攻撃で剣士並みのダメージを出すことが出来ます。
 しかし、HPには差が生まれる上、装備できる防具や回避能力にも差が出やすいので、魔法使い系は攻撃に晒されると脆さを露呈します。
 WATRPGにおいて戦闘は2種類、通常遭遇戦で使用する【イグニッションバトル】とボス戦など重要な局面でHEXフィールドを使用する【デトネイションバトル】がありますが、【イグニッションバトル】の方が回数は圧倒的に多くなります。
 この【イグニッションバトル】は、位置の概念が無く敵も味方も一列に向かい合って殴りあうので、魔法使い系と言えども等確立で攻撃に晒されます。
 この状況は、HPの多いPCが防御役を務め、ディフェンス系の【オリジナルコマンド】や【パーソナルスキル】を使用することで緩和してください。

 敵を倒すプロセスは、主に2段階に分かれます。
 敵も味方も、体を覆う【アーマー値】というものがあります。どんなに強力な攻撃でも、このアーマー値に阻まれる以上本体を傷つけることは出来ません。よって、まずはこのアーマー値を削るのが第一目的になります。
通常攻撃には1点、【オリジナルコマンド】にはそれぞれ定められた【貫通力】があります。攻撃によって命中した部位のアーマーは、この【貫通力】分だけ削られ、0になるとブレイクし本体を晒します。
 また、弱点属性を持つ敵には貫通力が2倍になるので、敵がどういう手段で攻撃してくるのかに着目するか、アナライズ等で調べると良いでしょう。
 命中した攻撃は、使用した手段によって【命中部位】と【命中範囲】を決定します。命中判定に使用したD100%の下一桁によって【命中部位】が決まり、そこを基点に武器や【オリジナルコマンド】で決まる【命中範囲】内の【アーマー値】にダメージを与えます。
 ハンドガンであれば単発、剣であれば斬、重火器であれば砲、等という【命中範囲】があり、攻撃力が高いものほど【命中範囲】が広い傾向があります。
 命中範囲内に一箇所、一点でも【アーマー値】が残っていると、その時点で攻撃は止まりHPへは貫通しません。
 その為、敵をスピーディーに倒す方法は、広範囲の【命中範囲】を持つ攻撃で【アーマー値】を広く削り、生まれた隙間に【命中範囲】が狭い攻撃を当てていくのが基本となります。
 また、【命中範囲】が広い攻撃はHPへのダメージが高い事が多いため、アーマーが広範囲にブレイクした敵へ当てれば、大ダメージを与えることが出来ます。
 【アーマー値】を削り、出来た隙間に攻撃を当ててHPへのダメージを通すのが、基本のプロセスです。行動順や使用する武器などを意識することで、より効率よく戦闘を行うことが出来るでしょう。

 WATRPGでは、命中判定の際、回避側から行動を開始します。
 回避判定に成功した場合、その出目によって命中側へのペナルティが決まります。このペナルティは最大でマイナス50%までなので、回避判定に成功しても確実に避けられる訳ではありません。
 命中判定を行う側は、このペナルティを命中値から引いて判定を行います。
 攻撃側優位なシステムであることを留意して下さい。

 それでは、以上の点を踏まえ、それぞれのクラスがどのような方針でキャラクターを構築すれば良いか、個別に解説していきます。
・GWツイスター
 1レベルから使用できるオリジナルコマンド【スイッチヒット】によって、メイン攻撃属性を剣←→銃に切り替えながら戦うことが出来ます。これによって、苦手な敵への対応も可能になります。
しかし、メイン攻撃属性である剣属性のオリジナルコマンドが少ない為、剣属性の攻撃に火力を持たせようとするには工夫が必要です。【スタイルスキル】や【パーソナルスキル】などを活用すると良いでしょう。
12種のクラスの中で唯一、初期作成時に武器を2種買わねばならないので資金繰りは苦しくなります。資金枠を増やしたり、武器を獲得できるスタイルと併用するのも良いかもしれません。

・GWカラミティ
 銃属性クラスの中では最も高い反応値によって、先制を取れる確立が高いクラスです。
 しかし、総じて攻撃力が低めに設定されているので、オリジナルコマンド【ガンドライブ】を使うことで攻撃力を上げたり、専用スタイルの【二丁拳銃】を取得することで効率よくダメージを与えることが出来るようになります。

・GWシューティングスター
 メイン属性は剣ですが、剣属性と銃属性のオリジナルコマンドをバランスよく習得していきます。双方の能力を均等に伸ばしていくのは大変ですが、専用スタイルを使用することで命中に関しては負荷がかなり減ります。
 同じような位置づけのツイスターと比べると応用力は減りますが、より安定していると言えます。あとは好みの部分を伸ばしてあげると良いでしょう。

・GWライトニング
 銃でのピンポイント射撃に特化しています。攻撃力が高く反応値が低いので、あえて反応値は伸ばさず仲間が敵のアーマーを削った後に出来た隙間を撃ち抜くのに向いています。逆に攻撃型キャラクターの中ではアーマーを削るのに向かない方なので、その欠点は仲間に補ってもらいましょう。
 また、ライフルは弾数が少ないので、パーソナルスキル【オートリロード】が活きます。パーソナルスキルの取得に悩んだら、これを取りましょう。

・GWアヴァランチ
 銃攻撃と魔攻撃を使い分け、火力で圧倒しながら仲間をサポート出来ます。命中範囲【砲】のオリジナルコマンドが多いので広い面積のアーマーにダメージを与えることが出来ますが、全体的に命中値が低くなっています。確実性を求めるなら、フォースアビリティ【ロックオン】各種を活用しましょう。
 また、重火器は弾数が少ないのでパーソナルスキル【オートリロード】を取得するか、思い切って魔攻撃系のサブ武器を持つのも良いでしょう。

・ブレードスナッパー
 スピードが速く、防御よりも攻撃に偏った剣士です。その割に剣攻撃は低めなのですが、これはオリジナルコマンド【スピードファング】の運用で劇的に変化します。
 【スピードファング】は攻撃力の計算に反応値を使用するので、反応値を上げる手段を複数取る事で爆発的な攻撃力を発揮します。
 しかし、先手を取った1ターン目の攻撃では、ほぼ確実にアーマーに阻まれてしまうことでしょう。その時は最初にオリジナルコマンド【レッドゾーン】を使用して次のターンに備えましょう。その間に仲間がアーマーを削ってくれるはずです。

・マイトフェンサー
 HPが高く、攻撃力も高い安定力のある剣士。非常に攻撃力が高いのでそれを活かしたいが、同時にパーティ内での盾の役割も負うと良いでしょう。
 専用スタイルである【重ね当て】は確立が低いがアタックカテゴリーパーソナルスキルの爆発力を高めるので、取得したならパーソナルスキルを攻撃重視にしよう。
 逆に【重ね当て】を取っていないなら、ディフェンスカテゴリーパーソナルスキルを取得して仲間を庇うことで、魔術師系のPCは生存率が上昇します。
 パーティ内の構成に応じて方針を変えましょう。

・ソードセイント
 防御能力に特化した剣士。攻撃よりも、いかに仲間を守るかを重視したい。
 特に、初期から使えるオリジナルコマンド【ディフェンスエリア】はかなり強力だが、初期レベルではMP消費が激しすぎる。スタイル取得時にMPが上昇するものを選んだり、パーソナルスキルの【消費MPセーブ】を取得して、長時間持続させることでパーティ全体の生存力が格段に上昇します。
 また、オリジナルコマンド【ライトブリンガー】は初期レベルのキャラクターで唯一防御特性を貫通するため、苦手な敵が少ない。攻撃では、これを使用して仲間の苦手な敵への対応をサポートすると良いでしょう。

・クレストソーサラー
 魔属性クラスとしては、万能的なポジションで攻撃、サポート、回復まで可能。ただし尖った性能は無いので、PLの好みでカスタマイズすると良いでしょう。
 専用スタイルの【属性強化】は初期レベルにおいては圧倒的な火力を持つし、全体的に消費MPが少なめなのでMPを増やしておけば毎ターンオリジナルコマンドを使用しても戦っていけます。
 また、オリジナルコマンド【ヴォルテック】は初期では貴重な命中範囲【全体】の攻撃だ。アーマー値の低い敵ならばこれが当たるだけで丸裸になるので、後続の仲間に絶好のパスを出す事になります。当たり難い【ヴォルテック】の為にフォースアビリティ【ロックオン】を取得するのも良いでしょう。

・フォーミュラユーザー
 HEX上に効果を付与するオリジナルコマンドが多いので、【デトネイションバトル】で真価を発揮する。
 オリジナルコマンド【ブラスト】は自身が立っているレイポイントの属性が上乗せされるので、レイポイント上に移動することが多いでしょう。それを見越して、スタイル【地脈を統べる者】を取ったり、パーソナルスキル【レイアップ】を取得すると、爆発的に能力が上昇します。
 また、専用スタイルの【高速術式】を使うと反応値が上昇するので、先手を取ってオリジナルコマンド【エンタングル】を使って散らばった敵を一まとめにし、グループ攻撃が出来る仲間がまとめて攻撃をする、という戦法も取る事ができます。

・パラディン
 初期レベルから回復魔法が使えるパーティの生命線。5レベルで習得する【リヴァイブ】も含め、他のPCよりも先に戦闘不能になるのは避けたい。その為、スタイル【達人】を取ってディフェンスカテゴリーパーソナルスキルを任意発動できるようにしたり、パーソナルスキル【初回戦闘不能治療】を取ることで事故死を防ぐのが有効です。
 回復、防御をしないときはパーティの手数を増やすため攻撃に回ることも多いので、攻撃を補助するスタイルやパーソナルスキルを取って置くと、活躍の場が増えます。

・ゾアプリースト
 安定した高火力と豊富な属性攻撃を持つが、射程は短いので【デトネイションバトル】では注意が必要。
 5レベルから使える【ワイドストリーム】により低レベルで範囲攻撃が可能なのが強みだが、全クラスの中でHPが最も低い為、何らかの方法でその弱点を補うと良いでしょう。パッシブカテゴリーパーソナルスキル【HPアップ】が安定して強力です。
 ゾアプリーストは、フォースアビリティ【マテリアル】、専用スタイル【柱】を取ることでその真価が発揮されます。高火力で尚且つ敵全体へのHP貫通攻撃は、強力なダメージ元になるでしょう。
 また、マテリアルに使用する【ミーディアム】を取得していくことで、それに対応するオリジナルコマンドを使用するとFP上昇にボーナスが付くようになります。これによって溜まったFPで再び【マテリアル】を使うのが、非常に有効です。

・ガジェッティア
 所持しているナノマシン装備は、銃、剣、魔の全ての攻撃が可能な万能武器です。火力はあまりありませんが、このアドバンテージは大きいでしょう。仲間に欠けている部分を柔軟に埋めていく事が出来ます。
 また、初期レベルからグループ敵を巻き込んだ命中部位【全体】の攻撃を持っているので、アーマー値へ効果的にダメージを与えることが出来ます。火力が無い部分は、仲間にダメージを稼いでもらうと良いでしょう。
 オリジナルコマンドでは銃属性と剣属性両方を使用するので、どちらの命中値も上がるよう、パーソナルスキルで補正を掛けておくと安定します。
●ダンジョンにおいて
 ダンジョンの中でも、PCはお互いの能力の穴を埋め合う事で、安定して探索が出来るようになります。
 ダンジョン内で使用するアクション能力値は4種あるので、パーティが4人構成ならそれぞれ得意なキャラクターがいるようにワークスを選択しましょう。
 加えて言えば、PSPに余裕のあるPCは、ダンジョンカテゴリーパーソナルスキルを取って置くと、予想以上にダンジョン内で活躍できるでしょう。
 4人構成ならば、1人2人はダンジョンカテゴリーを取って置くと良いと思われます。

●最後に
 ゲームの方向性とキャラクター作成の指針を説明しましたが、これはあくまでも参考程度のお話です。WATRPGは非常にバリーション豊かなキャラクターを作り出せるシステムになっています。
 ルールブックを読み込む事で、あなたオリジナルの、思わぬ実力を発揮するキャラクターが産まれるかもしれません。
 どうか、時間がある時にデータ類を細かくチェックしてみて下さい。
 こうすればこんなキャラクターが作れる、こういう作戦で行けばもっと強くなれる……。
 そういう想像が広がるようなら、製作者としてはこんなに嬉しい事はありません。

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